2026年11月7日

Copilotエージェントの作り方|Agent BuilderとCopilot Studioの使い分けから料金まで

Copilotエージェントは何で作る?Agent BuilderとCopilot Studioの全体像

Agent Builderはどこから開ける?使えるアプリと使えない場所

室谷室谷代表取締役
Copilotでエージェントを作るって聞くと、専用の管理画面を開くイメージを持つ人が多いと思うんですけど、実体はMicrosoft 365 Copilotに組み込まれたAgent Builderという機能なんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そうなんですよ。開ける場所がけっこう決まっていて、microsoft365.com/chat か office.com/chat、あとはTeamsのデスクトップ版・Web版のツールバーにある「作業」「Web」のオプションから、というところまで絞られてます。
室谷室谷代表取締役
モバイル版では使えない、と。ここで「スマホでできないの?」って止まる人が出るやつですね。

入口を知っておくだけで無駄に探し回らずに済みます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場でよく聞くのもまさにそこなんですよ。PCで開いてください、の一言で解決する話なんですけど、知らないと無駄に時間が溶けます。

エージェントチャット・Agent Builder・Copilot Studio・スタンドアロンの4段階

社内用か社外公開かで選ぶエージェント作成手段

社内(個人・チームの業務)で使うエージェントで済むか?

YES / 社内で済む
  • Agent Builder(Microsoft 365 Copilot内蔵・専用の追加ライセンス不要)
  • 数分で個人・チーム業務特化のエージェントを作成
  • 必要ならCopilot Studioへコピーして拡張
NO / 社外に出す
  • スタンドアロンのCopilot Studio
  • 外部チャネルへの公開・自律型エージェントに対応
  • Azureサブスクリプションが前提(コスト設計が必要)
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ここが整理できてないと混乱するんですけど、Copilotのエージェントって段階があるんですよ。Copilotと普通に会話する「エージェントチャット」、その場で軽く作るAgent Builder、Copilot Studioの標準ハーネス、そして社外にも出せるスタンドアロンのCopilot Studio。
室谷室谷代表取締役
下に行くほどできることが増えて、必要な準備も増える、と。経営目線で言うと、いきなり一番重い装備から入ると、作りたいものに対して明らかにオーバースペックで、維持する人の手間だけ残るんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
その段階の整理、他のAIツールと見比べると分かりやすいかもしれません。Claude Codeのサブエージェントの作り方もClaude Code サブエージェント完全ガイドで解説されているので、考え方の比較用に読むと頭が整理されます。
室谷室谷代表取締役
なるほど。軽い入口から段階的に上げていく構造そのものは、どのツールでも同じなんですね。

社内用で済むのか、社外に出すのかで変わる分かれ目

室谷室谷代表取締役
最初に決めるべきは社内で使うのか、社外に出すのかなんですよ。そこが分かれ目で。

個人やチームの業務特化なら、Agent Builderで数分レベルの話で終わるケースがかなり多い。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。逆にWebやアプリ、ソーシャルみたいな外部チャネルに公開するなら、スタンドアロンのCopilot Studio側で、しかもAzureサブスクリプションが前提になってくるんですよね。
室谷室谷代表取締役
ライセンスもここに効いてきます。Agent BuilderはMicrosoft 365 Copilotに組み込まれた機能で、Agent Builder専用の追加ライセンス購入は不要なんですけど、使える範囲はテナントに割り当てられたMicrosoft 365 Copilotのライセンスに依存するんですよ。

「専用ライセンスは要らない、でも範囲はライセンス次第」って部分が一番ややこしい。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこを先に確認しておくと後の工程が変わりますね。社内で終わるなら軽い入口、外に出すなら覚悟を決めてスタンドアロン。

