Runway Agent(ランウェイ・エージェント)は、Runwayが提供するエージェント型の制作支援機能で、チャット形式で指示すると画像・動画の生成や編集を進められるものです。今回、RunwayはこのAgentに新しい能力を追加し、生成だけでなくファイルを開いたりコードを実行したりできるようになったと発表しました。
室谷代表取締役Runway Agentの新機能が発表されたんですよね。これ、単に「また生成モデルが増えた」という話じゃなくて、Agentが制作の周辺作業まで踏み込んできたという話で・・・地味に大きいと思ってます。
テキトー教師DotAI 認定講師そうなんですよ。公式スレッドでは「Now, Agent does more than generate. It can open files and run code」と書かれていて、生成の枠を超えた操作ができるようになったと。
まずは何が発表されたのか、整理していきましょう。
まずは何が発表されたのか、整理していきましょう。
Runway Agentとは?今回何が発表されたのか
Runway Agentの役割変化(今回の発表ポイント)
従来のAgent
- 生成するだけの存在
- チャット指示で画像・動画の生成や編集を進める
今回のAgent
- ファイルを開き、コードを実行し、制作物を仕上げる存在へ役割を拡大
- ブランドのローンチキットを作る
- プロダクトショットを作る
- 広告バリエーションを作る
- 参照素材からモーショングラフィックスを作る
室谷代表取締役改めて定義からいきますか。Runway Agentは、Runwayが提供しているエージェント型の制作支援機能で、チャットで指示すると画像・動画の生成や編集を進めてくれるものです。
公式サイトでは「Create, analyze and scale your content with Agent」と説明されています。
公式サイトでは「Create, analyze and scale your content with Agent」と説明されています。
テキトー教師DotAI 認定講師はい。今回の発表のポイントは、Agentが「生成するだけ」の存在から、「ファイルを開き、コードを実行し、制作物を仕上げる」存在へと役割を広げたことです。
公式スレッドでは、ブランドのローンチキットを作る、プロダクトショットを作る、広告バリエーションを作る、参照素材からモーショングラフィックスを作る、といった例が挙げられています。
公式スレッドでは、ブランドのローンチキットを作る、プロダクトショットを作る、広告バリエーションを作る、参照素材からモーショングラフィックスを作る、といった例が挙げられています。
室谷代表取締役「Whatever you need, Agent gets it done」という締めの一文が象徴的ですよね。制作の依頼をまるごと投げるイメージに寄せてきている。
MYUUUでも制作フローを回しているので、この「周辺作業まで巻き取る」方向性はかなり刺さります。
MYUUUでも制作フローを回しているので、この「周辺作業まで巻き取る」方向性はかなり刺さります。
テキトー教師DotAI 認定講師ただし、今回の新機能の個別の提供条件については、現時点では明らかにされていません。公式スレッドと公式サイトで確認できる範囲で整理していくのが正確です。
Runway Agentでできること——ファイル操作・コード実行・ブランドローンチキット作成
Runway Agentでできること
ファイルを開く
手元の素材やデータを扱いながら制作を進められる
コードを実行する
生成物を出すだけでなく、データを扱いながら制作できる
ブランドのローンチキットを作る
公式スレッドで挙げられている用途の一つ
プロダクトショットを作る
公式スレッドで挙げられている用途の一つ
広告バリエーションを作る
公式スレッドで挙げられている用途の一つ
参照素材からモーショングラフィックスを作る
公式スレッドで挙げられている用途の一つ
1枚の画像から編集可能なレイヤーを生成
公式サイトの案内。プロダクトショットや広告素材の作り直しに効く
Timelineを内蔵
生成・組み立て・調整・書き出しを1つの会話の中で回せる(公式チェンジログ「Timeline in Agent」)
室谷代表取締役では「できること」を具体的に。公式スレッドで挙げられているのは、ファイルを開く、コードを実行する、ブランドのローンチキットを作る、プロダクトショットを作る、広告バリエーションを作る、参照素材からモーショングラフィックスを作る、ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師ここは講座でも受講生さんがよく聞くところなんですが、「ファイルを開く」「コードを実行する」ができる意味は大きいんですよ。生成物を出すだけでなく、手元の素材やデータを扱いながら制作を進められる、という方向性が見えるからです。
