2026年10月19日

Ollamaのモデルはどれを選ぶ?一覧の探し方からクラウドの最新モデルまで

Ollamaのモデルにはどんな種類がある?用途別の地図

「Ollama公式モデル」という前提をまず外す

室谷室谷代表取締役
モデルの話に入る前に、前提をひとつ外しておきたいんですよね。Ollamaって自分でモデルを作ってる会社じゃなくて、配るところと動かすところを担当してる。

だから「Ollama公式モデル」みたいな括りは存在しないんです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこ、最初に戸惑う人が多いんですよ。モデルの一覧を見に行ったのに、並んでるのがMetaだったりGoogleだったりして、あれ?ってなる。
室谷室谷代表取締役
中身はllama.cpp系の推論エンジンで、Apple SiliconだとMLXも併用される。要は器であって、中身は外から来るんですよね。

だから選ぶときは「誰が作ったか」と「どんな条件で使えるか」をセットで見ることになります。

用途で5つに分けると迷わない

Ollamaで扱うモデル5分類+Decisionの用途マップ
系統代表例向いてる使い方
汎用llama3.1、qwen3、gemma4文章生成・要約・チャット全般
推論deepseek-r1、thinking対応モデル考えてから答えるタスク
マルチモーダルgemma4、llava、glm-ocr画像の読み取り・OCR
コーディングqwen3-coder、qwen2.5-coderコード生成・修正
Embeddingnomic-embed-text、mxbai-embed-largeRAGの検索側
Decision分類・ルーティング特化の小型モデル分類・ルーティング
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
種類なんですが、大きく5つに分けてしまうと整理しやすいです。汎用、推論、マルチモーダル、コーディング、Embeddingですね。
系統代表例向いてる使い方
汎用llama3.1、qwen3、gemma4文章生成・要約・チャット全般
推論deepseek-r1、thinking対応モデル考えてから答えるタスク
マルチモーダルgemma4、llava、glm-ocr画像の読み取り・OCR
コーディングqwen3-coder、qwen2.5-coderコード生成・修正
Embeddingnomic-embed-text、mxbai-embed-largeRAGの検索側
室谷室谷代表取締役
この5分類、事業側から見ると優先順位がはっきりするんですよ。RAGを組むならEmbeddingは必須で、汎用モデルだけ入れても検索精度は上がらない。

用途を先に決めてから引く、が正しい順番なんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
あとDecisionという分類もあって、分類・ルーティングみたいな地味な処理に特化した小型モデルが並んでます。派手じゃないけど、業務に組み込むと効いてくるやつです。

日本語で使うならどれを選ぶ?

室谷室谷代表取締役
日本語、ってなると話が変わってくるんですよね。多言語対応をうたってるモデルでも、日本語の出方はけっこう差が出ます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場感覚で言うと、まずQwen3系かgemma4あたりから試すのが素直だと思います。どちらも多言語対応で、日本語の入出力に対応してます。

ただ、そのまま投げると英語のクセが残るので、SYSTEM命令で日本語で答えるよう指示を入れる。これだけで体感が変わるんですよ。
室谷室谷代表取締役
Modelfileに書いておけば毎回プロンプトに足さなくていい、と。地味ですが効くコスト削減なんですよね。

毎回食ってたトークンを固定化できるわけですから。

商用利用できるかはライセンスで決まる

室谷室谷代表取締役
ここが一番事故りやすいところなんですが、商用で使えるかはモデルごとのライセンスで決まります。Apache 2.0は商用・改変・再配布が自由、MITは商用可だけど帰属表示が要る。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Llama系はMetaのコミュニティライセンスで、月間アクティブユーザーが7億人を超える規模だと別途申請が必要になります。そこまで行かないサービスなら商用可、という整理ですね。

Gemmaは利用規約で、競合するAIサービスへの組み込みに制限がかかります。
室谷室谷代表取締役
MYUUUの現場だと、この確認を後回しにするとリリース直前に止まるんですよ。モデルを選んだ時点でライセンスを一行メモする、みたいに決めておくのが結局いちばん速い。

gpt-ossみたいに詳細を公式で確認しないといけないものもあるので、配布元のページは必ず見たほうがいいです。

最新のモデル一覧はどこで確認する?

探す入口は3つに分かれている

室谷室谷代表取締役
種類の地図は見たので、次は「どこで一覧を見るか」なんですが・・・ここ、入口が3つに分かれてるんですよ。人気順のライブラリ、新着順、それと検索です。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
最初に戸惑うのがまさにそこなんですよね。「同じサイトなのに並び順が違うのか」と。

人気順だけ眺めてると、新しく出たモデルにずっと出会わないんですよ。
室谷室谷代表取締役
手元に落としたものは ollama list で見る。クラウド側は手元に降りてこないので、ブラウザで見るしかない。

この3つ、用途がはっきり違うんです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場でよく聞くのは「入れたはずのモデルが見当たらない」なんですが、だいたい見る場所がずれてるだけだったりします。

タグと容量で絞り込む

室谷室谷代表取締役
絞り込みはカテゴリと機能タグで切れます。Tools、Thinking、Vision、Embedding、Decision・・・この5つですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
Decisionは聞き慣れない人が多いと思います。分類とかルーティングみたいな地味な用途に効く枠で、チャット用とは別物なんですよ。
室谷室谷代表取締役
ダウンロード容量でも絞れます。ライブラリ全体が256モデル、うちローカルが241でクラウドが20。

この規模だと、タグで切らないと探す気が失せる数字なんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
数が増えると「とりあえず人気の上から」になりがちなので、先に用途で絞る癖をつけるといいですね。

2026年10月、ローカルで存在感があるモデル

室谷室谷代表取締役
実際に今動いてるのは、llama3.1が8B/70B/405Bでtools対応、更新は1年前でも利用数はトップ層なんですよ。qwen3は0.6Bから235BまでdenseとMoEが混在、gemma4は12B/26B/31Bでvision・tools・thinking・audio、gpt-ossは20B/120BでOpenAIのオープンウェイトです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
世代で選ぶと外すんですよね。更新が古くても使われ続けてるモデルはあって、逆に新しくても触られてないものもある。

初めて触る人は更新日の新しさだけで判断しがちです。
室谷室谷代表取締役
OpenAIがオープンウェイトを出してる時点で、ローカル前提のモデルが一気に増えたんですよ。業界構造として、配布する側が「自社APIに来なくてもいい」を許容し始めたのが大きい。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
gemma4は更新が5日前、gpt-ossは1週間前なので、追いかけるなら新着順を見たほうが早いですね。

クラウド側は数日単位で入れ替わる

室谷室谷代表取締役
クラウドは更新が数日単位で動いてて、GLM-5.3、GLM-5.3-flash、DeepSeek-V4.1-Flash、Mistral Large 4あたりが直近で並んでるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ローカルのつもりで検索を開くと上にクラウドのモデルが出てくるので、「これ自分のPCで動くの?」と混ざる人が多いです。cloudタグが付いてたら別物だと思ったほうがいい。
室谷室谷代表取締役
cloudタグはトークン課金です。1Mトークンあたりの単価を並べるとこうなります。

で、ROIで見るなら出力側の単価を先に見たほうがいいんですよね。agenticに回すと出力が膨らむので、入力の安さだけ見てると読み違えます。
モデル入力/1M出力/1M
glm-5.3-flash$0.15$0.50
deepseek-v4.1-flash$0.30$1.20
mistral-large-4$0.68$2.09
muse-spark-open$1.25$4.25
glm-5.3$1.40$4.40
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
同じ「flash」でも単価がかなり違うので、名前で選ぶと危ないですね。公式の一覧は更新が早いので、数日前の情報でも鵜呑みにせず見直す前提でいたほうがいいと思います。

モデルを探してダウンロードし、実行するまでの手順

モデルを探してダウンロードし、実行するまでの手順
  1. 01
    ollama pullで取得
    ターミナルで `ollama pull <モデル名>:<タグ>` を実行。タグを省略すると既定のタグ(latest)が取得される
  2. 02
    ollama listで確認
    手元に何が落ちたかを `ollama list` で確認する
  3. 03
    ollama runで実行
    未取得のモデル名を指定すると自動でpullから始まる。先にpullで落としておくと挙動が読みやすい
  4. 04
    Hugging FaceのGGUFを直接指定
    `ollama pull hf.co/<ユーザー名>/<リポジトリ名>:<タグ>` を実行。例: `ollama pull hf.co/bartowski/Athene-V2-Agent-GGUF:Q4_K_M`
  5. 05
    ollama showで素性確認
    `ollama show --modelfile <モデル名>` でパラメータや能力タグ(ツール呼び出し対応など)を確認する

ollama pullで取る、タグ指定でサイズを選ぶ

  1. ターミナルで ollama pull <モデル名>:<タグ> を実行する
  2. タグを省略した場合は既定のタグ(latest)が取得される
  3. 手元に何が落ちたかは ollama list で確認する
室谷室谷代表取締役
名前を打つだけなので、ここ自体は詰まらないんですよね。ただタグを省略すると既定のタグが落ちてくるので、サイズを選びたい人は :タグ まで書く。

それだけです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
最初に戸惑うのがまさにそこで、「名前だけ打ったら想定より重いものが降りてきた」というのは現場でよく聞きます。タグがサイズと量子化の指定を兼ねている、と捉えると腹落ちしやすいんですよ。
室谷室谷代表取締役
同じ名前で中身が別物、ってことですもんね。ライブラリ側もタグ単位で別物として並んでいますから、選ぶときに見るべきは名前よりタグなんですよ。

ollama runは未取得なら自動でpullしてくれる

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
run だけで済むケースも多くて、まだ取っていないモデル名を指定すると取得から始まります。まず触ってみたいだけなら、pull を飛ばして run から入ってもいいんですよ。
室谷室谷代表取締役
それは知らない人が多いと思います。裏を返すと、run した瞬間にダウンロードが走るので、回線が細いと「固まった?」に見える。

先に pull で落としておくほうが挙動は読みやすいですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。プロンプトが出てこない間は取得中だと割り切ってもらえれば、落ち切ったところでそのまま対話が始まります。

Hugging FaceのGGUFを直接持ってくる

  1. Hugging Face側でGGUFのリポジトリ名と量子化タグを確認する
  2. ollama pull hf.co/<ユーザー名>/<リポジトリ名>:<タグ> を実行する
  3. 実際の書き方は ollama pull hf.co/bartowski/Athene-V2-Agent-GGUF:Q4_K_M のような形
室谷室谷代表取締役
ライブラリに無いモデルは、hf.co から始まる書き方で直接指定できます。ollama pull hf.co/bartowski/Athene-V2-Agent-GGUF:Q4_K_M みたいに、リポジトリ名の後ろへ量子化のタグを付ける形ですね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
hf.co/LiquidAI/LFM2.5-2.6B-GGUF:Q8_0 という書き方もあって、run でも同じ記法が通ります。この記法はあくまでGGUFのリポジトリ向けで、Safetensors 形式は重みの入ったディレクトリを Modelfile の FROM で指定する別の手順になるんですよ。
室谷室谷代表取締役
そこは混ざりやすいので、GGUFなら hf.co の直指定、それ以外は FROM でディレクトリ、と分けて覚えたほうが早いですね。

動いたら次にやるのはollama showでの素性確認

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
動いたら終わりにしないでほしいのが、ollama show --modelfile <モデル名> での確認です。どんなパラメータで動いているかが見えるので、出力が思ったのと違うときに原因を追いやすくなります。
室谷室谷代表取締役
ツール呼び出しに対応しているかも ollama show の能力タグで分かるんですよね。エージェントから呼ぶ前提なら、そこが見えていないと後で詰まる。

うちの現場だと、まず素性を確認してから次の検証に進むのが当たり前になってます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
手元のモデルが何者かを把握しておくと、相性のいい組み合わせを探すときも迷わないんですよ。地味ですけど、たぶん一番のショートカットです。
室谷室谷代表取締役
ちなみに Claude Code と繋いで使う手順は、Claude CodeとOllamaの連携完全ガイドのほうで詳しく解説しているので、ローカルで叩けるところまで来たら次はそっちですね。

自分のPCに合うモデルサイズは?メモリ別の目安と量子化の選び方

8GB/16GB/32GB以上、メモリ別に現実的なサイズ感

室谷室谷代表取締役
サイズ選びで一番多い失敗が、スペックを見ずに大きいモデルから入ることなんですよね。手元のメモリから逆算した方が早いです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。現場でよく聞くのも「14Bを入れたら返事が返ってこない」みたいな話で、だいたい積みすぎが原因なんですよ。
室谷室谷代表取締役
目安を置くとこうなります。
メモリ・構成現実的なサイズ主な用途
8GB・GPUなし1B〜3B軽いテキスト生成・コーディング補助
16GB4B〜8B開発補助・要約・RAG
32GB以上14B〜30B以上本格的な推論・複雑なエージェント
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
16GBで4B〜8Bなら、要約やRAGの下調べには十分戦えます。数字を追うより、1段下のサイズで慣れる方が失敗しないです。

Apple Siliconは統合メモリをVRAMとして使う

室谷室谷代表取締役
Macの人は事情が違って、統合メモリをVRAMと共有する形で推論するんですよ。Ollama 0.30以降はMLXエンジンも併用されるので、同じメモリ量でも体感が変わってきます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
初めて触る人が戸惑うのがまさにそこなんですよ。「GPUメモリが16GB」みたいに区切られていないので、どこまで載るのか感覚が掴みにくいんですよね。
室谷室谷代表取締役
だからMacは増設できない前提で、メモリ量を先に決めてからサイズを選ぶ。この順番が一番安全です。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
納得です。後から積めない前提にすると、選び方もぶれないですね。

量子化タグは精度と速度のトレードオフで選ぶ

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
タグの話も整理したいんですけど、同じモデル名でも後ろに付く量子化で重さと精度が変わるんですよ。Q4_K_Mのようなタグがそれですね。
室谷室谷代表取締役
Ollamaの内部はllama.cppと同じGGUF形式の重みを扱うんですが、Ollama自身はインポート時に量子化まではしないんですよね。量子化前の変換はllama-quantizeのような外部ツールでやる必要がある。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
なので配布されているタグを選ぶ側は、精度を取るか、速度と容量を取るかの判断になるんです。最初は真ん中あたりの量子化で試すのが無難です。
室谷室谷代表取締役
迷ったら小さいサイズで量子化を上げる方が、大きいサイズをきつく量子化するより扱いやすい印象はあります。まあ用途次第ですけど。

本番で使うならlatestを避けてタグを固定する

室谷室谷代表取締役
ここからは運用の話で。本番で回すなら:latestは避けた方がいいんですよね。

ある日pullしたら中身が変わっていて、出力が再現しないという事故が起きます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場感覚で言うと、検証時と結果が違うのに原因が分からず、延々とプロンプトを疑い続けるパターン。これ、ハマる人多いんですよ。
室谷室谷代表取締役
明示的なバージョンと量子化のタグを固定しておけば、少なくともモデル側は動かない。切り分けの土台ができるわけです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
試してる間は気軽に触って、固まったらタグを固定する。その順番がちょうどいいですね。

コーディングに向くモデルはどれ?エージェントから呼び出す方法

コード特化モデルの系譜、今はどっちを使う?

qwen3-coder と qwen2.5-coder の比較
qwen3-coder
  • 現行の主力
  • 30Bと480Bの2サイズ
  • 長いコンテキストを扱うagenticコーディング向け
  • tools対応
  • pulls: 10.1M
qwen2.5-coder
  • 旧世代(更新は1年前)
  • 0.5B〜32Bのシリーズ
  • コード生成・修正に特化
  • tools対応
  • pulls: 22.6M
  • 小さいサイズが揃っており非力なマシンでも選択可
室谷室谷代表取締役
コーディング用途で名前が上がるのは qwen3-coder なんですよね。30Bと480Bの2つで、長いコンテキストを扱うagenticコーディング向け、toolsにも対応してる。

現行の主力はこっちです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ただ、現場でよく聞くのは「qwen2.5-coder の情報を見て入れました」という声で。コード生成・修正に特化した 0.5B〜32B のシリーズで、こちらも tools 対応なんですよ。
室谷室谷代表取締役
pulls で見ると 2.5 のほうが多いんですよね、22.6M に対して 10.1M。でも更新は1年前で、位置づけとしては旧世代なんです。

数字だけ見ると判断を誤る典型というか。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
小さいサイズが揃ってるのは 2.5 の強みで、手元のマシンが非力なときは選択肢になります。そこはサイズの話とセットで考えるところですね。

ollama launch でエージェントを一行起動

  1. ollama pull <モデル名> で使いたいモデルを先に取得する
  2. ollama launch claude --model <モデル名> のように、エージェント名とモデル名を指定して起動する
  3. Hermes Agent なら hermes、OpenClaw なら openclaw をエージェント名の位置に置く
室谷室谷代表取締役
これ、2026年6月の Ollama 0.30 で入った機能で。ollama launch にエージェント名を渡すだけで、Claude Code、Hermes Agent、OpenClaw が立ち上がるんですよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
最初に戸惑うのが、どのモデル名を渡せばいいのか分からないところで。先に pull して ollama list に出てくる名前をそのまま使えばいいんですけど、そこが繋がらないんですよね。
室谷室谷代表取締役
連携手順の細かい部分はClaude CodeとOllamaの連携完全ガイド【2026年最新】:ローカルLLMで無料・無制限に使う方法で解説してるので、初めての人はそっちから入るのが早いです。

動くかどうかはtoolsタグで先に確かめる

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
起動する前に必ず見てほしいのが ollama show <モデル名> の能力タグなんです。tools が付いていないモデルだと、エージェントから呼んでもツールを叩けません。
室谷室谷代表取締役
ここが選定の分かれ目で。モデル単体の賢さで選ぶと、いざエージェントに繋いだときに動かない、ということが起きるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
ベンチの数字が良く見えるモデルほど、この確認を飛ばしがちで。現場感覚だと、まず tools の有無、そのあとサイズ、の順で見るほうが失敗が少ないです。
室谷室谷代表取締役
開発チームに配る立場だと、この一行の確認を外したまま「じゃあエージェントで」と進めるのが一番コスト高いんですよ。手戻りがモデル選びからやり直しになりますから。

複数のモデルを切り替えて使うには?

接続先とモデル名を差し替えるだけで済む

室谷室谷代表取締役
切り替えって、コードを書き直す話になりがちなんですけど、Ollamaはhttp://localhost:11434/v1でOpenAI互換の口を出してるんですよね。だからクライアント側のbase_urlをそこに向けて、リクエストのmodelを変えるだけで別モデルに切り替わるんですよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこ、最初に戸惑うのが「モデルごとにSDKを入れ替えるのか」というところで。実際はmodelの文字列を変えるだけなので、現場でよく聞くのも「こんなに簡単でいいんですか」という反応です。
室谷室谷代表取締役
ストリーミングもJSONモードもseedもlogprobsも、ツール呼び出しもこの口で通るので、比較用のスクリプトを1本作れば同じ土俵で並べられる。検証の設計が一気に楽になるんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
条件を揃えて比べられるのが大きいですね。体感値だけで語らなくて済みますし。

Pythonクライアントから呼ぶ

  1. pip install ollama でクライアントを入れる
  2. ollama.chat(model="<モデル名>", messages=[{"role": "user", "content": "..."}]) の形で呼ぶ
  3. modelの部分だけ差し替えれば、同じコードで別のモデルを呼べる
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
手順としてはこれだけで、あとはmodel名の在庫をollama listで見ながら変えていく感じです。
室谷室谷代表取締役
ここでやりがちなのが、modelをベタ書きして散らかすパターン。設定ファイルか環境変数に追い出しておくと、後から差し替えが効きますよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
初めて触る人は、どのmodel名が正しいのか分からずにエラーを出しがちですね。タグまで含めて正確に書くのがコツです。
室谷室谷代表取締役
あと、本番で使うなら:latestは避けて、バージョンと量子化タグを固定した方がいい。出力の再現性が変わってくるので。

同時ロード数と保持時間を調整する

室谷室谷代表取締役
切り替えで一番ハマるのがメモリなんですよ。モデルは既定で5分間メモリに保持されたあとにアンロードされる。

頻繁に切り替えると、その間ずっと積み上がっていくわけです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場感覚で言うと、大きいモデルを2つ3つ並べた瞬間にファンが唸り出すやつですね。ここで気づく人が多いんですよ。
室谷室谷代表取締役
なので環境変数で上限を締める。既定値はこうなってます。
環境変数役割既定値
OLLAMA_MAX_LOADED_MODELS同時にロードできるモデル数の上限GPU数×3(CPU推論のみなら3)
OLLAMA_KEEP_ALIVEメモリ保持時間の既定値5分
OLLAMA_NUM_PARALLEL1モデルが同時に処理する並列リクエスト数1
OLLAMA_MAX_QUEUE処理待ちでキューイングする最大数512
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
保持時間はAPI側のkeep_aliveでも指定できて、-1で常時保持、0で応答後すぐアンロード。APIの指定が環境変数より優先されるので、常用するモデルだけ-1にする使い方が分かりやすいですね。

即座に落としたいときはollama stop <モデル名>です。

モデルの保存場所はどこ?不要なモデルの削除と容量管理

OS別のデフォルト保存先とOLLAMA_MODELSでの変更

OS別のデフォルト保存先とOLLAMA_MODELSでの変更
macOS
  • ホーム配下の .ollama/models
  • OLLAMA_MODELS で丸ごと移行可能
Windows
  • ユーザーフォルダ配下の .ollama\models
  • OLLAMA_MODELS で丸ごと移行可能
室谷室谷代表取締役
保存先の話、先にデフォルトを押さえておきたいんですよね。macOSはホーム配下の .ollama/models、Windowsはユーザーフォルダ配下の .ollama\models、Linuxだけ /usr/share/ollama/.ollama/models と置き場所が違う。

ここ、覚えておかないと後で探せなくなります。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこ、初めて触る人がかなり戸惑うところで。「ホームを見ても無いんですけど」って声をよく聞きます。

Linuxだけ別系統なんですよね。
室谷室谷代表取締役
で、丸ごと移したいときは OLLAMA_MODELS で指定する。ただしLinuxの標準インストーラだと、移した先の読み書き権限を ollama ユーザーに渡す必要があって、sudo chown -R ollama:ollama <ディレクトリ> を忘れると読めないまま起動します。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
順番が大事なんですよ。先にディレクトリを作る、次に所有権を変える、最後に環境変数。

逆にすると大体つまずきます。

ollama rmで消す、タグ指定と-fの使いどころ

  1. ollama list で今あるモデルとサイズを確認する
  2. ollama rm <モデル名>:<タグ> で削除する(タグを省略するとデフォルトタグのみが消える)
  3. 依存関係で消せないときは ollama rm -f <モデル名> を使う
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
タグを省略したときの挙動、これ知らないと「消したのに残ってる」ってなるんですよね。同じモデル名で複数タグを持っていると、片方だけ消えてる状態になります。
室谷室谷代表取締役
ですね。で、-f は最終手段で、依存が絡んでどうしても消えないとき用。

乱用すると何を消したのか分からなくなるので、まず通常の削除で試す。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
削除じゃなくて、メモリから降ろしたいだけなら ollama stop ですもんね。ディスクは減らないけど、VRAMやRAMは空く。

目的が違うので混同しやすいところです。

ディスクを圧迫する前に確認しておくこと

室谷室谷代表取締役
削除より先にやるべきは棚卸しで、ollama list でサイズを見て使っていないものを落とす。モデルは1つが数GBから数十GBまで行くので、いくつか試しているうちに静かに埋まります。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
よくあるのが、保存先を変えたのに前の場所の分を消し忘れているパターン。二重に持っているだけで、空き容量は増えていないんですよ。
室谷室谷代表取締役
そこ、地味に効きますよね。移行したら旧ディレクトリの中身を確認する。

あと、大きいモデルを試す前に空き容量を見る癖をつけておくと事故が減ります。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。試すと削除を一回の作業でまとめてやるのが、結局いちばん早いですね。

Modelfileで自分用のモデルを作る。新しい命令と注意点

基本の命令と、作成までの3ステップ

Modelfileで自分用モデルを作る3ステップ
  1. 01
    Modelfileを書いて保存
    テキストファイルにFROM・PARAMETER・TEMPLATE・SYSTEMなどを記述。FROMのみ必須
  2. 02
    ollama create を実行
    ollama create <モデル名> -f <Modelfileのパス>
  3. 03
    ollama run で起動確認
    ollama run <モデル名> で挙動を確認する
  1. テキストファイルに Modelfile を書いて保存する
  2. ollama create <モデル名> -f <Modelfileのパス> を実行する
  3. ollama run <モデル名> で起動して挙動を確認する
code
FROM llama3.2
PARAMETER temperature 0.4
PARAMETER num_ctx 8192
SYSTEM 日本語で簡潔に答えるアシスタントとして振る舞う
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
基本の命令はFROM・PARAMETER・TEMPLATE・SYSTEMの4つを押さえれば足ります。FROMだけが必須で、残りは必要なときだけ書き足す形ですね。
室谷室谷代表取締役
temperatureの既定が0.8、num_ctxが2048なんですよね。「思った通りに動かない」の原因が、だいたいこの2つの初期値だったりします。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
現場でよく聞くのは「同じ質問なのに毎回答えが変わる」なんですけど、それtemperatureを下げるだけで落ち着くことが多いんです。TEMPLATEはGoテンプレート構文なので、慣れるまでは触らない方が安全です。
室谷室谷代表取締役
あとSYSTEMですね。日本語の出力品質を上げたいなら、ここに日本語で指示を書くのが一番効く。

毎回プロンプトを貼る手間が消えますから。

REQUIRESとCAPABILITYという追加された命令

室谷室谷代表取締役
で、最近のModelfileはこれだけじゃないんですよ。REQUIRESとCAPABILITYが増えてて、ネットの解説はここまで書いてないものが多いんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
REQUIRESは、そのモデルが動くのに必要なOllamaの最低バージョンを書く命令です。REQUIRES 0.14.0 のように指定します。

自分だけで使う分には意識しなくても済みますけど。
室谷室谷代表取締役
それが、社内で配る話になった瞬間に効いてくるんですよ。古い環境に配って動かない、みたいな事故が一番もったいないので。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
もうひとつのCAPABILITYは、GGUFやMLXのモデルに能力を宣言で足せる命令です。CAPABILITY decision と書くと分類・ルーティング向けの能力が加わる。

既存の能力を消さずに追加できるのがポイントですね。

既存モデルの中身は覗ける

室谷室谷代表取締役
書く前に見るのが一番早いんですよ。ollama show --modelfile <モデル名> で、そのモデルがどんな設定で動いてるか丸ごと見えます。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
これ、最初に戸惑うのが「pullしたモデルって中身が見えないと思ってる」ところなんです。実際はパラメータもテンプレートも出てくるので、そのまま自分のModelfileの土台にできます。
室谷室谷代表取締役
一から書くより、動いてる設定を写して1行だけ変える。この方が早いし壊れにくいんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。temperatureだけ変えて ollama create し直す、みたいな回し方が現実的です。

GGUFは量子化されない

室谷室谷代表取締役
ここが一番の落とし穴で。GGUFをFROMで指定してインポートしても、Ollama側は量子化してくれないんですよ。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そうなんです。量子化済みのファイルを用意してから持ってくる必要があって、変換自体はllama.cppのllama-quantizeのような外部ツールの仕事になる。

ここを知らないと「サイズが減らない」で詰まります。
室谷室谷代表取締役
あと本番で効くのが、:latestを避けてバージョンや量子化タグを固定すること。MYUUUの現場でも、出力が再現しないトラブルの原因がだいたいここなんですよね。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
人に配る前提なら、タグ固定は最初からやっておいた方がいいですね。あとから揃えるのは本当に面倒なので。

よくある質問

Q1. ネットに繋がっていない環境でも使えますか?

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そこ、聞かれること多いんですよね。一度ダウンロードしてしまえば、その後はネットが無くても動きます。

オフライン前提の現場だと、むしろそこが選ばれる理由になってますね。
室谷室谷代表取締役
社外にデータを出したくない案件だと、その一点で決まるんですよ。クラウドのAPIに投げるのと手元で回すのとでは、社内の稟議の通り方がまったく違いますから。

Q2. GPUが載っていないPCでも動きますか?

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
動きますよ。ただCPUだけで回すと、小さいモデルなら我慢できる程度、大きいモデルだと待ち時間が気になる、という感じです。

初めて触る人は、まず小さめのモデルで試すのが安全ですね。
室谷室谷代表取締役
そこは投資判断なんですよね。GPUを積むか、待ち時間を許容するか。

時給で換算すると待ち時間のコストが見えてくるので、私はそこで線を引くことが多いです。

Q3. モデルのライセンスは気にした方がいいですか?

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
気にした方がいいです。モデルごとに配布元が条件を決めているので、業務で使うなら配布ページを一度見ておくのが確実ですよ。

「無料で落とせる=自由に使える」ではないので、そこは最初に戸惑うところですね。
室谷室谷代表取締役
個人で遊ぶ分にはいいんですけど、顧客の案件に組み込む段になると、そこで止まるケースがあります。導入前のチェック項目として先に潰しておくのが楽です。

Q4. 動かない、あるいは反応が遅いときは何から疑えばいいですか?

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
まずはサイズです。大きすぎるモデルを選んでいると、メモリに載りきらずに落ちたり、極端に遅くなったりします。

あとはディスクの残量も見ておくと早いですよ。
室谷室谷代表取締役
あと、裏で別の作業をしていると体感が一気に悪くなるので、そこも疑ってほしいですね。機械のせいにしていたら、実は自分が重い作業を並走させていた、みたいな話はよくあります。

Q5. 他のローカルで動かすツールと何が違うんですか?

テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
コマンドで扱えるところが大きいですね。画面のアプリから入る人には取っつきにくいかもしれませんが、慣れると自動化に組み込みやすいです。

黒い画面が怖いという声は現場でよく聞きますけど、そこを越えると早いです。
室谷室谷代表取締役
手順をスクリプトに落とせるのが効くんですよね。属人的な作業を減らす方向に倒せるので、チームで使うならそこが効いてきます。

まとめ

室谷室谷代表取締役
結局、最初から完璧な一台を組もうとしない方がいいんですよね。手元にある機械で動く範囲から始めて、足りない部分だけ足していく。

その順番の方が、たぶん失敗が少ないです。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
たしかに。一覧を眺めて一番大きいものを選びたくなるんですけど、そこで重さに負れて心が折れるパターンが多いんですよ。

小さく試して、物足りなくなったら上げる。その方が続きます。
室谷室谷代表取締役
あと、モデルは入れ替わるので固定観念を持たない方がいいですね。今日のベストが来月も同じとは限らないので、入れ替え前提で運用を組んでおくと楽です。
テキトー教師テキトー教師DotAI 認定講師
そうですね。まずは気になるモデルを1つ落として、短い質問を投げてみる。

それだけで随分イメージが変わると思いますよ。

Related

関連記事

New Articles

新着記事

ガイド

Plaud NotePinの使い方と料金・評判|NotePin Sとの違いと購入前の注意点

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ガイド

Copilot Coworkとは?料金・使い方からWork IQ・セキュリティまで

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ガイド

CapCutの使い方をスマホ・PC別に解説|字幕の付け方と商用利用の注意点

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ガイド

Geminiのエラーが発生しましたと出たときの原因と対処法|番号の意味と障害確認

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ガイド

Geminiの画像生成の制限はどこまで?無料プランと有料プランの上限を整理

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ニュース

Ollama Cloudとは?ゼロデータ保持・米欧ホスト・学習なしの料金体系を解説

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ガイド

Stable Diffusionをローカル環境で動かすには?PCスペックから導入・商用利用の注意まで

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ガイド

Microsoft 365 Copilotの料金・できること・無料版との違いを法人個人別に解説

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ガイド

Geminiの利用制限は何で決まる?プラン別の上限と確認・リセットの手順

2026年10月18日
室谷テキトー教師
ニュース

HeyGen Video 1とは?MCPでChatGPT・Claudeから動画生成

2026年10月18日
室谷テキトー教師

Join

AIプレナーになる。

入会は審査制です。いまの事業と、AIで何を動かしたいのかを聞かせてください。

参加を申請する