Claude CodeのAgent Teamsとは何か?Subagentとの違いから判断する
Agent Teamsは何をする機能なのか
室谷代表取締役まず Agent Teams なんですけど、複数の Claude Code インスタンスをチームとして動かす実験的な機能なんですよね。1つのセッションがリーダーになって、作業を調整して、タスクを割り振って、結果をまとめる。
まだ実験段階なので、挙動が変わりうる前提で見た方がいいです。
まだ実験段階なので、挙動が変わりうる前提で見た方がいいです。
テキトー教師DotAI 認定講師なるほど。ただ、Claude Code 自体をまだ触ったことがない人だと、いきなりチームと言われても像が結ばないと思うんですよ。
土台がないまま入ると、何が新しいのか分からないまま終わりがちです。
土台がないまま入ると、何が新しいのか分からないまま終わりがちです。
室谷代表取締役そう、そこは前提が要る。Claude Code の読み方やできることが曖昧なら、Claude Codeとは?読み方・できること・使い方を完全解説 を先に流し見るのが早いですよ。
この記事はその先の応用、複数インスタンスをどう連携させるかに絞って話します。
この記事はその先の応用、複数インスタンスをどう連携させるかに絞って話します。
テキトー教師DotAI 認定講師初めての人はまず1インスタンスで動かして、動きが掴めてからチームに進む。順番を飛ばすと、便利そうで終わっちゃうんですよね。
SubagentとAgent Teamsは何が違うのか

室谷代表取締役で、一番聞かれるのが Subagent との違いなんですよね。名前が似てるので混ざる。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのもそこです。「サブエージェントと何が違うんですか」と。
実際、かなり別物なんですよ。同じ「子エージェント」でも役割が根本から違う。
実際、かなり別物なんですよ。同じ「子エージェント」でも役割が根本から違う。
室谷代表取締役表にするとこうです。
| 観点 | Subagents | Agent Teams |
|---|---|---|
| コンテキスト | 独自ウィンドウ | 独自ウィンドウで完全に独立 |
| 結果の返し方 | 呼び出し元に返すのみ | チームメイト同士で直接やり取り |
| 調整 | メインエージェントが管理 | 共有タスクリストとメッセージで自己調整 |
| 向く作業 | 結果だけ重要な集中タスク | 議論と協力が要る複雑な作業 |
| トークンコスト | 低い | 高い |
テキトー教師DotAI 認定講師ざっくり「結果だけ返すのが Subagent、途中で会話しながら進めるのがチーム」です。Subagent は結果が要約されて返るので軽い。
チームは各メンバーが個別インスタンスなので、当然重くなる。この重さの差は、そのまま設計思想の差なんですよ。
チームは各メンバーが個別インスタンスなので、当然重くなる。この重さの差は、そのまま設計思想の差なんですよ。
独立コンテキスト・直接通信・共有タスクリストの意味
室谷代表取締役押さえておきたいのが、独立コンテキスト・直接通信・共有タスクリストの3つなんですよね。ここが分かると、何ができる機能なのか輪郭が見えてくる。
テキトー教師DotAI 認定講師ここ、言葉だけだと抽象的で。ハマる人が多いんですよ。
室谷代表取締役独立コンテキストは、各メンバーが自分のウィンドウを持って、リーダーの会話履歴は引き継がない。ただ CLAUDE.md や MCP サーバー、skills は通常セッションと同じように自動で読み込まれる。
設定は同じだけど会話の流れは持ち越さない、という切り分けなんですね。組織で言えば、全員が同じ議事録を共有するのではなく、各自が自分の材料で判断するのに近い。
設定は同じだけど会話の流れは持ち越さない、という切り分けなんですね。組織で言えば、全員が同じ議事録を共有するのではなく、各自が自分の材料で判断するのに近い。
テキトー教師DotAI 認定講師あ、そこは誤解しやすいです。「履歴も全部共有してるんでしょ」と思いがちなので。
直接通信は、リーダーを経由せずチームメイト同士が話せること。共有タスクリストは状態と依存関係を管理して、割り当ての競合はファイルロックで防ぐ。
上司を通さず隣同士で直接話せるかどうか、それくらいの差なんですよ。
直接通信は、リーダーを経由せずチームメイト同士が話せること。共有タスクリストは状態と依存関係を管理して、割り当ての競合はファイルロックで防ぐ。
上司を通さず隣同士で直接話せるかどうか、それくらいの差なんですよ。
有効化とチームの作り方。settings.jsonと環境変数の設定手順
デフォルトで無効な機能を有効にする設定
チーム機能を有効にする手順
- 01settings.json を開くClaude Code の設定ファイル(settings.json)を開く
- 02env に環境変数を追加env の中に CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS: "1" を追加する