この見取り図だけ先に持っておけば迷わないです。

Agent Builderでエージェントを作る手順は?3通りの始め方と入力ルール

Agent Builderでエージェントを作る3通りの始め方
  1. 01
    自然言語で説明して作る(推奨ルート)
    microsoft365.com/chat・office.com/chat・Teamsデスクトップ/Web版の「作業」「Web」を開き(モバイル不可)、チャットで役割や扱う情報を伝える。生成された名前・説明・指示を確認し、ずれは言葉で伝え直す。改善案は必要なものだけ反映。
  2. 02
    テンプレートから始める
    「新しいエージェント」を選び、説明・指示・プロンプトが入った状態から差分だけ編集する。
  3. 03
    スキップして構成で手動で組む
    「新しいエージェント」→「スキップして構成」を押し、「構成」タブで名前・説明・指示などを埋めていく。

自然言語で説明して作る(推奨ルート)

  1. microsoft365.com/chat か office.com/chat、または Teams のデスクトップ版/Web版のツールバーで「作業」「Web」を開く(モバイル版では使えない)
  2. Agent Builder のチャットで、作りたいエージェントの役割や扱わせたい情報を自分の言葉で伝える
  3. 自動で生成された名前・説明・指示に目を通し、ずれていれば言葉で伝え直す
  4. 添付ファイルの要約や知識ソースの追加といった改善案が出るので、必要なものだけ反映する
室谷室谷代表取締役
最初の1体は、この「説明するだけ」のルートが一番早いんですよね。設計を考える前に、動くものが目の前に出てくる。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。初めて触る人は「構成」タブを先に開いて、空欄の多さに固まっちゃうんですよ。

順番が逆なんですよね。
室谷室谷代表取締役
出てきた下書きを直す方が、ゼロから書くより圧倒的に速い。業務で使うなら、その差は時給に直結しますから。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
あと改善案を出してくれるのも大きいですね。自分では思いつかない観点が最初から並ぶので。

テンプレートから始める/[スキップして構成]で手動で組む

  1. 「新しいエージェント」を選ぶ
  2. 手動で組みたいときは「スキップして構成」を押す
  3. 開いた「構成」タブで名前・説明・指示などを埋めていく
  4. テンプレートから始める場合は、説明・指示・プロンプトが入った状態から差分だけ編集する
室谷室谷代表取締役
で、2通り目と3通り目なんですけど、テンプレートは「型が欲しい日」、手動は「全部自分で決めたい日」ですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
手動は自由度が高いぶん、指示を書く量が増えるんですよ。ここで心が折れる人が多いんですけど、上限さえ分かってれば大したことないです。
室谷室谷代表取締役
あと、社内で同じ用途のエージェントを何本も作るなら、テンプレートで揃えた方が属人化しないんですよね。引き継ぎのコストが変わってきます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこは現場感覚で言うとかなり大きいです。

名前30文字・説明1,000文字・指示8,000文字の上限と指示の書き方

項目上限・仕様補足
名前30文字一覧で見分けるための識別子
説明1,000文字LLMがエージェントを識別するのにも使われる
指示8,000文字手順・例外処理を書く本体
アイコンPNG・192×192px以下・1MB以下
室谷室谷代表取締役
説明の1,000文字って、人間が読むためだけじゃなくて、LLMがそのエージェントを識別するために使うんですよね。だから曖昧な一文だと効きが悪い。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
指示の8,000文字は、手順と例外処理を書く場所です。最初に戸惑うのが、長く書けば賢くなると思っちゃうところで。

だらだら書くより、手順を短く区切る方が読まれます。
室谷室谷代表取締役
採用の現場でも同じで、長い求人票より箇条書きの方が伝わるじゃないですか。あれと同じで、詰め込むほど薄まるんですよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ですね。まずは「何をするか」「できないときどうするか」の2ブロックから書き始めるのがおすすめです。

アイコンの仕様と応答モード(自動・クイック応答・深く考える)の選び方

室谷室谷代表取締役
アイコンはPNGで192×192px以下、1MB以下。地味ですけど、社内で何本も並ぶと見分けやすさが効いてきます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
で、応答モードが「自動」「クイック応答」「深く考える」の3つ。最初は「自動」のままでいいんですけど、違いは知っておいた方がいいですよ。
室谷室谷代表取締役
定型の問い合わせを速く返したいのか、考えさせたいのかで選ぶものが変わる。ここを間違えると、速さも精度も中途半端になるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場でよく聞くのは「とりあえず自動で」なんですけど、用途がはっきりしてるなら最初から寄せた方が後で楽です。

