Stable Diffusionでダウンロードするものって、実は3つある
WebUI本体・モデルファイル・PythonとGit、この3点セットが基本
Stable Diffusionで揃える3点セット
WebUI本体
操作する画面。絵を描く部分ではない
モデルファイル
絵の元になるデータ。最初からは入っておらず初回起動時に大容量ファイルを自動取得
PythonとGit
これらを動かす土台
室谷代表取締役ここ、最初の関門なんですけど。「Stable Diffusionを入れる」って聞くと、アプリを1個落として終わりだと思ってる人が多いんですよね。
実際は3つ揃えないと画面すら出ないんですよ。
実際は3つ揃えないと画面すら出ないんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人がまず戸惑うのがそこです。「本体は入れたのに起動しないんですけど」って話になるんですよ。
実は本体って、絵を描く部分じゃないんですよね。
実は本体って、絵を描く部分じゃないんですよね。
室谷代表取締役そうなんですよ。1つ目がWebUI本体で、これは操作する画面。
2つ目がモデルファイルで、絵の元になるデータ。3つ目がPythonとGitで、これを動かす土台。
「画面・データ・土台」の3点セットなんですよ。
2つ目がモデルファイルで、絵の元になるデータ。3つ目がPythonとGitで、これを動かす土台。
「画面・データ・土台」の3点セットなんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師しかもモデルは最初から入ってないんですよね。初回起動のときに大容量ファイルを自動で取りに行くので、そこで「固まった?」と心配になる人も多いんですよ。
AUTOMATIC1111版とForge版、ComfyUIは何が違うのか
室谷代表取締役で、本体にもいくつか種類があって。定番なのがAUTOMATIC1111版、いわゆる本家ですね。
そこから高速化と低VRAM向けの最適化を施した派生がForge版で、本家の1.10.1をベースに90日ごとに同期してるんですよ。
そこから高速化と低VRAM向けの最適化を施した派生がForge版で、本家の1.10.1をベースに90日ごとに同期してるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「どっちを選べばいいんですか」なんですけど、最初は本家かForgeのワンクリックで入る方から触るのが素直だと思います。ノードベースのComfyUIは別系統のツールで、慣れると自由度が高いぶん、初手だと画面の意味が分からず止まりやすいんですよ。
室谷代表取締役これって業界構造として面白くて、本家があって派生が並走してる形なんですよね。どちらかが消える話ではなく、本体側の更新に派生が追随する構図。
だから「どっちが上」ではなく「どっちが今の自分の環境に合うか」で選ぶ話なんですよ。
だから「どっちが上」ではなく「どっちが今の自分の環境に合うか」で選ぶ話なんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。最初に配布ページを開いて、2つあって固まる人、けっこういますからね。
GPUなしのPCはクラウド一択になる
室谷代表取締役もう1つ必ず聞かれるのが「GPUを積んでないノートPCでも動くのか」なんですけど、これは自分のマシンで回す前提だとかなり厳しいんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師そうなんですよね。ここで無理にローカルへ押し込もうとして、起動はしたけど1枚にすごく時間がかかる、みたいな状態になりがちで。
最初に戸惑うのがまさにそこなんですよ。
最初に戸惑うのがまさにそこなんですよ。
室谷代表取締役その場合は、GPUをクラウドで借りて、その上で同じWebUIを動かす形にするのが現実的ですね。手元のPCのスペックに縛られないぶん、試すまでの時間は短くなります。
料金体系や使えるGPUの種類はサービスごとに違うので、公式の最新情報を見てから決めるのが安全です。
料金体系や使えるGPUの種類はサービスごとに違うので、公式の最新情報を見てから決めるのが安全です。
テキトー教師DotAI 認定講師ローカルかクラウドかで、そもそもダウンロードするものが変わるわけではないですからね。そこは安心して進めてもらえればと思います。
自分のPCで動かせるのか、GPUとVRAMを先に確認する
NVIDIAのGPUとドライバが入っているかを確認する
室谷代表取締役ダウンロードの話に入る前に、まず手元のマシンで動くのかどうかを確定させたいんですよね。ここが曖昧なまま進むと、後で全部やり直しになるので。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのが「自分のPCで動くんですか?」という不安なんですよ。最初にやるのは、載っているGPUの型番を知ること。
