DeepLの日本語→英語翻訳って、実際どれくらい使えるのか
2017年から続くサービスが、いま20万社以上に使われている理由
室谷代表取締役DeepLはドイツのケルンに拠点を置くDeepL SEが2017年から出してる翻訳サービスなんですよね。公式サイトでは世界20万社以上が使ってると訴求してて、この規模になると「便利ツール」じゃなくて業務インフラなんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「もう英語の下訳はDeepL前提で回してます」という声ですね。初めて触る人は「無料の翻訳サイトと何が違うの」と思うみたいですが、触ると差が分かるんですよ。
室谷代表取締役ただ、この20万社という数字は公式サイトの訴求文言で、どう算出してるかは非開示なんですよ。だから「20万社が使ってるから安心」ではなくて、自社の用途で試して判断するのが経営判断としては正しいんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。数字は入口として見て、実際に自分の文章を訳させてみるのが一番早いと思います。
翻訳会社が自社ブログで試した結果、通じる英語にはなるが詰めが甘い
室谷代表取締役翻訳会社のtranseuroが2020年に公開したレビューが面白くて。自社ブログの日本語記事をDeepLで英訳して、プロ翻訳者の訳と比較してるんですけど、意味は通じる自然な英語になる前提で、弱点も具体的に挙がってるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師そこなんですよね。長い従属節を含む日本語を、英語でも1文のまま訳すクセがある。
神田の万世橋駅の記事で、建築家が誰の設計か読み手が誤読する訳になった例が紹介されてました。
神田の万世橋駅の記事で、建築家が誰の設計か読み手が誤読する訳になった例が紹介されてました。
室谷代表取締役あと主語の省略も弱点で。翻訳者について書いた記事で、本来「彼ら」であるべき主語が「I」になった例、慣用表現の「火事に遭う」が「meet a fire」になった例も挙がってました。
日本語は主語を消す言語なので、ここは構造的な限界なんですよね。
日本語は主語を消す言語なので、ここは構造的な限界なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師翻訳会社の結論も「内容を素早く把握する用途には十分、公開用や細部の正確さが必要なら人のチェックが要る」という線引きでした。最初に戸惑うのがまさにこの境目で、そこさえ分かってれば怖くないんですよ。
チャットAIに訳させるのと何が違うのか
DeepLとチャットAIの役割の違い
DeepL
- 訳すことに振り切った専用エンジン
- 決まった文体で大量にさばくのに向く
- まず下訳を作る用途で活用
- 長い従属節を1文のまま訳すクセ
- 主語省略で「彼ら」が「I」になる例
- 慣用表現が「meet a fire」になる例
チャットAI
- 「丁寧に」「マーケ風に」などの指示でトーンを寄せられる
- 訳した上で構成を変えたい場合に向く
- DeepLの下訳の固さを抜く仕上げに使える
- チャットAIだけで仕上げると用語がぶれることも
テキトー教師DotAI 認定講師チャットAIに訳させるのと何が違うのか、というのもよく聞かれます。チャットAIは「丁寧に」「マーケ風に」みたいな指示でトーンを寄せられるのが強みで、DeepLは訳すことに振り切ったエンジンなんですよね。
室谷代表取締役業界構造で見ると、汎用のチャットAIと専用の翻訳エンジンは競合というより役割が違うんですよ。決まった文体で大量にさばくなら専用エンジン、訳した上で構成を変えたいならチャットAI。
使い分けの話であって、どっちが上かの話じゃないんですよね。
