大手インターネット広告代理店でアカウントプランナーとして働いていたあやさん。デジタル広告の知見はあったものの、AIの経験はゼロ。Difyを学んだことで、AIを活用したマーケティング効率化のコンサルティングができるようになり、現在はフリーランスとして月収200万円を達成しています。
AIを学ぼうと思ったきっかけは?
大手のインターネット広告代理店で、アカウントプランナーを6年ほどやっていました。広告運用やデジタルマーケティングの知見はあったので、独立してからもマーケティングのコンサルや運用代行をメインでやっていたんです。
ただ、クライアントと話していると「広告の成果を上げたい」という話だけじゃなくて、「マーケティング業務全体を効率化したい」「人手が足りないから自動化したい」というニーズがすごく多くて。でも、それは私の専門外だったんですよね。ツールを作るとかシステムを組むとか、そういうことはできなかったので、「それはちょっと...」と断るしかなかった。
そこにもどかしさを感じていた時に、Difyの存在を知りました。
.AIコミュニティに参加した理由は?
Xで情報収集していたら、Dify部(現在は.AIに改名)というコミュニティを見つけたんです。
プログラミングはできなかったんですけど、Difyはノーコードで触れるので「これならいけるかも」と思って。勉強会に参加して、ひたすらアプリを作っていました。最初は本当に簡単なチャットボットくらいしか作れなかったんですけど、続けているうちにだんだんできることが増えてきて。
それがどうやって仕事につながったんですか?
Difyを触れるようになってから、クライアントへの提案の幅が変わりました。
例えば「問い合わせ対応に時間がかかっている」と言われたら、以前は「そうですよね」で終わっていたのが、「Difyでこういうチャットボット作れますよ」と言えるようになった。「LP制作に時間がかかる」と言われたら、「コピーの叩き台を自動生成する仕組み作りましょうか」と提案できるようになった。
広告運用の知見があったから、どこにAIをはめ込めば効果が出るかはわかる。でも以前はそれを形にする手段がなかった。Difyを学んだことで、その手段を手に入れたんです。これは自分にとって大きな転機でした。
月収200万円はどのように達成したんですか?
最初は既存クライアントへの追加提案から始めました。「広告運用に加えて、業務効率化もやりましょうか」と。月10〜20万円くらいの追加契約ですね。
そうすると、クライアントからの信頼が変わるんですよ。「広告だけの人」から「マーケティング全体を見てくれる人」になる。単価も上がるし、契約も長くなる。
今は広告運用は手放して、AIコンサルに特化しています。常時5〜6社と契約していて、月収200万円を超えるようになりました。
広告代理店出身だからこそできたこと?
それは大きいと思います。マーケティングの現場で何が課題になっているか、肌感覚でわかるので。
AIのスキルだけ持っていても、クライアントの業務を知らないと「で、何に使うの?」ってなっちゃう。私は広告代理店で6年やっていたから、「この業務、毎月大変なんだよな」「ここ自動化できたら相当楽になるな」というのが見える。そこにDifyをはめ込んでいく感じですね。
今後の展望は?
マーケティング以外の領域にも広げていきたいですね。最近は小売や飲食からの相談も増えてきていて。業界が違っても「業務を効率化したい」というニーズは共通なので、そこに応えていきたいと思っています。
これからAIを学ぶ人へメッセージをお願いします。
AIのスキル単体で勝負しようとすると、正直エンジニアには敵わないと思います。
でも「自分の専門領域×AI」なら戦える。私は広告代理店での経験があったから、マーケ特化のAIコンサルというポジションが取れました。皆さんも何かしらの専門性があるはずなので、そこにAIを掛け合わせることを考えてみてください。

