GPT-5.5とはどんなモデル?GPT-5.4からの進化を整理する
2026年4月に登場したGPT-5.5の立ち位置
室谷代表取締役GPT-5.5、OpenAIが2026年4月23日(日本時間の24日朝)に発表したモデルなんですよね。GPT-5.5とGPT-5.5 Proの2本立てで、位置づけは「これまでで最も高性能で直感的に使えるモデル」。
API提供は4月24日更新で始まった、と。
API提供は4月24日更新で始まった、と。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのが名前の並びなんですよ。5.4の次が5.5で、さらにProが付く。
数字だけ見ると小さな更新に見えるんですけど、中身の方向性はかなり振り切ってます。
数字だけ見ると小さな更新に見えるんですけど、中身の方向性はかなり振り切ってます。
室谷代表取締役そうなんですよ。発表で強みとして挙げてるのが、エージェント型コーディング、コンピュータ操作、ナレッジワーク、それと初期段階の科学研究。
要するに「賢い回答者」じゃなくて「仕事を最後までやる側」に寄せてきたわけです。
要するに「賢い回答者」じゃなくて「仕事を最後までやる側」に寄せてきたわけです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚でも一致しますね。一問一答で使うより、任せてしばらく放置する使い方のほうが効くタイプのモデルだと。
GPT-5.4と比べて何が変わったのか
室谷代表取締役変わったのは性能の伸ばし方なんですよ。GPT-5.4と同等のトークン単位のレイテンシを維持したまま性能を上げた、と書いてある。
普通は高性能にするほど遅くなるのに、そこを据え置いたまま押し上げてる。
普通は高性能にするほど遅くなるのに、そこを据え置いたまま押し上げてる。
テキトー教師DotAI 認定講師実はそこが実務だと一番効くところで。賢くなったけど待たされる、だと現場は使わなくなるんですよ。
速さが変わらないなら試す回数が増える。体感の差は数字よりそっちに出ます。
速さが変わらないなら試す回数が増える。体感の差は数字よりそっちに出ます。
室谷代表取締役経営目線で言うと、待ち時間はそのまま人件費なので。レスポンスが伸びないまま出力の質が上がるなら、同じ時給で取れる成果が増える計算になるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師ただ、全部が全部良くなったわけじゃなくて、ベンチマークだと競合に負けてる項目もあるんですよ。そこは数字を素直に読む必要がありますね。
エージェント型としての強みはどこにある
室谷代表取締役一番の変化は、意図を素早く理解して、計画を立てて、ツールを使って、結果を確認しながら複雑なタスクを最後まで進める。この一連を自律でやる点なんですよ。
途中で「次どうしますか」と聞いてくる回数が減る方向なんです。
途中で「次どうしますか」と聞いてくる回数が減る方向なんです。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人は「途中で止まらないの、逆に怖い」と言うんですけど、止まらないからこそ任せられる範囲が広がるんですよね。任せる前提の作りになってます。
室谷代表取締役うちの現場でも、任せるなら工程を細かく切って渡すより、ゴールだけ渡したほうが噛み合う場面が増えてます。ただ出力のチェックは残るので、そこは人の仕事として設計しないといけない。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。自分で結果を確認しながら進む前提のモデルなので、確認の記録をどう残すかまで決めておくと、あとで揉めないです。
GPT-5.5とGPT-5.5 Proの違いは?使い分けの判断軸
Proだけが使える場面と、Proでできないこと
室谷代表取締役GPT-5.5 Pro、使える人の幅が狭いんですよ。Pro・Business・Enterprise の契約者だけで、しかも Pro 側は Apps も Memory も Canvas も画像生成も外れてる。
上位なのに機能が減るって、ちょっと不思議じゃないですか。
上位なのに機能が減るって、ちょっと不思議じゃないですか。
テキトー教師DotAI 認定講師そこ、最初に戸惑うところなんですよ。「Proって名前なのにメモリ使えないんですか」って声が出る。
メモリ機能そのものの設定はChatGPTのメモリ機能とは?仕組み・使い方・削除・増やし方を完全解説のほうが早いので、そっちに寄せてもらってます。