使い分けの話であって、どっちが上かの話じゃないんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、まずDeepLで下訳を作って、そのあとチャットAIで固さを抜く、という順番がハマる人が多いです。逆にチャットAIだけで仕上げようとすると、用語がぶれて戻ってくることもあります。
室谷代表取締役長い文や主語のない文はどう訳される?誤訳のクセと直し方
従属節の多い日本語は、英語でも1文のまま押し込まれがち
室谷代表取締役前の章で精度の全体像を見たので、ここは具体的な崩れ方の話を。長い日本語の文って、英語にすると1文のまま押し込まれる傾向があるんですよね。
翻訳会社が自社ブログを DeepL で英訳して検証した記事でも、2文に分けた方が読みやすいケースが指摘されてました。
翻訳会社が自社ブログを DeepL で英訳して検証した記事でも、2文に分けた方が読みやすいケースが指摘されてました。
テキトー教師DotAI 認定講師神田の万世橋駅の話を訳した例で、建築家が誰の設計なのか読み手が誤解する形になった、というのが紹介されてましたね。日本語のまま読めば分かるのに、英語になると who がぼやけるんですよ。
室谷代表取締役これは実務だと事故になりやすくて。英文で外向けに出すとき、読者は文脈を補ってくれないんですよ。
日本語の読者と同じ前提を持ってないので。
日本語の読者と同じ前提を持ってないので。
テキトー教師DotAI 認定講師そこですよね。だから訳す前に「。
」で文を割っておく。これだけでかなり変わります。
」で文を割っておく。これだけでかなり変わります。
主語の省略で、who が別の人にすり替わる
テキトー教師DotAI 認定講師もうひとつ現場でよく聞くのが、主語が消える問題です。日本語って主語を書かないので、DeepL が文脈から推定するしかない。
翻訳者について書いた文章で、本来「彼ら」のところが「I」になった例が報告されています。
翻訳者について書いた文章で、本来「彼ら」のところが「I」になった例が報告されています。
室谷代表取締役「I」になると意味が真逆になりますからね。誰がやったのかが変わるわけで、これは読み手の信頼に直結します。
テキトー教師DotAI 認定講師対策は単純で、訳す前に主語を補って書く。誰がやったのかを明示するだけで、別の人が出てくる事故はかなり減ります。
室谷代表取締役コストで言うと、公開前に人が全文チェックする工数を削るなら、原文をちょっと整える方が安いんですよ。後工程で直す方が高くつく。
慣用句は直訳で崩れる。じゃあどう防ぐか
室谷代表取締役あと慣用句。「火事に遭う」みたいな言い回しが、文字通りの英語になってしまう例が紹介されてました。
テキトー教師DotAI 認定講師慣用句は辞書的に置き換わらないので、直訳されると英語として意味が通らなくなります。ここは原文側で言い換えるのが早い。
「火事になった」のように書いてしまう。
「火事になった」のように書いてしまう。
室谷代表取締役専門用語も同じで、社内用語が勝手に訳されると読者が混乱する。汎用の翻訳エンジンに任せるか、訳語を固定する仕組みを持つか、という構造の話になってきますよね。
テキトー教師DotAI 認定講師用語集に登録して、訳語を自分用に固定する
誤訳を防ぐ原文の整え方
- 01長い文を「。」で分割従属節の多い日本語は英語で1文に押し込まれwhoがぼやける。訳す前に文を割る
- 02主語を補って明示主語省略でDeepLが別の人(例:「彼ら」→「I」)と推定する事故を防ぐ
- 03慣用句を言い換える「火事に遭う」等は直訳で崩れるため「火事になった」のように原文側で書き換える
- 04用語集で訳語を固定単語クリックで候補選択、または.tmx/.tsv等の用語対ファイルをアップロードして自動生成(1,000文対以上推奨)
テキトー教師DotAI 認定講師用語集は、訳文の中の単語をクリックすると候補が出て、選ぶと以降その訳語を使ってくれる仕組みです。ブランドや法務、IT などの既製サンプルも用意されていて、Pro だと使える範囲が広がります。