- 03保存する実行中のセッションにも再読み込みされ、新規セッションの起動は不要
- Claude Code の設定ファイル(settings.json)を開く
envの中にCLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS: "1"を追加する- 保存する(実行中のセッションにも再読み込みされ、新規セッションの起動は不要)
json
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS": "1"
}
}シェル側で同名の環境変数を 1 に設定する方法でも同じです。
室谷代表取締役settings.json の env に一行足すだけなんですよ。
これで終わり。
CLAUDE_CODE_EXPERIMENTAL_AGENT_TEAMS を "1" にする。これで終わり。
テキトー教師DotAI 認定講師拍子抜けするくらい簡単で、最初に戸惑うのが保存後の再起動が要るのかどうか。実際は実行中のセッションにも再読み込みされるので、そのまま続けられます。
室谷代表取締役ただ、-p の非インタラクティブで回してる人はチームが生まれないんですよね。CI に組み込んでる人はここでハマる。
テキトー教師DotAI 認定講師そこ、最初に引っかかりやすいところです。あと Claude Code 自体が初めてなら、Claude Codeとは?読み方・できること・使い方を完全解説【2026年最新】 を先に眺めておくと、この先の話がすっと入ります。
無効化して元に戻す方法と設定ファイルの優先順位
室谷代表取締役戻したいときは同じ値を "0" に戻すだけ。ついでに設定ファイルの優先順位も押さえておくと、思った通りに効かない事故が減るんですよ。
プロジェクト設定やローカル設定、--settings ペイロードがユーザー設定より上で、最後にマネージド設定が上書きする。
プロジェクト設定やローカル設定、--settings ペイロードがユーザー設定より上で、最後にマネージド設定が上書きする。
テキトー教師DotAI 認定講師管理者側の設定が最後に効く、という順番なんですね。逆だと思ってる人が多いんですよ。
室谷代表取締役会社で一括配布してるところは、個人がどう書いても最後に上書きされる。統制が効く構造になってるんですよね。
チームメイトを生成する指示の書き方

テキトー教師DotAI 認定講師有効にしたら、あとは日本語で「4人のチームメイトを生成して」でいいんですか?
室谷代表取締役それで立ち上がるんですよね。人数も役割も Claude がタスクから判断するし、こちらから明示もできる。
ドキュメントの例だと「Spawn 4 teammates... Use Sonnet for each teammate.」みたいに、モデルまでプロンプトで指定する書き方が載ってます。
ドキュメントの例だと「Spawn 4 teammates... Use Sonnet for each teammate.」みたいに、モデルまでプロンプトで指定する書き方が載ってます。
テキトー教師DotAI 認定講師指定しないとリーダーのモデルが引き継がれるんで、Opus で回してると全員 Opus になる。何も考えずチームを作ると、そこそこ重い構成になるんですよ。
室谷代表取締役あと、チームが有効な間は Claude が名づけた通常の subagent もチームメイトとして起動される。意図せずチームができてる、ってのは知らないとびっくりします。
チームリーダー・チームメイト・タスクリスト・メールボックスの役割
室谷代表取締役役割を並べると、1つのセッションがチームリーダーになって、割り当てと結果の統合を担う。
テキトー教師DotAI 認定講師チームメイトはそれぞれ独立したコンテキストを持って、リーダーを介さず直接メッセージを送り合える。ここが subagent と一番違うところですね。
室谷代表取締役進行は共有タスクリストで回す。状態は保留中・進行中・完了の3つで、依存関係のあるタスクは依存先が終わるまで取りに行けない。
割り当てはリーダーの指示でも手挙げでもいい。
割り当てはリーダーの指示でも手挙げでもいい。
テキトー教師DotAI 認定講師メッセージをやり取りする箱がある、くらいの理解で最初は十分です。名前を指定して送れば呼び出せますから。
画面の見方と操作。in-processモードと分割ペインの違い
in-processモードでのチームメイト切り替えとトランスクリプト表示
室谷代表取締役Agent Teams、チームを立ち上げたあとの画面って、まず既定の in-process モードで動くんですよ。全員が1つのターミナルの中に同居している状態ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師そこが最初に戸惑うところで。ターミナルが何枚も勝手に開くと思っている人が多いんですけど、実際は1画面の中にチームメイトが並んでいるだけなんです。
