2026年11月5日

Runway DevのClaude Code対応とは?AI動画・画像・音声をアプリに組み込む仕組み

室谷室谷代表取締役
Runway DevがClaude Codeに対応した、というニュースなんですよね。Runway Devは、Runwayが提供する開発者向けのAIメディア生成プラットフォームで、動画・画像・音声の生成モデルを1つのAPIで扱えるサービスです。

今回の発表で、Claude Codeなどのコーディングエージェントが、そのAPIをアプリに組み込むコードを書けるようになりました。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
単に「プラグインが出た」という話じゃないんですよ。開発者がドキュメントを読みながら手でAPIを叩いていた作業を、エージェントが自分のアカウント情報を見ながら代行する、という構造の変化なんです。
室谷室谷代表取締役
そこが面白いところですよね。発表内容を最初に整理しておくと、こんな感じです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
公式のアナウンスでは「AI動画・画像・音声を、あなたが作っているどんなアプリにも」というメッセージで、プラグインを入れればClaude CodeがRunwayのAPIをアプリに組み込み、生成したい内容を伝えるだけで「Runway流」に実装を書いてくれる、と説明されています。

Runway Devとは?Claude Code対応で何が変わったか

Runway Devの立ち位置とClaude Code対応の変化
開発者向けAIメディアプラットフォーム
公式サイト表記は「The AI Media Platform for Developers」
複数ラボのモデルを1つのAPIで提供
Runway自社モデルに加え、他フロンティアラボの画像・動画・音声モデルを1つのAPI・1つの請求で利用
コーディングエージェント向けに設計
「Runway Dev is built for coding agents」。統合の計画・設定・デバッグをエージェントが実行し、エディタから出ずに完結
対応先はClaude Codeだけではない
Codex、Cursor、Grok Botも挙げられ、Claude Codeはそのうちの1つ
室谷室谷代表取締役
まずRunway Devそのものの整理からいきましょう。公式サイトでは「The AI Media Platform for Developers」、つまり開発者向けのAIメディアプラットフォームと位置づけられていて、Runway自社のモデルに加えて、他のフロンティアラボの画像・動画・音声モデルを1つのAPIプラットフォームで提供する、という建付けなんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
はい。公式ページのモデル一覧を見ると、動画ではAleph 2.0やGen-4.5といったRunway製に加えて、Kling 4.0、Seedance 2.5、Gemini Omni 1.1 Flash、画像ではGPT Image 2.5、Nano Banana 2、Seedream 5.0 Pro、音声ではEleven v4やSeed Audio 1.0など、複数ラボのモデルが並んでいます。

これが1つのAPIと1つの請求で使える、というのがRunway Devの立ち位置です。
室谷室谷代表取締役
で、今回のClaude Code対応で何が変わったかというと、このAPIを「エージェントが書く」対象になったことなんですよ。公式ページには「Runway Dev is built for coding agents」とあって、コーディングエージェントが統合を計画し、設定し、デバッグまで自分でやる、と書かれています。

エディタから出ずに、というのがキモですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
対応先はClaude Codeだけではなくて、Codex、Cursor、Grok Botも挙げられています。Claude Codeはあくまでそのうちの1つ、という理解が正確です。
室谷室谷代表取締役
そうそう。Claude Code自体の基本はClaude Codeとは?読み方・できること・使い方を完全解説でもまとめていますが、そこに外部サービスのMCPとSkillsが合流してくる形ですね。

Claude Codeプラグインでできること——API実装・Model Router・失敗修正・クレジット管理

Claude Codeプラグインでできること
モデルと料金を踏まえた実装
プロジェクトで呼べるモデル・コスト・入力仕様をMCP経由で読み、初行からアカウントに合った実装にする
Model Routerの作成・設定
例では「速さ優先」「動画1本あたり300クレジット($3)上限」を指定してルーターを作成
失敗タスクの原因特定と修正
ASSET.INVALIDを拾い、入力画像がモデルの受付サイズより小さいと判断してアップスケールを挟むコードを追加
クレジット残高の確認と警告コードの追加
残高30,303クレジットを確認し、1本300クレジット上限なら最低101本分の見積もりと、残り1週間分を切ったら警告するジョブを追加
室谷室谷代表取締役
プラグインの中身は2つに分かれていて、Runway Dev MCPとRunway DevのSkillsのセットなんですよ。MCPがアカウントの生きた情報と操作を担当し、Skillsが「Runway流の作り方」をエージェントに教える、という役割分担です。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
公式ページのデモが分かりやすいので、整理するとこうです。
  • モデルと料金を踏まえた実装: プロジェクトで呼べるモデル、それぞれのコスト、受け付ける入力仕様をMCP経由で読み、初行からアカウントに合った実装にする
  • Model Routerの作成・設定: 例では「速さ優先」「動画1本あたり300クレジット($3)上限」を指定してルーターを作成している
  • 失敗タスクの原因特定と修正: 入力画像がモデルの受け付けるサイズより小さい場合に、アップスケールを挟むコードを追加する例が示されている
  • クレジット残高の確認と警告コードの追加: 残高30,303クレジットを確認し、1本300クレジット上限なら最低101本分、といった見積もりと、残り1週間分を切ったら警告するジョブの追加
室谷室谷代表取締役
この4つ目の例、地味ですけど実務ではかなり効くやつですよね。ローンチ前に残高が足りるか聞いたら、残高を読んで、ルーターの上限から本数を逆算して、さらに日次チェックのコードまで足すわけですから。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
従来はダッシュボードを見て手で計算していた作業です。それが会話の中で完結する、というのがプラグインの価値ですね。
室谷室谷代表取締役
あと個人的に刺さったのが、失敗タスクのASSET.INVALIDを拾って「このモデルが受け付けるより画像が小さい」と判断し、リクエスト前にアップスケールを挟む修正を自分で入れるところです。エラーコードから原因を読み解くのは、慣れていないと時間が溶ける作業なので。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ここで注意点も整理しておきたいんですよ。公式FAQに明記されている通り、プラグイン自体はメディアを生成しません。

生成はアプリが自分自身のAPIキーで実行します。APIキーはRunway Devアカウントで作成してサーバー環境に置くもので、プラグインもMCP設定もキーを持ちません。
室谷室谷代表取締役
そこ大事ですよね。MCPはアカウントに接続するけど、生成の実行主体はあくまでアプリ側、と。

Runway Devの使い方・始め方——プラグイン導入から最初の生成まで

Runway Dev 導入手順(Claude Code)
  1. 01
    プラグインマーケットプレイスを追加
    claude plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-official
  2. 02
    Runway APIプラグインをインストール
    claude plugin install runway-api@claude-plugins-official
  3. 03
    Runway Devアカウントにサインイン
    claude mcp login plugin:runway-api:runway-dev(ブラウザが開く)
  4. 04
    新しいセッションを開始
    インストール後に新セッションを開始。旧バージョンはアップデートして再起動
  5. 05
    接続確認
    「どのRunway Devアカウントにつながっている?」と聞くかwhoamiを呼ばせ、Developer Portalのメールが出るか確認
  6. 06
    最初の生成を依頼
    「このアプリに動画生成を組み込んで」と頼む
室谷室谷代表取締役
では導入手順です。Claude Codeの場合はターミナルで3コマンド、というのが公式ドキュメントの案内ですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
整理するとこうです。
code
claude plugin marketplace add anthropics/claude-plugins-official
claude plugin install runway-api@claude-plugins-official
claude mcp login plugin:runway-api:runway-dev
室谷室谷代表取締役
最後のコマンドでブラウザが開いて、Runway Devアカウントにサインインする流れです。Claude Codeのバージョンが2.1.186より古い場合は、セッション内で/mcpを実行してRunway Devサーバーを選ぶ、と。

インストール後は新しいセッションを開始する必要があります。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
セッション内から/plugin install runway-api@claude-plugins-officialで入れることもできますし、Anthropicのプラグインディレクトリでは「Runway Dev」という名前で掲載されている、と。以前のバージョンを入れている場合はアップデートして再起動が必要です。
室谷室谷代表取締役
ここで運用上の注意がいくつかあるんですよね。まず、二重インストールを避けること。

プラグインで入れたのにnpx skills addも実行すると、Skillsが2部ずつ読み込まれてしまうと公式が警告しています。もう1つ、Claude向けのMCPエンドポイントは新しいCharactersを作成できない制約があって、それはRunway Devアカウント側で作る必要があります。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
プラグイン非対応のエージェントでも使えます。MCPサーバーのURLはhttps://dev.runwayml.com/mcpで、Claude DesktopとClaude Codeだけはhttps://dev.runwayml.com/mcp/claudeにつなぐ、という違いがあります。

Skillsはnpx skills add runwayml/skillsで個別に入れられます。
室谷室谷代表取締役
接続確認は「どのRunway Devアカウントにつながっている?」と聞くか、whoamiを呼ばせるとDeveloper Portalのメールが出る、と。そこから「このアプリに動画生成を組み込んで」と頼むのが最初の一歩ですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
サインインは必ず自分でブラウザで完了させること、エージェントに自動化させないこと、というのも公式が繰り返し書いています。
室谷室谷代表取締役
あと、アプリ側のAPIキーはRUNWAYML_API_SECRETとしてサーバーに置く、と。プラグインやMCPの設定には絶対に入れない。

ここはセキュリティの基本として押さえておきたいところです。Claude Codeのアップデート周りはClaude Codeのアップデート方法完全ガイドも参考になります。

Runway Devの料金と提供範囲——無料の範囲、クレジット制、日本から使えるか

室谷室谷代表取締役
料金は公式のプライシングページが分かりやすくて、1クレジット=$0.01、サブスクなしの従量課金、プロジェクトでクレジットを買ってモデル・Recipe・Workflowのどこにでも使える、という仕組みです。プラグインのインストール自体は無料で、生成にかかった分だけ各モデルの料金でクレジットが引かれます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
モデルごとの単価も公開されていて、例えば動画だとAleph 2.0が毎秒28クレジット($0.28)、Seedance 2.5が720pで毎秒30クレジット($0.30)、画像だとGPT Image 2.5がHigh・1Kで1枚11クレジット($0.11)、音声だとEleven v4が1,000文字あたり5クレジット($0.05)、という具合です。
室谷室谷代表取締役
Model Routerの上限設定と組み合わせるとコスト管理がしやすいんですよね。動画1本300クレジット($3)を上限にすれば、それを超えるモデルは自動でスキップされるわけですから。

Model Router自体に追加料金はかからない、というのも公式FAQに書かれています。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
失敗した生成の扱いもFAQで触れられています。日本から使えるかについては、公式サイトに地域制限の記載は見当たらないので、現時点では明らかにされていません。

アカウント作成とAPIキー発行が前提になる、という点だけ押さえておけばいいと思います。
室谷室谷代表取締役
企業向けには、MSAやゼロデータ保持、IP補償、SLA、保証された同時実行数、モデレーション制御などを含むEnterpriseプランも用意されています。99.9% uptime、SOC 2 Type II、データで学習しない、出力の所有権はユーザー、といった記載も公式ページにありますね。

Runway Dev MCPとSkillsが“Runway流”の実装を可能にする仕組み

室谷室谷代表取締役
ここが今回の発表の技術的な核心なんですよ。MCPとSkills、それぞれ何をしているかというと。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
MCPは「あなたのRunway Devアカウントを、エージェントの中に」というコンセプトで、プロジェクトで呼べるモデル、それぞれのコスト、受け付ける入力仕様を読み、Model RouterやCharactersを操作し、失敗タスクやルーティングの判断を調べられる、と。プラットフォームに切り替えたり、IDや設定をコピーして往復したりする必要がない、というのが公式の説明です。
室谷室谷代表取締役
一方のSkillsは、公式SDK(Node.jsとPython)を使って「Runwayならこう作る」という組み込み方をエージェントに教える指示群です。全部で7つあって、runway-dev-setup、runway-dev、runway-dev-models、runway-dev-model-routers、runway-dev-characters、runway-dev-recipes、runway-dev-workflowsというラインナップなんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
整理するとこうです。
Skillカバー範囲
runway-dev-setupRunway Devアカウントとプロジェクトの接続
runway-dev全統合共通の現行ドキュメント・認証情報・SDK・エラー
runway-dev-models動画・画像・音声のモデルエンドポイント
runway-dev-model-routersModel Router
runway-dev-charactersCharactersとリアルタイムセッション
runway-dev-recipesRecipes
runway-dev-workflows公開済みWorkflow
室谷室谷代表取締役
個別にSkillsを入れる場合は、runway-dev-setupとrunway-devを必ず含めて、作るものに応じて追加する、というルールです。空のプロジェクトだと、まず何を作りたいかを聞いてアプリのセットアップから始める、という動きも書かれています。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
エージェントが勝手にアカウントを変更しないか、という懸念もありますが、公式FAQでは、プラグインはユーザーが頼んだときにだけ作成・変更・削除を行い、チャットでAPIキーを聞かないよう指示している、と説明されています。
室谷室谷代表取締役
とはいえ権限を持つ接続なので、チームで使うならプロジェクトとロールを分けておくのが安心ですね。公式ページにも、チームや製品ごとにプロジェクトを分けてAPIキー・クレジット・使用枠・メンバー・請求を持たせる、Admin/Developer/Billing Adminのロールで管理する、という記載があります。