メモリ機能そのものの設定はChatGPTのメモリ機能とは?仕組み・使い方・削除・増やし方を完全解説のほうが早いので、そっちに寄せてもらってます。
室谷代表取締役要は重い推論に振り切ったモデルであって、普段づかいの便利機能を全部載せた上位版ではない、と。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。名前で損してるタイプですね。
通常版とProでベンチマークはどう変わる
室谷代表取締役数字を見ると、Proが上なのは一部なんですよね。Web調査の BrowseComp は通常版 84.4% に対して 90.1%、FrontierMath の最難関 Tier4 は 35.4% 対 39.6%、GeneBench は 25.0% 対 33.2%。
テキトー教師DotAI 認定講師逆に GDPval は通常版が 84.9%、Pro が 82.3% でひっくり返るんですよ。知識労働の勝敗で見ると、Proじゃなくていい場面が普通にある。
室谷代表取締役あー、そこが判断軸なんですよね。広く大量に回すのか、詰まった1問に時間をかけるのか。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、調査や科学系の腰を据えた1問は Pro、日々の事務処理は通常版。この線引きで置いてる人が多いです。
どちらを選ぶかの判断基準
室谷代表取締役コストで言うと、API の単価は入力が $5 対 $30、出力が $30 対 $180 で、揃って6倍なんですよ。MYUUU の現場だと、6倍払う根拠を説明できる仕事だけ Pro に寄せてます。
テキトー教師DotAI 認定講師なかなかの差ですね。
室谷代表取締役なので判断はシンプルで、その日の作業が「詰まった難問を1個解く」なら Pro、「数をこなす」なら通常版。逆にすると、高いほうを日常で回して機能不足に悩むことになる。
テキトー教師DotAI 認定講師最初から Pro に課金するより、通常版で足りないと感じた作業をメモしておいて、そこだけ Pro に投げるほうが無駄がないんですよ。あと Pro を選べるプランは契約形態で変わるので、そこは公式で確認したほうが確実です。
GPT-5.5はどのプランで使えた?ChatGPT・Codex・APIの提供範囲と料金
GPT-5.5のプラン別提供範囲
| プラン | ChatGPT(GPT-5.5) | ChatGPT(GPT-5.5 Pro) | Codex |
|---|---|---|---|
| 無料 | × | × | × |
| Go | × | × | ○ |
| Plus | ○ | × | ○ |
| Pro | ○ | ○ | ○ |
| Business | ○ | ○ | ○ |
| Enterprise | ○ | △ | ○ |
| Edu | × | × | ○ |
ChatGPTのPlus・Pro・Business・Enterpriseでの扱い
室谷代表取締役GPT-5.5、ChatGPTで使えるのはPlus以上のプランなんですよね。無料やGoだと最初から選択肢に出てこない。
ここで「課金したのに出ない」が起きるんですよ。
ここで「課金したのに出ない」が起きるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人がまず戸惑うのがそこで。Plus・Pro・Business・Enterpriseの4つが対象で、しかも独立したモデル名としてではなくThinkingの中で選ぶ形なんですよね。
室谷代表取締役GPT-5.5 Proはさらに狭くてPro・Business・Enterprise。しかもEnterpriseはワークスペースの管理設定に左右されるので、契約していても出てこないことがある。
管理者に確認しないと詰みます。
管理者に確認しないと詰みます。
テキトー教師DotAI 認定講師Codexの400KコンテキストとFast modeの考え方
室谷代表取締役一方でCodexは間口が広いんですよ。Plus・Pro・Business・Enterpriseに加えてEduとGoでもGPT-5.5が使えて、コンテキストウィンドウは400K。
テキトー教師DotAI 認定講師ここは現場感覚で言うと大きいです。チャットで試すより先に、コードを書く人はCodex側で触れた、という順番になりやすいんですよね。
室谷代表取締役ただFast modeはコストが2.5倍で、速くなるのは1.5倍。数字だけ見ると割に合わないんですけど、待ち時間がボトルネックになってる開発現場だと逆転するんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。速さにお金を払うか、時間で払うかの話ですもんね。
