Notion Agentは、Notionが提供するAIチームメイトで、2026年10月19日のアップデートで「コンピュータ」を使ったファイル作成・編集ができるようになりました。会話から直接Excelスプレッドシート、Word文書、PowerPointスライド、PDFといった完成ファイルを生成でき、すべてNotion内で完結します。
室谷代表取締役Notion Agentがついにファイルそのものを作れるようになった、という発表なんですよね。Notionの公式アカウントが「あなたのNotion Agentはコンピュータを使ってファイルを作成・編集できるようになりました」と投稿していて、会話から完成されたExcel、Word、PowerPoint、PDFに持っていけると。
これは実務でかなり効いてくる変化だと思います。
これは実務でかなり効いてくる変化だと思います。
テキトー教師DotAI 認定講師単に「ファイルも作れるようになりました」という話じゃないんですよ。これまでNotion Agentはページやデータベースの作成・編集、アップロードされたPDFやCSVの読み取りと質問応答、チャット内での表形式表示まではできたんですけど、ダウンロードできる“完成ファイル”を吐き出すところまでは踏み込んでいなかった。
そこが今回の新しいポイントです。
そこが今回の新しいポイントです。
室谷代表取締役そうなんですよね。書き上げた回答だけじゃなくて、整理されたスプレッドシートやダウンロードできるレポートが必要な場面ってあるじゃないですか。
MYUUUでも議事録や顧客向けの資料をNotionでまとめることは多いので、会話の成果がそのまま業務ファイルとして持ち出せるのは大きいです。
MYUUUでも議事録や顧客向けの資料をNotionでまとめることは多いので、会話の成果がそのまま業務ファイルとして持ち出せるのは大きいです。
Notion Agentとは?今回の発表で何が変わったか
Notion Agentの発表前と今回の違い
発表前
- ページ・データベースの作成編集
- SlackやGmail、カレンダーなど接続アプリ上の操作
- アップロードファイル(PDF/CSV等)の読み取りと質問応答
- チャット内での表形式表示
今回
- 安全な作業環境でアップロードファイルを読み取り
- 計算・簡単なコード実行
- ダウンロード可能な新規ファイル(表計算・スライド・PDF・文書)を生成
テキトー教師DotAI 認定講師まず定義から整理しましょう。Notion Agentは、Notionの内部で動くAIの「チームメイト」で、ワークスペースや接続アプリの文脈を使ってページやデータベースを作成・編集する存在です。
ユーザーと同じ権限で動くので、ユーザーが見られないものはAgentも見られない、という設計になっています。
ユーザーと同じ権限で動くので、ユーザーが見られないものはAgentも見られない、という設計になっています。
室谷代表取締役権限がユーザーと同一というのは、経営者的には安心材料なんですよね。Agentに仕事を任せるとき、一番怖いのは「見えてはいけないものを見てしまう」ことなので。
テキトー教師DotAI 認定講師今回の発表で変わったのは、Agentが「コンピュータ」を使えるようになった点です。公式の解説では、安全な作業環境(secure workspace)の中で、アップロードされたファイルを読み、計算や簡単なコード実行を行い、ダウンロード可能な新規ファイルを生成する仕組みだと説明されています。
室谷代表取締役読み取れるファイルの種類も公式に書かれていて、PDF、CSV、Excel(XLSX)、Word(DOCX)、PowerPoint(PPTX)、ZIPが対象なんですよね。読み取るだけでなく、表計算・スライド・PDF・文書を新しく作ってダウンロードできる。
ここが今回の核心です。
ここが今回の核心です。
テキトー教師DotAI 認定講師発表前との違いを整理すると、こうなります。
整理するとこうです。
- 発表前:ページ・データベースの作成編集、SlackやGmail、カレンダーなど接続アプリ上の操作、アップロードファイル(PDF/CSV等)の読み取りと質問応答、チャット内での表形式表示
- 今回:安全な作業環境でアップロードファイルを読み、計算・簡単なコード実行を行い、ダウンロード可能な新規ファイル(表計算・スライド・PDF・文書)を生成
室谷代表取締役つまり「読む」から「作って渡す」に踏み込んだわけです。これはNotion AIとは?できること・料金・無料の範囲とChatGPTとの違いで解説しているNotion AIの進化の延長線上にある話なんですけど、ファイル生成まで来ると使い方が変わるなと。
Notion Agentでできること——Excel・Word・PowerPoint・PDFを会話から作成
Notion Agentでできること
ファイルの読み取り
PDF、CSV、Excel、Word、PowerPoint、ZIPを読める
計算・コード実行
計算、必要なら簡単なコードの実行
新規ファイルの作成・ダウンロード