室谷代表取締役手で作る以外に、用語対のファイルを上げて自動生成する方法もありましたよね。1,000文対以上が推奨、だったか。
テキトー教師DotAI 認定講師はい、.tmx や .tsv ですね。.docx や .pdf も受け付けると公式に書かれています。
最初に戸惑うのが、用語集が言語ペアごとだという点で、英語向けに作ったものがそのまま別の言語で効くわけではないんです。
最初に戸惑うのが、用語集が言語ペアごとだという点で、英語向けに作ったものがそのまま別の言語で効くわけではないんです。
室谷代表取締役そこは運用設計の話で、誰が管理するかを決めておかないと訳語が人によってバラつく。用語集は地味ですが、外向け文書を量産する会社ほど効いてくる仕組みだと思います。
コピペの手間を消す公式ショートカットと、PDFの改行崩れを直す使い方
WindowsはCtrl+C+C、Macは⌘+C+C。2回押しが公式の合図
- DeepLのデスクトップアプリ(Windows/Mac)を起動しておく
- 翻訳したいテキストを選択する
- Windowsは「Ctrl」を押したまま「C」を2回、Macは「⌘」を押したまま「C」を2回押す
- フロート画面に訳文が出る。キーを変えたいときはアプリの設定画面から
室谷代表取締役このショートカット、公式ヘルプにちゃんと載ってるんですよ。普通のコピー1回だとDeepLには何も送られない。
2回押しだけが合図なんですよね。
2回押しだけが合図なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師そこが最初のつまずきで。1回コピーしてアプリに貼り付けてる人が多くて、それだと2アクションになるんですよ。
2回押しなら選択したテキストがフロート画面にそのまま出るので、往復が消えます。
2回押しなら選択したテキストがフロート画面にそのまま出るので、往復が消えます。
室谷代表取締役1回あたり数秒の話なんですけど、1日に何十回もやる作業だと体感が変わってくる。英語のメールを読みながら日本語で返す、みたいな使い方だと効きますね。
テキトー教師DotAI 認定講師あとこのキー、アプリの設定画面で好きに変えられるんですよ。他のソフトとぶつかってる人は、そこで逃がしてあげるといいです。
PDFや論文の改行崩れは、コピーの取り方で解決する
テキトー教師DotAI 認定講師PDFから英文をコピーすると、行末の改行が入ったまま貼り付くことがあるんですよ。段落がバラバラになって、訳す前の段階で読む気が失せるやつです。
室谷代表取締役それ、貼り付け先で整形する作業が発生するのが一番もったいないんですよ。コピーして、整えて、貼って、翻訳して、の4ステップになってる。
テキトー教師DotAI 認定講師なので、PDFで読みたい箇所を選択したら、貼り付けを挟まずに2回押しで直接送るのが早いです。フロート画面の訳文を読んで、必要な分だけコピーする。
整形の手間が1回減ります。
整形の手間が1回減ります。
室谷代表取締役ページ丸ごとなら、ファイル翻訳にPDFを渡す手もある。無料版が1件/月・最大5MB、Individualだと3件/月・最大30MBまで、と公式のプラン比較に書かれてます。
ただ改行の扱いは環境によって変わるので、崩れる場合は公式ヘルプを見たほうが早いですね。
ただ改行の扱いは環境によって変わるので、崩れる場合は公式ヘルプを見たほうが早いですね。
ブラウザ拡張機能とスマホアプリでは何ができるか
室谷代表取締役ブラウザ拡張機能は、Webページ上で選択したテキストをそのまま訳せるのが強みなんですよね。英語のページを読みながら日本語で確認する、みたいな使い方が一番ハマります。
テキトー教師DotAI 認定講師ページ全体の翻訳という機能もあって、これは有料プランの機能一覧に載ってます。プランごとの細かい利用条件は公式サイトで確認するのが確実です。
室谷代表取締役なるほど。で、スマホ側はどうなるんです?
