GeminiのGemとは?普通のチャットと何が違うのか
毎回プロンプトを書き直さなくていい仕組み
室谷代表取締役まず一番よく聞かれるところから整理すると、Gemって要は「カスタム指示を保存しておける箱」なんですよね。毎回同じ長い前置きをコピペしてる運用、あれが地味に一番しんどいんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師そこなんですよ。初めて触る人は「チャットのテンプレート機能みたいなもの?」と捉えがちなんですが、実体は役割や前提の指示そのものを保存して呼び出す仕組みで。
一度作れば削除するまで何度でも使えます。
一度作れば削除するまで何度でも使えます。
室谷代表取締役時給で換算すると分かりやすくて、毎回5分の前提共有を10回やったら50分ですからね。月で見たら数時間が消えてる計算になる。
その手間を固定化できるだけで全然違います。
その手間を固定化できるだけで全然違います。
テキトー教師DotAI 認定講師しかも書き直すたびに表現がぶれるんですよね。保存しておけば出力のクセも安定する。
そこが体感で一番デカいところだと思います。
そこが体感で一番デカいところだと思います。
Gemに保存されるのは「役割・前提・回答ルール」
テキトー教師DotAI 認定講師で、中に何を入れるかというと、大きくは役割と前提と回答ルールの3つなんです。ここを混ぜて書くと出力がぼやけるので、意識して分けたほうがいいんですよ。
室谷代表取締役要は「誰として話すか」「何を知っているか」「どう答えるか」を固定するわけですね。プロンプトの書き方の知見が、そのまま残る資産になる構造なんだなと。
テキトー教師DotAI 認定講師そうそう。あと「知識」からファイルを追加すると、そのファイルの中身を踏まえて答えるようになります。
参考資料を毎回貼り付けなくていいのはかなり楽で、現場でよく聞くのは「資料を毎回ドラッグしてたのが無くなった」という声です。
参考資料を毎回貼り付けなくていいのはかなり楽で、現場でよく聞くのは「資料を毎回ドラッグしてたのが無くなった」という声です。
室谷代表取締役なるほど。属人的だった指示を型にして残す、という発想ですね。
使える場所と使えない場所(Gemini Liveでは使えない)
室谷代表取締役ここが一番ハマりやすいんですが、作れる場所と使える場所が違うんです。作成・編集・削除ができるのは Gemini のウェブアプリだけなんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でも「アプリに作るボタンが見当たらない」という声をよく聞きます。スマホのブラウザから gemini.google.com を開けば作れるので、アプリではなくブラウザ側、という整理で覚えるといいんですよ。
室谷代表取締役使うほうはウェブでもモバイルアプリでもOK、と。で、意外と見落とすのが Gemini Live では使えないことなんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師音声で話しかけるモードでは呼び出せないんです。ハンズフリーでGemの回答ルールを効かせたい、という使い方は今はできないんですね。
あと個人のアカウントで作るには13歳(または居住国の該当年齢)以上で、Gemini アプリへのログインが前提になります。
あと個人のアカウントで作るには13歳(または居住国の該当年齢)以上で、Gemini アプリへのログインが前提になります。
Gemの作り方——PCでもスマホでも同じ流れで作れる
Gemの作り方(PC・スマホ共通の流れ)
- 01gemini.google.com にアクセスしてログインスマホの場合はブラウザで開き、左上のメニューアイコン→「設定とヘルプ」→「Gem」と進む
- 02「Gemを作成」を選ぶPCはGemの一覧から、スマホはメニュー内から選択
- 03名前とカスタム指示を入力書き方が分からない場合は「Geminiを使用してカスタム指示を書き換える」で調整
- 04必要なら知識のファイルを追加「ファイルを追加」から参考ファイルを追加(ドライブから追加するにはWorkspace接続が必要)
- 05プレビューで動作を確認保存前に挙動をチェックし、ズレた部分の指示を足していく
- 06保存する作成・編集・削除はすべてウェブアプリ側で完結。作ったGemはモバイル版やWorkspaceのサイドパネルにも自動同期
ウェブアプリからの作成手順
- gemini.google.com にアクセスしてログインする
- Gemの一覧から「Gemを作成」を選ぶ
- Gemの名前とカスタム指示を入力する
- 必要なら「知識」の「ファイルを追加」から参考ファイルを追加する(ドライブから追加するにはWorkspace接続が必要)
- プレビューで動作を確認し、必要なら「Geminiを使用してカスタム指示を書き換える」で調整する