表計算、スライド、PDF、文書が対象
データ分析
実績と予算の比較、10%超の差異を説明付きでハイライト、要約やインサイトの出力
ページ・データベース操作
ページやデータベースの作成・編集、複数ステップのタスク実行
質問応答
ワークスペースや接続アプリの内容についての質問応答
外部アプリ連携
Slackでの操作、Gmailの検索・下書き・送信、カレンダーの予定調整、Inboxの整理
数式の作成・編集・評価
表計算の数式を扱える
文脈の取り込み
今いるページの文脈をデフォルトで取り込み、@でページや人を指定、All sourcesや接続済みMCPサーバーも参照
テキトー教師DotAI 認定講師公式の解説で示されている例が分かりやすいんですよ。「Use a computer to analyze this spreadsheet and return an updated XLSX」、つまり「コンピュータを使ってこのスプレッドシートを分析し、更新されたXLSXを返してください」というプロンプトです。
室谷代表取締役アップロードしたExcelを分析して、更新版のXLSXを返してくれると。これは経理や営業の集計作業でかなり刺さりますよね。
テキトー教師DotAI 認定講師できることとしては、まずファイルの読み取りがあります。PDF、CSV、Excel、Word、PowerPoint、ZIPを読めます。
次に計算、必要なら簡単なコードの実行。そして新しいファイルの作成とダウンロードで、表計算、スライド、PDF、文書が対象です。
次に計算、必要なら簡単なコードの実行。そして新しいファイルの作成とダウンロードで、表計算、スライド、PDF、文書が対象です。
室谷代表取締役データ分析の文脈も公式に書かれていて、「実績と予算を比較して、10%を超える差異を説明付きでハイライトして」みたいなプロンプト例も挙がっています。分析して要約やインサイトを出すところまで会話でできると。
テキトー教師DotAI 認定講師ファイル生成以外の得意分野も整理しておきましょう。ページやデータベースの作成・編集、複数ステップのタスク実行、ワークスペースや接続アプリの内容についての質問応答、Slackでの操作、Gmailの検索・下書き・送信、カレンダーの予定調整、Inboxの整理、数式の作成・編集・評価などが公式に挙げられています。
室谷代表取締役表計算の生成という意味では、ChatGPT for Excelの使い方完全ガイド【2026年最新】:アドイン導入から料金プラン・無料枠・活用テクニックまで徹底解説で扱っているようなExcel特化ツールと発想は近いんですけど、Notion Agentの場合はNotionのワークスペースの文脈をそのまま使えるのが違いなんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師そこは大事なポイントです。Agentはデフォルトで今いるページの文脈を取り込みますし、チャット欄の@で特定のページや人を指定して追加の文脈を与えることもできます。
「All sources」から複数のソースを選んだり、接続済みのMCPサーバーを参照させたりもできます。
「All sources」から複数のソースを選んだり、接続済みのMCPサーバーを参照させたりもできます。
室谷代表取締役既存のドキュメントやデータベースをコンテキストとして参照できるから、ゼロから作るんじゃなくて「うちの資料を踏まえたファイル」が出てくるわけです。ここが単体のファイル生成ツールとの差だと思います。
Notion Agentの使い方・始め方——プロンプト例とファイル生成の流れ
Notion Agentでファイルを生成する流れ
- 01Agentアイコンからチャットを開くNotion画面下部のAgentアイコンをクリック
- 02ファイルをアップロードチャット欄のクリップアイコンからPDF、CSV、Excel、Word、PowerPoint、ZIPをアップロード
- 03依頼を入力「コンピュータを使ってこのスプレッドシートを分析し、更新されたXLSXを返して」のように指示
- 04Agentが処理安全な作業環境で読み取り・計算・必要なら簡単なコード実行
- 05新規ファイルが生成ダウンロード可能な表計算・スライド・PDF・文書が生成される
テキトー教師DotAI 認定講師始め方はシンプルです。Notionの画面下部にあるAgentのアイコンをクリックしてチャットを開く。
そこで質問や依頼を入力するか、今いるページに応じたアクションの一覧から選ぶ形です。
そこで質問や依頼を入力するか、今いるページに応じたアクションの一覧から選ぶ形です。
室谷代表取締役ファイルを読ませたいときは、チャット欄のクリップのアイコンからアップロードするんですよね。あとは「コンピュータを使って」と明示的に指示するのが公式の例になっています。
テキトー教師DotAI 認定講師ファイル生成の流れを整理するとこうです。
整理するとこうです。
- Notion下部のAgentアイコンからチャットを開く
