室谷代表取締役Notionが同期型データベース、いわゆる「synced databases」をゼロから作り直したと発表しました。GitHub、Jira、SalesforceのライブデータをNotionに取り込んで、チームとエージェントが同じコンテキストで働けるようにする、というのが今回の主役です。
テキトー教師DotAI 認定講師これは単に「連携が増えました」という話じゃないんですよ。外部ツールのレコードがNotionのデータベースとして複製されて、自動で更新され続ける。
各レコードがNotionの1ページになって、元ツールの項目がプロパティになる、という構造なんです。
各レコードがNotionの1ページになって、元ツールの項目がプロパティになる、という構造なんです。
室谷代表取締役つまり、GitHubのPull RequestやJiraのワークアイテムが、Notionの中で普通のデータベースとして扱えるわけですよね。しかもNotion側が連携ロジックを保守してくれる「マネージド同期」なので、コードを書かなくていい。
テキトー教師DotAI 認定講師そこが大きい。利用者はアカウントを接続して、対象を選ぶだけ。
講座でも「連携は設定が面倒」という声が多いので、この手軽さは刺さると思います。
講座でも「連携は設定が面倒」という声が多いので、この手軽さは刺さると思います。
室谷代表取締役発表の中でも「See every sync in one place」と強調されていて、同期の状態を一括で確認できるようになっています。設定 → コネクションから接続して、各同期のヘルス状態をチェックできると。
テキトー教師DotAI 認定講師運用で一番困るのが「同期が止まっているのに気づかない」なんですよね。そこを可視化したのは実務的です。
Notion同期データベース刷新とは?GitHub・Jira・SalesforceのライブデータをNotionに取り込む新機能
Notion同期データベース刷新で取り込める3ツールと作成されるデータベース
GitHub
- 取り込み対象: 選択したリポジトリのPull Request
- Notion側に作られるDB: Pull Requests
Jira
- 取り込み対象: Jira Cloudのスペースとワークアイテム
- Notion側に作られるDB: Jira Spaces / Jira Work Items
室谷代表取締役整理すると、今回の刷新で取り込めるのは3つのツールです。GitHubは選択したリポジトリのPull Request、JiraはJira Cloudのスペースとワークアイテム、Salesforceは取引先・連絡先・商談ですね。
テキトー教師DotAI 認定講師それぞれNotion側に作られるデータベースも決まっています。GitHubなら「Pull Requests」、Jiraなら「Jira Spaces」と「Jira Work Items」、Salesforceは選択に応じて「Accounts」「Contacts」「Opportunities」が作られる、と公式ドキュメントに書かれています。
室谷代表取締役ここで大事なのは、Notionが発表したのはあくまでNotion側の同期の仕組みであって、GitHubやJira、SalesforceのデータそのものをNotionが持っているわけではない、という点ですよね。あくまで接続して取り込む側。
テキトー教師DotAI 認定講師そうそう。だから元ツール側の権限やアカウントが前提になる。
この辺は後半の注意点で詳しくやります。
この辺は後半の注意点で詳しくやります。
室谷代表取締役ちなみに、NotionのConnectionsページにはSlack、Google Drive、Figma、GitHubなど多数の連携が並んでいて、Jira・Linear向けの「Notion AI Connector」も掲載されています。同期の選択肢として、マネージド同期とWorkerを使い分ける枠組みが用意されているわけです。
テキトー教師DotAI 認定講師外部ツールとNotionをつなぐ考え方自体は、たとえばChatGPTとNotionの連携完全ガイドでも整理していますが、今回は「データベースとして同期する」という方向性がはっきりしたのが新しいポイントですね。
Notion同期データベースでできること:独自プロパティ追加・プロジェクト紐づけ・自動化トリガー・エージェント連携
Notion同期データベースでできること
独自プロパティ追加
Pull Requestにチームの優先度、Salesforceの取引先にアカウントプランニングのステータスなどを追加。値はNotion側に残る
プロジェクト紐づけ
取り込んだデータをプロジェクトに紐づけられる
自動化トリガー
同期データベースを起点に自動化を起動。例:ステータスが変わったら通知
エージェント連携
同期データをそのままエージェントに渡せる。チームとエージェントが同じ文脈で働く
ビュー・フィルタ・ソート
ビューを作ったり、フィルタやソートをかけたりも普通にできる
室谷代表取締役取り込んだデータは、そのまま眺めるだけじゃなくて「自分のものにできる」のが売りです。独自プロパティを追加したり、プロジェクトに紐づけたり、自動化を起動したり、エージェントに渡したりできる。
