2026年6月28日

米政府、AnthropicのサイバーセキュリティAIモデル「Mythos 5」を一部解禁――国家安全保障とAI活用の狭間で

米政府、Anthropicの「Mythos 5」を一部解禁——何が変わったのか

室谷室谷代表取締役
今日は衝撃的なニュースが飛び込んできましたね。米国政府がAnthropicの最強AIモデル「Mythos 5」を一部解禁する方針を固めたと。

実は先週、突然使えなくなって話題になってたんですけど、その続報です。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そうですね。2025年6月27日、Anthropicが公式に声明を出しました。

「本日、政府からMythos 5(当社最強のサイバーセキュリティモデル)を、重要インフラを運用・防御する米国組織の一部に再展開できるとの通知を受け取った」と。具体的には100以上の企業・機関が対象になる見込みで、フォーチュン500企業も多く含まれるそうです。
室谷室谷代表取締役
これ、そもそも2週間前の6月12日に突然使えなくなった経緯があるんですよね。トランプ政権が国家安全保障上の懸念を理由に、Mythos 5とその姉妹モデルFable 5の全ユーザー向け提供を禁止する命令を出した。

Anthropicは即座に両モデルを停止した。で、今回の部分解除に至ったと。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
はい。Anthropicの声明でも「​Mythos 5へのアクセスを迅速に復元し、引き続き政府と協力してアクセス拡大とFable 5の一般再公開を目指す」と述べています。

つまり、完全復活ではなく、まずは信頼できるセキュリティ企業に限定した段階的な再開なんです。

突然の公開停止から2週間、トランプ政権の“懸念”とは

室谷室谷代表取締役
なんでトランプ政権はここまで強硬な措置を取ったんでしょう?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
公式な理由は「強力なAIシステムが中国やロシアなどの軍事情報機関に悪用されるリスク」です。トランプ政権はAnthropicやライバルのOpenAIといったフロンティアモデルのリリースに対して、従来よりも積極的な規制姿勢を取っていました。

6月12日の命令はその一環で、事実上事前許可制を敷いた形になります。
室谷室谷代表取締役
でも、AnthropicってAI安全性で有名な企業ですよ。安全性重視の姿勢で知られる会社に対して、突然の公開停止命令は「行き過ぎだ」という批判も出てました。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
その通りです。実際、トランプ政権は「政府の越権行為」と非難されました。

ただ、政権側は「自国のサイバー防御力を高めるためには最先端AIへのアクセスが必要だが、同時に漏洩や転用を防がねばならない」というジレンマを抱えていた。そこで妥協点として「信頼できる組織」に限定する部分解除を選んだわけです。

アクセス可能なのは「信頼できるサイバーセキュリティ企業」だけ

室谷室谷代表取締役
では、具体的にどの企業がアクセスできるのでしょう?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこが問題で、トランプ政権は選定基準や具体的な企業名を明らかにしていません。Anthropicの声明でも「​重要インフラを運用・防御する米国組織の一部」としか述べられていない。

情報筋によれば100以上の企業・機関が対象になるようですが、選考プロセスは不透明です。
室谷室谷代表取締役
これにはOpenAIのSam AltmanもXで苦言を呈してましたよね。「大規模な安全性テスト自体は悪くない。

でも、政府が顧客を選ぶという考え方は好きじゃない」と。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ええ。業界全体に波紋を広げています。

特にMythos 5はサイバーセキュリティ特化型の最強モデルで、脆弱性検出や攻撃シミュレーションに使える。そうした強力なツールを、政府がお墨付きを与えた企業だけが使えるという構図は、競争上の不公平感を生む可能性があります。
室谷室谷代表取締役
実際、AnthropicのClaudeシリーズは以前からClaude Codeとの連携などで開発者から高い評価を得ていました。その中でもMythos 5は別格。

アクセスできる企業は大きなアドバンテージを得ることになりますね。

なぜAnthropicだけ?OpenAIへの影響は?

室谷室谷代表取締役
今回の措置はAnthropicだけが対象ですか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
少なくとも今回の発表はAnthropicのMythos 5に関するものです。しかし、背景ブリーフにもあるように、OpenAIを含むフロンティアモデル全般がトランプ政権の規制対象になっています。

Sam Altmanが苦言を呈したのも、自分たちも同じ扱いを受ける可能性を感じているからでしょう。
室谷室谷代表取締役
つまり、今回の部分解禁はAnthropicに対する「試験的な緩和」と見るべきか。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そう考えられます。中国政府系メディアの報道によれば、中国のAI企業DeepSeekなどが低コスト高性能モデルを急速に展開している事実もあり、米国政府内では「規制強化で米国企業の競争力が損なわれる」との懸念が出ています。

今回の措置は、そうした競争 pressure への対応策の一つかもしれません。
室谷室谷代表取締役
私もMYUUUでAI導入支援をしている立場として、この規制の行方は気になりますね。特にサイバーセキュリティ分野では、日本企業もMythos 5のようなモデルを使えるかどうかが重要になってくる。

【FAQ】Mythos 5とは?誰が使える?今後の見通しは?

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
それでは、よくある質問を整理しましょう。
室谷室谷代表取締役
まず「Mythos 5とは何か」ですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Anthropicが開発したサイバーセキュリティ特化型の大規模言語モデルです。脆弱性検出、攻撃シミュレーション、防御策の提案などに特化した、同社最強のモデルと位置づけられています。

姉妹モデルに汎用対話型のFable 5があります。
室谷室谷代表取締役
誰が使えるのか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現時点では、トランプ政権が認可した「信頼できる米国サイバーセキュリティ企業」のみ。対象は100以上の企業・機関とされていますが、具体的なリストは未公表です。

一般ユーザーや海外企業は対象外です。
室谷室谷代表取締役
今後の見通しは?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Anthropicは引き続き政府と協力し、アクセス拡大とFable 5の一般再公開を目指すとしています。ただし、いつ実現するかは不透明。

また、OpenAIなど他の企業への規制も続く可能性が高い。国際的なAI規制の行方にも注目が集まります。
室谷室谷代表取締役
ちなみに、Claudeシリーズの基本的な使い方や料金については、Claude Codeとは?や料金解説記事でも詳しく触れています。興味があれば合わせてご覧ください。

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