室谷代表取締役Replitが、複数プロジェクトをまたいでコンテキストを参照できる新機能を発表しました。新しいチャットを開いて、既存プロジェクトを探したり、あるプロジェクトを別のプロジェクトの参考として使ったりできるようになったんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師これは単に「検索が便利になった」という話じゃないんですよ。ReplitのAgentがプロジェクトファイルを読み取って、その文脈をもとに編集をバックグラウンドタスクとして開始する。
つまり、参照して終わりではなく、そのまま作業が進むところがポイントです。
つまり、参照して終わりではなく、そのまま作業が進むところがポイントです。
室谷代表取締役発表の主語はあくまでReplitです。X上でも案内されていますが、発表元はReplit。
ここは押さえておきたいところです。
ここは押さえておきたいところです。
Replitのプロジェクト間コンテキスト機能とは?何が発表されたか
プロジェクト間コンテキスト機能の流れ
- 01探す新しいチャットでReplitに既存プロジェクトを探させる(例:複数プロジェクトをまとめて検索)
- 02参考にするあるプロジェクトを別のプロジェクトの参考として使わせる(例:カラーパレットを別プロジェクトの更新に利用)
- 03編集するプロジェクトファイルを読み取り、そのコンテキストを使って編集をバックグラウンドタスクとして開始
- 04確認する変更を確認するためのリンクが提示される
- 05続ける作業を続けるためのリンクが提示され、レビューして続きを指示できる
テキトー教師DotAI 認定講師まず、何が発表されたのかを整理しましょう。Replitは「すべてのプロジェクトをまたいでコンテキストを持つようになった」と案内しています。
新しいチャットを開始して、Replitに既存プロジェクトを探させたり、機能を追加させたり、あるプロジェクトを別のプロジェクトの参考として使わせたりできる、という内容です。
新しいチャットを開始して、Replitに既存プロジェクトを探させたり、機能を追加させたり、あるプロジェクトを別のプロジェクトの参考として使わせたりできる、という内容です。
室谷代表取締役公式の例がすごく実務的で。「Find my coffee brand's Partner Marketing Hub, Competitor Weekly, and GTM Strategy slides.」みたいに、複数のプロジェクトをまとめて探させる指示が挙がっています。
テキトー教師DotAI 認定講師もう一つの例が「Use the color palette from Partner Marketing Hub to update Competitor Weekly and GTM Strategy slides.」ですね。あるプロジェクトのカラーパレットを、別のプロジェクトの更新に使う。
まさに横断の文脈利用です。
まさに横断の文脈利用です。
室谷代表取締役で、ここが大事なんですが、Replitはプロジェクトファイルを読み取り、そのコンテキストを使って編集をバックグラウンドタスクとして開始し、変更を確認するためのリンクと、作業を続けるためのリンクを提示する、と。参照→編集→確認までが一連の流れになっているんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師バックグラウンドタスクというのは、Agentが背後で処理を進めて、後から結果を確認・継続できる仕組みです。待たされっぱなしにならず、レビューして続きを指示できる。
ここは講座でも受講生さんがよく気にする部分です。
ここは講座でも受講生さんがよく気にする部分です。
室谷代表取締役MYUUUでも複数プロジェクトを並行で動かすことが多いので、この「探す→参考にする→編集する」が一つのチャットで完結するのは、地味に効いてくるんですよね。
Replitでプロジェクトをまたいでできること・具体例
Replitでプロジェクトをまたいでできること
- 01既存プロジェクトを探す新しいチャットから既存プロジェクトを検索する
- 02機能を追加するあるプロジェクトに機能を追加する
- 03参考として使うあるプロジェクトを別のプロジェクトの参考にする
- 04バックグラウンドで編集プロジェクトファイルを読み取り、その文脈をもとに編集をバックグラウンドタスクとして開始する
- 05レビューして続行変更確認用のリンクからレビューし、そのまま作業を続ける
テキトー教師DotAI 認定講師できることを整理すると、こういうことです。
- 新しいチャットから既存プロジェクトを探す
- あるプロジェクトに機能を追加する
- あるプロジェクトを別のプロジェクトの参考として使う
- プロジェクトファイルを読み取り、その文脈をもとに編集をバックグラウンドタスクとして開始する
- 変更確認用のリンクからレビューし、そのまま作業を続ける
