Difyの料金プラン、結局どれを選べばいいの?
室谷今回はDifyの料金プランの話をしましょう。これ、.AI(ドットエーアイ)コミュニティでも毎週のように聞かれるんですよね・・・「Difyって無料で使えるの?」「有料にしたらどれくらいかかるの?」って。
テキトー教師講座でも最初に必ず出てきますね。Difyに興味を持って調べ始めた人が、まず料金のページを見て「英語だし、よくわからない」ってなるパターン、すごく多いです。
室谷しかも無料のSandboxプランから始めてみると、すぐ「200メッセージクレジット使い切った」ってなるんですよw 僕も最初そうでした。
テキトー教師そうなんですよね。Sandboxで試してみて「あ、これ使えそう」ってなった瞬間に料金プランと向き合わないといけない。
その判断が難しいって受講生さんから毎回聞きます。
その判断が難しいって受講生さんから毎回聞きます。
室谷この記事ではDifyの料金プランの全体像、クラウド版とセルフホスト版の違い、そして「自分はどのプランを選ぶべきか」まで整理しましょう。結論から言うと、個人開発なら無料Sandboxで十分なケースもあれば、チームで使うなら有料プランの方が圧倒的にコスパが良いことも多いんですよね。
Difyの料金体系を全体像で把握する

テキトー教師まず全体を整理しましょう。Difyの料金体系は大きく「クラウド版」と「セルフホスト版」の2つに分かれています。
これを混同している人が結構多いんですよ。
これを混同している人が結構多いんですよ。
室谷そうなんですよね。「Difyって無料じゃないの?」って言ってる人の多くが、セルフホスト版のコミュニティプランのことを指してる場合が多いんですよ。
でもクラウド版とセルフホスト版は別物で、それぞれに料金体系があります。
でもクラウド版とセルフホスト版は別物で、それぞれに料金体系があります。
テキトー教師整理するとこういう構造です。
クラウド版(dify.ai):
- Sandboxプラン:無料
- Professionalプラン:月$59
- Teamプラン:月$159
- Enterpriseプラン:要問い合わせ
セルフホスト版:
- コミュニティプラン:完全無料(自己運用)
- Dify Premium(AWS):$0.30/時間
- Dify Enterprise(AWS):年$150,000(要問い合わせ)
室谷この表を見てわかるように、セルフホスト版のコミュニティプランは完全無料なんですよね。ただし「完全無料」というのはDifyのソフトウェア自体の費用が0円、という意味で、サーバー代や運用コストは自分持ちです。
テキトー教師ここが混乱ポイントなんですよ。「Difyは無料」って言葉が一人歩きしていて、クラウド版も無料で使えると思ってる人が多い。
実際にはクラウド版の無料枠(Sandbox)は200メッセージクレジットだけです。
実際にはクラウド版の無料枠(Sandbox)は200メッセージクレジットだけです。
クラウド版:Sandboxプランの使い方と限界
室谷じゃあまずクラウド版のSandboxプランから話しましょう。これ、試してみると意外と奥が深いんですよ。
テキトー教師Sandboxプランの主なスペックをまとめるとこうなります。
| 項目 | Sandboxプラン |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| メッセージクレジット | 200回 |
| チームメンバー | 1人 |
| アプリ数 | 5個 |
| ナレッジドキュメント数 | 50件 |
| ナレッジストレージ | 50MB |
| ログ履歴 | 30日間 |
| APIリクエスト制限 | 5,000回/月 |
室谷200メッセージクレジットって、どれくらいの量かというと・・・Difyでチャットボットを試しに動かして、10回くらい会話したらすぐ使い切るイメージですね。