Windowsの設定やシステム情報から確認できます。画面の名前や場所は環境で変わるので、公式ヘルプを見ながらで大丈夫です。
Windowsの設定やシステム情報から確認できます。画面の名前や場所は環境で変わるので、公式ヘルプを見ながらで大丈夫です。
室谷代表取締役型番が分かったら、ドライバも最新にしておく。推奨の形は Windows 10 か 11 に NVIDIA の GPU、という組み合わせなので、そこに入っているかどうかが最初の分岐点になります。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。で、ここで「あれ、うちAMDだった」となる人もいるんですよね。
その場合は手順そのものが変わるので、この章の最後で触れます。
その場合は手順そのものが変わるので、この章の最後で触れます。
VRAMとストレージ、どこまで見ておけばいいか
室谷代表取締役VRAMの話が一番モヤッとするんですよ。少ないと生成が遅い、最悪落ちる。
ただWebUI側にはVRAM消費を抑える起動オプションが用意されていて、--medvram や --lowvram を付ければ抑えられます。代わりに性能は落ちますけど、詳細は起動オプションの章でやりますね。
ただWebUI側にはVRAM消費を抑える起動オプションが用意されていて、--medvram や --lowvram を付ければ抑えられます。代わりに性能は落ちますけど、詳細は起動オプションの章でやりますね。
テキトー教師DotAI 認定講師最初から「足りる/足りない」を断定するより、まず動かしてみて厳しければオプションで逃げる、という順番のほうがハマりにくいんですよ。初めて触る人はスペック表とにらめっこで止まりがちなので。
室谷代表取締役ストレージも見ておきたい。初回起動のときにモデルなどの大容量ファイルをまとめてダウンロードする仕様なので、空き容量がギリギリだとそこで止まるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師必要な容量の具体的な数字はモデル次第なので、配布ページの表記を見て判断するのが確実です。PCごと見直す前提なら、Stable Diffusionをローカル環境で動かすには?PCスペックから導入・商用利用の注意までにスペックの考え方がまとまっています。
AMD・Intel GPUの場合は手順が変わる
自分のPCで動かせるか最初に確認する
NVIDIAのGPUとドライバが入っているか?
YES / NVIDIAルート
- GPUの型番を設定やシステム情報で確認
- ドライバを最新に更新
- Windows 10/11 + NVIDIA GPU の推奨構成を確認
- VRAM不足時は --medvram / --lowvram で抑制
- ストレージ空き容量をモデル配布ページの表記で確認
NO / AMD・Intelルート
- NVIDIA向け手順はそのまま使えない
- 別ルートの手順として進める
- 業務利用なら割り当てマシンの判断にも直結
室谷代表取締役で、AMDだったりIntelだったりすると、NVIDIA向けに書かれた手順はそのまま使えない。ここは完全に別ルートとして考える必要があるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。NVIDIA前提の解説を読んでそのまま進み、途中でエラーになって心が折れる、というのが一番もったいないパターンです。
先に手持ちのGPUを確定させてから、どの手順を読むか決めるのが正解ですね。
先に手持ちのGPUを確定させてから、どの手順を読むか決めるのが正解ですね。
室谷代表取締役業務で使うなら、どのマシンを割り当てるかという判断にも直結します。型番が違えば使う手順がまるごと変わるので、最初の数分を惜しまないほうが結果的に早いんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師確認が終われば、次は実際に何を落とすかの話ですね。
PythonとGitのインストール、ここでつまずく人が一番多い
Pythonは3.10系が必要な理由、3.11・3.12で止まるカラクリ
室谷代表取締役ここが最初の関門なんですよね。公式の手順、Pythonは3.10.6って書いてあるんですけど、普通に最新版を入れると途中で止まるんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのが「Pythonは入ったのに torch のインストールで失敗しました」なんですよ。原因をたどるとバージョンだった、というパターンが多いです。
室谷代表取締役公式のスクリプトは3.10系でテストされてるので、3.11や3.12だと警告が出たり、torchのインストールで止まる報告が多数あがってるんですね。3.11で動いたという報告も一部ありますけど、それは動作保証の外という扱いで。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人は「新しいほうがいいに決まってる」と思っちゃうんですよ。ここだけは古めを選ぶ、というのが直感に反するポイントですね。
3.10.6ピッタリじゃなくていい、パッチ版の考え方
室谷代表取締役で、「3.10.6じゃないとダメなの?」って思い込んでる人も多いんですけど、3.10系なら大丈夫なんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。python.orgの配布ページを見ると、3.10.11が2026-10-01にEOLになって3.10.22に置き換わった、という案内が出てるんですよ。
これは3.10系そのものが終わったわけじゃなくて、パッチ版が新しくなったという意味なので。
これは3.10系そのものが終わったわけじゃなくて、パッチ版が新しくなったという意味なので。
室谷代表取締役だから3.10系の最新パッチを入れておけばOK。数字が6から変わってると不安になるんですけど、そこは気にしなくていいんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師逆に「3.10の系統だけ合わせる」という覚え方のほうが、現場では迷わないですね。3.11や3.12を選ばなければ外れない、と。
Gitは何のために入れるのか、インストールの勘所
入れる順番はこの4ステップです。
- python.org から 3.10系(64bit)のインストーラーを取得する
- インストーラー起動時に「Add Python to PATH」へチェックを入れてからインストールする
- 続けてGitのインストーラーを入手し、インストールする
- 終わったらコマンドプロンプトを開き直す
室谷代表取締役Gitって何に使うのか、なんですよね。手順には「Install git.」としか書かれてないので、初見だと戸惑うんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師実は「あとから本体を取ってきたり更新したりするための道具」という理解でいいんですよ。最初に触る人がつまずくのは、入れ終わった直後にコマンドを叩いて「認識されません」となるパターンで。
室谷代表取締役ウィンドウを開き直すだけで通る話なので、そこで挫折するのはもったいないんですよね。業務で何台もセットアップする時は、この一手間が台数分そのまま効いてきますし。
テキトー教師DotAI 認定講師なので、PythonとGitを入れて、ウィンドウを開き直して、それから次の段階へ、という順番を守るのが早いですね。
コマンド入力なしで入れる、ZIP一括パッケージ版の手順
sd.webui.zipをダウンロードして任意のフォルダに展開する
- 公式wikiの「Install-and-Run-on-NVidia-GPUs」ページを開く
- 配布されている sd.webui.zip(表記は v1.0.0-pre)をダウンロードする
- 落としたZIPを任意のフォルダに展開する
室谷代表取締役Windowsで入れるルート、公式wikiの「Install-and-Run-on-NVidia-GPUs」にZIP配布の手順がちゃんと載ってるんですよね。PythonもGitも触らずに済むやつです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは「黒い画面が出てきた時点で心が折れる」という声でして。まずZIPを落とすだけ、という入り口があるだけで全然違います。
室谷代表取締役ただ sd.webui.zip って表記が v1.0.0-pre になってるんですよ。古そうに見えるんですけど、これは更新用のbatで最新に寄せる前提の置き土産というか。
テキトー教師DotAI 認定講師そこ、名前で判断しちゃう人多いんですよ。落とした時点のバージョンではなく、次のupdate.batが本体だと思っておくと迷いません。
update.batを実行して最新版に同期させる
- 展開したフォルダの中にある update.bat をダブルクリックする
- 黒いウィンドウが開いて処理が進むので、終わるまで閉じずに待つ
テキトー教師DotAI 認定講師update.bat、地味に一番大事な工程なんですよね。ここを飛ばすと、配布された時点の状態のまま使い続けることになります。
室谷代表取締役ソフトの配布物って、届いた瞬間が最新とは限らないのが厄介で。だから初回の起動前に同期を一段挟む設計になってるわけです。
テキトー教師DotAI 認定講師途中でウィンドウを閉じちゃう人がいて。処理が終わるまで待つのがコツです。
室谷代表取締役待ち時間が不安で触りたくなる気持ちは分かるんですけど、そこは我慢ですね。
run.batで起動し、表示されたローカルURLをブラウザで開く
ZIP一括パッケージ版の導入手順
- 01sd.webui.zipをダウンロード公式wikiの「Install-and-Run-on-NVidia-GPUs」ページを開き、配布されているsd.webui.zip(表記はv1.0.0-pre)をダウンロードして任意のフォルダに展開する
- 02update.batを実行展開したフォルダ内のupdate.batをダブルクリックし、黒いウィンドウの処理が終わるまで閉じずに待つ
- 03run.batで起動run.batをダブルクリック。初回はモデルなどの大容量ファイルの自動ダウンロードが走るため時間がかかる
- 04ローカルURLをブラウザで開く「Running on local URL: http://127.0.0.1:7860」と表示されたら、ブラウザでそのURLを開く
- 05終了・再起動終了はコマンドプロンプトのウィンドウを閉じるだけ。再起動は同じrun.batをもう一度実行する
- run.bat をダブルクリックする
- 初回はモデルなどの大容量ファイルの自動ダウンロードが走るため、時間がかかる
- 「Running on local URL: http://127.0.0.1:7860」と表示されたら、ブラウザでそのURLを開く
- 終了はコマンドプロンプトのウィンドウを閉じるだけ。再起動は同じ run.bat をもう一度実行する
室谷代表取締役初回だけは覚悟がいるんですよね。モデル込みの大容量ダウンロードが走るので、回線次第ではかなり待たされます。
テキトー教師DotAI 認定講師ここで「止まった?」と勘違いして閉じてしまう人が多いんですよ。URLの表示が出るまで待つのが正解です。
室谷代表取締役表示されたらブラウザに貼れば画面が出る。以降は同じrun.batを押すだけで毎回立ち上がるので、2回目からは拍子抜けするくらい短いです。
テキトー教師DotAI 認定講師画面が出た後のtxt2imgの操作とかは、Stable Diffusion Web UIの使い方|AUTOMATIC1111版の導入と2026年の選び方のほうで詳しく追えますので、起動後の流れはそちらで。
git clone版で入れる方法と、RTX 50シリーズだけの特別対応
git cloneでフォルダを作る、この一行だけ
- 前の章で入れた Python 3.10系と Git が使える状態になっているか確認する
- フォルダを置きたい場所でコマンドプロンプトを開く
- 次の一行を実行する
code
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
室谷代表取締役ZIP版は展開して置くだけでしたけど、こっちは手元にリポジトリごと残るんですよね。あとから更新が入ったときに何が変わったか追えるので、長く使う人ほどこっちが効きます。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人がつまずくのは、たいてい場所じゃなくて前提のほうなんですよ。Python と Git が入ってない状態で叩くと「'git' は認識されていません」で終わってしまいます。
室谷代表取締役あー、それは先に潰しておきたいやつですね。前の章のPythonとGitが済んでれば、ここで打つのは実質この一行だけです。
テキトー教師DotAI 認定講師そうなんです。コマンドが何行も続くわけじゃないので、身構えなくて大丈夫です。
webui-user.batをダブルクリックして起動する
- 生成された
stable-diffusion-webuiフォルダを開く - 中の
webui-user.batを、管理者権限なしの通常ユーザーでダブルクリックする - 初回はモデルなどの大容量ファイルのダウンロードが走るので、そのまま待つ
- 「Running on local URL: http://127.0.0.1:7860」と表示されたら、ブラウザでそのURLを開く
- 2回目以降は同じ
webui-user.batをダブルクリックするだけで、追加インストールは不要
室谷代表取締役初回だけやたら時間かかるやつですね。僕も最初、壊れたのかと思ってウィンドウ閉じかけたんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師そこが一番の罠で。黒い画面が延々流れてるだけでも、裏でダウンロードが進んでるんです。
URLが出るまで待つのが正解です。
URLが出るまで待つのが正解です。
室谷代表取締役管理者権限でやる必要はない、というのも地味に大事で。余計な権限で動かすと後でファイルの場所がずれるんで。
テキトー教師DotAI 認定講師RTX 50シリーズはdevブランチに切り替えないと動かない
git clone版の導入手順とRTX 50シリーズの特別対応
- 01前提を確認前の章で入れたPython 3.10系とGitが使える状態か確認する
- 02コマンドプロンプトを開くフォルダを置きたい場所で開く
- 03git cloneを実行git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git の一行を実行する
- 04webui-user.batを起動生成されたstable-diffusion-webuiフォルダ内のwebui-user.batを、管理者権限なしの通常ユーザーでダブルクリックする
- 05初回ダウンロードを待つモデルなどの大容量ファイルのダウンロードが走るのでそのまま待つ
- 06ブラウザで開く「Running on local URL: http://127.0.0.1:7860」と表示されたらそのURLをブラウザで開く
- 07RTX 50シリーズのみdevブランチへ切替該当する場合のみswitch-branch-toole.batを実行してdevブランチに切り替え、そのうえでwebui-user.batを起動する
stable-diffusion-webuiフォルダ内のswitch-branch-toole.batを実行する- devブランチに切り替わったことを確認する
- そのうえで
webui-user.batをダブルクリックして起動する
室谷代表取締役ここが2026年時点の落とし穴なんですよ。RTX 50シリーズ、つまりBlackwell系のGPUだと、標準のmasterブランチのままじゃ動かないんです。
テキトー教師DotAI 認定講師はい、50シリーズはPyTorch 2.7を要求する側なので、masterがそこに追いついていないんですよね。公式wikiの案内どおり、devブランチに切り替える必要があります。
室谷代表取締役新しいGPUを買った人ほど「高性能なのに動かない」で詰まるという。世代が変わるたびにこういう分岐が出てくるので、構成は公式の案内を見たほうが早いです。
テキトー教師DotAI 認定講師逆にそれ以外のGPUなら、この手順は丸ごと飛ばして大丈夫です。自分のカードが該当するかどうかだけ、先に確認しておくと安心ですね。
Mac(Apple Silicon)とLinuxでは手順がまるごと変わる
MacはApple Silicon向けの別手順になる
室谷代表取締役ここで一度、環境の話を分けておきたいんですよね。本家AUTOMATIC1111版のREADMEが推奨として挙げているのはWindows 10/11+NVIDIA GPUで、AMD・Intel・Apple Siliconは「別手順」という扱いなんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師そこ、現場でよく聞くのが「MacでZIPを落としたけど、webui-user.batをダブルクリックしても何も起きない」なんですよ。あれはWindows用のバッチファイルなので、Macの上では動かないのが当たり前なんですね。
室谷代表取締役だからMacは同じ手順の延長で考えない方がよくて。Apple SiliconのMacなら、ComfyUIがWindows/Mac向けのデスクトップアプリやポータブル版を配布しているので、そちらを入口にした方が早いケースは多いと思います。
A1111版で揃えたい場合は公式の案内を確認する、という順番ですね。
A1111版で揃えたい場合は公式の案内を確認する、という順番ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。あとMacは必要なメモリの見方も、GPUのVRAMを前提にしたWindowsの話とは変わってきます。
スペックの考え方はStable Diffusionをローカル環境で動かすには?PCスペックから導入・商用利用の注意までで整理しているので、そこを先に見ておくと判断しやすいです。
スペックの考え方はStable Diffusionをローカル環境で動かすには?PCスペックから導入・商用利用の注意までで整理しているので、そこを先に見ておくと判断しやすいです。
Linuxは依存パッケージを入れてwebui.shで起動する
Linuxは手順がコマンドで完結します。流れはこの3つです。
- wget・git・python3・python3-venv・libgl1・libglib2.0-0 などの依存パッケージを入れる(Ubuntu/Red Hat/openSUSE/Archが案内の対象。Ubuntu 24.04ではdeadsnakes PPAでpython3.10/3.11を追加する案内もある)
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webuiを実行する- 生成されたフォルダ内で
./webui.shを実行して起動する
テキトー教師DotAI 認定講師Linuxは逆にコマンド前提なので、Windowsより素直かもしれません。最初に依存パッケージを入れておかないと、途中で止まったときに原因が見えにくいんですよ。
エラーの全文をそのまま読むのが結局いちばん早いです。
エラーの全文をそのまま読むのが結局いちばん早いです。
室谷代表取締役webui.shを叩けば立ち上がると。Ubuntu 24.04だと、Pythonの3.10か3.11をPPAで足す案内も出てるんでしたよね。
テキトー教師DotAI 認定講師はい、そこだけ版の注意が残ります。あとWebUIは本家A1111、高速化した派生のForge、ノードベースのComfyUIと系統が分かれているので、参照している手順書がどれ向けなのかを混ぜないことの方が事故りやすいですね。
室谷代表取締役構造で見ると、本家があって派生があって別系統ツールがある、という層がもう出来上がってるんですよね。入口を選び間違えると後戻りが効かないので、最初にどれかを決めきる。
地味ですが、そこがいちばん効きます。
地味ですが、そこがいちばん効きます。
モデルファイルの置き場所と、最初の1枚を出すまでの流れ
モデルはmodels/Stable-diffusionに置けば初回ダウンロードを飛ばせる
- WebUIのフォルダ内にある
models/Stable-diffusionを開く - 手持ちのモデルファイル(
.safetensorsなど)をそのフォルダに入れる - その状態で起動すると、モデルの自動ダウンロードがスキップされる
室谷代表取締役起動前にやっておくと得なのがこれで。手元にモデルファイルがあるなら先に置いておくだけで、初回の待ち時間がまるごと消えるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師現場でよく聞くのは、起動したあとに画面が長いこと動かないままで「壊れたのかな」と不安になるパターンです。先に入れておけばその時間ごと回避できます。
室谷代表取締役チームで同じモデルを揃えるときも、フォルダごと配っておけば全員の初回待ちが消えるので、地味に効きます。
テキトー教師DotAI 認定講師ただ配布元ごとに利用条件が違うので、仕事で使う予定ならライセンスの確認は先にやっておいた方がいいです。モデルの入手先は公式の案内に沿って探すのが確実ですね。
起動後のtxt2img、プロンプトを入れて生成ボタンを押すまで
run.bat(git clone版ならwebui-user.bat)を実行する- コンソールに「Running on local URL: http://127.0.0.1:7860」と表示されるまで待つ(初回は追加ダウンロードで時間がかかる)
- ブラウザでそのURLを開く
- txt2imgの画面でプロンプトを入力し、生成ボタンを押す
室谷代表取締役最初の1枚は、凝ったプロンプトを考えるより短い単語で回した方がいいんですよね。配管が通っているかの確認が先で、画質の追い込みは後からいくらでもできます。
テキトー教師DotAI 認定講師
室谷代表取締役なるほど。1枚出れば、あとは数字をいじるだけですからね。
終了はウィンドウを閉じるだけ、再起動は同じbatを再実行
室谷代表取締役で、終わり方なんですが、これが拍子抜けするくらい単純で。コマンドプロンプトのウィンドウを閉じるだけで終了です。
テキトー教師DotAI 認定講師専用のシャットダウン操作を探す人が多いみたいですが、閉じるだけで大丈夫なんですよ。もう一回使うときは同じbatをもう一度実行するだけ。
追加のインストールは走らないので、2回目以降はすぐ立ち上がります。
追加のインストールは走らないので、2回目以降はすぐ立ち上がります。
室谷代表取締役ここは運用に効くところで。毎回インストールが走る前提で「重いツール」と認識されると、そもそも開かれないまま放置されるんですよね。
初回だけ待てばいいと分かっていれば、定着の仕方が変わります。
初回だけ待てばいいと分かっていれば、定着の仕方が変わります。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに、そこは伝え方ひとつですね。
拡張機能とLoRAはフォルダに足して再起動
- WebUIを終了する(ウィンドウを閉じる)
- 追加したい拡張機能やLoRAのファイルを、WebUIフォルダ内の所定の場所に置く
- 同じbatを実行して再起動する
- 起動後、追加したものが読み込まれているか確認する
テキトー教師DotAI 認定講師ここでハマる人が多いのが、起動したままファイルを足して「反映されない」となるパターンです。読み込みは起動時に行われるので、足したら再起動。
これだけ覚えておけば大丈夫です。
これだけ覚えておけば大丈夫です。
室谷代表取締役フォルダの正確な場所はバージョンによって変わることもあるので、公式の案内で確認するのが確実ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。あと数を入れるほど起動が遅くなるので、最初は一つずつ試すのがおすすめです。
エラーが出たときの原因と、起動オプションの意味
「CUDA out of memory」はVRAMが足りていない合図
室谷代表取締役起動して最初に出会うのがこれなんですよね。「CUDA out of memory」の文字を見た瞬間に「壊れた」と思う人が多いんですけど、中身は単純にVRAMが足りてないだけなんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人は赤い文字が出た時点で手が止まりますね。モデルを読み込む段階で既にいっぱいいっぱい、というのが現場でよく聞くパターンです。
室谷代表取締役そのときの逃げ道が起動オプションで、webui-user.batのCOMMANDLINE_ARGS=の後ろに--medvramか--lowvramを足す。どちらもVRAM消費を抑える代わりに速度は落ちる、というトレードオフなんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師「Torch not compiled with CUDA」はPythonとtorchのズレを疑う
テキトー教師DotAI 認定講師「Torch not compiled with CUDA enabled」みたいな文言は、GPUを使う前提のtorchが入っていないか、Pythonとの組み合わせがズレている可能性が高いです。
室谷代表取締役これ、公式のREADMEがPython 3.10.6でテストされていると明記してるんですよね。3.11や3.12だとtorchのインストールで止まった、という報告がIssueにかなり上がってる。
3.11で動いたという声も一部ありますけど、動作保証の外なのは確かです。
3.11で動いたという声も一部ありますけど、動作保証の外なのは確かです。
テキトー教師DotAI 認定講師なので「確実に動く土台」に戻すのが早いんですよ。3.10系を入れて、webui-user.batのPYTHON=にその実行ファイルのフルパスを書く。
あるいは新しい方をアンインストールして3.10だけPATHに通す。
あるいは新しい方をアンインストールして3.10だけPATHに通す。
室谷代表取締役バージョン沼は時間を食うので、そこで粘らずに3.10系へ戻すのが結果的に一番安い判断なんですよね。
画像が真っ黒・真っグレーのときは精度の扱いを疑う
テキトー教師DotAI 認定講師起動はできたのに、出てきた画像が真っ黒とか真っグレーになる。あれ、設定をいじり倒すより先に精度の扱いを疑った方が早いです。
室谷代表取締役その場合は--precision fullと--no-halfをセットで足す。半精度で回しているところをフル精度側に寄せる、という意味合いのオプションです。
テキトー教師DotAI 認定講師あと特定のモデルとVAEの組み合わせでNaNエラー(NansException)が出るなら--no-half-vaeが効きます。何のための設定かを知っておくと、当てずっぽうでオプションを盛らなくて済みますね。
目的別に、足すオプションを整理する
室谷代表取締役ここまで出たものを目的別に並べると、こういう対応表になるんですよね。
| 症状・目的 | 追加するオプション | 補足 |
|---|---|---|
| VRAMが足りない | --medvram / --lowvram | 消費は抑えられるが速度は落ちる |
| 画像が真っ黒・真っグレー | --precision full --no-half | 精度をフル精度側に寄せる |
| NaNエラー(NansException) | --no-half-vae | 特定モデル×VAEの組み合わせで有効 |
| 生成速度を上げたい | --xformers / --opt-sdp-attention | 効果はハードウェア依存 |
| ブラウザを自動で開く | --autolaunch | |
| 更新通知を受け取る | --update-check |
テキトー教師DotAI 認定講師全部盛ればいいわけじゃなくて、症状に対して1個ずつ試すのが大事なんですよ。同時に足すと、効いたのか効いてないのか分からなくなるので。
室谷代表取締役そしてどのオプションも書き場所は同じで、webui-user.batのCOMMANDLINE_ARGS=の後ろに半角スペース区切り。ここさえ押さえれば、公式wikiの説明もそのまま読めるようになりますから。
よくある質問
Q1. ストレージの空きって、どれくらい見ておけばいいんですか?