- クリップのアイコンからファイル(PDF、CSV、Excel、Word、PowerPoint、ZIP)をアップロードする
- 「コンピュータを使ってこのスプレッドシートを分析し、更新されたXLSXを返して」のように依頼する
- Agentが安全な作業環境で読み取り・計算・必要なら簡単なコード実行を行う
- ダウンロード可能な新規ファイル(表計算・スライド・PDF・文書)が生成される
室谷代表取締役モデルの選択もポイントで、標準は「Auto」でNotionがタスクに合わせてモデルを選ぶんですよね。BusinessとEnterpriseプランでは、AutoのままだとStandard使用量、自分でモデルを選ぶとSelect使用量になるという区分けが公式に説明されています。
テキトー教師DotAI 認定講師パーソナライズもできます。Agentの顔をクリックして名前やアクセサリーを設定したり、「Add instructions」から指示を追加したりできます。
既存ページを指示として使うこともできますが、そのページを他の人が編集できるとAgentの応答も変わってしまうので、例を共有したいときは複製を共有するように、と公式が注意しています。
既存ページを指示として使うこともできますが、そのページを他の人が編集できるとAgentの応答も変わってしまうので、例を共有したいときは複製を共有するように、と公式が注意しています。
室谷代表取締役指示ページの権限管理は地味に大事ですよね。チームで使うなら、指示ページは編集者を絞っておくべきだと。
あと、チャットはサイドバー表示とフローティング表示を切り替えられるので、作業しながら横に置いておけるのも実用的です。
あと、チャットはサイドバー表示とフローティング表示を切り替えられるので、作業しながら横に置いておけるのも実用的です。
テキトー教師DotAI 認定講師チャット履歴も残りますし、よく使うチャットはピン留めできます。ただしピン留めはモバイルでは使えないので、そこは注意です。
Notion Agentの料金・提供プラン——無料で使えるか、日本でいつから使えるか
室谷代表取締役ここは皆さんが一番気にするところだと思うんですけど、Notion AgentはBusinessプラン以上で利用可能で、Businessは月20ドル/メンバーです。FreeとPlusはトライアルでの提供になります。
テキトー教師DotAI 認定講師公式の料金ページでも、Businessプランの項目にNotion Agentが含まれていて、FreeとPlusは「Limited Trial」という扱いです。Custom Agentsは「Free to try、その後1,000クレジットあたり10ドル」とされています。
室谷代表取締役クレジットの考え方も整理しておきたいんですよね。BusinessとEnterpriseでは、AutoのままだとStandard使用量、モデルを自分で選ぶとSelect使用量になります。
Custom AgentsやWorkersはNotionクレジットが必要という区分けです。
Custom AgentsやWorkersはNotionクレジットが必要という区分けです。
テキトー教師DotAI 認定講師日本での提供開始時期については、今回の資料の中では明示されていません。現時点では明らかにされていない、と正直に書くしかないですね。
料金は米ドル表記で示されているので、日本からの利用時は為替や契約形態によって変わり得ます。最新の提供範囲は公式で確認するのが確実です。
料金は米ドル表記で示されているので、日本からの利用時は為替や契約形態によって変わり得ます。最新の提供範囲は公式で確認するのが確実です。
室谷代表取締役あと、モバイルアプリには制約があって、MCPサーバーの新規接続やカレンダー予定の作成・キャンセルはWebとデスクトップのみなんですよね。ファイル生成そのもののモバイル対応については、今回の資料では明確にされていません。
従来のNotion AI・Notion Agentとの違いと進化点
テキトー教師DotAI 認定講師進化の流れを整理すると、Notion Agentは「ページとデータベースを作る存在」から「コンピュータを持ってファイルを作る存在」に広がった、というのが今回の位置づけです。
室谷代表取締役2026年10月19日のリリースでは、Agentの基盤自体も作り直されていて、Agentが自分専用のコンピュータとブラウザを持ち、コンテキスト管理も賢くなり、安全チェック付きの「Review for me」モードも追加されたと公式に書かれています。タスクは最大24時間動けるようになったと。
テキトー教師DotAI 認定講師同じリリースで、モデルを自動で振り分ける「Auto」も刷新されています。公式には、20以上の一般的なタスクでAutoがOpus 5.5やAstraに近い結果を約90%低い平均コストで出した、という説明があります。
これはNotionの公式発表の記載です。
これはNotionの公式発表の記載です。