テキトー教師ただ一点重要なのが、「メッセージクレジット」はDifyのビルトインモデル(DifyがAPI費用を負担するもの)を使う場合の話で、自分のAPIキー(OpenAIやAnthropicのキーを自前で持つ)を使う場合は、この制限が関係ないんですよ。
室谷これが意外と知られていないんですよね。自分のOpenAI APIキーを設定してDifyのモデルプロバイダーに登録しておけば、Sandboxプランでも実質無制限に使えます。
クレジット消費はDifyのビルトインモデルを使ったときだけです。
クレジット消費はDifyのビルトインモデルを使ったときだけです。
テキトー教師受講生さんに「Difyは無料でそこそこ使えますよ」と言うとき、必ずこの点を補足しています。APIキーを自前で用意すれば、Sandboxでも本番に近い検証ができますよ、と。
室谷ただしSandboxには制限もあって、チームメンバーが1人しか招待できないのと、アプリが5個までというのがきつい。個人で試す分にはいいんですけど、チームで使い始めたら確実に有料プランに移行することになります。
テキトー教師そのあたりの境界線をどう見るか、ですね。
Professionalプランは月$59の価値があるのか
室谷次はProfessionalプランです。月$59(年払いにすると月$49相当)。
これ、個人開発者や小規模チームに向けたプランなんですよね。
これ、個人開発者や小規模チームに向けたプランなんですよね。
テキトー教師講座でよく聞かれるのが「月$59って高くないですか?」という質問です。日本円で約9,000円弱。
サブスク費用としては決して安くないように感じる人も多いですね。
サブスク費用としては決して安くないように感じる人も多いですね。
室谷でも中身を見ると話が変わってくるんですよ。Sandboxと比べてみましょう。
| 項目 | Sandbox(無料) | Professional($59/月) |
|---|---|---|
| メッセージクレジット | 200回 | 5,000回/月 |
| チームメンバー | 1人 | 3人 |
| アプリ数 | 5個 | 50個 |
| ナレッジドキュメント | 50件 | 500件 |
| ナレッジストレージ | 50MB | 5GB |
| ログ履歴 | 30日間 | 無制限 |
| APIレート制限 | 5,000回/月 | 制限なし |
| ドキュメント処理 | 標準 | 優先処理 |
室谷この差を見ると、ビジネスで使うなら$59は安いと思います。MYUUUではチームメンバー数人でDifyを使ってるんですが、Sandboxだと絶対に回らない。
テキトー教師特にナレッジベースの50MB→5GBというのは大きいですよ。社内ドキュメントをRAGで使いたいとなると、すぐ50MBは超えますから。
受講生さんが「社内チャットボットを作りたい」と言う場合、Professionalからスタートすることをすすめています。
受講生さんが「社内チャットボットを作りたい」と言う場合、Professionalからスタートすることをすすめています。
室谷あとAPIレート制限がなくなるのも重要です。Sandboxの5,000回/月って、ちょっとしたアプリを作って運用し始めたらあっという間に超えます。
本番運用するならProfessionalは最低ラインですね。
本番運用するならProfessionalは最低ラインですね。
テキトー教師年払いオプションを使えば、月$49(年$588)になります。月払いの$59×12=年$708と比べると約120ドル、1万5,000円ほど安くなる計算です。
長期で使うなら年払いを最初から選ぶ方がいいですね。
長期で使うなら年払いを最初から選ぶ方がいいですね。
Teamプランが必要になるのはどんなケース?
