2025年11月、DotAI の「AI自動運転システム構築合宿」第1期を開催しました。全8回、参加者は70名。テーマはひとつだけ、人が手を離しても動き続けるシステムを、自分の事業で1つつくり切ることです。
教材は「ポケモンエージェントOS」
合宿の土台に使ったのは、自社で開発した ポケモンエージェントOS です。役割ごとに分かれた複数のAIエージェントが連携し、実行結果を自分で振り返って次の動きを直していく——その骨組みをそのまま教材にしました。
参加者は Claude Code と Codex を使い、このOSの構造を自分の事業に合わせて組み替えていきます。扱ったのは、単発の自動化ではありません。エラーが出たら自分で気づき、直し、また走り出す。そこまで含めた自律改善型のエージェントをどう設計するか、という話です。
座学は最小限にしました。毎回、手元で動くものを持ち帰ることを前提に進めています。
全8回で扱ったテーマ
回を追うごとに、扱う対象を「発信」から「営業」へ、さらに「事業全体」へ広げていきました。
note の自動運転システム
テーマ選定から執筆、公開までを一本の流れにして、人が承認するだけで回る状態をつくります。過去に伸びた投稿を学習させ、書き手の語り口を保ったまま量産する方法まで扱いました。
営業リストの作成から、BtoBのアポイント獲得まで
公開情報からリストを組み立て、優先順位をつけ、フォームやメールで接触し、返信を捌く。営業活動を丸ごと1つのエージェント群に載せる構成です。参加者からの反応が最も大きかった回でした。
SEOメディアのダッシュボードと分析ツール
GA4とSearch Consoleのデータを束ね、どの記事が伸びているか、次に何を書くべきかを自動で出す仕組み。数字を見る作業そのものを、人の手から外します。
オウンドメディアの記事制作と、はてなブログの自動運転
企画・執筆・入稿までを分担させ、複数のメディアへ同時に配信する。媒体が増えても人の作業が増えない構造をどうつくるかを解説しました。
そして、オウンドメディア全体の自動運転化
最終的には、上のいくつかを束ねて「メディアという事業そのものが勝手に回る」状態を目指します。個別の自動化を積み上げるのではなく、はじめから全体を1つの系として設計する考え方です。
リポジトリは、すべて会員に公開しています
合宿で扱ったシステムのリポジトリは、すべて会員向けポータルで公開しています。解説を聞いて終わりではなく、動くコードをそのまま持ち帰れる形にしました。
実際に多くの経営者にダウンロードしていただき、それぞれの事業に合わせて改造して使われています。誰かが一晩で解いた問題を、他の全員がゼロから解き直す必要はありません。 ここで生まれたものが全員の資産になる。この循環をつくることが、合宿を毎月続けている理由です。
第2期以降について
第1期の修了者からは、そのまま部活へ進み、自分の事業に実装し切った方が続いています。生まれたシステムのいくつかは、メンバーの声で本人に話を聞いています。
合宿は毎月開催しています。次回の案内は、DotAI の会員ポータルおよび本サイトでお知らせします。