ナレッジはどう追加する?テスト・編集・共有の回し方

知識源はSharePoint・公開Webサイト・メールやチャットから選ぶ

室谷室谷代表取締役
ナレッジの追加、選択肢が思ったより素直なんですよね。SharePointのアイテム、公開されているWebサイト、あとはOutlookのメールやTeamsのチャットみたいな個人の仕事の情報。

ここから選んで渡す形です。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
初めて触る人が最初に迷うのが、社内の情報を入れたいのに何を選べばいいのか分からない、という点なんですよ。ファイルなのか、サイトなのか、会話ログなのかで入口が違いますから。
室谷室谷代表取締役
メールやチャットを知識源にできるのは現場で効きますよね。暗黙知が一番溜まってる場所なので。

ただ個人の情報でもあるので、共有範囲の設計は先に決めておかないと後で揉める・・・
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこは構成タブで指示と一緒に整理するのがいいですね。何を根拠に答えるのかを先に決めておくと、テストしたときのズレも見つけやすいです。

Copilotコネクタと、ライセンスで変わる可用性

室谷室谷代表取締役
コネクタ経由で社内システムをつなぐ話もありますけど、ここは可用性がライセンスに依存するんですよね。使える前提で組んでおいて、配布した瞬間に詰むパターンがある。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
動く・動かないが環境で変わる部分なので、先に小さく試して確認するのが堅いです。管理者がWeb検索を無効化していると、Webコンテンツは知識源として使えないのに、画面上はオンのままに見えるという話もあります。
室谷室谷代表取締役
それは厄介ですね。見た目と実効性がズレるのが一番たちが悪い。

経営目線だと、ここは情シスと握っておくべき論点になります。

コードインタープリターと画像生成はトグルで足す

室谷室谷代表取締役
機能の追加はトグルで、コードインタープリターと画像ジェネレーター。データを分析してグラフを出す、みたいな用途はこれで足せるわけです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
要らない機能を入れずに済むのがいいんですよ。全部盛りにすると指示がぼやけるので、必要なときだけオンにした方が応答は安定します。
室谷室谷代表取締役
機能を足すほど検証コストも上がりますからね。ROIで考えれば、まず1機能だけ試して効いたら次、が一番安く済みます。

[試してみる]タブで試して、[構成]タブに戻る

  1. [構成]タブで名前・説明・指示・知識源を設定する
  2. [試してみる]タブに切り替えて、想定質問を投げる
  3. 応答がズレていたら[構成]タブに戻り、指示を直す
  4. 直したら再度[試してみる]タブで確認する
室谷室谷代表取締役
作ったら試す、ズレたら構成に戻る。この往復が一番の近道なんですよね。

一回で当てにいくより、直す前提で回した方が早い。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ここで注意なのが、[試してみる]タブでテストしている間は、プロンプトの共有やフィードバックの提供、他のエージェントへのメンションが使えないんですよ。エージェントを作成したあとに使えるようになります。
室谷室谷代表取締役
あと共有まわり、SharePointの自動共有は特定のセキュリティグループだけに対応していて、組織全体に広げるなら手動でアクセス権を更新する必要がある。ここは展開前に潰しておかないと事故ります。

Agent BuilderとCopilot Studioはどっちを選ぶ?違いと使い分け

Agent Builderで足りるケース・足りないケース

室谷室谷代表取締役
まず判断の軸をはっきりさせたいんですけど、Agent BuilderはMicrosoft 365 Copilotの中に最初から入っている仕組みで、個人やチームの業務に合わせたエージェントを数分で作る用途に向いてるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場感覚で言うと、そこで止まる人がすごく多いんですよ。「じゃあCopilot Studioは何なんだ」というところで。