室谷代表取締役切り替えはエージェントパネルで上下の矢印キー、選んで Enter でそのメンバーのトランスクリプトが見える。リーダーとチームメイトは別々の履歴を持っていますから、覗きにいく感覚なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師なるほど、そこで Enter なんですね。見当たらないメンバーは名前を指定してメッセージを送ると非表示の行から呼び出せる、というのも合わせて覚えておくと迷いにくいです。
分割ペイン(tmux/iTerm2)を使う条件とteammateModeの設定
in-processモードと分割ペインの違い
in-processモード(既定)
- 全員が1つのターミナルの中に同居
- ターミナルが何枚も開くわけではない
- エージェントパネルで上下の矢印キー→Enterでトランスクリプト表示
- リーダーとチームメイトは別々の履歴を持つ
- 見当たらないメンバーは名前を指定してメッセージ送信で呼び出せる
分割ペイン(tmux/iTerm2)
- tmux か iTerm2 が必要
- ~/.claude/settings.json に teammateMode を書く(auto/tmux/iterm2)
- tmux は tmux セッション内で Claude Code を起動
- iTerm2 は it2 CLI と Python API を有効化
- セッション単位なら claude --teammate-mode auto(実験的フラグ)
- auto は tmux 内か iTerm2+it2 ならペイン、それ以外は in-process にフォールバック
- tmux 指定でペインを強制、iterm2 指定で iTerm2 のネイティブ分割を明示
分割ペインに切り替えたいときの手順はこうです。
~/.claude/settings.jsonにteammateModeを書く("auto"/"tmux"/"iterm2")- tmux を使う場合は tmux セッションの中で Claude Code を起動する
- iTerm2 を使う場合は
it2CLI を入れ、iTerm2 の Python API を有効にする - セッション単位で試すなら
claude --teammate-mode auto(実験的なフラグで、--help には表示されない)
室谷代表取締役既定の in-process を分割ペインに変えるには、tmux か iTerm2 が要るんですよね。ターミナル側の受け皿が無いと、設定を書いてもペインにはならないんです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「iTerm2 を入れたのにペインにならない」なんですよ。it2 の CLI と Python API が有効になっていないと、auto では in-process のままになります。
室谷代表取締役auto は tmux の中か iTerm2 + it2 の環境ならペイン、それ以外は in-process にフォールバック。tmux を指定すればペインを強制、iterm2 なら iTerm2 のネイティブ分割を明示、という住み分けなんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師あと
--teammate-mode のほうは実験的な扱いで、--help には出てこないんです。設定ファイルに書くか、セッション単位でコマンドに付けるか、どちらでも同じように効きます。端末ごとの可否と、分割ペインで詰まりやすいポイント
テキトー教師DotAI 認定講師ここで一回整理しておきたいんですけど、分割ペインが使えるのは tmux と iTerm2 の2つだけなんです。VS Code の統合ターミナル、Windows Terminal、Ghostty はペイン表示に対応していないんですよ。
室谷代表取締役そうなんですよね。だから設定を一生懸命いじっても、そのターミナルでは in-process のまま。
設定を増やすより、まず自分の環境が対応しているかを見たほうが早いんです。
設定を増やすより、まず自分の環境が対応しているかを見たほうが早いんです。
テキトー教師DotAI 認定講師詰まりやすいのは、対応していない端末で tmux を指定したときですね。強制的にペインにしようとするので、素直に in-process で動かすより混乱しやすいんです。
室谷代表取締役最初は既定のまま1画面で眺めて、人数が増えて見づらくなってからペインに移る、くらいの順番でいいと思います。切り替えの設定は1項目なので、あとから変えても大した手間にはならないんですよね。
チームメイトのモデルはどう決まる?優先順位とOpus/Sonnetの指定
モデル決定の優先順位を上から順番に追う
- スポーンプロンプトでの指定(例:「Use Sonnet for each teammate.」)
- subagent定義の model(inherit ならリーダーのモデル)
- CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL(inherit 以外のとき)
- リーダーの現在のモデル
室谷代表取締役チームメイトのモデルって、実は上から順に決まる仕組みなんですよ。まずスポーンプロンプトで指定したもの、次にsubagent定義のmodel、その次に環境変数、最後にリーダーのモデル。