テキトー教師DotAI 認定講師2回押しのショートカットはデスクトップアプリ向けの仕組みなので、スマホは別の導線になります。端末ごとにやり方が違う前提で覚えておくほうが、現場では混乱しにくいですよ。
中国語と韓国語はどこまで対応している?対応時期と精度を整理する
繁体字中国語が追加されたのはいつで、簡体字・広東語とどう違うのか
中国語・韓国語の対応時期と精度の歩み
- 2023年1月31日韓国語を追加ノルウェー語と同時に追加
- 2023年2月韓国語の精度検証を公開ヒューマンサイエンスがIT分野221文をBLEUスコアで検証。英語方向は1位、日本語方向は2位(DeepL・Google・Microsoft比較)
- 2023年8月17日韓国向け有料サービス開始追加から約半年で商用化
- 2024年7月23日繁体字中国語を追加公式ブログ最終更新日。Web版・アプリ・API・ブラウザ拡張機能に対応
室谷代表取締役中国語まわり、公式ブログで繁体字中国語がWeb版・アプリ・API・ブラウザ拡張機能に追加されたと発表されてるんですよね。ブログの最終更新が2024年7月23日なので、そこが一つの目安になります。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人は「中国語」でひとくくりにしがちなんですけど、簡体字と繁体字で別扱いになってるんですね。
室谷代表取締役そうなんですよ。対応言語の一覧を見ると広東語も別項目で入ってる。
繁体字と広東語が同じ書き言葉かというとそうとも限らないので、まずは公式の一覧で確認するのが確実・・・
繁体字と広東語が同じ書き言葉かというとそうとも限らないので、まずは公式の一覧で確認するのが確実・・・
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのが「繁体字に対応したなら広東語の文章も同じ感覚でいけるのか」という疑問ですね。そこは同じ中国語圏でも別物として見たほうが安全だと思います。
韓国語は2023年に追加され、韓国向けの有料プランも同年8月から
室谷代表取締役韓国語は2023年1月31日にノルウェー語と同時に追加されて、同年8月17日には韓国向けの有料サービスが始まってるんですよね。追加から半年あまりで商用まで持っていった速度が面白い。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。無料で触ってもらって、そのまま仕事で使う流れを作った感じがします。
室谷代表取締役業界構造で言うと、翻訳ツールは「対応しました」だけでは事業にならなくて、その国で課金できるかが分かれ目なんですよ。韓国はそこを早めに押さえたわけです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、対応言語が増えたことより「その言語で仕事に使えるのか」のほうが気になる人が多いんですよね。
BLEUスコアで見ると、英語方向は1位・日本語方向は2位
室谷代表取締役精度の話で、翻訳会社のヒューマンサイエンスが2023年2月に韓国語の検証を公開してるんですよ。IT分野の221文をBLEUスコアでDeepL・Google・Microsoftで比べていて。
テキトー教師DotAI 認定講師結果が、英語から韓国語と韓国語から英語で1位、日本語から韓国語と韓国語から日本語で2位だったんですね。
室谷代表取締役後発なのに英語方向でトップに立ってるのが興味深いところで。先行者がいる状態でここまで来たのは、学習データの持っていき方が効いてるんだと思います。
テキトー教師DotAI 認定講師ただBLEUは機械的な一致度の指標なので、数字が良くても敬語の自然さは別で見たほうがいいんですよ。自分の文章を実際に流し込んでみるのが一番早いですね。
用語集・敬称の切替・代案表示は、言語ごとに対応が違う
室谷代表取締役対応言語に入っているから全部の機能が使える、ではないんですよね。公式ヘルプにも、用語集や敬称・親称の切替、代案表示の対応状況は言語ごとに異なると書かれてます。
テキトー教師DotAI 認定講師ここ、ハマる人多いんですよ。用語集を中国語のペアで作ろうとして、対応しているかを見ずに先に進んでしまうパターンですね。
室谷代表取締役実務だと用語集が効くかどうかでコストが変わるんですよ。同じ訳語を毎回手で直す作業を時給で換算すると、地味にバカにならない。
テキトー教師DotAI 認定講師なので最初に公式の対応言語一覧を開いて、使う言語ペアと機能の組み合わせを確認する。遠回りに見えて、それが一番の近道だと思います。
英語から日本語に訳すときも、同じ精度・同じ手順でいいのか
逆方向は「読むための翻訳」として割り切ると強い
室谷代表取締役英語の資料を日本語に落とす用途、これが一番現実的な使いどころなんですよね。海外の一次情報を読むスピードが変わるので、ここは投資対効果がはっきり出ます。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚でも同じです。読んで理解する分にはほとんど困らないんですよ。