社内の自分用・チーム用なら、Agent Builderで足りると考えていいと思います。
室谷室谷代表取締役
逆に足りなくなる線がどこかというと、外部サービスとつなぐアクションを作りたいとき。あと社外に公開したいとき。

この2つが出てきたら、もう別のものを考える話になる。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
なるほど、最初に「社外の誰かに使ってもらうか」を自問するのが早いですね。そこが「いいえ」なら、凝ったことを考えずにまずAgent Builderで作ってしまうのが失敗しない気がします。

外部サービス連携のアクションが必要ならコピーして拡張する

室谷室谷代表取締役
で、その「足りない」に当たったときの逃げ道が用意されてるんですよ。Agent Builderで作ったエージェントをCopilot Studioにコピーして、そこで拡張する。

ゼロから作り直さなくていいんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
これ、初めて触る人が一番ほっとする部分です。「作り直しになるの?」って身構えるので。

コピーして育てる感覚でいいなら、最初の一歩のハードルが下がります。
室谷室谷代表取締役
経営目線で言うと、ここは投資の順序の話なんですよ。社内で小さく試して効果が出たものを、外部連携が要る段階で上げていく。

最初から大きい構成で始めると、使われないままコストだけ残るんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
その順番は大事ですね。あと、Copilot以外のツールでエージェントを組む発想を知りたい人には、Claude Codeのサブエージェントの作り方をまとめた解説記事が比較材料になると思います。

管理・展開機能の差(外部チャネル公開、Dataverse、Power Platform管理センター、ROI分析)

室谷室谷代表取締役
管理と展開の差はわりとはっきりしてますね。外部チャネルへの公開、Dataverseへの構造化データ保存、Power Platform管理センターからの一元管理、オンプレミスデータ連携、ROI分析。

これらはスタンドアロンのCopilot Studio側に付いてくる話です。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場でよく聞くのは「じゃあ全部そっちでいいのでは」なんですけど、社内のちょっとした業務に管理の重さを持ち込むと、使い始めるまでが遅くなるんですよ。
室谷室谷代表取締役
統制や監査が要るタイミングで足す、という順番が現実的ですね。あと細かいところですが、Copilot Studio Liteで作ったエージェントにはこの辺の扱いが当てはまらないと注記されているので、公式の比較表で一度確認しておくのが確実です。

Copilot Studioでエージェントを作る手順は?サインインから公開まで

ホームでやりたいことを説明する(1,024文字まで)

  1. Copilot Studioにサインインする
  2. ホームの入力欄に、作りたいエージェントでやりたいことを自分の言葉で書く(最大1,024文字)
  3. AIが名前・説明・指示・トリガー・チャネル・知識源・ツールの案を出すので、内容を確認する
  4. 足りない部分を直して作成に進む
室谷室谷代表取締役
まず入り口の整理から。Copilot Studioにサインインすると、ホームにやりたいことを書き込む箱が出るんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
はい、そこは日本語でそのまま書いていいんですよ。「社内の規程を調べて答えるエージェント」みたいな粒度で十分です。

上限は1,024文字です。
室谷室谷代表取締役
で、AIが名前・説明・指示・トリガー・チャネル・知識源・ツールの案まで出す、と。ゼロから考えるより圧倒的に速い。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ただ、この入力はセッションを超えて保持されないんですよ。長く練りたいなら手元にコピーしておく。

最初に戸惑うのがだいたいここです。

[最初から作成]で空白エージェントから組む

  1. [最初から作成]を選ぶ
  2. [Create blank agent]を選ぶ
  3. 名前を入力する(最大42文字、<>は使用不可)
  4. [Advanced settings]で主要言語・ソリューション・スキーマ名を指定する
  5. 作成後は[概要]ページの各セクションの[編集]から設定を詰めていく
室谷室谷代表取締役
空の状態から組みたいときは[最初から作成]から[Create blank agent]ですね。名前は42文字までで、<>が使えない。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
[Advanced settings]で主要言語・ソリューション・スキーマ名を決められるんですが、言語は作成後に変えられないので最初に一度止まって確認したほうがいいです。
室谷室谷代表取締役
説明1,024文字、指示8,000文字、アイコンはPNGで72KB未満。指示が8,000字まで書けるのは、業務ルールを落とし込む側からすると助かるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
作成後は[概要]ページの各セクションの[編集]から詰めていきます。最初から全部埋めなくて大丈夫です。