ここを曖昧にしたまま組むと事故るんですよね。
ここを曖昧にしたまま組むと事故るんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのがまさにそこです。「Sonnetにしたはずなのに違うのが動いてる」というのは、上位のルールが効いているケースなんです。
プロンプトに書いた指定が一番強いので。
プロンプトに書いた指定が一番強いので。
室谷代表取締役だからプロンプトに「Sonnetで」と書けばその通りになる。逆に書かなければ、リーダーのOpusをそのまま引き継ぐ可能性がある。
Opusが何人も並走したら、費用は素直に積み上がりますから。
Opusが何人も並走したら、費用は素直に積み上がりますから。
テキトー教師DotAI 認定講師あと、subagent定義のmodelに inherit と書いておくとリーダーのモデルをそのまま使う動きになります。ここを理解していないと、意図と実際がズレたまま走り続けます。
CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL_FORCEでの上書きと過去バージョンからの変遷
室谷代表取締役CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL_FORCE を1にすると、上位2つのルールを飛ばして、環境変数かリーダーのモデルに固定できるんですよ。組織でモデルを統一したいときはこれが効く。
v2.1.257以降で使える設定です。
v2.1.257以降で使える設定です。
テキトー教師DotAI 認定講師ただ、これは比較的新しい仕組みで。v2.1.251より前は CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL の方が最優先だった時期があるんです。
当時の記事の順番と今の順番が逆になっているので、そこは注意が必要です。
当時の記事の順番と今の順番が逆になっているので、そこは注意が必要です。
室谷代表取締役そう、そこが罠なんですよね。古い情報のまま設定して「なんで効かないんだ」となる。
あと teammateDefaultModel は v2.1.234 で削除済みで、今は書いても無視される。バージョンを確認しないと判断を間違えます。
あと teammateDefaultModel は v2.1.234 で削除済みで、今は書いても無視される。バージョンを確認しないと判断を間違えます。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのも、効かない原因がバージョン差だったというパターンです。組織のavailableModelsでブロックされた値は代替モデルに切り替わるので、その前提も併せて見ておくといいですよ。
subagent定義を名前で使い回す(security-reviewerの例)
室谷代表取締役security-reviewer みたいにsubagent定義で作ったロールは、チームメイト生成時に名前で呼ぶだけで使い回せる。毎回プロンプトを書き直さなくていいのが大きいんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師名前で呼ぶと、その定義の tools、model、disallowedTools、effort、本体プロンプトがそのまま乗ってきます。in-processだと SendMessage と Task 系のツールが自動で足される。
レビュー用に絞った権限がそのまま効くわけです。
レビュー用に絞った権限がそのまま効くわけです。
室谷代表取締役経営の目線で言うと、これは属人化を防ぐ効果がでかい。誰がチームを組んでも同じロール定義が使われるので、レビュー品質のバラつきが減るんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師注意点もあって、skillsとmcpServersはin-processでは適用されず、プロジェクトやユーザー設定から別途ロードされます。分割ペインのときは本体プロンプトが既定のシステムプロンプトを置き換える。
モードで挙動が変わる部分だけ、押さえておくといいです。
モードで挙動が変わる部分だけ、押さえておくといいです。
トークンコストはどれくらい増える?Sonnet指定とチーム規模の考え方
チームメイトを増やすほど、稼働時間のぶんだけ積み上がる
まとめ
トークンコストの増え方と抑え方
- チームメイトは1体ずつが独立したセッションなので、アクティブな人数と稼働時間に比例してトークンを消費する(Subagentは結果だけ要約して返すため比較的安い)
- 「plan modeで7倍」という倍率は公式コストドキュメントには明記されておらず、書かれているのは「チームメイトの数と稼働時間に応じてスケールする」という説明のみ
- 倍率を鵜呑みにした見積もりは危険で、スポーンプロンプトの長さやCLAUDE.mdの読み込みでも変わるため、自分のチームで一度測るのが早い