ただ、そのまま社外文書に貼ると日本語として不自然で、結局手直しが発生します。
ただ、そのまま社外文書に貼ると日本語として不自然で、結局手直しが発生します。
室谷代表取締役そこは割り切りなんですよね。うちだと英語の契約まわりは下読みだけ機械に任せて、最終確認は人がやる前提で回してます。
時給に換算すると、下読みの時間が消えるだけで十分ペイする計算になるんですよ。
時給に換算すると、下読みの時間が消えるだけで十分ペイする計算になるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師読み物と提出物は分けて考えた方がいいですね。読む用途なら、翻訳の粗さはほとんど気にならないんですよ。
精度の物差しは、方向によって中身が変わる
室谷代表取締役ただ、日本語から英語の精度を検証したレビューは見かけるんですけど、逆方向を同じ物差しで測った数字って、あまり見当たらないんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師そこは注意が要ります。英語から日本語は、原文に主語も時制もはっきり書かれているので、実は訳しやすい側面があるんです。
代わりに日本語独特の言い回しへの着地が難しくて、硬い直訳調になりやすい。
代わりに日本語独特の言い回しへの着地が難しくて、硬い直訳調になりやすい。
室谷代表取締役なるほど。読む分には問題ないけど、日本語としての自然さは別の話、と。
テキトー教師DotAI 認定講師日本語側の出力が硬くなるときの調整法
硬さが気になるときは、次の3つを順に試すとだいたい収まります。
- 長い英文は文の区切りで分けてから訳す
- 用語集に固有名詞や専門用語を登録して訳語を固定する
- 代案表示で別の訳を選ぶ(対応していない言語ペアもある)
室谷代表取締役硬さを取るのって、結局どこをいじるのが効くんですか。
テキトー教師DotAI 認定講師まず原文の区切りを意識することですね。長い英文をそのまま放り込むと、日本語側も修飾が重なって読みにくくなります。
あとは用語集で訳語を固定すると、文体がぶれません。Proだと既製のサンプル用語集もあって、訳文中の単語をクリックして訳語を選べるんですよ。
あとは用語集で訳語を固定すると、文体がぶれません。Proだと既製のサンプル用語集もあって、訳文中の単語をクリックして訳語を選べるんですよ。
室谷代表取締役訳語を選ぶだけで揃うのは大きいですね。チームで同じ資料を触るときの表記ゆれが消えるので、地味に効いてきます。
テキトー教師DotAI 認定講師代案表示で別の訳を拾うのも手軽です。ただ、用語集も代案表示も、すべての言語ペアで使えるわけではないので、そこは言語ごとに確認が要ります。
無料版とProは何が違う?料金プランの種類と文字数の現在地
無料版の上限は月5万文字。どこで足りなくなるか
室谷代表取締役まず無料版の現在地なんですが、1か月あたり5万文字、ファイル翻訳は月1件で最大5MBまで。訳文の保存も1件、用語集も1個で言語ペアごとに5語まで、なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「無料で始めたら数日で使い切った」という声です。5万文字って、短いメールを何本も訳すなら足りますけど、資料をまるごと放り込む使い方をすると一気に消えます。
室谷代表取締役ファイル翻訳が月1件というのも効くところで。企画書を1本通したら、その月はもう終わりなんですよ。
まずは無料で自分の業務ボリュームが収まるか測る、という順番が現実的かと。
まずは無料で自分の業務ボリュームが収まるか測る、という順番が現実的かと。
テキトー教師DotAI 認定講師Individual・Team・Businessで、文字数とファイル数はこう変わる

室谷代表取締役有料は個人向けのIndividual、チーム向けのTeam、法人向けのBusiness、そして個別見積もりのEnterpriseという並びです。数字を一度整理しておきましょう。
| プラン | 月額(年払い換算) | 文字数 | ファイル翻訳 | 用語集 |
|---|---|---|---|---|
| 無料版 | 0 | 5万文字/月 | 1件/月(5MB) | 1個(5語) |
| Individual | €7.49 | 30万文字/月 | 3件/月(30MB) | 1個 |
| Team | €24.99/ユーザー | 100万文字/月/ユーザー | 20件/月 | 5個(各1,000語) |
| Business | €49.99/ユーザー | 制限なし(公正利用ポリシー) | 100件/月(100MB) | 上限なし |
| Enterprise | 個別見積もり | カスタム | カスタム | カスタム |