室谷代表取締役ここ、最初に軽く見積もると後で楽なんですよね。本体自体はそこまででも、モデルファイルは想像以上に重いので、何個か入れると一気に圧迫されます。
テキトー教師DotAI 認定講師最初に戸惑うのがまさにそこで。アプリを入れる感覚のままだと、あとからモデルを足した分で足りなくなって、生成の途中で止まるんですよ。
室谷代表取締役なので、始める前にしっかり空けておく。あとからCドライブだけ容量を移す作業が、地味にいちばん面倒なんですよね。
Q2. スマホやタブレットだけでは動かせませんか?
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人からよく出るのがこの質問です。結論から言うと、スマホ単体だとかなり厳しいです。
室谷代表取締役WebUIは自分のPCの中で動くものなので、スマホは画面を見る窓でしかないんですよ。外からつなぐ手はありますけど、そこは玄人向けというか。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、まずPCで1枚出すところまで行くのが近道ですね。スマホは後回しで大丈夫です。
Q3. セキュリティソフトにブロックされました。無視していいんですか?
テキトー教師DotAI 認定講師これ、ハマる人多いんですよ。ZIPを展開したら警告が出た、というのは現場でよく聞きます。
室谷代表取締役実行ファイルが入っているから反応しているだけで。とはいえ警告を無条件に無視していいとは言えないので、配布元が公式かどうかは必ず確認を。
テキトー教師DotAI 認定講師たしかに。出どころが分からないZIPは開かない、ここだけは守ってほしいですね。
Q4. 一度入れたあと、更新したいときは入れ直しですか?
室谷代表取締役更新のたびに入れ直しが発生するなら、運用コスト的に痛いんですよね。業務で使うなら特に。
テキトー教師DotAI 認定講師gitで入れた場合は、フォルダの中で更新を取ってくる形になります。ZIP版は上書きに近い作業になるので、そこは手間が変わってきます。
室谷代表取締役だから最初にどっちで入れるかで、その後の楽さが決まるんですよ。
Q5. 生成した画像は仕事で使えますか?
テキトー教師DotAI 認定講師これもよく聞かれます。使えるかどうかは、モデルごとに条件が違うんですよ。
室谷代表取締役配布元のライセンスを確認するしかないんですよね。ここを曖昧にしたまま案件に回すのは、正直いちばん危ないです。
テキトー教師DotAI 認定講師現場感覚で言うと、業務利用が決まっているなら先にライセンスを見る、が順番ですね。
まとめ
室谷代表取締役振り返ると、つまずきの山って「入れる前」と「最初の1枚を出すまで」に集中してるんですよね。そこさえ越えれば、あとは触りながら覚えられます。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。最初から全部理解しようとすると疲れちゃうので、今日は入れて起動するところまで、で十分だと思います。
室谷代表取締役時給で換算すると、環境構築で丸1日溶かすのがいちばんもったいない。ZIP版でさっと動かして、慣れてからgit版に移る順番でも遅くないんですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師初めて触る人は、まず1枚生成してみてください。プロンプトを変えて2枚目を出して、その差分を見るのが一番早く身につきます。
室谷代表取締役モデルを足したくなったら、置き場所だけ思い出してもらえれば。そこが分かっていれば、あとは自分で前に進めますから。