- 公式が挙げる抑え方は4つ: チームメイトにSonnetを使う/チームを小さく保つ/スポーンプロンプトを絞る/終わったメンバーは都度シャットダウン
- 最も効くのは都度シャットダウン。稼働中は常にトークンを消費するため、仕事が終わったメンバーを座らせておくのが一番もったいない
- CLAUDE.mdやMCPサーバー、skillsが自動で読み込まれるぶん、スポーンプロンプトを短くするのもじわっと効く
室谷代表取締役ここはコストの話からいきましょう。エージェントチームって、要はClaude Codeのインスタンスを複数立ち上げてるわけじゃないですか。
だから各メンバーが自分のコンテキストウィンドウを持って、動いている間ずっとトークンを消費する構造なんですよね。
だから各メンバーが自分のコンテキストウィンドウを持って、動いている間ずっとトークンを消費する構造なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師そこ、最初に戸惑う人が多いところで。Subagentは結果だけ要約して返してくるので比較的安いんですけど、チームメイトは1体ずつが独立したセッションなので、そのぶん素直に増えていきます。
室谷代表取締役つまりアクティブな人数と稼働時間に比例する。経営目線だと、人を増やすのと同じで固定費がじわじわ乗る感覚なんですよ。
無駄に座らせているメンバーは、そのままコストなんですよね。
無駄に座らせているメンバーは、そのままコストなんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚でも同じです。人数を増やせばそのぶん素直に増えていくので、「とりあえず最大人数で」が一番危ないんですよ。
「plan modeで7倍」という数字は、公式には見当たらない
テキトー教師DotAI 認定講師ネットだと「plan modeを使うとトークン消費が7倍」みたいな数字を見かけますよね。あれ、どう受け止めればいいんでしょう。
室谷代表取締役公式のコストドキュメント本文を実際に読むと、その倍率は明記されていないんですよ。書いてあるのは「チームメイトの数と稼働時間に応じてスケールする」という説明だけなんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師じゃあ間違いとは言い切れないけど、前提条件つきの数字を一般論として使うのは危ない、と。
室谷代表取締役そう。倍率を鵜呑みにして見積もりを立てるのが一番危険で、実際にはスポーンプロンプトの長さやCLAUDE.mdの読み込みでも変わるので、自分のチームで一度測ってしまうのが早いんですよ。
抑え方はSonnet・小さなチーム・絞ったプロンプト・都度シャットダウン
室谷代表取締役公式が挙げている抑え方は4つで、チームメイトにはSonnetを使う、チームを小さく保つ、スポーンプロンプトを絞る、終わったメンバーは都度シャットダウン、なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師Sonnetのところは現場でも効きます。「全部Opusで」としたくなる気持ちは分かるんですけど、まずSonnetで足りるか試す。
足りなければそこだけ上げればいいので。
足りなければそこだけ上げればいいので。
室谷代表取締役トークン消費が大きい機能なので、プランの上限に当たる前に一度見ておくといいんですよね。上限や料金の細かい数字はClaude Code Maxとは?5xと20xの違い、料金、制限を完全解説にまとめてあるので、そこで確認するのが早いです。
テキトー教師DotAI 認定講師で、一番効くのは都度シャットダウンです。稼働中は常にトークンを消費するので、仕事が終わったメンバーを座らせておくのが一番もったいない。
あとCLAUDE.mdやMCPサーバー、skillsが自動で読み込まれるぶん、スポーンプロンプトを短くするのもじわっと効きますよ。
あとCLAUDE.mdやMCPサーバー、skillsが自動で読み込まれるぶん、スポーンプロンプトを短くするのもじわっと効きますよ。
暴走とファイル競合を防ぐ。plan mode・Delegate Mode・hooksの使い分け
plan modeとプラン承認は何を防ぐのか
室谷代表取締役まず暴走を止める一番手前にあるのがプラン承認なんですよね。リーダーがプランモードの間に生まれたチームメイトは、プランが固まるまで読み取り専用で動く。
書けない状態から始まるわけです。
書けない状態から始まるわけです。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に触る人が戸惑うのがまさにそこで、「チームメイトが何も動いてないんですけど」と不安になるんですよ。でも設計が固まるまで待っているだけで、止まってるわけじゃないんです。
室谷代表取締役で、プランが完成するとリーダーに承認リクエストが飛ぶ。ただしリーダー側でのレビューは発生せず、到着時に自動で承認される。
ここは言葉の印象と実際の動きがズレる部分なんですよね。
ここは言葉の印象と実際の動きがズレる部分なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師「承認」と聞くと誰かが中身を確認しているイメージになるじゃないですか。そうではないので、そこを押さえずに運用すると後工程で首をかしげることになるんですよ。