- 保存する
室谷代表取締役まず押さえておきたいのが、作成・編集・削除は全部ウェブアプリ側だけなんですよね。使うのはスマホでもいいけど、作るのはブラウザ。
ここが分かれてます。
ここが分かれてます。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのが「アプリの中に作るボタンが見つからない」なんですよ。探し続けて、そのまま諦める人がけっこういます。
室谷代表取締役作る場所と使う場所が分かれてるの、地味に設計思想が出てますよね。運用はアプリ、管理はウェブ、という切り分けです。
テキトー教師DotAI 認定講師あとログインが必須なので、作業前にアカウントが同じかどうかも確認しておくとスムーズです。
スマホ・タブレットのメニューから作る手順
- スマホのブラウザで gemini.google.com を開く
- 左上のメニューアイコンをタップする
- 「設定とヘルプ」→「Gem」と進む
- 「Gemを作成」をタップする
- 名前とカスタム指示を入力する
- 必要なら知識のファイルを追加し、プレビューで確認して保存する
室谷代表取締役スマホでも流れはほぼ同じ。違うのは入口がメニューアイコンになるくらいですね。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人は「スマホだと作れないんじゃないか」と思い込んでるケースが多いんですよ。ブラウザから開けば同じように作れます。
室谷代表取締役ウェブ側で作ったGemはモバイル版やGoogle Workspaceのサイドパネルにも自動で同期されるので、端末ごとに二重で作る必要はないんですよね。
プレビューで確かめて、カスタム指示を書き換える
室谷代表取締役保存の前にプレビューで試せるの、地味にありがたい機能です。いきなり本番に出す前に挙動を見られるので。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのが、カスタム指示に何を書けばいいのか分からない問題なんですよ。文章を書くのが苦手だと、そこで手が止まります。
室谷代表取締役そこで「Geminiを使用してカスタム指示を書き換える」が効きます。たたき台をGemini側に作らせて、こちらは削って直す側に回る。
テキトー教師DotAI 認定講師ゼロから書くより、出てきた文を削るほうが圧倒的に早いです。プレビューで返答を見ながら、ズレてる部分の指示だけ足していく感じですね。
作ったGemの編集と削除のしかた
室谷代表取締役使い始めると必ず直したくなります。編集はマイGemから対象を開いて編集アイコン、直して更新。
これだけです。
これだけです。
テキトー教師DotAI 認定講師削除は対象の「その他アイコン」から。作ったこと自体を忘れると、一覧がどんどんカオスになっていくんですよね。
室谷代表取締役作るときも消すときもウェブ側の一箇所で完結するので、管理の手間はそこまで大きくない。逆に言うと、増やしすぎると一覧の整理が効かなくなるので、そのへんは運用次第ですね。
作ったGemの使い方——チャットから呼び出して使う
チャット上部メニューの「Gem」から選ぶ
室谷代表取締役作ったGemを実際に呼び出す流れ、仕組み自体はシンプルなんですけど、最初に一回だけ手順を確認しておきたいんですよね。ウェブでもモバイルでも基本は同じです。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。順番にするとこうなります。
- Gemini アプリを開く
- 画面上部のメニューから「Gem」を選ぶ
- 一覧から使いたいGemをタップする
- 下部のテキストボックスにプロンプトを入力し、送信アイコンをタップする
テキトー教師DotAI 認定講師ここで最初に戸惑うのが、Gemを開いた時点でもう何か答えてくれると思ってしまうパターンです。開いただけでは動かないので、普通のチャットと同じようにプロンプトを送る必要があります。
室谷代表取締役なるほど、呼び出しはモードの切り替えに近い感覚なんですね。プロンプトを投げて初めて動く、と。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。あと上部メニューって、Gemを1個も作っていないと項目自体を意識しないので、先に何か一つ作ってから探すと迷いません。
ウェブで作ったGemはモバイルやサイドパネルにも同期される
室谷代表取締役ここ、地味に重要な仕様で。作成はGemini ウェブアプリ限定で、使うのはウェブとモバイルアプリの両方なんですよね。
作る側と使う側が非対称なんです。
