MAI-Image-2.6(エムエーアイ・イメージ・にーてんろく)は、Microsoftが2026年10月27日にMicrosoft Foundryで正式提供(GA)を開始した画像生成・画像編集モデルで、最大5枚の参照画像を使った編集やBing連携のWebグラウンディングに対応しています。同時に高速・低コスト版のMAI-Image-2.6-Flashも正式提供となりました。
室谷代表取締役今回のニュース、一言でいうと「Microsoftの画像モデルがプレビューを卒業して本番投入できるようになった」という話なんですよね。発表元はMicrosoftで、2026年10月27日付のMicrosoft Foundryブログで告知されています。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。単に「新しい画像モデルが出た」という話じゃないんですよ。
プレビュー期間中に顧客のフィードバックを集めて、企業のクリエイティブ業務に組み込める形に整えてきた、というのが今回のポイントです。
プレビュー期間中に顧客のフィードバックを集めて、企業のクリエイティブ業務に組み込める形に整えてきた、というのが今回のポイントです。
室谷代表取締役公式のX投稿でも「私たちの最強の画像モデルが、品質・速度・価格性能でお客様から良いフィードバックを得ている」というトーンで、GAになったことが強調されています。
テキトー教師DotAI 認定講師まず押さえておきたいのは、MAI-Image-2.6はMicrosoft AIが開発した画像モデルで、Microsoft Foundryの「Foundry Models sold by Azure」として提供される点です。Azureのサブスクリプション経由で課金され、AzureのSLAとMicrosoftのサポート対象になります。
室谷代表取締役ここ大事なんですよね。自前でモデルをホスティングするのではなく、Azureの管理下で使える。
企業としては調達や統制の面で扱いやすいわけです。
企業としては調達や統制の面で扱いやすいわけです。
MAI-Image-2.6とは?正式提供開始の概要と発表元
まとめ
MAI-Image-2.6 正式提供開始の概要
- MAI-Image-2.6とMAI-Image-2.6-FlashがMicrosoft Foundryで一般提供(GA)開始
- 発表元はMicrosoft、2026年10月27日の公式ブログ
- プレビューからの正式版という位置づけ
- 企業利用では「最初の1枚」だけでなく「編集間の一貫性」「有用なコントロール」「品質と速度のバランス」が重要
- テーマは「From creative exploration to enterprise workflows」(クリエイティブな探索から企業ワークフローまで)
- 公式ドキュメント上はモデルカタログの記載がプレビュー表記のままの箇所もあるが、発表としてはGA
室谷代表取締役改めて整理すると、MAI-Image-2.6とMAI-Image-2.6-FlashがMicrosoft Foundryで一般提供(GA)開始。発表はMicrosoftで、2026年10月27日の公式ブログです。
プレビューからの正式版という位置づけですね。
プレビューからの正式版という位置づけですね。
テキトー教師DotAI 認定講師公式ブログでは、プレビュー以降に顧客フィードバックを集めてきたこと、そして企業利用の要件として「最初の1枚」だけでなく「編集間の一貫性」「有用なコントロール」「品質と速度のバランス」が重要だという認識が示されています。
室谷代表取締役つまり、画像を1枚ポンと出すだけでは業務にならない、という現場の声を反映したGAだということです。MYUUUでも画像生成は使いますけど、本当に大変なのは「同じ商品を別の構図でもう1枚」「色だけ変えて」という一貫性の部分なんですよね・・・。
テキトー教師DotAI 認定講師まさにそこが今回の強化点です。ブログの表現を借りれば「From creative exploration to enterprise workflows」、つまりクリエイティブな探索から企業ワークフローまで、というのが今回のテーマです。
室谷代表取締役なお、公式ドキュメント上はモデルカタログの記載がプレビュー表記のままの箇所もありますが、発表としてはGAです。ここは提供状況の整理として押さえておきたいところです。
MAI-Image-2.6でできること(マルチリファレンス編集・Webグラウンディング・解像度制御)
MAI-Image-2.6でできること(3つの主要機能)
マルチリファレンス編集
最大5枚の参照画像を使い、商品・キャラクター・ブランド資産の一貫性を保ちながら編集。細部を言葉で説明せずに済む。
Webグラウンディング
Bing連携により、最新または特定の情報を必要とするプロンプトに実世界の文脈を付加。ただし出力のレビューを代替するものではない。
フォーマット・解像度の制御
動的アスペクト比に対応し、出力は最大1.5K。配置先に合わせてアイデアを展開できる。
テキトー教師DotAI 認定講師機能を整理すると、大きく3つです。マルチリファレンス編集、Webグラウンディング、そしてフォーマット・解像度の制御ですね。
室谷代表取締役順番にいきましょう。まずマルチリファレンス編集。