室谷Teamプランは月$159です。これになるとかなり本格的なチーム開発向けになってきます。
テキトー教師Professionalとの主な違いを整理するとこういう感じですね。
| 項目 | Professional($59/月) | Team($159/月) |
|---|---|---|
| メッセージクレジット | 5,000回/月 | 10,000回/月 |
| チームメンバー | 3人 | 50人 |
| アプリ数 | 50個 | 200個 |
| ナレッジドキュメント | 500件 | 1,000件 |
| ナレッジストレージ | 5GB | 20GB |
| ナレッジリクエスト制限 | 100回/分 | 1,000回/分 |
| トリガーイベント | 20,000回/月 | 無制限 |
| ワークフロー実行 | 高速 | 最優先 |
室谷チームメンバーが3人→50人というのが一番大きい変化ですね。中規模チームで複数人がDifyを使って開発していくなら、Teamプランが必要になります。
テキトー教師ナレッジリクエストが100回/分から1,000回/分に10倍になるのも、RAGを本番で使ってるチームには大きいですよ。ユーザーが同時に大量アクセスしてくるようなアプリを運営してると、100回/分の制限はきつくなる場面がある。
室谷海外でDifyを使ってるスタートアップの話を聞くと、最初はProfessionalで始めて、チームが5人以上になったらTeamに切り替えるというパターンが多いんですよね。3人という上限はかなりタイトなので・・・
テキトー教師コミュニティのメンバーさんでも「3人でProfessionalを使ってたら4人目が入れなくて困った」という話はよく聞きます。チームの人数が増えてきたらTeamへの移行を早めに検討した方がいいですね。
セルフホスト版:無料のコミュニティプランという選択肢
室谷ここからセルフホスト版の話をしましょう。Difyの著書を書くくらいなので(笑)、セルフホスト版は特に詳しく話せますよ。
テキトー教師室谷さんの本(「お金を使わず、AIを働かせる『Dify』活用」、ぱる出版)でもセルフホストについて触れてますよね。コミュニティのメンバーさんからも「本を読んでセルフホストに挑戦しました」という声をよく聞きます。
室谷コミュニティプランは完全無料です。Difyのソフトウェア自体はオープンソース(GitHubのスター数は13万5,000以上)なので、サーバーさえ用意すれば無料で動かせます。
Dockerで簡単にセットアップできますし、VPSを借りれば月1,000〜3,000円程度で運用できる。
Dockerで簡単にセットアップできますし、VPSを借りれば月1,000〜3,000円程度で運用できる。
テキトー教師コミュニティ版で使えるのは基本的にクラウド版と同じ機能ですが、エンタープライズ向けの機能(SSO、監査ログ、高度なカスタムロール等)は含まれていません。でも個人開発や中小企業の社内ツールなら十分です。
室谷セルフホストの最大のメリットはデータが自分のサーバー上にとどまること。金融や医療など、データを外部に出せない業種の企業が採用するケースが多いです。
あと大量のメッセージを処理するなら、クラウド版のクレジット制限を気にしなくていいのも大きい。
あと大量のメッセージを処理するなら、クラウド版のクレジット制限を気にしなくていいのも大きい。
テキトー教師ただしデメリットもあって、サーバーの管理・メンテナンス、アップデート作業、バックアップ、セキュリティ対応が全部自分の責任になります。エンジニアがいる会社ならいいんですが、非エンジニアが一人でやるのはかなりハードルが高い。
室谷そこで中間の選択肢が出てきます。AWS Marketplace経由でDify Premiumプランを使う方法です。
Dify Premium on AWS:$0.30/時間の使いどころ
テキトー教師Dify Premiumプランは、AWS Marketplace経由で利用するセルフホスト型のプランです。料金は$0.30/時間。
月あたりに換算すると約$216です。
月あたりに換算すると約$216です。
室谷クラウド版のTeamプラン($159/月)より高くなるんですよね。なのでコスト面だけで見るとTeamの方が安い。
じゃあPremiumをなぜ使うかというと・・・データを自社AWS環境内に置いておきたいけど、完全な自前運用はしたくない、というニーズに応えるプランなんです。