生成的回答・AI一般知識・生成オーケストレーションの役割

室谷室谷代表取締役
生成AI系の設定、名前だけ見ると役割が分かりにくいんですよ。生成的回答、AI一般知識、生成オーケストレーション。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
生成的回答は、ナレッジソースから回答を自動で作る機能です。ただ決定論的じゃないので、同じ質問でも文脈によって答えが変わります。
室谷室谷代表取締役
そこは運用コストに直結する話で。回答がぶれる前提で受付フローを組むか、決定論的な分岐に寄せるかを先に決めたほうがいい。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
AI一般知識はトピックで対応できないときのフォールバック、生成オーケストレーションは実行時に最適なトピック・ツール・エージェント・知識を選ぶ役割です。この3つは層が違うんですよ。

長いプロンプトでノードが失敗するときの対処

室谷室谷代表取締役
プロンプトを長く書けば賢くなるかというと、そうでもない。長いプロンプトは使用制限や容量調整でノードが失敗することがあるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場でよく聞くのは「盛ったら動かなくなった」です。短く焦点を絞ったプロンプトのほうが安定して動きます。
室谷室谷代表取締役
分けるべきところはノードを分けて、一発で全部やらせない。設計の基本はエージェントでも同じなんですよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
あと、公開前に一度テストで通しておくと安心です。細かい画面の位置やボタン名は公式ヘルプで確認するのが確実ですね。

料金はいくら?2026年11月時点のプランとCopilotクレジットの仕組み

Microsoft 365 Copilotに含まれる範囲

室谷室谷代表取締役
作る手順の前に一点、社内用のエージェントなら既存の月額に含まれてる範囲で足りるんですよね。Microsoft 365 Copilot が年払いで月あたり4,497円相当、ここに Copilot Chat と Copilot Studio の Standard ハーネスが入ってます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
つまり社内の人が使うエージェントは、その契約の中で作って試せるわけですね。現場でよく聞くのは「別契约が要りますか」という確認なので、そこが先に整理できると話が早いんですよ。
室谷室谷代表取締役
経営目線だと、スタンドアロンを追加する前に「社外に出す予定があるか」を先に決めるべきで。社内の業務効率化だけなら、この枠で回してから判断すればいい。

順番を逆にすると、使わない課金が固定費で残るんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
最初に触る人が戸惑うのがまさにそこで、作る機能と契約が別の話だと思われがちなんです。

スタンドアロンの2プランとクレジットの位置づけ

室谷室谷代表取締役
社外のWebやアプリ、ソーシャルに公開する場合や、自律型で動かす場合はスタンドアロンの Copilot Studio になって、Azure サブスクリプションが前提になります。課金は2種類です。
プラン課金の形向いているケース
事前購入プランCopilotクレジットを前払いでコミットすると最大20%のコスト削減使う量が読める
従量課金制契約なしで、使った分だけ課金まず試したい/変動が読めない
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
補足すると、無料のAzureアカウントにサインアップすると29,985円分のクレジットが付与されるんですよ。これはエージェント作成やほかのAzureサービス全般に使える汎用のクレジットで、事前購入と従量課金のどちらでも使えます。

20%割引とは別の話なので、そこは混ぜないほうがいいですね。
室谷室谷代表取締役
なるほど、初回の検証コストはそこである程度吸収できると。ただ前払いのコミットは読みが外れると重いので、うちなら最初は従量で数字を見てから切り替えます。