室谷代表取締役公式に挙がっている例でいうと、コーヒーブランドの「Partner Marketing Hub」「Competitor Weekly」「GTM Strategy slides」をまとめて探させて、Partner Marketing Hubのカラーパレットを他の2つのスライド更新に使う、という流れです。
テキトー教師DotAI 認定講師これはブランドガイドラインやデザインの再利用という、実務でよくあるニーズにそのまま応える形です。これまではプロジェクトをまたぐと文脈が持ち越せず、同じ指示を何度も書き直す必要がありましたから。
室谷代表取締役スライド系のプロジェクトって、色やトーンを揃えるのが意外と手間なんですよね。それを「このプロジェクトのパレットを使って」で済むのは、体感でかなり違います。
テキトー教師DotAI 認定講師ただし、現時点で公開されている情報はこの発表と公式ドキュメントの範囲です。対応するプロジェクトの種類や上限など、細かい仕様は現時点では明らかにされていません。
Replitのプロジェクト間コンテキストの使い方・始め方
プロジェクト間コンテキストの使い方・始め方
- 01新しいチャットを開くReplitのホームから新しいチャットを開始し、やりたいことを書く
- 02焦点を絞ったリクエストで始める公式推奨。いきなり全部を詰め込まず、的を絞ってからフォローアップで成果物を明確にして広げる
- 03対象のプロジェクトを名指しする「Partner Marketing Hubのカラーパレットを使って」のように、どのプロジェクトの何を参照するかを明示する
- 04コンテキストの種類を一言添える目的、対象読者、制約、非ゴール、例、プロジェクトの状態、完了の定義を意識して添えると精度が変わる
- 05プロジェクトをまたぐ指示も同様に書く「どのプロジェクトの何を、どのプロジェクトに反映するか」を書く
室谷代表取締役使い方としては、まず新しいチャットを開くところからです。Replitのホームから新しいチャットを開始して、やりたいことを書く。
テキトー教師DotAI 認定講師公式の案内では、まず焦点を絞ったリクエストで始めて、その後フォローアップで成果物を明確にして前に進める、という流れが推奨されています。いきなり全部を詰め込むより、的を絞ってから広げるほうがうまくいきます。
室谷代表取締役横断で使うときのコツは、対象のプロジェクトをちゃんと名指しすることですよね。「Partner Marketing Hubのカラーパレットを使って」のように、どのプロジェクトの何を参照するかを明示する。
テキトー教師DotAI 認定講師これはコンテキスト管理の基本なんですよ。公式ドキュメントでも、重要な情報がコンテキストになければモデルは推測する、と説明されています。
逆に言えば、参照元をはっきり書けば推測に頼らせずに済む。
逆に言えば、参照元をはっきり書けば推測に頼らせずに済む。
室谷代表取締役あと、コンテキストの種類を意識しておくと強いです。目的、対象読者、制約、非ゴール、例、プロジェクトの状態、完了の定義。
このあたりを一言添えるだけで精度が変わります。
このあたりを一言添えるだけで精度が変わります。
テキトー教師DotAI 認定講師公式ドキュメントの例が分かりやすいんですよ。「Improve the signup page.」だと情報が足りない。
一方で「初めての創業者向けに、現在のフィールドは維持して、フォームの上で価値提案を明確に、料金セクションは変更しない」と書くと、誰向けか、何を改善するか、何を保つか、何が範囲外かが伝わります。
一方で「初めての創業者向けに、現在のフィールドは維持して、フォームの上で価値提案を明確に、料金セクションは変更しない」と書くと、誰向けか、何を改善するか、何を保つか、何が範囲外かが伝わります。
室谷代表取締役プロジェクトをまたぐ指示でも同じで、「どのプロジェクトの何を、どのプロジェクトに反映するか」を書くのが基本なんですよね。
従来のReplitのコンテキスト制約と何が変わるのか
テキトー教師DotAI 認定講師ここが今回の発表の核心です。公式ドキュメントによれば、コンテキストは基本的に「今の会話に属するもの(フレッシュコンテキスト)」と「プロジェクトに永続するもの」に分かれます。
室谷代表取締役つまり従来は、プロジェクトをまたいだ参照や、複数プロジェクトを横断する文脈の持ち越しが課題だったわけですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師そうなんです。ドキュメントでは、長い会話は脱線し、古い文脈にAgentが引きずられる「ノイズ」が生じると説明されています。
だから無関係な機能に切り替えるときや、断念した方向性が多いときは、新しいスレッドを始めることが推奨されてきました。
だから無関係な機能に切り替えるときや、断念した方向性が多いときは、新しいスレッドを始めることが推奨されてきました。
室谷代表取締役新スレッドにすると、今度は前提を全部書き直さないといけない。このジレンマがあったんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師今回の発表は、この「プロジェクトをまたぐと文脈が切れる」という部分に手を入れたもの、と位置づけられます。新しいチャットから既存プロジェクトを探し、参考にして編集まで進められるようになった。
室谷代表取締役ただし、コンテキストウィンドウの考え方自体が消えるわけではないです。公式ドキュメントでは、モデルごとに扱えるコンテキストの量が違うと説明されています。
例としてGPT-4.1とGemini 2.5 Proが最大100万トークン、Claude Sonnet 4.5が最大20万トークンと記載されていますが、数値は変化するもので、すべての製品がモデル上限をそのまま公開するとは限らない、という注記も付いています。
例としてGPT-4.1とGemini 2.5 Proが最大100万トークン、Claude Sonnet 4.5が最大20万トークンと記載されていますが、数値は変化するもので、すべての製品がモデル上限をそのまま公開するとは限らない、という注記も付いています。
テキトー教師DotAI 認定講師ここは誤解されやすいところで、「大きければ大きいほど良い」わけではないんですよ。関連するコンテキストのほうが、とにかく全部を詰め込むより大事だと明記されています。
室谷代表取締役横断参照ができるようになっても、何を参照させるかは人間が選ぶ。そこは変わらないんですよね。
replit.mdなど永続コンテキストとの関係とベストプラクティス
テキトー教師DotAI 認定講師プロジェクトをまたぐ文脈と、プロジェクトに永続する文脈は別物として整理しておきましょう。Replitでは、コーディングスタイルやブランド指針、命名規則、再利用したいプロダクトのルール、Agentに覚えていてほしい制約などは、永続コンテキストとして扱うのが適切とされています。
室谷代表取締役その手段の一つがreplit.mdです。Agentがプロジェクトのルートディレクトリに自動で作成して、内容をコンテキストに含めてくれる。
テキトー教師DotAI 認定講師replit.mdの仕組みを整理すると、こうです。
- Agentがプロジェクトのルートディレクトリにreplit.mdを自動生成する
- 基本的なプロジェクト情報、推奨されるコーディングパターン、プロジェクト種別ごとの一般的な設定が含まれる
- Agentはリクエストを処理するとき、replit.mdを自動的に読み、アーキテクチャや規約の理解、コーディングパターンの遵守、指定したパッケージマネージャや依存関係の利用に使う
- Agentはプロジェクトを学ぶ中でreplit.mdを更新することもある
- 自分で編集してカスタマイズもできる
室谷代表取締役注意点も決まっていて、replit.mdはプロジェクトのルートディレクトリに置く必要がある。サブディレクトリにあるとAgentは自動検出しないんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師ベストプラクティスとしては、具体的で明確に書くこと。抽象的な説明より、例を載せるほうが伝わります。
あとはコミュニケーションの好みを定義すること。変更前に方針を説明してほしい、複雑なタスクは手順に分解してほしい、要件が曖昧なら質問してほしい、といった具合です。
あとはコミュニケーションの好みを定義すること。変更前に方針を説明してほしい、複雑なタスクは手順に分解してほしい、要件が曖昧なら質問してほしい、といった具合です。
室谷代表取締役プロジェクトの文脈も書いておきたいですね。何のアプリで、誰向けで、技術スタックは何か。
テキトー教師DotAI 認定講師ドキュメントには、Webアプリケーション、データ分析、API開発の3種類のreplit.md設定例が載っています。たとえばWebアプリの例では、技術選定、コーディング標準、コミュニケーションスタイルをセクション分けして書く形です。
室谷代表取締役制約も理解しておきましょう。文字数の厳密な上限はないけれど、極端に大きなファイルは完全には処理されない可能性があるので、焦点を絞って簡潔に保つのが良いとされています。
あと、replit.mdはAgentの会話にコンテキストを与えるもので、他のAIツールに自動で適用されるわけではない、という点も明記されています。
あと、replit.mdはAgentの会話にコンテキストを与えるもので、他のAIツールに自動で適用されるわけではない、という点も明記されています。
テキトー教師DotAI 認定講師プロジェクトをまたぐ参照と、プロジェクトに永続するreplit.md。この2つを組み合わせて使うのが、今回の発表を活かす一番実践的な形だと思います。
室谷代表取締役壊れたりやり直したくなったら、replit.mdを削除して新しい会話を始めれば、Agentが現在のプロジェクトをもとに再生成してくれるそうです。
Replitの料金・提供範囲(日本で使えるか・いつから)
テキトー教師DotAI 認定講師ここは注意が必要です。今回の発表と公式ドキュメントの範囲では、プロジェクト間コンテキスト機能の料金や提供開始日、対応プランについての記載はありません。