じゃあPremiumをなぜ使うかというと・・・データを自社AWS環境内に置いておきたいけど、完全な自前運用はしたくない、というニーズに応えるプランなんです。
テキトー教師規制業界で「データをAWS日本リージョンから外に出せない」という要件がある企業が使うイメージですね。AWSのVPC内で動くので、ネットワーク的にもコントロールしやすい。
室谷ただ正直、このPremiumプランはかなりニッチな選択肢で、大多数の人にとってはクラウド版のTeamかコミュニティ版のどちらかで事足りると思います。
Dify Enterpriseプランとは?年$150,000の価値
室谷最後にDify Enterpriseについて話しましょう。年$150,000、つまり月換算で約$12,500。
日本円で月180万円以上です。
日本円で月180万円以上です。
テキトー教師桁が一つ違いますね・・・これはもはや大企業向けのプランで、個人や中小企業が検討するものではないですよね。
室谷Enterpriseの場合、AWSとDify社の両方からサポートが受けられる仕組みです。主要な機能としては、SSO(シングルサインオン)連携、包括的な監査ログ、カスタムロール管理、無制限ワークスペース、専用Slackチャンネルでのサポート、99.9%以上のSLA保証などが含まれます。
テキトー教師実際の導入事例を見ると、株式会社リコーが全社的なAI民主化のためにDify Enterpriseを入れた事例が公開されていますね。エンジニア以外の社員でもAIワークフローを作れる環境を整備したと。
室谷Volvo Carsも使ってるらしいんですよ。グローバル企業が採用してるというのは、プラットフォームとしての信頼性の証明でもあります。
日本でも製造業を中心に「全社AI推進」の文脈でDify Enterpriseの問い合わせが増えてると聞いてます。
日本でも製造業を中心に「全社AI推進」の文脈でDify Enterpriseの問い合わせが増えてると聞いてます。
テキトー教師MYUUUさんはクライアントのDify導入支援もしてますよね?エンタープライズの引き合いは来てますか?
室谷来てますよ。大企業向けのAI推進支援では、Dify Enterpriseかそれに相当するセルフホスト構成の提案が増えてます。
ただしEnterpriseプランは「まず話を聞きたい」ということで問い合わせボタンを押してから商談になるので、金額も含めてカスタム交渉になります。
ただしEnterpriseプランは「まず話を聞きたい」ということで問い合わせボタンを押してから商談になるので、金額も含めてカスタム交渉になります。
Dify 料金プランの選び方:ユースケース別に整理
テキトー教師ここまで各プランを見てきたので、「自分はどれを選ぶべきか」を整理しましょう。受講生さんが一番聞きたいのはここですよね。
室谷ですね。講座で使うチェックリスト的なものを作ると・・・
まず「個人でDifyを試したい・学習目的」なら: → クラウド版Sandboxプランで十分。自前のAPIキーを設定すれば無料でかなり使えます。
「個人で本番アプリを作りたい」なら: → クラウド版Professionalプラン(月$59)か、技術スキルがあるならコミュニティ版のセルフホスト。
「2〜3人の小規模チームで使う」なら: → クラウド版Professionalプラン(月$59)が最もコスパが良い。
「5人以上のチームで使う・社内に複数のアプリを展開したい」なら: → クラウド版Teamプラン(月$159)を検討。
「データをクラウドに出せない・大量処理が必要」なら: → セルフホスト版コミュニティプラン(無料+サーバー費用)。
「大企業でガバナンス・セキュリティ要件がある」なら: → Dify Enterprise(要問い合わせ)かセルフホスト版のカスタム構築。
テキトー教師実際のところ、コミュニティのメンバーさんの8割くらいはSandbox(無料)かProfessional($59)のどちらかで解決しています。TeampプランはDifyを本格的にビジネス運用し始めた人が選ぶイメージですね。
室谷MYUUUでの経験で言うと、クライアントへのDify導入提案では、まず3ヶ月間Professionalプランで試してもらって、使用量と人数が増えてきたらTeamかセルフホストに移行するパターンが多いです。
Dify有料プランと無料プランの違いを深掘り
テキトー教師「有料にしたら何が変わるの?」という質問、ほんと多いんですよ。金額だけ見て「高い」と思ってる人に、具体的な差を説明する必要があります。