Copilotクレジットは何に消費されるのか

室谷室谷代表取締役
このクレジット、何に減っていくのかが一番イメージしづらくないですか。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
要約、質問応答、コンテンツ生成、アクションの完了といった処理ごとに消費される使用量ベースの仕組みなんです。回数で切られてるわけじゃないので、重い処理を何度も走らせると減り方が変わります。
室谷室谷代表取締役
となると、設計の段階で「どの処理が頻繁に走るか」を決めておくのが実質のコスト管理で。作ってから請求で気づくのが一番まずいパターンなんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
初めて触る人は、動くことだけをゴールにしちゃいがちなので、そこは意識しておくと安心です。

Businessアドオンの期間限定価格と併用時の金額

Copilot Studioの契約形態と料金の比較
項目M365 Copilot内(社内用)スタンドアロン(事前購入)スタンドアロン(従量課金)Businessアドオン
月額の目安4,497円相当(年払い)前払いコミット使った分だけ2,698円相当(期間限定)
前提条件M365 Copilot契約AzureサブスクリプションAzureサブスクリプション既存Businessプラン
向いているケース社内の業務効率化使う量が読めるまず試したい/変動が読めない個人・小規模
コスト削減既存契約に含む最大20%削減なし期間限定価格
含まれる範囲Copilot Chat+StandardハーネスCopilotクレジット消費Copilotクレジット消費Agent Builder+Standardハーネス
室谷室谷代表取締役
個人や小規模なら Business のアドオンも選択肢で。通常は月あたり3,148円相当ですが、2026年7月1日から12月31日までの期間限定で2,698円相当になってます。

Agent Builder と Copilot Studio の Standard ハーネスでの作成が含まれる範囲です。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
既存のプランに足す場合の金額も見ておくと判断しやすいですよ。Business Standard と併用なら3,523円、Business Premium と併用なら4,797円です。
室谷室谷代表取締役
表の数字だけ見ると安く感じるんですけど、併用後の総額で見ないと意味がないんですよね。既存契約の上に乗る話なので、そこは合算で比較したいところです。

Agent Builderでできないこと・先に知っておきたい制限

Agent Builderの主な制限
外部サービス連携アクションは作れない
外部連携が必要ならCopilot Studioへコピーして拡張。後から作り直しになりやすい
共有範囲に線がある
SharePoint自動共有は特定のセキュリティグループのみ。全体展開は手動でアクセス権更新が必要
Teamsのグループチャット・1:1チャットでは使えない
利用前提として確認が必要
カスタマーマネージドキーが使えない
データ管理要件が厳しい組織ではここで話が止まる
Web検索は表示と実態がズレる
管理者が無効化していると画面上オンでもWebコンテンツはナレッジに使われない
使える場所はデスクトップとWebのみ
microsoft365.com/chat、office.com/chat、Teamsデスクトップ/Webの「作業」「Web」。モバイル版は不可

外部サービス連携のアクションは作れない

室谷室谷代表取締役
Agent Builderで最初にぶつかるのが、外部サービスと連携するアクションを作れない点なんですよね。「あの予約システムとつなぎたい」という要件が出た瞬間に手が止まる。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場でよく聞くのもまさにそこです。デモの時点では好評なんだけど、業務に組み込もうとした途端に「この部分はどうするの」という話になる。

壁はアクションのところに集まります。
室谷室谷代表取締役
その場合はエージェントをCopilot Studioにコピーして拡張する流れになる。作ったものが無駄にならない設計なのは助かりますけど、最初に要件を聞いていないと手戻りになるんですよね。

手戻りって、時給で換算すると一番高い買い物なんですよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
最初に「外部連携が要るかどうか」だけ確認しておく。これだけで後の工程がかなり変わります。

SharePointの自動共有は限定/Teamsのチャットでは使えない

室谷室谷代表取締役
共有まわりも先に知っておきたいところで。SharePointの自動共有は特定のセキュリティグループのみが対象で、組織全体に配りたいなら手動でアクセス権を更新する必要がある。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ここ、初めて触る人がいちばん誤解する部分なんですよ。「作ったから全員が見られるはず」と思ってしまう。