テキトー教師DotAI 認定講師公式の例だと、Pull Requestにチームの優先度を足したり、Salesforceの取引先にアカウントプランニングのステータスを足したりできる。これらの独自プロパティの値はNotion側に残るんです。
室谷代表取締役ここ、地味にいいですよね。元ツールには存在しない「自分たちの判断」を上に乗せられる。
ビューを作ったり、フィルタやソートをかけたりも普通にできると。
ビューを作ったり、フィルタやソートをかけたりも普通にできると。
テキトー教師DotAI 認定講師ただし注意点もセットで書かれていて、独自プロパティには同期が管理するプロパティと衝突しないように、区別できる名前を付けてください、と。
室谷代表取締役あと、エージェントに渡せるというのが今回の目玉ですよね。同期データをそのままエージェントに渡せる。
チームとエージェントが同じ文脈で働く、という表現がまさにそれです。
チームとエージェントが同じ文脈で働く、という表現がまさにそれです。
テキトー教師DotAI 認定講師自動化トリガーも、同期データベースを起点にできる。たとえばステータスが変わったら通知する、みたいな使い方が想定できます。
室谷代表取締役発表の続きの投稿でも「Choose the repositories, spaces, or records to bring into Notion. Add properties and views, link databases, or trigger automations.」と、まさにこの流れが説明されています。
テキトー教師DotAI 認定講師「同期して終わり」じゃなくて「同期したデータを働かせる」という設計思想がはっきり出ていますね。
Notion同期データベースの使い方・始め方:設定→コネクションから接続し同期の状態を確認する手順
Notion同期データベースの始め方
- 01設定 → コネクションを開くNotionワークスペースの「設定 → コネクション」を開く
- 02接続を開くBrowseかInstalledから同期したい接続(GitHub、Jira、Salesforce)を開く
- 03Database syncを選ぶその接続のオプションから「Database sync」を選ぶ
- 04アカウント接続・認可アカウントを接続して認可ステップを完了する
- 05同期対象を選ぶ同期するリポジトリ・スペース・オブジェクトタイプを選ぶ
- 06履歴・カスタムプロパティを選ぶ履歴をどこまで含めるか、JiraやSalesforceでは含めるカスタムプロパティも選ぶ
- 07Create syncを選ぶNotionがデータベースをプライベートのサイドバーセクションに作成し、最初のインポートがバックグラウンドで始まる
室谷代表取締役実際の始め方を公式ドキュメントに沿って整理しましょう。まずNotionワークスペースの「設定 → コネクション」を開きます。
テキトー教師DotAI 認定講師次に、BrowseかInstalledから同期したい接続(GitHub、Jira、Salesforce)を開いて、その接続のオプションから「Database sync」を選ぶ。
室谷代表取締役その後、アカウントを接続して認可ステップを完了し、同期するリポジトリ・スペース・オブジェクトタイプを選ぶ。
テキトー教師DotAI 認定講師履歴をどこまで含めるかも選べます。JiraやSalesforceのようにカスタムプロパティがあるソースでは、どのカスタムプロパティを含めるかも選べる。
室谷代表取締役最後に「Create sync」を選ぶと、Notionがデータベースをプライベートのサイドバーセクションに作成して、最初のインポートがバックグラウンドで始まる、という流れです。
テキトー教師DotAI 認定講師最初のインポート中でもデータベースは開けます。大量のインポートは時間がかかることがあって、Notionがバッチでデータを読み込み、ソースツールのリクエスト制限に従うからです。
室谷代表取締役同期の状態は、接続のDatabase sync設定に戻れば確認できる。ステータスには「Initializing / Backfilling」「Healthy」「Degraded / Failing」「Action needed」「Disabled」「Unavailable」があると。
テキトー教師DotAI 認定講師「Action needed」は、アカウントの再接続やソースアクセスの復元など、表示された指示に従う必要がある状態ですね。データベース側からも、上部の「Synced」を選べば現在のステータスと「Synced through」の時刻を確認できます。
室谷代表取締役ちなみに、ワークスペースのオーナーは「設定 → コネクション → Manage」タブで、誰がデータベース同期を作成できるかを制御できます。「全メンバー」「オーナーのみ」「オーナー+特定グループ」から選べると。
テキトー教師DotAI 認定講師これは「Limit which connections members can install」とは別の設定だ、と明記されています。混同しやすいので注意ですね。