室谷代表取締役あと公式サイトに「Create editable Layers from a single image. Try now or in Tool Mode.」とあるように、1枚の画像から編集可能なレイヤーを生成する機能も案内されています。これはプロダクトショットや広告素材の作り直しに効いてきますよね。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。レイヤー化できると、一部分だけ差し替えるといった調整がしやすくなります。
Agentが作ったものを、そのまま「はい完成」で終わらせず、編集可能な形で残せるのは実務的です。
Agentが作ったものを、そのまま「はい完成」で終わらせず、編集可能な形で残せるのは実務的です。
室谷代表取締役あと、これは見逃せないんですが、AgentにはTimelineが内蔵されていて、生成・組み立て・調整・書き出しを1つの会話の中で回せるようになっています。公式のチェンジログでも「Timeline in Agent」として案内されています。
つまり、素材を作って終わりじゃなく、編集まで会話でつなげられる。
つまり、素材を作って終わりじゃなく、編集まで会話でつなげられる。
テキトー教師DotAI 認定講師そこに今回のファイル操作・コード実行が乗ってくるわけです。単に映像を作る話じゃないんですよ。
制作物を扱う工程までAgentの守備範囲が広がっている、というのが今回の本質です。
制作物を扱う工程までAgentの守備範囲が広がっている、というのが今回の本質です。
室谷代表取締役Runway Agentの使い方・始め方——@で参照素材、/でAgent Skillsを呼び出す操作
Runway Agentの操作体系と主な機能
@(References)
参照素材を指定する操作
/(Agent Skills)
定型作業をコマンドのように呼び出す仕組み
New Chat
新しい会話として制作を始める入口
Timeline
会話の中で映像を組み立て・調整・書き出し
PDF読み込み
ブリーフ・スクリプト・スタイルガイドを最大10MBまで投入可能
コメント欄での@メンション
アセットのコメント欄でAgentを呼び出し、チームで編集履歴を追いながら運用
室谷代表取締役使い方の入口も公式サイトに書かれています。「Start with your idea. Type @ for References or / for Agent Skills.」と。
つまり、アイデアを打ち込み、@で参照素材を指定し、/でAgent Skillsを呼び出す、という操作体系です。
つまり、アイデアを打ち込み、@で参照素材を指定し、/でAgent Skillsを呼び出す、という操作体系です。
テキトー教師DotAI 認定講師ここは整理しておきましょう。
- @(References): 参照素材を指定する操作
- /(Agent Skills): 定型作業をコマンドのように呼び出す仕組み
- New Chat: 新しい会話として制作を始める入口
- Timeline: 会話の中で映像を組み立て・調整・書き出し
室谷代表取締役Agent Skillsは、広告キャンペーンの構築や商用制作、広告のローカライズなどを簡単なコマンドで実行できる仕組みとして案内されています。しかも、ユーザーが独自のスキルを作る機能も提供されているんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師受講生さんにも「自分の作業手順をスキル化できる」という発想は好評なんですよ。毎回同じ手順を踏む業務ほど、スキルにして呼び出せる意味が出てきます。
室谷代表取締役あと、AgentはPDFを読み込めるようになっていて、ブリーフやスクリプト、スタイルガイドを最大10MBまで投入できると案内されています。今回のファイル操作と組み合わせると、「資料を読ませて、それに沿って作る」流れがかなり自然になります。
テキトー教師DotAI 認定講師既存の素材から始めたい場合は「Have existing footage? Start in timeline」という導線も用意されています。手持ちの素材がある人はTimelineから入る、という使い分けですね。
室谷代表取締役ちなみに、Agentをアセットのコメント欄で@メンションして呼び出せるようにもなっていて、チームで編集履歴を追いながら回せるようになっています。ここは制作チームの運用に効いてきます。
Runway Agentの料金と提供範囲——日本から使えるか、どのプランに含まれるか
室谷代表取締役料金の話もいきましょう。公式の料金ページでは、AgentはStandard以上の有料プランに「Agentic creative collaborator」として含まれています。
テキトー教師DotAI 認定講師プランを整理するとこうです。
| プラン | 月額(年払い) | クレジット | Agent |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 125(一度きり) | 記載なし |