Delegate Modeとファイル所有権の分け方
室谷代表取締役Delegate Modeは、リーダーが自分で手を動かさずに割り振りに徹するという考え方なんですけど、実務で効くのは「どのファイルを誰が持つか」を先に切ることなんですよ。細かい挙動は公式の最新ドキュメントで確認してほしいところです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、並列で走らせて一番揉めるのがそこなんですよ。同じファイルに二人が書き込むと、どっちの変更が正しいのか後から誰にも分からなくなる。
先に担当を決めておけば、そもそも衝突が起きないんです。
先に担当を決めておけば、そもそも衝突が起きないんです。
室谷代表取締役共有タスクリストの割り当ては、リーダーが振るか、各メンバーが自分から取りに行くか。取りに行く側にはファイルロックがかかるので、同じ作業を二重で掴む事故は避けられる。
ただ、ロックがあるからといって役割の設計まで丸投げすると粒度がバラけるんですよね。
ただ、ロックがあるからといって役割の設計まで丸投げすると粒度がバラけるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師道具があるから安全、にはならないんですよ。どの層を誰が触るかを人が決めてから渡す。
これが並列実装のコツで、初めて触る人はここを飛ばしがちなんです。
これが並列実装のコツで、初めて触る人はここを飛ばしがちなんです。
hooks(TeammateIdle・TaskCreated・TaskCompleted)で品質ゲートを作る
暴走とファイル競合を防ぐ3つの層
plan modeとプラン承認
プラン確定までチームメイトは読み取り専用。プラン完成後はリーダーに承認リクエストが飛ぶが、レビューは発生せず到着時に自動承認される
Delegate Modeとファイル所有権
リーダーは割り振りに徹し、どのファイルを誰が持つかを先に決める。共有タスクリストはリーダーが振るか各メンバーが取りに行き、取りに行く側にはファイルロックがかかる
hooksによる品質ゲート
TeammateIdle・TaskCreated・TaskCompletedの3つで終了コード2により機械的に停止。TaskCompletedではレビューとテストの通過を完了条件にできる
室谷代表取締役プランと役割分担は人の判断で守る層。それに対してhooksは機械で止める層なんですよ。
層が違うので、置き換えではなく併用になる。手戻りは後工程ほど高くつくので、入口で止めた方が安いんですよね。
層が違うので、置き換えではなく併用になる。手戻りは後工程ほど高くつくので、入口で止めた方が安いんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師終了コード2で止められるやつですね。TeammateIdle、TaskCreated、TaskCompletedの3つで、TeammateIdleなら「まだ作業が残っている」とアイドル化を差し戻せるんです。
室谷代表取締役粗い完了マークを弾くのに効くのがTaskCompletedで、レビューとテストの通過を完了の条件にしておくと、「実は終わってなかった」を後から拾い直す手間が消える。
テキトー教師DotAI 認定講師止めるだけでなくフィードバックも一緒に返せるのがミソなんですよ。何が足りないかを伝えて差し戻せるので、人が見るレビューと機械の門番が噛み合って、ようやくチームが回り始める感じになります。
どんな場面で効く?並列レビュー・競合仮説デバッグ・クロスレイヤー開発
向いているタスク・向かないタスクの判断基準
室谷代表取締役SubagentとAgent Teamsの使い分けって、公式には「結果だけ取れればいい集中タスクはSubagents」「議論と協力が必要な複雑な作業はAgent Teams」と整理されてるんですよね。答えが一つに収束する作業はSubagent、答えをぶつけ合わせて精度を上げる作業がチーム、という分け方なんです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのが「とりあえずチームを組めば強そう」という誤解なんですよ。でもチームメイトはそれぞれ独立したインスタンスで、コンテキストウィンドウも個別に持つ。
人数分のオーバーヘッドが素直に乗ってくるんです。チームを動かす前にClaude Code自体の基本操作が不安な人は、本編の入門解説から入るのが近道ですよ。
人数分のオーバーヘッドが素直に乗ってくるんです。チームを動かす前にClaude Code自体の基本操作が不安な人は、本編の入門解説から入るのが近道ですよ。
室谷代表取締役そこは経営目線だと分かりやすいんですよ。人数を増やすほどコストは比例して増えるのに、成果が同じ比率で伸びるとは限らない。
だから最初に「このタスク、並列にする意味ある?」を自問するのが鉄則なんです。