室谷代表取締役クレジットが約10倍持つようになった、という表現も公式にありますね。あと、ChatGPT Plus、Pro、Goのプランを個人のNotion Agentに接続できるようになったとも書かれていて、これはBusinessとEnterprise向けです。
テキトー教師DotAI 認定講師既存のNotion AIとの違いで言うと、Notion AIはチャットや文書生成、データベースの自動入力などが中心でしたが、Notion Agentは複数ステップのタスクを実行し、接続アプリをまたいで動き、今回ファイル生成まで担う、という役割の広がりがあります。
室谷代表取締役外部エージェントとの接続も進んでいて、MCP経由で150以上のツールと接続できると公式に書かれています。これはLMArenaの「Agent Mode Connectors」とは?GitHub・Notion・GmailをOAuth接続で扱っているような外部連携の流れとも重なる話ですよね。
Notion側がハブになる方向性がはっきりしてきたなと。
Notion側がハブになる方向性がはっきりしてきたなと。
セキュリティと権限——Agentができること・できないこと
テキトー教師DotAI 認定講師セキュリティの基本は、Agentがユーザーと同じ権限で動くことです。ユーザーが見られない、編集できないコンテンツはAgentも扱えません。
ここは公式が明確に書いています。
ここは公式が明確に書いています。
室谷代表取締役ファイル生成の文脈でも、安全な作業環境(secure workspace)の中で読み取りや計算、コード実行が行われると説明されています。データの扱いについては、フィードバックはAgentの学習には使われず、Notionチームの改善のために共有される、と公式に書かれていますね。
テキトー教師DotAI 認定講師できないことも整理しておきましょう。公式の「できないこと」リストには、非PDF埋め込み(動画のトランスクリプトなど)の内容を使った質問応答、新しいデータベースの自動化・テンプレート・ページレイアウト・数式やロールアップ、ボタンなどの高度なプロパティの作成、コメントの作成・編集、ページの共有や権限レベルの変更、AIミーティングノートの開始、リマインダーの作成、ワークスペース全体の設定管理などが挙げられています。
室谷代表取締役カレンダー周りだと、自分が主催者でない予定の編集・キャンセルができない、モバイルでは予定の作成・キャンセルができない、モバイルではMCPサーバーの新規接続ができない、といった制約もあります。
テキトー教師DotAI 認定講師あと、Gmailの送信のような書き込み操作は、実行前に確認を求められる仕組みになっています。接続ツール側の変更も承認するまで反映されない、という設計です。
室谷代表取締役権限と承認の二段構えになっているのは、業務で使う上ではありがたいですよね。Agentに任せつつ、最後の一押しは人間が確認する。
このバランスが現実的だと思います。
このバランスが現実的だと思います。
よくある質問
テキトー教師DotAI 認定講師ここまでの内容でよく聞かれそうな点を整理しておきます。
室谷代表取締役まず「無料で使えるのか」ですが、Notion AgentはBusinessプラン以上で、FreeとPlusはトライアルです。本格利用はBusiness(月20ドル/メンバー)以上が前提になります。
テキトー教師DotAI 認定講師「Excelファイルは本当に作れるのか」については、公式に、アップロードしたスプレッドシートを分析して更新されたXLSXを返す例が示されています。読み取れる形式はPDF、CSV、Excel、Word、PowerPoint、ZIP、生成できるのは表計算、スライド、PDF、文書です。
室谷代表取締役「既存のNotion AIと何が違うのか」は、Notion AIがチャットや文書生成中心だったのに対し、Notion Agentは複数ステップのタスクを実行し、接続アプリをまたぎ、今回ファイル生成まで担うという役割の広がりで説明できます。
テキトー教師DotAI 認定講師「日本ではいつから使えるのか」は、今回の資料では明示されていません。現時点では明らかにされていない、というのが正確なところです。
室谷代表取締役「モバイルで使えるのか」は、Agent自体はモバイルでも使えますが、MCPサーバーの新規接続やカレンダー予定の作成・キャンセルはWebとデスクトップのみです。ファイル生成のモバイル対応は今回の資料では明確にされていません。
テキトー教師DotAI 認定講師「どんなタスクを任せると効果的か」は、スプレッドシートの分析と更新、レポートのPDF化、スライドの下書き、文書の整形あたりが公式の例に沿った使い方になります。まずは手元のExcelを読ませて更新版を返してもらうところから試すのが分かりやすいですね。
室谷代表取締役まとめると、Notion Agentは「会話の成果をそのまま業務ファイルにできる」方向へ一歩進んだ、というのが今回の発表です。MYUUUでもまずは社内の集計資料で試して、どこまで任せられるかを見ていこうと思います。