料金・提供範囲:GitHub/Jira同期はBusinessプラン、Salesforce同期はEnterpriseプランが必要
室谷代表取締役ここは実務で一番気になるところです。公式ドキュメントによると、GitHub SyncとJira SyncはBusinessプラン(またはMobile Businessアドオン)が必要。
テキトー教師DotAI 認定講師Salesforce SyncはEnterpriseプランが必要です。プランによって使える同期が変わるので、導入前に確認が必要ですね。
室谷代表取締役未対応ツールについては、Notion Workersでカスタム同期を組むか、Asana・GitLab向けの既製Workerガイドを使う、という案内になっています。
テキトー教師DotAI 認定講師Workerの料金も公式に書かれていて、ベータ期間中はBusinessとEnterpriseプラン(Businessトライアル含む)で無料で試せる。将来的にはNotion creditsが必要になる、と。
室谷代表取締役Workerは1回あたりおおむね0.0023ドル、1,000クレジット(10ドル)で約4,348回分、という目安が示されています。
テキトー教師DotAI 認定講師具体例もあって、毎日1回のJiraチケット同期なら月0.07ドル、1時間ごとのZendesk同期なら月1.66ドル、15分ごとのSalesforce商談同期なら月6.62ドル、という試算です。
室谷代表取締役あくまでWorkerの話なので、マネージド同期の料金とは別です。混ぜないようにしたいですね。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。マネージド同期はプラン要件、Workerはクレジット、という切り分けで理解しておくと整理しやすいです。
同期の仕組みと制約:一方向・読み取り専用・対応ツールの範囲と反映タイミング
室谷代表取締役ここからは制約です。マネージド同期は一方向、つまり接続ツールからNotionへの更新だけ。
同期されたプロパティはNotion側では読み取り専用です。
同期されたプロパティはNotion側では読み取り専用です。
テキトー教師DotAI 認定講師変更したいときはGitHub、Jira、Salesforce側で更新する。するとNotionに変更が反映される、という流れですね。
室谷代表取締役対応範囲も限られていて、GitHubは選択リポジトリのPull Request、Jira Cloudはスペースとワークアイテム、Salesforceは取引先・連絡先・商談。
テキトー教師DotAI 認定講師反映タイミングは、一般に数分以内に同期されると期待されているけれど、接続やデータ量、ソースツールの可用性で変動する。Salesforceはデフォルトで毎分変更をチェックする、と書かれています。
室谷代表取締役同期はバックグラウンドで動き続けるので、誰もデータベースを見ていなくても更新は続く。ソースが一時的にリクエストを制限したり利用不可になったときは、Notionがリトライする。
テキトー教師DotAI 認定講師再認可や権限変更が必要なときは、ステータスが何をすべきかを教えてくれる。ここは運用が楽になっている部分ですね。
室谷代表取締役リレーションについても条件があって、両方のページがNotionデータベースに同期されているときだけリレーションが作られる、と。
テキトー教師DotAI 認定講師だから「本来つながるはずのページがつながっていない」ときは、履歴ウィンドウか、関連ページがまだインポート中である可能性がある、とトラブルシューティングに書かれています。
室谷代表取締役あと、行数制限に達した場合は、選択データを減らすか履歴ウィンドウを短くする。ただし保存前に影響を確認してください、と。
ソースを外したり履歴を短くすると、同期ページが削除されることがあるからです。
ソースを外したり履歴を短くすると、同期ページが削除されることがあるからです。
注意すべき落とし穴:履歴ウィンドウ短縮でページ削除・権限はコピーされない・再認証の必要性
室谷代表取締役ここは本当に大事なので、しっかり共有しておきたいです。まず履歴ウィンドウ。
全期間か、直近30・90・365日から選べますが、短くすると対象外になったレコードのページが削除される。
全期間か、直近30・90・365日から選べますが、短くすると対象外になったレコードのページが削除される。
テキトー教師DotAI 認定講師しかも、そのページに自分で追加した独自プロパティの値も失われる、と明記されています。これは痛い。
室谷代表取締役履歴ウィンドウはソースレコードの最終更新日時を使うので、作成日ではない。ウィンドウは時間とともに前に進むから、ソースでまだオープンでも、更新されていなければデータベースから外れることがある。
テキトー教師DotAI 認定講師古いけれど変わっていないレコードを残したいなら、全期間を選ぶ必要がある。これはNotionデータベースのフィルタとは違って、表示だけを変えるものではない、という点も重要です。