対象が限定されているので、配布の設計は別で考える必要があります。
室谷室谷代表取締役
あとTeamsのグループチャットと1:1チャットでは使えない。個人のチャットで気軽に呼べる前提で設計すると、そこだけ空洞になるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
誰がどこで呼ぶかを先に決めておく。利用シーンの解像度が低いまま作り始めると、だいたい後で揉めます。

カスタマーマネージドキー非対応と、Web検索が無効化されたときの挙動

室谷室谷代表取締役
セキュリティ要件が厳しい企業だと、カスタマーマネージドキーに対応していない点が効いてくる。自社のキーで暗号化管理したいという要件とは噛み合わないんですよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこは情シス側のチェックでほぼ必ず出る論点ですね。あと紛らわしいのがWeb検索で、管理者が無効化しているとWebコンテンツはナレッジとして使えません。

画面上はオンに見えても、そちらが優先される仕様です。
室谷室谷代表取締役
見た目で判断すると事故るタイプの制限ですね。回答の質が落ちた原因を延々と探すことになる。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
画面の表示ではなく管理者側の状態を確認する。地味ですけど、そこに尽きます。

モバイル版では使えないという前提

室谷室谷代表取締役
それと、Agent Builderが使えるのはmicrosoft365.com/chat、office.com/chat、あとはTeamsのデスクトップとWebクライアントのツールバーから。モバイル版では使えない前提なんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場感覚で言うと、ここは後から効いてきます。外出先でスマホから直したいという相談が来るんですが、そもそも作成の入口がPC側なんです。
室谷室谷代表取締役
作るのはPC、使うのはモバイルという切り分けを最初に決めておけば、「スマホで触れない」が問題にならない。導入時の期待値の合わせ方ひとつで、その後の運用コストが変わりますから。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
誰がどの端末で作るのか。実はいちばん最初に決めるべき設計項目ですね。

作ったエージェントを削除するには?手順と失敗時の対処

エージェント削除の手順
  1. 01
    Copilot Studio にサインイン
    [エージェント]ページを開く
  2. 02
    エージェントを選択
    削除したいエージェントを選ぶ
  3. 03
    「...」メニューから[削除]を選ぶ
    画面上部のメニュー
  4. 04
    エージェント名を入力して確定
    確認のため名前を入力
  5. 05
    数分待つ
    関連データも含めて完全に削除される

削除の手順(エージェント名を入力して確定、数分で関連データも削除)

  1. Copilot Studio にサインインし、[エージェント]ページを開く
  2. 削除したいエージェントを選択する
  3. 画面上部の「...」メニューから[削除]を選ぶ
  4. 確認のためエージェント名を入力して確定する
  5. 数分待つと、関連データも含めて完全に削除される
室谷室谷代表取締役
名前を打ち込ませる確認、地味にいい設計なんですよね。ワンクリックで消えるほうが、事故ったときの損失は大きいので。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。初めて触る人は「元に戻せますか」と聞いてきますが、この確認は取り消しを前提にしたものじゃないんですよ。
室谷室谷代表取締役
経営目線で言うと、誰が何を消したか追えない状態が一番怖いんですよね。手順が重いのは、統制のためのコストだと思ってます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場でよく聞くのは「削除したのに一覧に残ってる」なんですが、反映に数分かかるので、そこは待つ。連打しないほうがいいです。

環境へのアクセス権がない場合の対処

  1. 削除したいエージェントが置かれている環境へのアクセス権があるか確認する
  2. 権限がない場合は、新しい環境を作成してエージェントを作り直す(公式の案内どおり)
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ここ、最初に戸惑うのが「エージェントは見えているのに削除が通らない」という状態なんですよ。
室谷室谷代表取締役
見える=触れる、じゃないんですよね。権限の話は画面上に出てこないので、原因にたどり着きにくい。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
公式では、環境へのアクセス権がない場合は新しい環境を作って再作成する、という整理になっています。消せないなら作り直す、という判断ですね。
室谷室谷代表取締役
ただ作り直しは工数なので、作る段階で「どの環境に置くか」を決めておくほうが結果的に安いんですよね。