これは最大5枚の参照画像を使って、商品・キャラクター・ブランド資産の一貫性を保ちながら編集できる機能です。
これは最大5枚の参照画像を使って、商品・キャラクター・ブランド資産の一貫性を保ちながら編集できる機能です。
テキトー教師DotAI 認定講師ブログの例えが分かりやすいんですよ。「商品の参照画像、キャラクター、ビジュアルの方向性を一緒に持ち込めるので、細部をゼロから言葉で説明しなくていい」と。
室谷代表取締役これは実務で効きますよね。プロンプトで全部説明しようとすると、言葉にできないニュアンスが落ちるんですよ。
参照画像で渡せるのは強い。
参照画像で渡せるのは強い。
テキトー教師DotAI 認定講師2つ目がWebグラウンディングです。Bing連携によって、最新または特定の情報を必要とするプロンプトに実世界の文脈を付加する仕組みです。
室谷代表取締役ただし公式ブログは「出力のレビューを代替するものではない」と明記しています。ここは誤解されやすいので、そのまま伝えておきたいですね。
事実・ブランド・編集上の要件が絡む画像は、やはり人の確認が必要だと。
事実・ブランド・編集上の要件が絡む画像は、やはり人の確認が必要だと。
テキトー教師DotAI 認定講師3つ目がフォーマットと解像度の制御です。動的アスペクト比に対応し、出力は最大1.5Kまで。
配置先に合わせてアイデアを展開する実務を支える、と書かれています。
配置先に合わせてアイデアを展開する実務を支える、と書かれています。
室谷代表取締役ドキュメント側のAPI仕様も見ておくと、幅・高さは最小768px、MAI-Image-2.6系ではwidth×heightが2,359,296以下という制約があります。あとauto_aspect_ratioというパラメータが2.6系に用意されていて、モデル側でアスペクト比を決められるんですね。
テキトー教師DotAI 認定講師プロンプトは最大32,000トークンまで。これは長い指示や詳細な要件を書けるということです。
室谷代表取締役生成と編集でAPIエンドポイントが分かれているのも実務的です。生成は/mai/v1/images/generations、編集は/mai/v1/images/editsで、編集側はmultipart形式で最大5枚のJPEGまたはPNGを渡す。
認証はMicrosoft Entra IDかAPIキーです。
認証はMicrosoft Entra IDかAPIキーです。
テキトー教師DotAI 認定講師編集でできることとしては、オブジェクトの削除・置換、属性の変更、インペインティング、テキストの更新、アーティファクトのクリーンアップなどが挙げられていて、構図とレイアウトを保ったまま編集できると説明されています。
室谷代表取締役ベースは拡散モデル(diffusion)で、プロンプトから段階的に画像を精緻化する方式ですね。テキスト描画の精度も改善されていると。
MAI-Image-2.6とFlashの違い・使い分け
MAI-Image-2.6 と MAI-Image-2.6-Flash の役割分担
MAI-Image-2.6
- 「精度のための選択」
- 複雑な編集
- テキスト描画
- 細部が重要な最終キャンペーン資産向け
MAI-Image-2.6-Flash
- インタラクティブなクリエイティブツール向け
- 高速な反復
- パーソナライズ
- 大量生成
- 2.6と同じ生成・編集機能を持ち、より高速・低コストなvariant
テキトー教師DotAI 認定講師ここが実務で一番迷うところです。2モデルの役割分担を整理しましょう。
室谷代表取締役公式ブログの言い方が明快で、MAI-Image-2.6は「精度のための選択」、つまり複雑な編集、テキスト描画、細部が重要な最終キャンペーン資産向け。MAI-Image-2.6-Flashは「インタラクティブなクリエイティブツール、高速な反復、パーソナライズ、大量生成」向けです。
テキトー教師DotAI 認定講師ドキュメントの比較表でも、Flashは「2.6と同じ生成・編集機能を持ち、より高速・低コストなvariant」と説明されています。機能を削っているわけではなく、速度とコストに振っているんですね。
室谷代表取締役ブログには小売チームのワークフロー例が載っていて、これが分かりやすいんですよ。まず商品写真・ブランドカラーパレット・狙う美学の3枚の参照画像をアップロード。
次にWebグラウンディングを使ってトレンドの季節テーマを反映した背景違いの10バリエーションを生成。そして初期探索と修正はFlashで回し、テキストオーバーレイが必要な最終ヒーロー資産はMAI-Image-2.6に切り替える、と。
次にWebグラウンディングを使ってトレンドの季節テーマを反映した背景違いの10バリエーションを生成。そして初期探索と修正はFlashで回し、テキストオーバーレイが必要な最終ヒーロー資産はMAI-Image-2.6に切り替える、と。
テキトー教師DotAI 認定講師まさに「速く回すところ」と「決めるところ」を分ける設計です。受講生さんにも、いきなり高精度モデルで全部やろうとしてコストが膨らむ人がいるので、この使い分けは講座でも伝えたいですね。