室谷一番体感できる違いは「ドキュメント処理速度」です。Sandboxは「標準処理」で、Professionalは「優先処理」、Teamは「最優先処理」になります。
具体的にどれくらい違うかというと・・・大量のPDFをナレッジベースに取り込むとき、Sandboxだと処理キューに入って数十分待つことがあります。Professionalだと数分で終わる。
具体的にどれくらい違うかというと・・・大量のPDFをナレッジベースに取り込むとき、Sandboxだと処理キューに入って数十分待つことがあります。Professionalだと数分で終わる。
テキトー教師「ナレッジベースに社内マニュアル200本を取り込みたい」みたいなケースだと、処理速度の差はかなり実感します。受講生さんでも「Sandboxで試してたら取り込みに1時間かかって諦めた」という話を聞いたことがある。
室谷ログ履歴も重要です。Sandboxは30日間しかログが残りません。
本番運用するアプリは過去のやり取りを振り返ったり、エラーを調査したりする必要があるので、ログが消えると困ります。Professionalからは無制限にログが残ります。
本番運用するアプリは過去のやり取りを振り返ったり、エラーを調査したりする必要があるので、ログが消えると困ります。Professionalからは無制限にログが残ります。
テキトー教師アノテーション機能も差がありますよね。Sandboxは10件までしかアノテーション(AIの回答に正解ラベルを付ける機能)ができません。
チャットボットの品質を上げていくには、アノテーションを積み重ねていく必要があるので、10件だとすぐ限界が来ます。Professionalだと2,000件になります。
チャットボットの品質を上げていくには、アノテーションを積み重ねていく必要があるので、10件だとすぐ限界が来ます。Professionalだと2,000件になります。
室谷これはQuality Assurance(QA)のデータを積み上げてモデルを改善していく、という本番運用に欠かせない機能ですからね。Sandboxでは本番品質のアプリは作れない、ということです。
Dify クラウド版の料金とモデルプロバイダーの費用の関係
テキトー教師料金で誤解が多いポイントがもう一つあります。Difyのサブスクリプション費用と、AIモデル(GPT-4o、Claude等)のAPI費用は別物だという点です。
室谷これ、めちゃくちゃ大事な話なんですよね。Difyにお金を払っても、使うAIモデルの費用は別途かかります。
Difyはあくまで「AIアプリを作るためのプラットフォーム」で、モデルそのものはOpenAIやAnthropicが提供しています。
Difyはあくまで「AIアプリを作るためのプラットフォーム」で、モデルそのものはOpenAIやAnthropicが提供しています。
テキトー教師整理するとこういう構造です。
- Difyのサブスクリプション費用:DifyのSaaS利用料(月$0〜$159〜)
- モデルAPI費用:OpenAI、Anthropic、Google等のAPI使用料(従量課金)
室谷ただし一点補足すると、DifyのSandboxプランの「200メッセージクレジット」は、DifyがビルトインモデルのAPI費用を肩代わりしてくれる枠です。なので200回分はモデルAPI費用も含めて無料で試せる。
それ以降は自前のAPIキーが必要になります。
それ以降は自前のAPIキーが必要になります。
テキトー教師「DifyにProfessionalプランで$59払えばGPT-4oが使い放題になるの?」という誤解が割とある。そうじゃなくて、DifyのプラットフォームとAPIキーを設定するための環境に$59を払う、という話ですね。
GPT-4oの費用は別にOpenAIに払います。
GPT-4oの費用は別にOpenAIに払います。
室谷コスト感覚として整理すると・・・月にDifyで1,000回GPT-4oを動かすなら、Difyの費用+OpenAI APIの費用(1,000回分)がかかります。DifyのProfessionalプランの5,000メッセージクレジットは、自前のAPIキーを使わずにDifyのビルトインモデルを使う場合の利用量の上限です。
テキトー教師ここの構造を理解してから料金計画を立てないと、思ったより費用がかかった、という話になりやすいです。事前にどのモデルをどれくらいの頻度で使うかを見積もっておくことをすすめています。
セルフホスト版と商用利用ライセンスの関係