作る側と使う側が非対称なんです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、移動中にスマホで作りたくなる人が多いんですけど、そこはウェブに戻ってもらう形になります。逆に、ウェブで作ったGemはモバイルアプリにもGoogle Workspaceのサイドパネルにも自動で同期されるので、作った後の展開は早いです。
室谷代表取締役作る場所は1箇所に寄せて、使う場所は広げる設計なんですね。業務に組み込む立場からすると、作成の導線が短いかどうかより、日常の画面から何タップで呼べるかの方が定着を分けるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師そこは同感です。だから「どこで作るか」を覚えるというより、いつもの画面のどこに出てくるかを一度確認しておく方が実務的だと思います。
呼び出せないときに確認するポイント
室谷代表取締役で、一覧に出てこないときの切り分けはどうするんですか。
テキトー教師DotAI 認定講師まず確認したいのが、Gemini アプリにログインしているか、そして13歳(または居住国の該当年齢)以上かどうかです。個人のGoogleアカウントでGemを作って使う前提の条件になります。
あと見落としやすいのが、Gemini LiveではGemが使えないこと。音声で話しかけている画面は、同じアプリでも別物だと思っておいた方がいいです。
あと見落としやすいのが、Gemini LiveではGemが使えないこと。音声で話しかけている画面は、同じアプリでも別物だと思っておいた方がいいです。
室谷代表取締役あー、それは混乱しそう。同じアプリなのに、入り口が違うと挙動も変わるやつですね。
テキトー教師DotAI 認定講師そこはよく聞きます。呼び出せないときはGemが壊れたと考える前に、今どの画面にいるかを疑うと早いですよ。
Gemは無料版でも使える?情報が割れている理由
まとめ
Gemは無料版でも使える?情報が割れている理由
- 結論:無料のGoogleアカウントでもGemを作成・利用できる(条件はGeminiアプリへのログイン)
- 「無料版では使えない」と書く記事が残る理由:公開当初は有料プラン限定で、その情報が更新されないまま残っているだけ
- 年齢条件:個人のGoogleアカウントで作るなら13歳以上、または住んでいる国の該当年齢以上
- 作成・編集・削除はウェブ版のみ。スマホアプリからは作れない
- Gemini Liveでは使えないという制限は残っている
- 有料か無料かでGemが使えるかどうかが変わる線引きはもう無い
結論:無料のGoogleアカウントでも作成・利用できる
室谷代表取締役Gemって、まだ有料プランじゃないと触れないと思ってる人、けっこういるんですよね。MYUUUのメンバーにも「あれ有料ですよね」って聞かれて、そう見えてるんだ、と。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのがまさにそこなんですよ。今は無料のGoogleアカウントでも作れますし、そのまま使えます。
条件はGeminiアプリにログインしていることくらいで。
条件はGeminiアプリにログインしていることくらいで。
室谷代表取締役じゃあ試すまでのハードルはほぼゼロなんですね。無料で一個作って、効いた業務だけ広げていくなら、経営目線でも一番リスクが少ない入り方ですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師はい。まず無料のアカウントで一個、が素直な流れですね。
いきなり有料プランを契約しないと試せない、という話ではもうないです。
いきなり有料プランを契約しないと試せない、という話ではもうないです。
「無料版では使えない」と書く記事が残っている理由
室谷代表取締役ただ、調べると「無料版では使えない」と書いてる記事が今でも普通に出てくるんですよ。これ、どっちを信じればいいんですか。
テキトー教師DotAI 認定講師そこが混乱の元で。公開された当初は有料プラン限定だったんですよね。
その時の情報が更新されないまま残っているだけで、今の状態とは違うんです。
その時の情報が更新されないまま残っているだけで、今の状態とは違うんです。
室谷代表取締役機能が変わったんじゃなくて、書いた人が更新してないだけ、と。
テキトー教師DotAI 認定講師そういうことです。日付が古い記事に当たったら、公式ヘルプを一度開いたほうが早いですね。
あそこが一番新しいですから。
あそこが一番新しいですから。
年齢条件とログインの前提、有料プランで変わる範囲
室谷代表取締役無料で使えるとなると、条件みたいなものはあるんですか。
テキトー教師DotAI 認定講師個人のGoogleアカウントで作るなら13歳以上、または住んでいる国の該当年齢以上という線があります。あとログインが前提ですね。
ここはクリアしてる人がほとんどだと思います。
ここはクリアしてる人がほとんどだと思います。