室谷代表取締役料金体系については、公式ドキュメントのChatの案内で、Free ModeがStarter、Core、Proプランで利用でき、Power ModeとMax Modeはクレジットを使用する、という説明があります。ただしこれはAgent Mode全体の話で、今回の横断コンテキスト機能に固有の料金ではありません。
テキトー教師DotAI 認定講師日本での提供状況や日本語環境での利用可否についても、今回の発表と資料には記載がありません。現時点では明らかにされていない、というのが正確なところです。
室谷代表取締役ですので、「日本ではいつから」「日本語で使えるのか」は、公式の続報を待つしかないんですよね。憶測で書くのは避けたいところです。
テキトー教師DotAI 認定講師提供範囲について確実に言えるのは、Replitの案内として「すべてのプロジェクトをまたいでコンテキストを持つようになった」という点と、新チャットから既存プロジェクトの検索・参照・編集ができるという点です。
室谷代表取締役あと、コンテキスト管理の考え方はプランに関係なく効きます。関連ファイルを指定する、プロジェクト全体をむやみに添付しない、長い会話が脱線したら新スレッドにして要点を要約して渡す。
このあたりは今日から使える実践知です。
このあたりは今日から使える実践知です。
テキトー教師DotAI 認定講師新スレッドを始めるときは、Agentが何を重要と捉えているかを前提にせず、大事なコンテキストを要約して渡すことが推奨されています。これは講座でも繰り返し伝えているポイントです。
よくある質問
室谷代表取締役ここからは、よく聞かれる点を整理していきます。
テキトー教師DotAI 認定講師まず「プロジェクト間でコンテキストが共有されない・忘れられるのはなぜか」。公式ドキュメントでは、コンテキストは基本的に今の会話に属するものと、プロジェクトに永続するものに分かれると説明されています。
長い会話は脱線し、古い文脈にAgentが引きずられるノイズが生じるため、無関係な機能に切り替えるときは新スレッドが推奨されてきました。
長い会話は脱線し、古い文脈にAgentが引きずられるノイズが生じるため、無関係な機能に切り替えるときは新スレッドが推奨されてきました。
室谷代表取締役じゃあ「プロジェクトをまたいでAIに文脈を引き継ぐには」どうするか。今回の発表では、新しいチャットから既存プロジェクトを探し、あるプロジェクトを別のプロジェクトの参考として使えるようになりました。
参照元を名指しで指定するのが基本です。
参照元を名指しで指定するのが基本です。
テキトー教師DotAI 認定講師「replit.mdの設定方法は」という点もよく聞かれます。ルートディレクトリにreplit.mdを置くこと。
新規プロジェクトではAgentが自動生成すること。自分で作る場合はルートにreplit.mdという名前で追加すれば、以降の会話で自動検出・利用されること。
壊れたら削除して新しい会話を始めれば再生成されること。ここまでが公式に示されている内容です。
新規プロジェクトではAgentが自動生成すること。自分で作る場合はルートにreplit.mdという名前で追加すれば、以降の会話で自動検出・利用されること。
壊れたら削除して新しい会話を始めれば再生成されること。ここまでが公式に示されている内容です。
室谷代表取締役「複数プロジェクトや並行エージェントを使うときの注意点は」というのも気になりますよね。公式ドキュメントでは、無関係な情報が多すぎるとモデルが誤った対象に注目することがあると説明されています。
関連するコンテキストを与えることが品質の鍵で、何でも詰め込めばいいわけではない、と。
関連するコンテキストを与えることが品質の鍵で、何でも詰め込めばいいわけではない、と。
テキトー教師DotAI 認定講師「コンテキストウィンドウの制約下で効果的に情報を与えるプロンプトの書き方は」については、ドキュメントの例が参考になります。誰向けか、何を改善するか、何を保つか、何が範囲外かを書く。
関連ファイルを指定し、プロジェクト全体をむやみに添付しない。長い会話が脱線したら新スレッドにして、重要点を要約して渡す。
関連ファイルを指定し、プロジェクト全体をむやみに添付しない。長い会話が脱線したら新スレッドにして、重要点を要約して渡す。
室谷代表取締役最後に「料金や日本での提供は」ですが、これは現時点では明らかにされていません。公式の続報を待ちましょう、というのが正直なところです。
テキトー教師DotAI 認定講師まとめると、今回の発表は「プロジェクトをまたぐ文脈参照」と「バックグラウンドタスクでの編集」を組み合わせたもの。永続コンテキストのreplit.mdと併用することで、複数プロジェクトを運用するチームほど効いてくる機能だと思います。
室谷代表取締役まずは新チャットから既存プロジェクトを探させるところから試してみるのが良さそうですね。細かい仕様や料金は続報待ちですが、方向性としては実務に直結するアップデートです。