| Standard | $12/月 | 625/月 | 含まれる |
| Pro | $28/月 | 2,250/月 | 含まれる |
| Max | $76/月 | 9,500/月 | 含まれる |
室谷代表取締役月払いだとStandardが$15、Proが$35、Maxが$95ですね。年払いで20%オフという整理です。
テキトー教師DotAI 認定講師クレジットの考え方も押さえておきたいです。クレジットは画像・動画・音声の生成に使う単位で、モデルや秒数、解像度によって消費量が変わります。
たとえばGen-4.5は生成映像1秒あたり12クレジットと案内されています。
たとえばGen-4.5は生成映像1秒あたり12クレジットと案内されています。
室谷代表取締役追加クレジットはダッシュボードから購入できて、最低購入単位は1,000クレジット。StandardとProは月次クレジットの繰り越しなし、Maxは最大1か月分繰り越せる、と。
購入した追加クレジットは失効しないという整理です。
購入した追加クレジットは失効しないという整理です。
テキトー教師DotAI 認定講師日本からの利用可否についてですが、公式サイトは英語表記で、料金もドル建てでの案内になっています。日本向けの提供条件についての個別の記載は、今回のソースでは確認できません。
現時点では明らかにされていない、という扱いが正確です。
現時点では明らかにされていない、という扱いが正確です。
室谷代表取締役あと、今回の新機能が「どのプランから使えるか」という個別条件も、ソース上は明記されていないんですよね。Agent自体がStandard以上に含まれる、というところまでが確認できる情報です。
テキトー教師DotAI 認定講師そこは混同しないようにしたいですね。「Agentが使えるプラン」と「今回の新機能が使える条件」は別の話ですから。
後者は現時点では明らかにされていません。
後者は現時点では明らかにされていません。
なぜ生成以外の作業まで担うのか——Agent進化の背景と狙い
室谷代表取締役ここが一番面白いところなんですけど、なんで生成以外までやるのか、という話ですよね。チェンジログを追うと、Agentは段階的に機能を広げてきているのがわかります。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。7月6日にPDF入力、7月9日にTimelineの内蔵、7月23日にAgent Workflowsによるパイプライン自動構築、8月11日にはProjectsとBrand Kitsの連携、9月10日にはAgentがBrand Kitsを作成・編集できるようになった、と。
室谷代表取締役で、今回はファイル操作とコード実行。点で見ると地味だけど、線で見ると「制作の工程を全部Agentの中で閉じる」方向に一直線なんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師単に機能が増えている話じゃないんですよ。生成物を扱う周辺作業、たとえば素材の読み込みや整形、書き出しの前処理みたいなところをAgentが巻き取ると、人間は判断に集中できる。
そこが狙いとして見えてきます。
そこが狙いとして見えてきます。
室谷代表取締役ただ、ソースには「なぜ求められていたか」というユーザーの声や課題は明記されていないんですよね。だから「こういう狙いだろう」と断定はできない。
あくまでチェンジログの積み上げから読み取れる方向性、という整理が誠実です。
あくまでチェンジログの積み上げから読み取れる方向性、という整理が誠実です。
テキトー教師DotAI 認定講師そこは慎重に。発表された事実と、そこから読み取れる傾向は分けて語りたいですね。
室谷代表取締役あと、Agent Workflowsは「やりたいことを自然言語で書くと、マルチステップのパイプラインを組み立ててくれる」という機能で、これも今回の流れと噛み合っています。Agentが工程そのものを組み立てる方向と、工程内の作業を実行する方向。
両方から攻めている感じがします。
両方から攻めている感じがします。
マーケティング・コンテンツ制作での活用シーンと他ツール連携
室谷代表取締役活用シーンでいうと、公式が挙げているのがブランドのローンチキット、プロダクトショット、広告バリエーション、参照素材からのモーショングラフィックスです。マーケティング寄りの用途が並んでいますよね。
テキトー教師DotAI 認定講師Agent 2.0のときから「Make marketing that drives revenue」という位置づけで、キャンペーン制作向けとされています。製品情報やオーディエンス、キャンペーン情報を与えて活用する、という流れですね。
室谷代表取締役Brand Kitsにロゴや商品画像、スタイル参照をまとめておけば、Agentがそれを参照して制作を進められる。8月11日の更新では、AgentのセッションがProjectsの中に入って、ProjectのアセットやBrand Kitsにセッション内からアクセスできるようになったと案内されています。