室谷代表取締役じゃあプランの有無より、アカウントの条件のほうが効いてくる、と。
テキトー教師DotAI 認定講師ですね。有料か無料かでGemが使える使えないが変わる、という線引きはもう無いんですよ。
ただ作る場所は決まっていて、作成も編集も削除もウェブ版だけ。スマホアプリからは作れないので、そこで「使えない」と誤解する人もいるかもしれません。
あとGemini Liveでは使えない、という制限は残ってます。
ただ作る場所は決まっていて、作成も編集も削除もウェブ版だけ。スマホアプリからは作れないので、そこで「使えない」と誤解する人もいるかもしれません。
あとGemini Liveでは使えない、という制限は残ってます。
知識ファイルの追加とプリメイドGem——作らずに使い始める近道
「ファイルを追加」でGemに資料を読ませる
- マイGemから対象のGemを開き、編集アイコンを押す
- 「知識」の「ファイルを追加」アイコンを押す
- 参考にしたいファイルを追加する(ドライブから追加する場合はWorkspace接続が必要)
- プレビューで動作を確認してから更新する
室谷代表取締役Gemに資料を読ませるの、手順自体はすごく短いんですよね。「知識」のところにファイルを足すだけで、その内容を踏まえた答えになる。
テキトー教師DotAI 認定講師そうなんです。ただ、初めて触る人が最初に戸惑うのが「どこから足すのか」で。
編集画面を開いて、知識の「ファイルを追加」アイコンを押す、ここが入口です。
編集画面を開いて、知識の「ファイルを追加」アイコンを押す、ここが入口です。
室谷代表取締役ドライブから持ってくる場合はWorkspace接続が要る、というのも見落としやすいポイントで。手元のファイルを上げるのとは前提が変わるので。
テキトー教師DotAI 認定講師まず一回プレビューで答えを見てから更新すると安全です。資料を読ませる延長だとNotebookLMとの使い分けも気になるところで、そのあたりはNotebookLMとGemini Gemsの連携完全ガイドで解説しています。
プリメイドGemをそのまま使う・コピーして書き換える
室谷代表取締役でも、指示文を一から書くのって、慣れてないと重いんですよね。そこを埋めるのがもう一方の話で。
テキトー教師DotAI 認定講師プリメイドGemですね。アイデア出しのプロ、キャリアアドバイザー、コーディングパートナー、家庭教師、編集者と校正役、みたいに用途別の雛形が最初から並んでいます。
室谷代表取締役ベンダー側が雛形を配る構造って、要は導入の初期コストを下げるための設計なんですよ。ゼロから書かせると、書けない人がそこで離脱しますから。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚でも同じです。まずはそのまま使ってみて、物足りないところをコピーして書き換える。
この順番が一番ハードル低いんですよ。
この順番が一番ハードル低いんですよ。
カスタム指示の「@」でGmailやドライブを参照させる
室谷代表取締役カスタム指示の中に「@」を書くと、GmailとかGoogleドライブ、Googleドキュメント、YouTube動画を参照先として指定できるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師これ、地味に大きいんですよ。ファイルを上げ直さなくても、元の置き場所を指せる方法なので。
更新が頻繁な資料ほど効きます。
更新が頻繁な資料ほど効きます。
室谷代表取締役参照範囲が広がるぶん、何を読ませるかは決めておかないと、返ってきた答えの根拠が追えなくなる。そこは運用側の設計なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師まず対象をひとつに絞って試して、慣れたら増やす。拡張機能まわりの設定は公式ヘルプで確認してもらうのが確実です。
どんな場面で使える?活用シーンと共有のしかた、注意点
メール添削、企画出し、翻訳、記事構成——日常業務のどこで効くか
室谷代表取締役Gem、うちの現場だとまず文章まわりで使ってます。ビジネスメールや文書の添削、企画のブレインストーミング、入力言語を自動で判別してくれる翻訳、記事構成の提案あたりですね。
時給で換算すると、毎回同じ指示を書き直すコストが消えるだけでペイする計算なんですよね。
時給で換算すると、毎回同じ指示を書き直すコストが消えるだけでペイする計算なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人がよくつまずくのが、毎回同じ指示をコピペしてる状態なんですよ。Gemに保存しておけばその手間が丸ごと消える。
効果がわかりやすいのは、たぶん文章系の作業からだと思います。
効果がわかりやすいのは、たぶん文章系の作業からだと思います。
室谷代表取締役あと、カスタム指示の中で「@」を使うと、Gmail とか Google ドライブ、Google ドキュメント、YouTube 動画なんかを参照させられるんですよ。素材を渡した状態で相談できるわけです。
テキトー教師DotAI 認定講師そこはハマる人多いんですけど、「指示」と「素材」を分けて考えると整理しやすいです。資料を読み込ませる前提なら NotebookLM との使い分けも絡んでくるので、詳しくはNotebookLMとGemini Gemsの連携完全ガイドで解説しています。
共有はウェブアプリから、閲覧者か編集者かを選んで送る
- Gemini ウェブアプリ(gemini.google.com)で共有したいGemを開く
- 共有相手のメールアドレスを入力する
- 権限を「閲覧者」か「編集者」から選ぶ(必要なら有効期限も指定する)
- 送信する。リンクで配りたい場合は「リンクを作成」を使う
室谷代表取締役共有がウェブアプリからしかできないのが地味に効きます。スマホで作ったGemを人に配るとき、結局PCを開くことになる。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのが、「閲覧者」と「編集者」の違いを確認せずに送ってしまうケースです。編集権限は中身を書き換えられる側なので、渡す相手は選んだほうがいいですよ。
室谷代表取締役そこは権限設計の話で、業務だと「誰に編集させていいか」を先に決めたほうが結果的に早いんですよね。
共有できない場合と、ファイルの権限が別に必要な点
室谷代表取締役で、Gemに知識ファイルを入れてると、そのファイルのアクセス権も別に共有しないと相手は開けないんですよ。Gemは届いてるのに中身の資料が読めない、という状態になります。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのがまさにそこなんですよね。あと仕事用や学校用のアカウントだと、そもそも共有できない場合があるのも見落としがちです。
室谷代表取締役編集権限を渡した相手は更新も削除もできる。これは仕様として覚えておいたほうがいい。
渡した瞬間に自分のものではなくなる、という感覚ですね。
渡した瞬間に自分のものではなくなる、という感覚ですね。
利用規約違反での削除と、機密情報を預けるリスク
室谷代表取締役リスクは大きく2つあるんですよね。1つは利用規約で、生成AIの使用禁止ポリシーに触れる可能性があると、Gemini アプリ側でGemが削除されることがある。
テキトー教師DotAI 認定講師もう1つが機密情報です。社内文書を読み込ませるなら、個人の無料アカウントより、アクセス管理ができる Google Workspace with Gemini のほうが望ましい、というのが公式の案内ですね。
室谷代表取締役個人で試すのは自由だけど、会社のデータを入れた瞬間に管理の話に切り替わる。ここは最初から線を引いておいたほうが、あとで揉めないんですよね。
Gemはいつまで使える?読み取り専用は11月17日、削除は12月17日
Gem終了とSkills移行スケジュール
- 2026年9月30日Googleが公式ブログで発表GemをSkillsに置き換えると発表
- 2026年10月13日Workspaceでスキル利用開始Gemini アプリでスキルが使え、Gemとスキルが併存
- 2026年11月17日個人アカウントのGemが読み取り専用に新規作成・編集・使用が不可。既存Gemは閲覧のみ
- 2026年12月17日個人アカウントのGemを完全削除Gemini アプリから削除。知識ファイルは事前ダウンロードが必要
- 2027年3月1日以降Business/Enterprise/Nonprofitで終了作成・編集・使用が不可になり、設定からGemが削除
- 2027年6月1日以降Educationで終了Business等と同じ流れで提供終了
2026年9月30日の発表と、Skillsとは何か

室谷代表取締役2026年9月30日にGoogleが公式ブログで出したのは、Gemを「Skills(スキル)」に置き換えるという発表なんですよね。スキルは再利用できる指示で、チャット欄に「/」を入れてスキル名を呼ぶだけで使える。
別ウィンドウを開かなくていいのが大きい・・・
別ウィンドウを開かなくていいのが大きい・・・
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「Gemを開くのが地味に面倒」という声なので、そこが解消されるのは効きますね。しかも1つのチャットで複数のスキルを組み合わせて使えるんですよね。
室谷代表取締役はい、そこは。同時に有効化できるのは100個までで、作成できる数自体に上限はない。
中身がMarkdown形式の「SKILL.md」なので、他所で作ったスキルも持ち込める。業界構造で言うと、指示ファイルの形式を先に標準化した側が取る、という動きなんですよ。
中身がMarkdown形式の「SKILL.md」なので、他所で作ったスキルも持ち込める。業界構造で言うと、指示ファイルの形式を先に標準化した側が取る、という動きなんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師乗り換えコストが下がる方向に倒れると、ツール選びの基準そのものが変わってきますからね。
個人アカウントは11月17日に読み取り専用、12月17日に完全削除

室谷代表取締役で、期限の話。個人の18歳以上のアカウントだと、2026年11月17日にGemは読み取り専用になって、新規作成も編集も使用もできなくなる。
既存のGemは見るだけ。そして12月17日にGemini アプリから完全に削除されて、アクセスできなくなるんですよ。
既存のGemは見るだけ。そして12月17日にGemini アプリから完全に削除されて、アクセスできなくなるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師2段階なんですね。「11月で終わり」ではなくて、11月はまだ中身を見られる、と。
最初に戸惑うのがまさにそこで、「もう見られないんでしょ」と勘違いしやすいんですよ。
最初に戸惑うのがまさにそこで、「もう見られないんでしょ」と勘違いしやすいんですよ。
室谷代表取締役ファイルのダウンロードは12月17日より前に済ませておく必要がある。経営目線で言うと、期限直前に一斉対応すると人の工数が集中して割高になるので、早めに洗い出しておく方が安く済むんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師18歳未満の個人アカウントは移行時期が別途案内予定なので、そこは公式の続報待ちですね。
Workspaceは2027年3月、Educationは2027年6月
室谷代表取締役仕事用・学校用のアカウントは別スケジュールで、2026年10月13日からGemini アプリでスキルが使えるようになって、しばらくGemとスキルが両方使える期間がある。Business/Enterprise/Nonprofitは2027年3月1日以降に作成・編集・使用ができなくなって設定からGemが削除される。
Educationは2027年6月1日以降なんですよ。
Educationは2027年6月1日以降なんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師同じ「Gemが使えなくなる」でも、個人と組織で1年近く差があるわけですね。自分のアカウントがどれなのかで、動くべき時期がまるで変わってくる。
室谷代表取締役なので最初に見るのは種別。個人なのか、WorkspaceのBusiness/Enterpriseなのか、Educationなのか。
そこが決まらないと、いつ動くべきかも決まらないんですよね。
そこが決まらないと、いつ動くべきかも決まらないんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。社内で展開している場合は管理者がどのエディションか把握しているはずなので、そこに確認するのが一番早いですね。
既存のGemは自動でスキルへ移行される
室谷代表取締役ここが救いで、既存のGemは自動でスキルへ移行されるんですよ。名前・説明・カスタム指示・アップロード済みの知識ファイル、共有設定まで保持される。
テキトー教師DotAI 認定講師ただ、Workspaceの場合は「無効な下書きスキル」として移行されるので、作成者が確認して有効化しないと動かないんですよね。ここ、ハマる人多いんですよ。
室谷代表取締役個人はそのまま使える形、Workspaceは一手間増える、と。あわせてミニアプリ構築の実験的機能「Opal」とGoogle LabsのGemも提供終了になるので、そこを使っていた人は別途確認が要るんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師自動移行に任せるか、手動で先に移すか。その判断は次にやるとして、まずは自分の種別と期限を押さえるのが先ですね。
Skillsへ手動で移行する3ステップと、移行時の制約
Skillsへ手動で移行する3ステップ
- 01Gemの知識ファイルを個別にダウンロード移行したいGemを開き、「知識」のファイルを1つずつダウンロード。2026年12月17日の完全削除より前に完了させる。落としたファイルは1か所に集めておく。
- 02「カスタマイズ」からスキルを手動作成して指示を貼るgemini.google.comのサイドバー「カスタマイズ」→「スキル」→「作成」→「手動で作成」。Gemの名前・説明・カスタム指示をコピーして貼り付け、「作成」をクリック。ファイル不要なGemはここで完了。
- 03SKILL.mdを含むzipでファイルを上げ直す作成したスキルの「その他オプション」→「ダウンロード」でSKILL.mdを含むzipを取得。手順①のファイルと同じフォルダに入れ、「その他オプション」→「スキルを置き換える」→「フォルダ」でアップロード。
手順①:Gemの知識ファイルを個別にダウンロードする
- 移行したいGemを開く
- 「知識」にあるファイルを個別にダウンロードする
- 2026年12月17日の完全削除より前に済ませておく
室谷代表取締役順番として、最初にやるのはファイルの退避なんですよね。削除日が来たら取り出せなくなるので、Gemを開いて「知識」のファイルを1つずつ落とす。
ここが起点です。
ここが起点です。
テキトー教師DotAI 認定講師ここで「まとめて落とせないんですか」と聞かれるんですが、個別に、というのが今の手順なんです。数が多い人ほど地味に時間を取られます。
室谷代表取締役作業量が見えた時点で着手を早めるかどうか、なんですよね。溜め込んだ人ほど最初の一歩で止まりがちなので。
テキトー教師DotAI 認定講師あと、ファイルを別の場所に置いたままにすると、後の手順でフォルダが迷子になりやすいんです。落としたら1か所に集めておくと楽ですよ。
手順②:「カスタマイズ」からスキルを手動作成して指示を貼る
- gemini.google.com を別タブで開き、サイドバーの「カスタマイズ」から「スキル」を選ぶ
- 「作成」→「手動で作成」をクリックする
- Gemの名前・説明・カスタム指示をコピーして貼り付ける
- 「作成」をクリックする(ファイルが不要なGemはここで完了)
室谷代表取締役指示文のコピペは、元のGemを開いたまま横に並べると速いんですよ。 name と説明とカスタム指示、3か所だけなので慣れれば数分です。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのが、スキルとGemが別の画面だということなんです。Gemを閉じてしまうと指示文を見失うので、タブは2枚開いたままで、というのが現場でよく言われるやり方です。
室谷代表取締役ファイルを使っていないGemなら、ここで終わりというのが大きいですね。
テキトー教師DotAI 認定講師そうです、そこは気楽に考えてもらって大丈夫です。
手順③:SKILL.mdを含むzipでファイルを上げ直す
- 作成したスキルの「その他オプション」から「ダウンロード」を選び、SKILL.mdを含むzipを取得する
- そのzipを、手順①で落としたGemのファイルと同じフォルダに入れる
- 同じスキルの「その他オプション」→「スキルを置き換える」→「フォルダ」でアップロードする
室谷代表取締役ここだけ聞くと回りくどいんですけど、要はスキルの型を一度もらって、そこに元のファイルを詰め直すという作業なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。ただ、フォルダごと上げるので、関係ないファイルが混ざっているとそのまま一緒に上がります。
中身を一度見てから実行した方が安全です。
中身を一度見てから実行した方が安全です。
室谷代表取締役手作業で移す良さは、どのファイルを残すかを自分で選べる点にある。自動移行だと、あとから「これ入ってない」に気づくことになるので。
100MB上限・未対応形式と、今からGemを作るべきかの判断
テキトー教師DotAI 認定講師落とし穴が2つあって、まずスキルに追加できるファイルは合計100MBまでなんです。超えるとサイズの大きいものから自動で外れます。
室谷代表取締役もう1つが形式で、GitHubのファイル、音声、動画、旧Office形式、圧縮ファイルはスキルでは未対応なので移行時に含まれない。ここは事前に把握しておきたいところです。
テキトー教師DotAI 認定講師加えて、CanvasやDeep Research、ガイド付き学習、動画生成、音楽生成といったGemのデフォルト機能の多くは、現時点ではスキル側が未対応なんですよ。だから機能頼みだったGemは、移して終わりにできないんです。
室谷代表取締役そうなると判断はシンプルで、これから新しく作るなら最初からスキルで作る。今あるGemは、ファイルが100MBに収まっていて未対応形式もなく、自動移行を待てないものだけ手で先に移す。
業務で共有している場合は、Workspace側が無効な下書きとして移るので、有効化の確認を誰がやるかを決めておく。そこまで見てから動くのが、結果的に一番安いと思います。
業務で共有している場合は、Workspace側が無効な下書きとして移るので、有効化の確認を誰がやるかを決めておく。そこまで見てから動くのが、結果的に一番安いと思います。
よくある質問
Q1. 思った通りの答えにならないとき、どこを直せばいい?
室谷代表取締役Gemが微妙な返しをしてくるときって、大体は指示文が「願望の羅列」になってるんですよね。「丁寧に」「わかりやすく」みたいな。
あれ、基準がないから効かないんですよ。
あれ、基準がないから効かないんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは、良くしようとして指示を足し続けて、長くなったぶん迷走するパターンですね。一度削って、出力の形だけ指定すると戻ってきたりします。
室谷代表取締役うちでも社内用のやつは「見出し3つ、最後に一言」くらいまでしか縛ってないです。文章の上手さは後から直せるんで、まず型から決めるのが早いですね。
Q2. Gemが増えて整理できなくなったときは?
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのが、試しに作ったGemが一覧に溜まっていく問題なんですよ。名前が「テスト1」のまま残ってて、後からどれが本番か分からなくなる。
室谷代表取締役これ、業務でも同じことが起きますね。作る手間がほぼゼロなので、増えるのは一瞬なんですよ。
だから名前の付け方を先に決めちゃうのが早い。
だから名前の付け方を先に決めちゃうのが早い。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。用途を頭に付けておくだけでも、探す時間がまるで変わりますからね。
Q3. スマホで作ったGemがPCで見当たらないときは?
室谷代表取締役これ、端末の問題というよりアカウントの話になりがちなんですよね。仕事用と個人用でログインし分けてると、そっちを見てるだけだったりします。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人はそこに気づかなくて、「消えた」と焦るんですよ。まず同じアカウントで入っているかを確認するのが先ですね。
室谷代表取締役あとは表示が古いまま残っていることもあるので、一度開き直す。地味ですけど効きます。
Q4. 移行せずにいたら、これまでの設定はどうなる?
テキトー教師DotAI 認定講師終了日が決まっている以上、そこで使えなくなる前提で動いたほうが安全なんですよ。指示文は別のところに写して控えておくと、移行先でそのまま貼れます。
室谷代表取締役これ、実際に痛い目を見るやつで。中身を持ち出せないまま期限を迎えると、また一から作り直すことになるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師なので、まだ使えるうちに指示文と知識ファイルの中身を手元に残しておく。それが一番の保険だと思います。
Q5. 英語で作られたGemを日本語で使いたいときは?
室谷代表取締役これはもう、指示文に一行足すだけで解決することが多いんですよ。「回答は日本語で」って。
これがないと、普通に英語で返ってきます。
これがないと、普通に英語で返ってきます。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、海外のプロンプトをそのまま持ち込んだ人がここで詰まりやすいですね。中身は良くても、出力の言語だけ噛み合ってない。
室谷代表取締役あと、知識ファイルが英語だと用語の訳がぶれるので、社内用語だけは日本語で補足しておくと安定します。
まとめ
室谷代表取締役というわけで、Gemは「作るのは一瞬、効くのは指示の設計」ってところなんですよね。それと、期限が来る前にSkills側の動きも見ておく必要がある、と。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。まずは1個だけ、自分の作業を楽にするやつを作ってみるのがおすすめです。
作りながら、どこで迷ったかが見えてくるので。
作りながら、どこで迷ったかが見えてくるので。
室谷代表取締役それ、経営目線で言うとすごく大事で。いきなり全社展開みたいな話にすると、だいたい形だけのGemが量産されるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。小さく作って、使えたものだけ残す。
それだけで十分だと思います。
それだけで十分だと思います。
室谷代表取締役あと、指示文はどこかに残しておいてください。移行のときに、それが一番の武器になりますから。