だから最初に「このタスク、並列にする意味ある?」を自問するのが鉄則なんです。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。単発のリファクタリング一件だけ、みたいな作業は一人に任せたほうが早いですし。
並列コードレビューと競合仮説デバッグの実例
室谷代表取締役効く典型が並列レビューで、セキュリティの観点、設計の観点、パフォーマンスの観点みたいに役割を分けて同時に走らせられる。しかもsubagentの定義で作ったロールは名前で指定して再利用できるので、security-reviewerのような既存の役割をそのまま呼べるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師もう一つ面白いのがバグ調査ですね。原因の仮説をいくつか立てて、それぞれ別のメンバーに検証させる。
メンバー同士が直接メッセージを送れるので、自分の仮説が潰れたら他の人の結論を踏まえて次の手を打てるんです。
メンバー同士が直接メッセージを送れるので、自分の仮説が潰れたら他の人の結論を踏まえて次の手を打てるんです。
室谷代表取締役リーダーが仮説を順番に潰していくより圧倒的に速い。ただ、メンバーが勝手に喋り合う分、トークンは素直に増えるんですよね。
調査範囲が狭いならSubagentで十分なんです。
調査範囲が狭いならSubagentで十分なんです。
テキトー教師DotAI 認定講師そうそう、そこが分かれ目で。仮説が一本しか立たないなら、チームにする意味は薄いです。
クロスレイヤー開発とフルスタック実装での使いどころ
室谷代表取締役フルスタックだと、画面側、API側、DBマイグレーションを別々のメンバーに持たせると噛み合いがいい。共有タスクリストで依存関係を管理できるので、依存先が終わるまで次のタスクには着手できない、という制御が効くんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師逆にレイヤーをまたがない単一ファイルの修正だと、チームにすると調整のやり取りばかり増えて本題が進まない。最初に戸惑うのがまさにそこなんですよね。
室谷代表取締役進捗が「保留中」「進行中」「完了」で見えるのも大きい。経営目線で言うと、チームは小さく保って、終わったメンバーは都度シャットダウンする。
この運用が結局いちばん効くんです。
この運用が結局いちばん効くんです。
テキトー教師DotAI 認定講師名前でシャットダウンを依頼できるので、そこは素直に伝えれば十分です。稼働中は常にトークンを消費する、という感覚だけは持っておきたいところですね。
終了と復帰。シャットダウンと/resume・/rewindの制限
チームメイトを正しくシャットダウンする手順
チームメイトは放っておいても自然には消えません。終わったメンバーから順に止めていきます。
- リーダー側のセッションで、終了したいメンバーの名前を確認する
- 「◯◯チームメイトにシャットダウンを依頼して」と自然言語で伝える
- メンバーが承認すれば終了する。理由付きで拒否してくることもある
- 残ったメンバーにも同じ依頼を繰り返す
室谷代表取締役名前を指定して依頼するだけなんですけど、実行中の処理が終わるまで待つので地味に時間がかかるんですよね。急いで閉じたいときほど待たされる。
テキトー教師DotAI 認定講師メンバー側が承諾か拒否を選べるのが面白いところですね。理由付きで断ってくることもあるので、こちらの指示が雑だと押し返されます。
室谷代表取締役稼働中は常にトークンを消費するので、終わったメンバーを置きっぱなしにするのが一番効きます。チームの人数を増やすことより、切り忘れのほうがコストに響くんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師そこは現場でも同じで、最初は人数を増やすことばかり気にして、減らす手順を覚えていない人が多いです。
途中で中断したときの対処とチーム共有ディレクトリの扱い
室谷代表取締役ターミナルを誤って閉じてしまった、みたいな中断のされ方なんですけど、チームの共有ディレクトリはセッション終了のタイミングで自動的に消えるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師共有ディレクトリが消えるなら、途中のやり取りも全部きれいに消えるんですか?
室谷代表取締役そこは分かれていて、共有ディレクトリは消えるんですけど、タスクリストのほうはローカルに残って、保持のルールに従って残り続けます。だから立て直すときに、タスクの残骸は見えてもチームメイトは戻ってこない、という状態になるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師なるほど。途中で切れたときは、まず落ち着いて再起動して、どのタスクがどの状態だったかを確認するのが先ですね。
慌てて同じ指示を丸ごと投げ直すと、二重に走りますから。
慌てて同じ指示を丸ごと投げ直すと、二重に走りますから。
/resume・/rewindで復元できる範囲とできないこと
テキトー教師DotAI 認定講師セッションを再開したら、前に動かしていたチームメイトも一緒に戻ってくると思われがちなんですけど、実際はどうなんですか?