API料金とGPT-5.4からの値上がり幅
室谷代表取締役API側はどうなってるか整理すると、こうです。
| 項目 | gpt-5.5 | gpt-5.5-pro |
|---|---|---|
| 入力(100万トークン) | $5 | $30 |
| 出力(100万トークン) | $30 | $180 |
テキトー教師DotAI 認定講師GPT-5.4が入力$2.50・出力$15.00だったので、入力も出力も2倍になった計算ですよね。
室谷代表取締役そう。で、BatchとFlexは標準の半額、優先処理は2.5倍。
キャッシュ入力は入力料金の約10分の1なので、同じプロンプトを何度も投げる設計にするだけで原価が変わるんですよ。経営目線で言うと、そこを設計しないで使い始めるのが一番もったいない。
キャッシュ入力は入力料金の約10分の1なので、同じプロンプトを何度も投げる設計にするだけで原価が変わるんですよ。経営目線で言うと、そこを設計しないで使い始めるのが一番もったいない。
テキトー教師DotAI 認定講師まずはキャッシュが効く形に寄せる、という順番が現実的ですね。
ベンチマークでClaude Opus 4.7やGemini 3.1 Proに勝ったのか

端末操作とコーディングのスコア
室谷代表取締役まず数字を見ると、端末操作系はGPT-5.5がはっきり抜けてるんですよ。Terminal-Bench 2.0が82.7%で、Claude Opus 4.7が69.4%、Gemini 3.1 Proが68.5%。
ここは10ポイント以上離れてます。
ここは10ポイント以上離れてます。
テキトー教師DotAI 認定講師じゃあ全部勝ってるのかと思うじゃないですか。そうでもないところが面白いんですよね。
室谷代表取締役そう、SWE-Bench Proは58.6%で、Opus 4.7の64.3%に負けてるんですよ。GPT-5.4の57.7%からは伸びてますけど、コーディングの一部の評価では抜き切れてない。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、この差は「長い手順を最後まで走り切れるか」と「コードの意図を読めるか」の違いなんですよ。前者はGPT-5.5、後者はOpusが強い印象ですね。
知識労働・Web調査・数学での結果
室谷代表取締役知識労働のGDPvalは44職種で見て84.9%、Opus 4.7が80.3%、Gemini 3.1 Proが67.3%。ここはGPT-5.5が一番です。
テキトー教師DotAI 認定講師Web調査のBrowseCompは84.4%で、Gemini 3.1 Proが85.9%。あ、ここは負けてますね。
室谷代表取締役Geminiが上なんですよ。GPQA DiamondもGemini 3.1 Proの94.3%に対してGPT-5.5が93.6%だから、科学系の知識問題はわずかに届いてない。
代わりに数学のFrontierMathはTier1-3が51.7%、Tier4が35.4%で、GPT-5.4から大きく伸びてます。
代わりに数学のFrontierMathはTier1-3が51.7%、Tier4が35.4%で、GPT-5.4から大きく伸びてます。
テキトー教師DotAI 認定講師点数だけ見ると一喜一憂しちゃうんですけど、項目ごとに競ってる相手が違うんですよね。そこを取り違える人が多いんですよ。
負けている項目とその読み方
室谷代表取締役負けてるのは大きく3つで、SWE-Bench Pro、Humanity's Last Exam、FinanceAgent v1.1なんですよね。Humanity's Last Examは41.4%でOpus 4.7の46.9%、FinanceAgent v1.1も60.0%でOpusの64.4%です。
テキトー教師DotAI 認定講師ツールなしの難問や金融まわりのエージェント仕事は、Opusに軍配が上がる、と。
室谷代表取締役あと前提として、Expert-SWEみたいに社内評価の数字は他社と横並びにできない。それに全部OpenAIが公表した数字なので、第三者検証とは分けて読むべきなんですよ。
経営目線で言うと、総合スコア1個で道具を決めるより、工程ごとに誰に振るかを決めたほうがROIは素直に出ます。
経営目線で言うと、総合スコア1個で道具を決めるより、工程ごとに誰に振るかを決めたほうがROIは素直に出ます。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。ベンチで勝った負けたより、自分の業務のどの工程を任せるかで選ぶほうが正確なんですよ。
Codexでのコーディングはどこが強化された?
長い文脈を扱えるコンテキストウィンドウ
室谷代表取締役CodexでGPT-5.5が使えるようになって、まず効くのがコンテキストウィンドウが400Kになったところなんですよね。複数ファイルをまたぐ相談でも、前提を毎回貼り直さなくていい。
ここは地味ですけど効きます。
ここは地味ですけど効きます。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「どこまで読ませていいのか分からない」という戸惑いなんですよ。入る量が増えると、逆に何を入れて何を外すかの判断が要るようになる。
初めて触る人はだいたいここで手が止まります。
初めて触る人はだいたいここで手が止まります。
室谷代表取締役そこは分割の設計次第ですね。あとCodexにはFast modeがあって、コストは2.5倍、トークン生成速度は1.5倍なんですよ。
常時ONにするか、詰まってる工程だけにするかで、費用対効果はけっこう変わります。
常時ONにするか、詰まってる工程だけにするかで、費用対効果はけっこう変わります。
テキトー教師DotAI 認定講師速度が欲しい場面と、待てる場面を分けて考えると選びやすいですね。全部を速くする必要はないと思います。
現場のエンジニアは何を評価したのか
室谷代表取締役発表で目を引いたのは、CursorのMichael TruellさんやMagicPathのPietro Schiranoさん、NVIDIAのエンジニアのコメントで、理解力と自律性が評価されている点なんですよ。補完の精度という話ではないんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。途中で止まらずに最後まで進むかどうか、そこを見てる人が多いです。
初めて触る人は賢さだけに注目しがちなんですが、実はそこが差になる。
初めて触る人は賢さだけに注目しがちなんですが、実はそこが差になる。
室谷代表取締役止まらずに走るというのは、経営目線だとレビュー工数の話になるんですよ。途中で質問が返ってくる回数が減るだけで、人の時間の使い方が変わる。
時給で換算すると、判断が早いか遅いかはそのまま数字に出ます。
時給で換算すると、判断が早いか遅いかはそのまま数字に出ます。
テキトー教師DotAI 認定講師逆に、走り切った結果をどう確認するかの体制がないと、速くなった分だけ危うくなる。そこはセットで考える必要がありますね。
社内でどう使われているか
室谷代表取締役OpenAIの社内では85%以上の社員が週次でCodexを使っている、と発表に書かれているんですよ。財務・マーケ・コミュニケーション部門まで含めて、ですからね。
テキトー教師DotAI 認定講師エンジニアだけの道具ではなくなっている、ということですね。現場感覚で言うと、エンジニア以外の人が一番ハマりやすいのは「何を頼めばいいか分からない」というところなんですよ。
室谷代表取締役そこは依頼の型を社内で共有できるかどうか。MYUUUだと、まず定型の作業から渡すようにしてます。
コードを書かせるより、調べさせて整理させる方が入りやすいんですよね。
コードを書かせるより、調べさせて整理させる方が入りやすいんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師いきなり実装を任せるより、小さく任せて返ってきたものを確認する流れの方が定着は早いですね。最初の一歩を小さくするのがコツだと思います。
安全性とサイバーセキュリティはどう評価されている?
まとめ
安全性とサイバーセキュリティ評価の要点
- Preparedness Frameworkで生物・化学分野とサイバーセキュリティ分野が「High」、Criticalには未達
- High判定は「出すな」ではなく「管理体制をセットで出す」という意思決定。OpenAIは統制を足して出す道を選択
- サイバー側はGPT-5.2の対策を強化し、高リスク活動や機微なリクエストへの管理を強化。誰にでも同じ答えが返る設計ではない
- Trusted Access for Cyberをchatgpt.com/cyberから申請可能。Codexから展開開始、認証済みユーザーが対象
- 約200の信頼できる早期アクセスパートナーからフィードバックを得て提供
- 業務ではセキュリティ作業を丸投げせず人間の確認工程を残す。権限の強い作業は最後に人が押すルール
- 制限がかかる領域を前提に業務フローを組む。細かい線引きは公式の最新情報を確認
「High」判定は何を意味するのか
室谷代表取締役発表資料でまず目に入るのがPreparedness Frameworkの評価で、生物・化学分野とサイバーセキュリティ分野が「High」、そして「Critical」には未達という整理なんですよね。ここ、地味に重要なラインです。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。「Highって書いてあるけど、それって危ないってことですか?」と身構える人は多いです。
実際は能力が高い領域として認識されているという意味で、使えないという話ではないんですよ。
実際は能力が高い領域として認識されているという意味で、使えないという話ではないんですよ。
室谷代表取締役経営目線で言うと、High判定は「出すな」ではなく「管理体制をセットで出す」という意思決定なんです。モデルを止めるか、統制を足して出すか。
OpenAIは後者を選んだ、と読めます。
OpenAIは後者を選んだ、と読めます。
テキトー教師DotAI 認定講師なるほど。評価が高い=リスクを正面から見ている、という受け取り方のほうが近いですね。
サイバー領域は入り口を分けて運用されている
室谷代表取締役サイバー側は特に管理が厚くて、GPT-5.2で入れた対策をさらに強化したうえで、高リスクな活動や機微なサイバー関連のリクエストへの管理を強めている。誰にでも同じ答えが返る設計じゃないんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、セキュリティ系の調べものをしていて「踏み込んだところで止まるな」と感じる人はいると思います。それ、不具合ではなくて意図的な線引きなんですよね。
室谷代表取締役そこで出てくるのがTrusted Access for Cyberで、chatgpt.com/cyberから申請できる。Codexから展開が始まっていて、認証済みユーザーが対象という形です。
加えて約200の信頼できる早期アクセスパートナーからフィードバックを取って出している。
加えて約200の信頼できる早期アクセスパートナーからフィードバックを取って出している。
テキトー教師DotAI 認定講師入り口を分けて、信頼できる利用者には開く。防御側の研究者が使えなくなるのが一番もったいないですからね。
業務で使うときに気をつける点
テキトー教師DotAI 認定講師実務で気をつけているのは、セキュリティに関わる作業をそのまま丸投げしないことですね。出てきた内容をそのまま実行せず、人間が確認する工程を残す。
当たり前に見えて、ここが抜ける人が多いんですよ。
当たり前に見えて、ここが抜ける人が多いんですよ。
室谷代表取締役MYUUUの現場でも、権限の強い作業は最後に人が押すルールにしています。性能が上がるほど、どこで人を挟むかを先に決めておくほうがコストは安いんですよね。
事故が起きてから止めるほうが高くつく。
事故が起きてから止めるほうが高くつく。
テキトー教師DotAI 認定講師あと、制限がかかる領域があることを前提に業務フローを組んでおくといいですね。「なぜか返ってこない」で止まると、現場はそこで思考停止しちゃいますから。
室谷代表取締役どのリクエストが制限されるかの細かい線引きは公開情報だけでは読み切れないので、そこは公式の最新情報を確認するのが確実です。
GPT-5.5とGPT-5.4、どちらを選ぶべき?向いている人と作業
GPT-5.5とGPT-5.4の選び分け
GPT-5.5が向く作業・人
- 長い工程を丸ごと任せたい人
- 計画→ツール使用→結果確認の一連を最後まで走らせられる
- 途中で止まって聞き返す作業ほど差が出る
- 抽象的な推論を挟む工程(ARC-AGI-2 85.0% 対 73.3%)
- Terminal-Bench 2.0 82.7%(GPT-5.4は75.1%)
GPT-5.4で足りるケース
- 単発の作業
- 手順が固まっている定型業務
- 一回きりの要約など差を体感しにくい作業
- 入力$2.50/出力$15.00(100万トークンあたり)
- 乗り換えると出力の癖が変わり確認の手間が増えることも
GPT-5.5が刺さる作業と人
室谷代表取締役まず向いている人から整理すると、長い工程を丸ごと任せたい人なんですよね。計画を立ててツールを使って結果を確認する、その一連を最後まで走らせられるのが売りなので、単発の質問だと差が出にくいんです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、途中で止まって「次はどうすれば」と聞き返してくる作業ほど、任せる範囲が広いかどうかで差がつきますね。Terminal-Bench 2.0 が82.7%でGPT-5.4の75.1%から上がっているのも、そういう話だと思います。
室谷代表取締役抽象的な推論を挟む工程も同じで、ARC-AGI-2 だと85.0%対73.3%ですからね。逆に一回きりの要約みたいな作業は、差を体感しにくいんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのが「すごいモデルだから全部任せた方がいい」と思ってしまうところで。作業の長さと複雑さで選ぶのが素直ですね。
GPT-5.4のままで足りるケース
テキトー教師DotAI 認定講師逆に、単発の作業や、手順が固まっている定型業務ならGPT-5.4で足ります。乗り換えると出力の癖が変わって、確認の手間が増えることもありますから。
室谷代表取締役コストで言うと、GPT-5.4が入力100万トークンあたり$2.50、出力$15.00。GPT-5.5が$5と$30なので、単純に2倍なんですよね。
大量に回すバッチ処理だと、ここは経営判断になります。
大量に回すバッチ処理だと、ここは経営判断になります。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「精度が上がった分、確認を省いてしまう」パターンで。安いモデルで足りる作業に高いモデルを回すと、削れるコストを自分で捨ててる感じになるんですよ。
室谷代表取締役Codexの Fast mode も、コスト2.5倍で速度1.5倍なので、速さにお金を払う場面かどうかは分けて考えた方がいいですね。
乗り換えコストをどう見積もるか
室谷代表取締役乗り換えの判断は、時給で換算すると分かりやすいんですよ。待ち時間と手戻りがどれだけ減るかが本体で、トークンの単価はその一部でしかない。
テキトー教師DotAI 認定講師ここ、数字だけ見ると2倍で高いとなるんですけど、手戻りが1回減るだけで回収できる場面は多いですね。
室谷代表取締役MYUUU の現場でも、まず1つの工程だけ差し替えて比べるようにしてます。全部を一気に置き換えると、どこで差が出たのか分からなくなるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師比較するときは同じ指示文で同じ作業を流すと、違いが見えやすいです。体感だけで判断すると、疲れてる日の結果に引っ張られますから。
今GPT-5.5はChatGPTで使える?GPT-5.6とGPT-6への移行でどうなったか
GPT-5.5からGPT-6への移行の時系列
- 4月GPT-5.5登場GPT-5.4の後継として登場
- 6月末GPT-5.6の限定プレビュー開始
- 7〜8月GPT-5.5がPlusの主力この時点ではまだ主力だった
- 10月GPT-6登場Pro・Plus・Business・Enterpriseの対象ユーザーに順次提供中。GPT-6 Astra搭載のGPT-6 ProはPro $100/Pro $200・Business・Enterpriseで利用可能
- 現在GPT-5.5は公式ヘルプの一覧から消滅公式ヘルプのモデル一覧はGPT-6とGPT-5.6ファミリー(Sol・Terra・Luna)のみ。Okouのモデルページも「過去のモデル参考情報」に変更され提供終了のお知らせあり
公式ヘルプのモデル一覧にGPT-5.5の名前がない