室谷Difyのオープンソース版(コミュニティプラン)には、商用利用についての制限があります。これもよく質問が来るポイントですね。
テキトー教師「Difyのセルフホスト版を使って、クライアントにサービス提供していいの?」という質問、多いですよね。ライセンスの話は混乱しやすいです。
室谷DifyはApache 2.0ライセンスをベースにしつつ、追加条件が設けられています。具体的には「Difyの名称やロゴをそのまま使って商用製品として販売する」「SaaSとして大規模展開する」といった場合は、エンタープライズライセンスが必要になる可能性があります。
テキトー教師ただし「自社内でDifyを使って社内ツールを作る」「クライアント企業向けに導入支援してDifyを構築する」といった用途は、多くの場合コミュニティプランの範囲内で問題ないことが多いです。
室谷詳しくはDifyの公式ドキュメントやGitHubのライセンスページを確認することをおすすめします(
テキトー教師「dify ライセンス 商用利用」「dify community enterprise 違い」というキーワードで調べる人が多いですが、ライセンスの解釈は変わることがあるので、定期的に公式情報を確認する習慣をつけることを講座でも伝えています。
Difyの料金、よくある質問
室谷最後によくある質問をまとめましょう。これ、毎回同じ質問が来るので・・・
テキトー教師「Dify フリープラン」「Dify 無料 有料 違い」で検索してくる人が多いですよね。
Q: Difyのクラウド版は学生・教育者向けの割引はある?
室谷公式サイトには「Dify is free for students and educators」(学生と教育者は無料)という記載があります。詳細は公式サイトから問い合わせるとのことで、有料プランを無料または割引で利用できる可能性があります。
テキトー教師教育機関で使う場合は必ず問い合わせてみる価値があります。
Q: 年払いにするとどれくらい安くなる?
室谷「Bill Annually Save 17%」と表記されています。Professionalで月払い$59→年払い$49相当(年$588)、Teamで月払い$159→年払い$132相当(年$1,584)となります。
テキトー教師長期で使う予定があるなら年払いが断然お得ですね。
Q: Sandboxプランのメッセージクレジット200回を使い切ったら?
室谷有料プランにアップグレードするか、自前のAPIキーを設定して使い続けることができます。クレジットを使い切っても、APIキーを登録しておけば引き続き使えます。
テキトー教師この点を知らずに「クレジットなくなったから使えない」と諦めてしまう人が多い・・・。自前のAPIキーを入れれば続けられますよ、とお伝えしています。
Q: Difyのセルフホスト版を使うのに必要なスペックは?
室谷最小構成であれば、CPUが2コア以上、メモリ4GB以上、ストレージ数十GBのサーバーがあれば動かせます。AWSやGCPのt3.smallやe2-smallクラスのインスタンスから試せます。
ただし本番運用で大量アクセスがある場合はスペックを上げる必要があります。
ただし本番運用で大量アクセスがある場合はスペックを上げる必要があります。
テキトー教師VPSは月1,000〜2,000円程度から借りられるので、まずは小さいインスタンスで試してみるのが良いと思います。
Q: Dify SaaS版(クラウド版)のデータはどこに保存される?
室谷Dify社のクラウドインフラ(AWSベース)に保存されます。データの詳細な保管場所や取り扱いについては、公式のプライバシーポリシー(
まとめ:Difyの料金プランの選び方
室谷整理しましょう。Difyの料金プランは、クラウド版とセルフホスト版に分かれていて、それぞれにニーズに合った選択肢があります。
テキトー教師2026年4月時点の情報をまとめるとこうなります。
| プラン | 料金 | こんな人向け |
|---|---|---|
| Sandbox(クラウド) | 無料 | 学習・試用目的 |
| Professional(クラウド) | $59/月(年払いで$49/月) | 個人・小規模チーム(3人以下)の本番利用 |
| Team(クラウド) | $159/月(年払いで$132/月) | 中規模チーム(5人以上)の本番利用 |
| Enterprise(クラウド) | 要問い合わせ | 大企業・高度なセキュリティ要件 |
| コミュニティ(セルフホスト) | 無料(サーバー費別途) | エンジニアが自前運用できる場合 |
| