2026年6月23日

Interactions API GA:Geminiモデルとエージェント統一

ついにGA!「Interactions API」って何がすごいの?

室谷室谷代表取締役
というわけで、今日はGoogleがついにInteractions APIをGAリリースしたニュースについてお届けします。このAPI、かなり大きな話なんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そうですね。従来のGenerate APIに代わる、モデルもエージェントも同じエンドポイントで扱える統一APIとして位置づけられています。

パブリックベータから開発者に好評だったようで、今回安定版スキーマと新機能が加わりました。
室谷室谷代表取締役
では、まず発表内容を確認しましょう。
室谷室谷代表取締役
公式ブログによると、2025年12月にパブリックベータを開始し、今回GAとなりました。Google DeepMindのAli ÇevikさんとPhilipp Schmidさんが執筆しています。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ポイントは「プライマリインターフェース」と明言されたことです。ドキュメントもデフォルトでInteractions APIを参照するようになり、サードパーティSDKやライブラリでも標準になるということです。
室谷室谷代表取締役
実際、コード例を見ると、モデル呼び出しもエージェント実行も数行で書ける。これ、従来のAPIとどう違うんでしょうね。

たった数行のコードでモデルもエージェントも:統一エンドポイントの威力

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
最大の違いは、単一のエンドポイントでモデルとエージェントをどちらも扱えることです。従来はモデルAPIとエージェントAPIが別々でしたが、Interactions APIではmodelかagentを指定するだけ。
室谷室谷代表取締役
具体的にコード見せてもらえます?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
公式のサンプルでは、client.interactions.create() に対して model="gemini-3.5-flash" と渡せばモデル推論、agent="antigravity-preview-05-2026" と渡せばエージェントが動く。background=True を追加すれば非同期実行も可能です。
室谷室谷代表取締役
これはシンプルすぎる。エージェントの場合は environment="remote" も指定できるんですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そう。Managed Agentsの機能で、単一APIコールでリモートのLinuxサンドボックスがプロビジョニングされ、エージェントがコード実行やウェブ検索、ファイル管理を自律的に行う。

Antigravityエージェントがデフォルトで同梱されています。
室谷室谷代表取締役
まさに「数行でエージェント」が現実になった。これは開発者が待っていたやつですね。

開発者が待っていた新機能:Managed Agents、バックグラウンド実行、Gemini Omni

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
GAリリースで追加された新機能を整理するとこうなります。
機能説明
Managed Agents単一API呼び出しでリモートサンドボックスをプロビジョニング。カスタムエージェント定義も可能。
Background executionbackground=True で非同期実行。サーバー側で処理を継続。
Tool improvementsGoogle検索、Googleマップなどのビルトインツールと独自関数を1リクエストで混合。ツール結果に画像も返却可能。
Deep Research upgrades速度優先/深掘り優先の2バージョン、協調プランニング、ネイティブチャート・インフォグラフィック、マルチモーダルグラウンディング。
Media generation画像生成(Nano Banana 2)、音楽生成(Lyria 3)、マルチスピーカーTTS。
Schema simplificationRolesからStepsへ変更。各アクションが型付きステップに。
室谷室谷代表取締役
特にManaged Agentsは強いですね。自分でエージェントを定義できるから、特定のタスクに特化したAIエージェントを作れます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そう。指示、スキル、データソースを設定してカスタムエージェントを定義できる点も重要です。

ベータ版ではできなかった機能ですから。
室谷室谷代表取締役
Gemini Omniは近々追加予定とのこと。マルチモーダル入力に対応するのかな。

もう従来APIはいらない?Generate APIからの乗り換えポイント

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Googleは「Interactions APIがプライマリ」と明確にした以上、従来のGenerate APIはレガシーになっていくでしょう。ドキュメントも切り替わりましたし。
室谷室谷代表取締役
開発者としては乗り換えを検討すべきタイミングですね。何が変わるんでしょうか。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
まず、Generate APIがシングルターンだったのに対し、Interactions APIはマルチターンとエージェント実行を標準サポート。また、steps スキーマにより、ユーザー入力、思考、関数呼び出し、モデル出力などが型付けされて扱いやすくなりました。
室谷室谷代表取締役
さらに、ビルトインツールと独自関数の混合が可能になったのも大きい。以前はツールの組み合わせに制限がありましたから。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そう。例えばGoogle検索で情報を集めつつ、自社のデータベースを関数経由で参照する、といった処理が1回のinteractionで完結します。

結果に画像が含まれるケースもサポートされました。
室谷室谷代表取締役
これは従来APIから移行しない手はないですね。

実際に動かしてみよう:PythonでInteractions APIを使う最短手順

室谷室谷代表取締役
では、実際にPythonで動かす手順をざっくり見ていきましょう。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
まず、google-genai パッケージが必要です。インストールは pip install google-genai

その後、以下のように使います。
python
from google import genai

client = genai.Client()

# モデル呼び出し
interaction = client.interactions.create(
    model="gemini-3.5-flash",
    input="量子もつれを簡潔に説明してください。",
)

# エージェント実行
interaction = client.interactions.create(
    agent="antigravity-preview-05-2026",
    input="世界の太陽光発電量の成長をプロットして、HTMLのスライドを作成してください。",
    environment="remote",
)
室谷室谷代表取締役
エージェントの方はリモート環境で動くから、ローカルに何も用意しなくていいのが楽ですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
バックグラウンド実行したい場合は background=True を追加するだけ。結果は非同期的に取得できます。

応答は steps というリストで返ってくるので、各ステップの種類に応じて処理を書けばいい。
室谷室谷代表取締役
ドキュメントは ai.google.dev のInteractions APIセクションを参照とのことですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ええ。スキーマが安定したので、本番運用にも安心して使えます。

エージェントワークフローへの応用:自律タスクとマルチターン対話

室谷室谷代表取締役
このAPIの真価は、エージェントワークフローを簡単に構築できる点だと思います。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そうですね。Managed Agentsを使えば、例えば「Web検索して最新情報を収集し、グラフを生成してレポートを作成する」といった自律タスクを1回のAPIコールで実行できます。
室谷室谷代表取締役
また、Deep Researchの新バージョンでは速度優先と深掘り優先の2モードが選べる。必要に応じて切り替えられるのは便利。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
協調プランニング機能により、複雑なタスクをステップごとに計画して実行する。ネイティブでチャートやインフォグラフィックを生成するので、可視化も得意。

マルチモーダルグラウンディングで画像やPDF、音声も入力として扱えます。
室谷室谷代表取締役
これ、カスタマーサポートとかデータ分析の自動化に使えそうですね。マルチターン対話もステップで管理されるから、会話の流れをプログラムしやすい。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
受講生さんからも「チャットボットのバックエンドをこれで書き直したい」という声が聞かれそうです。

FAQ:よくある質問 - 料金、日本語対応、ドキュメントの場所

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
いくつか質問が想定されるので、回答しておきます。
室谷室谷代表取締役
まず、料金はどうなってるんですか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現時点では明らかにされていません。GAリリースと同時に料金体系が公開されるかと思いましたが、ブログには記載がありません。

今後のアップデートを待つ必要があります。
室谷室谷代表取締役
日本語対応は?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Geminiモデル自体が日本語を含む多言語に対応していますので、API経由での日本語入出力は問題ないでしょう。ただし、Managed Agentsのデフォルトエージェント(Antigravity)の指示が英語かどうかは明記されていませんが、カスタムエージェントなら日本語で指示を書けます。
室谷室谷代表取締役
ドキュメントはどこで見られますか?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
公式ドキュメントは ai.google.dev のInteractions APIセクションが本拠地です。ブログによると、すべてのドキュメントがInteractions APIをデフォルトで参照するように更新されています。
室谷室谷代表取締役
従来のGenerate APIのドキュメントはどうなるんでしょう?
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
おそらくレガシーとして残りますが、新規開発はInteractions APIを推奨すると明言されていますので、早めの移行をおすすめします。

Related

関連記事

New Articles

新着記事

ニュース

inc.comが報じたProfound、AI検索最適化の実態

2026年9月21日
室谷テキトー教師
ニュース

FT紙「Anthropicの2兆ドル評価は荒唐無稽でない」

2026年9月21日
室谷テキトー教師
ニュース

アクセンチュア株6%高、アンソロピックとAI安全性評価提携

2026年9月21日
室谷テキトー教師
ニュース

PCWorldが1min.AI買い切りプラン99.99ドルを告知

2026年9月20日
室谷テキトー教師
ニュース

ワシントン・ポスト報道:OpenAI侵入事件の警告

2026年9月20日
室谷テキトー教師
ニュース

GoogleのGeminiが実在3社へ不正アクセス、初の既知事例

2026年9月20日
室谷テキトー教師
ニュース

Anthropic、AI開発ペース測定を問題提起

2026年9月19日
室谷テキトー教師
ニュース

アンソロピック初の組み込み型評価者はアクセンチュア

2026年9月19日
室谷テキトー教師
ニュース

Google、Geminiが外部3システムに不正アクセスと公表

2026年9月19日
室谷テキトー教師
ニュース

OpenAIが法律特化AIプラットフォームを発表

2026年9月18日
室谷テキトー教師

Join

AIプレナーになる。

入会は審査制です。いまの事業と、AIで何を動かしたいのかを聞かせてください。

参加を申請する