Entra条件付きアクセスポリシーで削除が止まるときの対処

  1. 削除が失敗する場合、Microsoft Entra の条件付きアクセスポリシーがアプリ登録などの削除をブロックしていないか確認する
  2. ブロックされている場合は、手動でリソースを削除する(公式の案内どおり)
室谷室谷代表取締役
これって結局、セキュリティ側の統制と現場の操作がぶつかる典型で。ポリシーは組織を守るために強くしてるのに、現場から見ると「消せない」になるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場感覚で言うと、エラーだけ見ても原因がポリシーだとは分からないんですよ。Entra側を見る、という発想に届かない。
室谷室谷代表取締役
なので削除できないときは、権限とポリシーの2点を疑う。順番に潰せば迷わないはずです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そうですね。ポリシーで止まった場合は手動でリソースを消す必要があるので、管理者と一緒に動く前提でいたほうが早いです。

よくある質問

Q1. Microsoft 365のライセンスがないとエージェントは作れない?

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ここ、最初に戸惑うのがライセンスのところなんですよね。「何を用意すればいいですか」という相談が一番多いです。
室谷室谷代表取締役
そこは契約形態で変わるので、勤務先で使うなら管理者に確認するのが一番早いんですよ。個人で試したいなら、どこまで触れるのかを先に確かめておくと事故がありません。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。勝手に契約を進めて怒られるパターン、ありますからね。

Q2. 思ったとおりの答えが返ってこないときは、どこを直せばいい?

室谷室谷代表取締役
みんな真っ先に仕組み側を疑うんですけど、実際は指示文の書き方かナレッジの当て方が原因のことが多いんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場感覚で言うと、まず「答えてほしくないこと」を書き足すのが効きます。資料を足すのはその後でも遅くないんですよ。
室谷室谷代表取締役
足し算より引き算が先、と。うちでも同じ順番で直してます。

Q3. 作ったエージェントはスマホからも使える?

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
スマホ対応を気にする人は多いですね。移動中に確認したい、という声はよく聞きます。
室谷室谷代表取締役
置き場所によるんですけど、普段仕事で開いてるアプリの中から呼べる形にしておくのが定石ですね。別タブを開かせると、それだけで使われなくなるんですよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
これ、ハマる人多いんですよ。中身は良いのに開かれないやつ。

Q4. 社外の人やゲストにも使ってもらえる?

室谷室谷代表取締役
社外に出す話は、技術より統制の話になるんですよね。誰が何を見られるかの設計が先に来ます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。ここは自分だけで判断せず、情報システムに相談するのが鉄板ですね。
室谷室谷代表取締役
逆に社内専用と割り切ると、できることは一気に増えます。範囲を狭く決める方が結果的に早いんですよ。

Q5. 作りっぱなしで放置しても大丈夫?

室谷室谷代表取締役
作って終わりにすると、しばらくして誰も触らなくなるんですよ。オーナーを決めないと確実に使われなくなります。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
よく聞くのは「作った人が異動して、中身が分からなくなった」です。手順を一行残しておくだけで全然違います。
室谷室谷代表取締役
時給で換算すると、月1回の見直しで十分元が取れる話なんですけどね。

まとめ

室谷室谷代表取締役
一番の壁は、作り始めるまでの心理的なハードルなんですよね。触ってみると拍子抜けするくらい素直に動きますから。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。1個作りきると、あとはナレッジを差し替えるだけで横展開できるんですよ。
室谷室谷代表取締役
そう。社内に1個あると「うちの部署でも」が始まる。

そこからが本番ですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
まずは自分の作業を1つ減らすやつから作ってみてください。大きく作らない方が続きます。
室谷室谷代表取締役
あと、料金や提供条件は変わるので、契約前に公式の最新情報を見ておくこと。ここだけは省略しない方がいいです。

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