室谷代表取締役次に権限。Notionの共有設定は、誰が同期データを見られるかを制御するけれど、元ツールの権限が各閲覧者にコピーされるわけではない。
テキトー教師DotAI 認定講師つまり、Notionデータベースにアクセスできる人は、元ツールでは見られないレコードを見られてしまう可能性がある。共有前にアクセスを見直してください、と書かれています。
室谷代表取締役元ツール側の権限変更は、Notionにすでにあるデータを削除せずに、今後の更新を止めることがある。ソースのアクセスが変わったら、Notionデータベースの共有設定を見直す必要があります。
テキトー教師DotAI 認定講師最後に再認証。同期を作成したアカウントが、Notionが読めるデータを決める。
その権限が変わったり接続が期限切れになると、再認証が必要になることがある。
その権限が変わったり接続が期限切れになると、再認証が必要になることがある。
室谷代表取締役組織によっては、管理者が接続を承認したり、ソースツールでアクセスを許可したりする必要がある、という点も押さえておきたいですね。
テキトー教師DotAI 認定講師外部ツールとの連携は、たとえばChatGPTでX(Twitter)を分析する方法のように権限まわりが論点になるケースが多いですが、今回は「元ツールの権限はコピーされない」という原則がはっきり示されているのがポイントです。
室谷代表取締役よくある質問
室谷代表取締役ここからは、よく聞かれる点を公式ドキュメントの範囲で整理していきます。
テキトー教師DotAI 認定講師まず「同期データベースと通常のビューの違いは?」。同期データベースは外部ツールのレコードを取り込んで自動更新する仕組みで、通常のビューは同じデータベースの見せ方を変えるもの。
公式は履歴ウィンドウについて「Notionデータベースのフィルタとは違い、表示だけを変えるものではない」と説明しています。
公式は履歴ウィンドウについて「Notionデータベースのフィルタとは違い、表示だけを変えるものではない」と説明しています。
室谷代表取締役「同期がうまくいかないときは?」については、まず同期のステータス詳細を開く。認可が切れていれば再接続、ソースのアクセスが失われていれば管理者に復元を依頼する。
一時的な障害やリクエスト制限は、Notionがリトライしながら遅延することがある、とされています。
一時的な障害やリクエスト制限は、Notionがリトライしながら遅延することがある、とされています。
テキトー教師DotAI 認定講師「レコードが見当たらない」ときは、選択したリポジトリ・スペース・オブジェクトタイプ、履歴ウィンドウ、接続アカウントのソース権限を確認する。最初のインポートがまだ実行中でないか、Notionのビューフィルタがレコードを隠していないかもチェックします。
室谷代表取締役「リレーションが表示されない」ときは、履歴ウィンドウか、関連ページがまだインポート中である可能性がある。両方のページがNotionデータベースに同期されているときだけリレーションが作られる、という条件があります。
テキトー教師DotAI 認定講師「更新が止まった」ときは、同期のステータス詳細を開いて、認可切れなら再接続、ソース管理者にアクセス復元を依頼する。一時的な障害やリクエスト制限は、Notionがリトライする間は遅延することがあります。
室谷代表取締役「行数制限に達した」ときは、選択データを減らすか履歴ウィンドウを短くする。ただし、ソースを外したり履歴を短くすると同期ページが削除されることがあるので、保存前に影響を確認してください。
テキトー教師DotAI 認定講師「誰が同期を作成できるか」は、ワークスペースオーナーが「設定 → コネクション → Manage」で制御できる。全メンバー、オーナーのみ、オーナー+特定グループから選べます。
この設定は既存の同期には影響しない、と書かれています。
この設定は既存の同期には影響しない、と書かれています。
室谷代表取締役「対応していないツールは?」については、Notion Workersでカスタム同期を組むか、Asana・GitLab向けの既製Workerガイドを使う、という案内です。
テキトー教師DotAI 認定講師「料金は?」は、GitHub SyncとJira SyncがBusinessプラン(またはMobile Businessアドオン)、Salesforce SyncがEnterpriseプラン。Workerはベータ期間中、BusinessとEnterpriseプランで無料で試せて、将来的にNotion creditsが必要になる、という整理です。
室谷代表取締役というわけで、今回のNotionの同期型データベース刷新は、外部ツールのデータをNotionに集めて、チームとエージェントが同じ文脈で働けるようにする、という大きな方向性の発表でした。
テキトー教師DotAI 認定講師便利さの裏に、履歴ウィンドウによるページ削除や権限の非コピーといった落とし穴がある。ここを理解した上で導入するのが大事ですね。
室谷代表取締役まずは設定 → コネクションを覗いて、自分のワークスペースで何がつながるか確認するところから始めるのがよさそうです。