室谷代表取締役まず今の状況をはっきりさせておくと、OpenAIの公式ヘルプにある「ChatGPTのGPT-6とその他のモデル」のページを今日見ても、「GPT-5.5」という名前は一切出てこないんですよね。載っているのはGPT-6と、GPT-5.6ファミリーのSol・Terra・Lunaだけです。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに、初めて触る人が「GPT-5.5を選びたい」と思ってメニューを探しても見つからないんですよ。ここで戸惑う人が多いんです。
室谷代表取締役しかもそのヘルプ、5時間前に更新された最新版でこの状態なので、通常のメニューから外れているのはもう確定と考えていい・・・。モデルの切り替え操作そのものはChatGPTのモデル変更・選択のやり方2026年10月版にまとめてあります。
GPT-5.5からGPT-5.6、そしてGPT-6へ:移行の時系列

テキトー教師DotAI 認定講師流れを整理すると、4月にGPT-5.4の後継として登場して、6月末にGPT-5.6の限定プレビューが始まって、7〜8月の時点ではまだPlusの主力だった、という順番なんですよ。
室谷代表取締役それが10月にはGPT-6が登場して、Pro・Plus・Business・Enterpriseの対象ユーザーに順次提供中。GPT-6 Astraを積んだGPT-6 ProはPro $100/Pro $200・Business・Enterpriseで使える、という形で置き換わったわけです。
半年前の主力が一覧にない、という速度なんですよね。
半年前の主力が一覧にない、という速度なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、手元の資料に書かれたモデル名と画面が一致しないのが一番混乱するポイントで。「教わった名前がもう無い」が普通に起きます。
室谷代表取締役外部サービス側も同じ扱いで、Okouのモデルページはタイトルが「過去のモデル参考情報」に変わって、提供終了のお知らせが出ています。参照用として仕様だけ残っている状態です。
今から使うならどのモデルを選ぶべきか
室谷代表取締役で、今から使うなら何を選ぶのか。ChatGPTの思考レベルは「即時モード/中程度/高/超高(いずれもGPT-6 Sol使用)/Pro(GPT-6 Astra搭載のGPT-6 Pro使用)」という整理になっています。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのが、GPT-5.6を使いたいならSolを明示的に選ぶ必要があるところなんですよ。何も選ばなければ上の世代が動く、という構造なので。
室谷代表取締役Free・GoにはGPT-5.6 Lunaがデフォルトとして順次提供、ChatGPT Work・Codex・APIならSol・Terra・Lunaが選べる。用途で選ぶしかないですね。
料金の細かい話は前の章で見た通りなので繰り返しません。
料金の細かい話は前の章で見た通りなので繰り返しません。
API経由でGPT-5.5を使う場合の注意点
室谷代表取締役今GPT-5.5に触れる現実的なルートはAPIだけです。gpt-5.5とgpt-5.5-proはResponses API・Chat Completions APIで提供されていて、API自体の提供終了は確認できません。
テキトー教師DotAI 認定講師ただし画面と違って、料金がそのまま効いてくるんですよ。入力$5/出力$30が100万トークンあたり、Proは$30/$180。
GPT-5.4から2倍になっているので、使い続けるとちゃんと響きます。
GPT-5.4から2倍になっているので、使い続けるとちゃんと響きます。
室谷代表取締役経営目線で言うと、旧モデルをAPIで残すかGPT-6系に寄せるかは、コストと再現性のトレードオフなんですよね。検証用途なら残す価値はある。
あとGPT-5.5 ProはApps・Memory・Canvas・画像生成が使えないという公式ヘルプの記載があるので、そこ前提で組んでいる人は注意が要ります。メモリ機能自体はChatGPTのメモリ機能とは?仕組み・使い方・削除・増やし方を完全解説で解説しています。
終了時期は公式の最新情報を確認してほしいところです。
あとGPT-5.5 ProはApps・Memory・Canvas・画像生成が使えないという公式ヘルプの記載があるので、そこ前提で組んでいる人は注意が要ります。メモリ機能自体はChatGPTのメモリ機能とは?仕組み・使い方・削除・増やし方を完全解説で解説しています。
終了時期は公式の最新情報を確認してほしいところです。
よくある質問
Q1. 気づかないうちにGPT-5.5に切り替わっていることはありますか?