開発者は何が楽になる?従来のAPI手組みとの違い

室谷室谷代表取締役
従来との違いを一言でいうと、ドキュメントとダッシュボードとエディタを行き来する往復が消える、ということなんですよね。モデルごとの入力仕様を読み、料金表を確認し、APIキーと設定をコピーして、失敗したらログを見て原因を推測して、残高をダッシュボードで確認して。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
その往復が、エージェントがアカウントの生きた情報を読むことで代替される、という整理ですね。しかもモデルは次々に増えるので、最新の料金や入力仕様を追い続けるコストも地味に重いんですよ。
室谷室谷代表取締役
MYUUUでも動画生成の組み込みは何度かやっていますが、モデルを差し替えるたびにパラメータの差異を吸収するコードを書き直すのが一番しんどいんですよね。Model Routerに寄せておけば、優先度と上限コストだけ決めておいて、あとはプラットフォームが選ぶ、という設計にできるのは大きいです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
講座でも受講生さんから「APIは叩けるけど、どのモデルをどう使い分けるかが分からない」という声をよく聞くんですよ。そういう人にとっては、Skillsが公式SDKベースの実装パターンを示してくれるのは学習の足場になります。
室谷室谷代表取締役
ただ、過信は禁物で。プラグインは生成しない、APIキーはアプリ側、Claude向けエンドポイントはCharacters作成不可、二重インストール禁止。

このあたりは導入前に必ず確認しておきたいポイントですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
あと、エージェントが書いたコードは最終的に人間がレビューする前提です。公式も「ユーザーが頼んだときにだけ変更する」という指示で動かしているわけで、権限と責任の設計は開発者側に残ります。
室谷室谷代表取締役
そこはClaude Code側の使い方をしっかり押さえておくのが結局近道で、Claude Codeお試し完全ガイドあたりから入るのもありだと思います。

よくある質問

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
公式FAQベースで、よく出そうな質問を整理しておきますね。
室谷室谷代表取締役
プラグインはメディアを生成しますか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
生成しません。Runway Dev MCPはメディア生成もAPIキー作成もプロジェクト作成も行いません。

エージェントがアプリに生成処理を組み込み、アプリが自身のAPIキーで実行します。
室谷室谷代表取締役
APIキーはどこから来るんですか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Runway Devアカウントで作成し、アプリのサーバー環境に保管します。プラグイン自体はキーを持ちません。
室谷室谷代表取締役
どのモデルで書けるんですか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Runwayおよび他ラボの動画・画像・音声モデルで、プロジェクトが許可する範囲です。全リストはモデルカタログにあります。
室谷室谷代表取締役
料金は?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
プラグインのインストールは無料です。アプリがRunwayのAPIで実行する生成は、各モデルの料金でクレジットを消費します(1クレジット=$0.01)。
室谷室谷代表取締役
プラグイン非対応のエージェントでも使えますか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
使えます。MCPガイドに従ってRunway Dev MCPを追加し、npx skills add runwayml/skillsでSkillsを入れます。
室谷室谷代表取締役
Runway Devアカウントは必要ですか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
必要です。MCPはアカウントに接続し、アプリはそこから発行したAPIキーでAPIを呼びます。

アカウントがなければ、エージェントがブラウザでのサインアップへ案内します。
室谷室谷代表取締役
エージェントが勝手にアカウントを変更しませんか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
プラグインは、頼まれたときにだけ作成・変更・削除を行い、チャットでAPIキーを聞かないよう指示しています。
室谷室谷代表取締役
どの言語で書かれますか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Runway公式のNode.jsとPythonのSDKを使い、既存のアプリの中に組み込みます。空のプロジェクトでは、何を作りたいかを確認してアプリのセットアップから始めます。
室谷室谷代表取締役
というわけで、今回の発表は「動画生成APIの導入障壁を、エージェントが吸収する」という方向性を示す一歩なんですよね。まずはプラグインを入れて、小さな生成から試してみるのがいいと思います。

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