ロゴや商品画像を毎回アップロードし直さなくていい、と。
ロゴや商品画像を毎回アップロードし直さなくていい、と。
テキトー教師DotAI 認定講師これは実務で効きますよ。受講生さんでも「毎回同じ素材を上げ直すのが面倒」という声は多いので。
ブランド資産を reusable にしておく、という設計思想ですね。
ブランド資産を reusable にしておく、という設計思想ですね。
室谷代表取締役他ツール連携も進んでいます。Runway MCPという形で外部のAIエージェントからRunwayの機能を呼び出せるようになっていて、CursorのマーケットプレイスやGrok Botのプラグインとしても提供されています。
テキトー教師DotAI 認定講師さらにAdobe Premiere Pro / After Effectsのパネルや、DaVinci Resolveのプラグインも案内されています。既存の編集ワークフローの中にRunwayを持ち込む方向ですね。
室谷代表取締役ここは[MYYUUでも〜]という話でいうと、制作の現場って「どこで作るか」がバラバラになりがちなんですよ。Agentが入口になって、MCPで外部から呼べて、編集ソフトの中にも入る。
制作の動線を一本化していく動きに見えます。
制作の動線を一本化していく動きに見えます。
テキトー教師DotAI 認定講師ただし、今回の新機能とこれらの連携がどう組み合わさるかは、ソース上では明記されていません。あくまで別々の更新として案内されているものを、並べて整理しているだけです。
室谷代表取締役そうですね。そこは「現時点で確認できる範囲」で語るのが正確です。
Agent型のツール全般についてはHermes Agentとは?できること・料金・使い方を公式情報で整理でも整理しているので、考え方の参考になります。
Agent型のツール全般についてはHermes Agentとは?できること・料金・使い方を公式情報で整理でも整理しているので、考え方の参考になります。
テキトー教師DotAI 認定講師あと、Runwayのモデル変遷に興味がある人はRunway Gen-3はもう使えない?提供終了の経緯と今使うべきモデル・料金も読むと、Agentがどのモデルの上に乗っているのかイメージしやすいですよ。
よくある質問
室谷代表取締役最後に、よく聞かれそうなところを整理しておきますか。
テキトー教師DotAI 認定講師はい。まず「Runway Agentとは何か」ですが、Runwayが提供するエージェント型の制作支援機能で、チャットで指示すると画像・動画の生成や編集を進めてくれるものです。
公式サイトでは「Create, analyze and scale your content with Agent」と説明されています。
公式サイトでは「Create, analyze and scale your content with Agent」と説明されています。
室谷代表取締役「今回何が新しくなったのか」は、Agentが生成だけでなく、ファイルを開いたりコードを実行したりできるようになったこと。ブランドのローンチキット、プロダクトショット、広告バリエーション、参照素材からのモーショングラフィックスなどを作れると案内されています。
テキトー教師DotAI 認定講師「使い方は」という点では、アイデアを打ち込み、@で参照素材、/でAgent Skillsを呼び出す操作です。既存の素材から始めたい場合はTimelineから入る導線も用意されています。
室谷代表取締役「料金は」については、AgentはStandard以上の有料プランに含まれています。Standardが年払い$12/月、Proが$28/月、Maxが$76/月です。
ただし、今回の新機能の個別提供条件は現時点では明らかにされていません。
ただし、今回の新機能の個別提供条件は現時点では明らかにされていません。
テキトー教師DotAI 認定講師「日本から使えるか」については、公式サイトは英語表記・ドル建てでの案内で、日本向けの個別条件は今回のソースでは確認できません。現時点では明らかにされていない、という回答になります。
室谷代表取締役「どんな出力ができるのか」は、公式で挙げられている範囲だと、ブランドのローンチキット、プロダクトショット、広告バリエーション、モーショングラフィックス、そしてTimelineを使った映像の組み立て・書き出しです。1枚の画像から編集可能なレイヤーを生成する機能も案内されています。
テキトー教師DotAI 認定講師「従来のRunwayツールとの違いは」という点は、Agentが制作の進行役として、生成だけでなく周辺作業まで担うようになったことです。既存のモデル群の上に乗る存在、という位置づけで捉えるとわかりやすいですね。
室谷代表取締役というわけで、今回はRunway Agentの新機能を整理しました。生成の枠を超えて制作工程に入ってくる流れは、制作現場の動線を変えていく可能性があります。
続報が出たらまた追いかけます。
続報が出たらまた追いかけます。