室谷代表取締役それが戻らないんですよ。インプロセスで動いているチームメイトは、再開や巻き戻しの対象にならない。
セッションのほうは戻っても、メンバーはもう一度スポーンし直す必要があります。
セッションのほうは戻っても、メンバーはもう一度スポーンし直す必要があります。
テキトー教師DotAI 認定講師それは先に知っておかないと、復元したつもりで誰も動いていない、と混乱しますね。会話だけが戻って、チームは空っぽ、と。
室谷代表取締役あとタスクの状態更新が遅れることもありますし、1セッションにつきチームは1つ、リーダーの交代もできない。セッション管理の基本を押さえておくと、この辺の挙動が素直に読めるので、詳しくはClaude Codeのセッション完全ガイドを見ておくと整理しやすいです。
よくある質問
Q1. 既存のプロジェクトにいきなりAgent Teamsを入れても大丈夫?
室谷代表取締役いきなり全部を任せるのはおすすめしないんですよね。まずは影響範囲が小さい機能追加とか、テストの追加あたりから始めるのが現実的で。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「最初から大きく振って失敗した」パターンですね。リポジトリが大きいほど、チームメイトが触る範囲を先に決めておくほうが安心です。
室谷代表取締役あと、動く単位を小さくしておくと、あとで巻き戻すときのダメージも小さい。投資判断と同じで、リスクの上限を決めてから始める感じです。
Q2. チームメイトの作業をどうレビューすればいい?
テキトー教師DotAI 認定講師これ、最初に戸惑うのが「誰が何をやったのか追いきれない」ところなんですよ。なので変更の粒度を小さく保つのが効きます。
室谷代表取締役出てきた差分をレビューする前提で回すと、結局は人の目が要るんですよね。ただ、並列で出てくるぶん待ち時間は確実に減ります。
テキトー教師DotAI 認定講師任せる前に「何をもって完了とするか」を言葉で渡しておくと、確認の手戻りが減ります。
Q3. 他のコーディングエージェントと何が違う?
テキトー教師DotAI 認定講師比べるときに見ておきたいのは、複数の作業を同時に走らせたときの扱いやすさですね。単体で賢いかどうかとは別の軸です。
室谷代表取締役業界構造としても、モデル単体の性能より「複数をどう束ねるか」に競争が移ってる印象があります。Agent Teamsはまさにそこを突いてくる機能で。
テキトー教師DotAI 認定講師乗り換えを検討するときも、機能の一覧より「並列の設計が自分の開発スタイルに合うか」で見たほうが失敗しにくいです。
Q4. プランや利用枠の都合でチームが動かせなくなることは?
室谷代表取締役利用枠の扱いはプランによって変わるので、公式の最新情報を見てもらうのが確実です。ここは断定できない部分ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、まず一人で試して消費の感覚をつかんでから人数を増やす、という順番が安全です。
室谷代表取締役枠に当たって止まるより、余裕を残して回すほうが結果的に速い。これは経験則ですけど、けっこう効きます。
Q5. WindowsやWSLなど、環境が違っても同じように使える?
テキトー教師DotAI 認定講師基本はターミナルで動くものなので、MacとWindowsで考え方は同じなんですよ。ただ、細かい挙動は環境によって差が出ることがあります。
室谷代表取締役そこは自分の開発環境で一度試すのが一番早い。資料を読むより、手元のリポジトリで1回動かすほうが判断材料になります。
テキトー教師DotAI 認定講師つまずきやすいのがパスの違いだったりするので、まず小さなタスクで往復できるか確認するといいです。
まとめ
室谷代表取締役Agent Teams、結局は「並列にできる仕事を正しく見極める」機能なんですよね。速さそのものより、待ち時間をどう減らすかの設計の話で。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。まずは1つのタスクをチームに投げて、動きとコストの感覚をつかむところから始めるのがおすすめです。
室谷代表取締役経験上、いきなり大所帯にするより少人数で回したほうが結果がいい。足りないと感じてから増やすくらいでちょうどいいんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師あとはplan modeやhooksを先に整えておくと、後から規模を広げても崩れにくくなります。設定のほうが本体より大事なくらいです。
室谷代表取締役最初の一歩としては、小さめのレビュー業務を1つ任せてみるのがいいと思います。そこで手応えを見てから広げていけば、失敗しても痛くないですから。