テキトー教師DotAI 認定講師こうして並べると、Teamの用語集が5個で各1,000語というのが実務では効いてきますね。製品名や部署名の訳語を固定できるので、複数人でも同じ訳に揃えられる。
室谷代表取締役経営目線で言うと、Businessは文字数の制限がなくなるので、翻訳を業務フローに組み込む前提なら、人数分の月額を固定費として置けるかどうかの判断になります。Individualでもデータの訓練には使われない、という条件が付くのは見落とせないところです。
2023年のStarter/Advanced/Ultimateは、いまの名前と対応しない
室谷代表取締役ここで一度注意なんですが、ネット上にはStarterとかAdvanced、Ultimateというプラン名の料金表がまだ残ってるんですよ。韓国向けにProの提供が始まった頃の発表がその名称で、いまのIndividual・Team・Business・Enterpriseとは対応しません。
テキトー教師DotAI 認定講師古い表を見て「上のプランにすれば全部解決」と思い込んで、実際の画面と違って戸惑う人がいます。プラン名が違っていたら、その情報は一度忘れていいと思います。
室谷代表取締役料金も文字数も改定されるので、契約前は公式の価格ページにある比較表を見るのが確実ですね。
アップグレードも解約も、いつでもできるのか
室谷代表取締役Individualについては30日間の無料トライアルがあって、いつでもキャンセルできると公式に書かれています。試してから決める、ができるわけです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、無料版で足りなくなったタイミングで上げる人が多いです。最初からBusinessにする必要はなくて、文字数がきつくなったらIndividualに、人が増えて用語集を共有したくなったらTeamに、という順番が自然なんですよ。
室谷代表取締役TeamやBusinessの契約条件や請求の切り替えについては、公式の契約ページで確認してほしいところです。数字は変わるので、申し込み直前に一度見ておくのが安全かと。
翻訳したテキストはAIの学習に使われる?社内文書を入れる前の確認
無料版と有料プランで、データの扱いはどう違うのか
室谷代表取締役ここ、業務で使うなら最初に確認すべきところなんですよね。DeepLの公式のプラン比較表を見ると、「データの訓練に使用されない」と明記されているのは有料のIndividual以降なんだそうです。
テキトー教師DotAI 認定講師そうなんですよ。初めて触る人は翻訳の仕上がりばかり気にするんですけど、実際に先に確認するのは、入れたテキストがどう扱われるか、なんですよね。
室谷代表取締役無料版の説明には同じ明記が見当たらないので、少なくとも機密性のある文書は無料版で試さない、という線を先に引く。前述のIndividualの水準なら、時給で換算して1時間分にも満たないコストでリスクを消せるわけですし、迷う要素がないんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。よく聞くのは「まず無料で試して、慣れたら課金」という順番なんですが、その順番が一番危ないパターンでもあるんですよ。
試すなら公開情報のサンプルで、と決めておくだけでも違います。
試すなら公開情報のサンプルで、と決めておくだけでも違います。
機密文書を入れる前に決めておくべき社内ルール
テキトー教師DotAI 認定講師ルールがない状態で起きやすいのが、個人ごとに判断がバラバラになることなんですよ。ある人は無料版に契約書を貼って、ある人は翻訳そのものを避けてしまう。
室谷代表取締役これは構造の話でもあって。翻訳ツールはSaaSなので、契約の主体が個人か法人かで、データの扱いの建前が変わるんですよ。
だから「誰のアカウントで翻訳するか」を先に決める。BusinessだとSSOやユーザープロビジョニングでアカウント管理ができるので、そこを基準に線を引く会社が多いはずです。
だから「誰のアカウントで翻訳するか」を先に決める。BusinessだとSSOやユーザープロビジョニングでアカウント管理ができるので、そこを基準に線を引く会社が多いはずです。
テキトー教師DotAI 認定講師用語集も同じで。社内用語を登録すると訳語がブレなくなる一方、その中身自体が外に出したくない情報になるので、誰が編集できるかに鍵をかけておきたいところです。
室谷代表取締役そこは運用の設計ですね。用語集は無料版でも1個だけ持てますけど、Teamだと5個・1,000語、Businessは上限なしと公開されている。
ただ数より先に、管理する人を決めるほうが大事なんですよ。
ただ数より先に、管理する人を決めるほうが大事なんですよ。
訳文が残る範囲も、プランによって変わる
テキトー教師DotAI 認定講師見落としやすいのが、翻訳したあとの訳文がどこに残るか。公式の比較表だと、訳文の保存は無料版もIndividualも1件で、Businessは上限なしになっています。
室谷代表取締役そうなんですよね。下書きを何本も残したい業務だと、そこで詰まる。
これは料金の話というより運用の話で、残す前提なら保存先のルールを社内で決めておく必要があるんですよ。
これは料金の話というより運用の話で、残す前提なら保存先のルールを社内で決めておく必要があるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師実際の現場だと、翻訳してコピーしたら画面は閉じる、という人が多いんですけど、その動きをそのままルールに書いておくと迷わないですよね。
室谷代表取締役あとはファイル翻訳の上限サイズも、無料と有料で違う。大きい資料を分割して無料版に入れる、みたいな使い方が生まれがちなんですが、そこは素直にプランを上げたほうが統制しやすいんですよ。
まとめ:DeepLの日本語→英語は、どんな人にちょうどいいのか
読む・概算で伝える用途なら無料版で足りる人
テキトー教師DotAI 認定講師ここまでの話を踏まえると、最初に分岐するのは「その英文を誰が読むか」なんですよね。海外の記事や論文を読むため、海外メーカーに概要だけ伝えるため、という用途なら無料版で足りるケースが多いです。
室谷代表取締役無料版の範囲は月50,000文字ですからね。ニュースを読む、メールの大意を掴むレベルなら、まずそこで詰まることはない。
ただ無料版はファイル翻訳が月1件、訳文の保存も1件なので、そこは最初から割り切る必要があります。
ただ無料版はファイル翻訳が月1件、訳文の保存も1件なので、そこは最初から割り切る必要があります。
テキトー教師DotAI 認定講師翻訳会社が日本語→英語を検証した記事でも、内容を素早く把握する用途には十分使える、という結論だったんですよ。逆に公開用の文章や細部の正確さが要る場合は人によるチェックが要る、と。
読み手が自分だけなら、その差はほぼ問題にならないんです。
読み手が自分だけなら、その差はほぼ問題にならないんです。
室谷代表取締役社内で「ざっくり意味が分かればいい」という使い方ですね。ここにコストを積むのは経営判断としては早い。
まず無料で回して、不便が出た場所だけ有料に寄せるのが順番だと思います。
まず無料で回して、不便が出た場所だけ有料に寄せるのが順番だと思います。
公開前提の英文や多言語展開なら有料プランから始める人
DeepL日本語→英語のプラン選び
その英文を誰が読むか/公開前提か?
YES / 読む・概算で伝える用途
- 無料版で足りるケースが多い
- 月50,000文字まで翻訳可能
- ファイル翻訳は月1件、訳文保存も1件
- まず無料で回し、不便な場所だけ有料に
NO / 公開前提の英文・多言語展開
- 個人向け有料プランから試す
- 年払いで月額換算€7.49、月300,000文字
- データが訓練に使われない
- 用語集で訳語を固定(無料版は5語まで)
- 複数人共有ならチーム向け(1人あたり€24.99/月、1,000,000文字、用語集5個・1,000語)
- 迷ったら30日間の無料トライアル
テキトー教師DotAI 認定講師逆に、自社サイトの英文や対外資料として出す場合は話が変わります。用語集で訳語を固定できるので、製品名や専門用語の表記ゆれを潰せるんですよね。
無料版の用語集は言語ペアごと5語までなので、実務では足りないことが多いです。
無料版の用語集は言語ペアごと5語までなので、実務では足りないことが多いです。
室谷代表取締役個人向けのプランは年払いで月額換算€7.49、月300,000文字まで翻訳できて、入力したデータが訓練に使われない。この「使われない」が社外に出せない文書を扱う人には効いてくる。
30日間の無料トライアルがあるので、判断はそこで済ませればいいと思います。
30日間の無料トライアルがあるので、判断はそこで済ませればいいと思います。
テキトー教師DotAI 認定講師複数人で同じ用語集を共有したい、となるとチーム向けでユーザー1人あたり月額換算€24.99、1人あたり月1,000,000文字、用語集は5個で言語ペアごと1,000語まで持てます。ここから先は人数と公開本数で決まる話ですね。
室谷代表取締役なので着地点はシンプルで、読む・概算で伝える用途なら無料版、公開前提の英文や多言語展開なら個人向けの有料プランから試す。迷ったら無料トライアルで30日回して、現場で不便が出た機能だけ見る。
他の翻訳AIと迷っているなら、ChatGPT翻訳の精度は?DeepLやGeminiと比較した実力と限界も判断材料になると思います。
他の翻訳AIと迷っているなら、ChatGPT翻訳の精度は?DeepLやGeminiと比較した実力と限界も判断材料になると思います。
よくある質問
Q1. Google翻訳やChatGPTと、どう使い分ければいい?
室谷代表取締役用途で分かれてる感じがしますね。長い資料をざっと眺めたいなら速度重視のツール、対外に出る文章を整えるならDeepLの訳を土台にして別のツールで推敲する、みたいな二段構えなんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのも同じで、「まず一度通して、固い言い回しだけ手で直す」って流れが多いです。最初から全部AIに書かせると、逆に直す場所が増えちゃうんですよ。
室谷代表取締役あとは社内用語が多い文章ですね。言葉の意味が伝わらないと訳もぶれるので、そこは人が補う前提で考えてます。
Q2. スマホからも同じように使える?
室谷代表取締役出先で資料を見ながら、って場面が増えてますよね。デスクトップと同じ感覚で使えるかは環境によって違うので、公式の対応状況を一度見ておくのが無難です。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人が戸惑うのがまさにそこで、入れたアプリによって翻訳の入口が違うんですよ。コピーの取り回しが変わると、手で直す回数まで変わってきます。
室谷代表取締役スマホは短文、腰を据える作業はPC、みたいに分けてしまうと楽かもしれません。
Q3. 訳した英語が相手に通じるか不安。確認の工程は?
テキトー教師DotAI 認定講師送る前に、訳文をもう一度日本語に戻してみるのをよく勧めてます。戻したときに意味がズレていれば、元の英文もズレてる可能性が高いんですよ。
室谷代表取締役あとは相手が誰かで、敬語の温度を上げ下げする作業はどうしても残りますね。翻訳は素材を作るところまでで、最後の調整は人の仕事なんですよね。
Q4. 同じ文を訳すと、毎回同じ結果になる?
室谷代表取締役ここは一貫性の話で、用語がぶれると読み手が混乱するんですよ。同じ言い回しは統一する前提で見た方がいいかもしれないですね。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。長い文は区切り方で結果が変わるので、短く分けてから訳すと安定します。
大きい荷物を一度に運ばず、小分けにする感覚ですね。
大きい荷物を一度に運ばず、小分けにする感覚ですね。
Q5. 英語がほとんど分からない状態でも使える?
テキトー教師DotAI 認定講師使えますけど、最初は短い文で試すところからですね。いきなり長い契約書みたいなものを入れると、どこが怪しいか判断できないまま進んじゃうんですよ。
室谷代表取締役経営目線で言うと、判断できない状態で外に出すのが一番コストが高いんですよね。だからまずは社内の読み物から、という順番が現実的です。
まとめ
室谷代表取締役全体を通すと、DeepLの日本語→英語は「下書きを一気に作る道具」として見るのがちょうどいいんですよね。ゼロから英語を書く時間を消してくれる効果の方が大きい。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。仕上がりを100点にする道具ではなくて、60点を一瞬で出して、そこから人が上乗せする使い方。
この前提を間違えなければ、かなり心強いです。
この前提を間違えなければ、かなり心強いです。
室谷代表取締役中国語や韓国語も同じで、対応しているから安心、ではなくて、出てきたものを確認する工程をセットで持つ。そこを仕組みにできるかが分かれ目なんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師まずは自分の仕事で一番よく出てくる文章をひとつ決めて、それで一度試してみるのがいいと思います。短い文から始めれば、クセもすぐ掴めますよ。