室谷代表取締役判断基準はシンプルで「アプリケーションの要件から始めて、どちらのモデルが体験を支えるか評価する」と公式ブログも言っています。まず要件、次にモデル選択の順ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師ちなみにMAI-Imageシリーズには2.5系のモデルもカタログに並んでいますが、今回GAの主役は2.6と2.6-Flashです。
MAI-Image-2.6の料金と日本からの利用・提供範囲
室谷代表取締役料金、いきますか。これは公式ブログに明記されています。
テキトー教師DotAI 認定講師整理するとこうです。
| モデル | テキスト入力(100万トークン) | 画像入力(100万トークン) | 画像出力(100万トークン) |
|---|---|---|---|
| MAI-Image-2.6 | 5ドル | 8ドル | 38ドル |
| MAI-Image-2.6-Flash | 1.75ドル | 2.50ドル | 19ドル |
室谷代表取締役画像出力が38ドルと19ドルで、ちょうど半分ですね。大量生成をFlashで回す理由が価格からも見えます。
テキトー教師DotAI 認定講師ここは為替や契約形態で実際の請求額は変わるので、公式の価格計算ツールで確認するのが確実です。
室谷代表取締役日本からの利用について。料金ページのリージョン一覧にはJapan EastとJapan Westが含まれています。
ただし、モデルごとの対応デプロイリージョンは別途「Region availability」で確認する必要がある、と文档に書かれています。ここは「日本リージョンがあるから必ず日本で動く」とまでは言い切れない部分ですね。
ただし、モデルごとの対応デプロイリージョンは別途「Region availability」で確認する必要がある、と文档に書かれています。ここは「日本リージョンがあるから必ず日本で動く」とまでは言い切れない部分ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師デプロイタイプはGlobal Standardと記載されています。リソースを作る際は、使いたいモデルの対応リージョンを確認したうえで、Cognitive Services Contributorロールなどの権限を用意する流れです。
室谷代表取締役無料で使えるかという点については、公式ブログには無料枠の記載はありません。Azureサブスクリプションと有効な支払い方法が前提とされています。
試したいだけならPlaygroundで触れる、というのが現実的な入口ですね。
試したいだけならPlaygroundで触れる、というのが現実的な入口ですね。
MAI-Image-2.6の使い方・始め方(Microsoft FoundryとPlayground)
テキトー教師DotAI 認定講師始め方は大きく2ルートです。手軽に試すならPlayground、本番組み込みならFoundryでのデプロイです。
室谷代表取締役Playgroundは公式投稿でも案内されていて、モデル選択にMAI-Image-2.6が並んでいます。テキストプロンプトから高品質な画像を生成する、という説明ですね。
ただし「MAI Playground is a limited preview of new and experimental AI models」と注記されていて、間違えることもある前提です。
ただし「MAI Playground is a limited preview of new and experimental AI models」と注記されていて、間違えることもある前提です。
テキトー教師DotAI 認定講師本番はFoundryでデプロイします。ポータルからでもAzure CLIからでも可能で、CLIならaz cognitiveservices account deployment createでモデル名・バージョン・SKUを指定する形です。
室谷代表取締役デプロイ後の流れは、エンドポイントとAPIキー(またはEntra IDトークン)を用意して、生成なら/mai/v1/images/generationsにmodel・prompt・width・heightをPOSTする。返ってきたbase64をデコードしてPNGで保存、というシンプルなものです。
テキトー教師DotAI 認定講師編集は/mai/v1/images/editsにmultipartで画像を複数枚渡す。imageフィールドを繰り返す形ですね。
公式にはクイックスタート(5分)とマルチリファレンス編集のサンプルノートブックも用意されています。
公式にはクイックスタート(5分)とマルチリファレンス編集のサンプルノートブックも用意されています。
室谷代表取締役開発者としては、モデルカードと価格計算ツールへのリンクが用意されているのもありがたいですね。まず小さく試して、要件に合うモデルを選ぶ。
この順番が推奨されています。
この順番が推奨されています。
テキトー教師DotAI 認定講師Microsoftのモデル群を業務に組み込む考え方は、Microsoft Copilot Studioとは?できること・料金・ログインからエージェント作成まででも整理していますので、あわせて読むと全体像がつかめます。
企業での活用例と顧客の評価、Adobe Fireflyへの提供予定
室谷代表取締役顧客の声も出ています。Sports Illustratedの出版事業を運営するMinute社が早期テストで、視覚品質・構図・的を絞ったデザイン編集の精度を評価したと。