室谷代表取締役これ、普通に起きてるんですよ。ChatGPTのモデルってこちらが何も操作してないのに差し替わることがあって、気づくのは「あれ、返事の粒度が変わった?」というタイミングなんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でも「昨日と雰囲気が違う気がする」という声はよく聞きます。設定画面を開くまで気づかない人、多いんですよ。
室谷代表取締役だから業務で使うなら、どのモデルで出した成果物なのかを残しておく。地味ですけど、あとで効きますから。
Q2. モデルが変わったら、プロンプトも見直した方がいいですか?
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのが、同じ指示なのに出力の細かさが変わる場面で。指示を足して直すより、一度短くして様子を見る方が早いんですよ。
室谷代表取締役コストの話をすると、プロンプトは資産なんですよね。モデルが変わったら差分だけ直す。
毎回ゼロから書き直すのは、時給で換算すると合わないんですよ。
毎回ゼロから書き直すのは、時給で換算すると合わないんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。テンプレを1本持っておいて、そこだけ調整する形が現実的ですね。
Q3. サイトによってGPT-5.5の情報が違って見えるのはなぜ?
室谷代表取締役世代の進みが速いので、書かれた時点が違う記事が混ざってるんですよね。読む側は「いつ時点の話か」を先に確認した方がいい。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、数字だけ拾って古い前提のまま当てはめてしまうのが一番ハマるパターンで。料金や提供範囲は公式を見るのが結局は早いんですよ。
室谷代表取締役あと、呼び方が記事ごとに揺れてることもあります。同じものを指してるのか、別物なのか。
そこを疑うだけで読み方が変わります。
そこを疑うだけで読み方が変わります。
Q4. 社内で導入を検討するとき、最初に何を見ればいいですか?
室谷代表取締役機能の比較より先に、誰がどのプランで入っていて、何を投げているかの把握なんですよね。MYUUUでも最初にそこを揃えました。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのが権限と料金の関係で。個人で試した感覚のまま全員に配ると、あとから調整が効かなくなるんですよ。
室谷代表取締役それと、出力をそのまま社外に出す導線があるかどうか。ここを塞ぐだけで事故の確率はだいぶ変わります。
Q5. 前のモデルに戻すことはできますか?
テキトー教師DotAI 認定講師「慣れたモデルに戻したい」というのはよく聞きます。ただ選べるかどうかはアカウントの種類や時期で変わるので、画面に出ている選択肢と公式の案内を見るのが確実なんですよ。
室谷代表取締役戻せる戻せないで一喜一憂するより、どちらでも回る手順にしておく。業務だとそっちの方が効きますから。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに、特定のモデルに依存しない形にしておくのが保険ですね。
まとめ
室谷代表取締役まとめると、GPT-5.5をどう評価するかより「切り替わっても回る体制を持っているか」なんですよね。GPT-6に移った今、特定モデル前提の運用は普通にリスクになります。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。初めて触る人は料金やベンチマークの数字から入りがちなんですけど、実際に効くのは手元のタスクで一度比べてみることなんですよ。
室谷代表取締役業界の構造としても、モデルの優劣を追いかける側より、どのモデルでも同じ品質で出せる仕組みを持ってる側が強い。そこに投資した方がROIはいいんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師まずは自分の作業を1つ選んで、同じ指示で試してみる。それだけで判断材料は十分そろうと思います。