テキトー教師DotAI 認定講師Minute社のNoy Freedman氏(SVP of Strategic Alliances)のコメントとして、ブランドが重視するクリエイティブのコントロールと基準を保ちながら、コンセプト開発やアイデア探索、デザインの refinement に可能性を感じる、という趣旨が紹介されています。
室谷代表取締役もう一つ大きいのがAdobeとの話です。MAI-Image-2.6をAdobe Fireflyに「まもなく」提供する予定と発表されています。
テキトー教師DotAI 認定講師AdobeのMatt Chotin氏(Senior Director of Product)のコメントも載っていて、クリエイターにもっと選択肢と精度、コントロールを届ける、という趣旨です。提供時期の具体的な日付は現時点では明らかにされていません。
室谷代表取締役クリエイターが普段使っているツールに入ってくる、というのは普及の観点で大きいですよね。FoundryでAPIから叩く層と、Fireflyで触る層、両方に届く形になります。
テキトー教師DotAI 認定講師企業での活用例としては、先ほどの小売の季節キャンペーン画像のワークフローがそのまま参考になります。参照画像で一貫性を保ち、Webグラウンディングで時流を拾い、Flashで回して2.6で仕上げる。
この型は他の業種にも移植できます。
この型は他の業種にも移植できます。
室谷代表取締役ただ、繰り返しになりますが、事実やブランドに関わる画像は人のレビューが前提です。ここを飛ばすと事故るので、ワークフローに確認工程を組み込むのが前提条件ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師画像モデルの進化という文脈では、MAI-Image-2.7-Previewとは?Microsoftの画像編集モデルが総合2位・Elo1193も参考になります。Microsoftが画像編集の系列をどう伸ばしているかが見えますよ。
室谷代表取締役コーディング側の小型モデルの動きはMAI-Code-1.1-Flashとは?Microsoftの小型コーディングモデルがオンデバイス対応で追っています。MAIファミリー全体の広がりとして押さえておくと良いですね。
よくある質問
室谷代表取締役ここからは、読者が気になりそうな点を整理していきます。
テキトー教師DotAI 認定講師まず「MAI-Image-2.6の性能はどれくらいか」。ベンチマークやELOスコア、他モデルとの順位比較については、今回の公式ブログ・ドキュメントに数値の記載がありません。
現時点では明らかにされていません、が正確な答えです。
現時点では明らかにされていません、が正確な答えです。
室谷代表取締役「料金はいくらか」。これは明確で、テキスト入力100万トークンあたり5ドル、画像入力8ドル、画像出力38ドル。
Flashは1.75ドル、2.50ドル、19ドルです。
Flashは1.75ドル、2.50ドル、19ドルです。
テキトー教師DotAI 認定講師「無料で使えるか」。公式ブログに無料枠の記載はありません。
Azureサブスクリプションと有効な支払い方法が前提です。試用はPlaygroundで、という案内になっています。
Azureサブスクリプションと有効な支払い方法が前提です。試用はPlaygroundで、という案内になっています。
室谷代表取締役「どこで使えるか」。Microsoft Foundryでデプロイし、生成APIと編集APIを利用します。
認証はMicrosoft Entra IDまたはAPIキー。Playgroundでも試せます。
認証はMicrosoft Entra IDまたはAPIキー。Playgroundでも試せます。
テキトー教師DotAI 認定講師「生成速度はどうか」。Flashが高速・低コストのvariantであることは公式に明記されていますが、具体的な速度の数値や他モデルとの比較は示されていません。
室谷代表取締役「Previewと正式版の違いは」。今回GAになったことで本番利用が可能な安定版として提供されます。
ドキュメントの一部にプレビュー表記が残っている箇所がある点は、利用時に確認しておきたいところです。
ドキュメントの一部にプレビュー表記が残っている箇所がある点は、利用時に確認しておきたいところです。
テキトー教師DotAI 認定講師「日本で使えるか」。料金ページのリージョン一覧にJapan EastとJapan Westは含まれていますが、モデルごとの対応デプロイリージョンは別途確認が必要です。
デプロイ前にRegion availabilityを見るのが確実ですね。
デプロイ前にRegion availabilityを見るのが確実ですね。
室谷代表取締役まとめると、今回のGAは「画像を1枚作る」から「業務で回る画像制作」へ、Microsoftがモデルと周辺機能を整えてきた発表なんですよね。参照画像で一貫性を保ち、Webグラウンディングで文脈を足し、Flashで回して2.6で決める。
この使い分けが実務の肝です。
この使い分けが実務の肝です。
テキトー教師DotAI 認定講師まずはPlaygroundで触って、要件に合うモデルを評価する。そこからFoundryでデプロイ、という順番が王道ですね。
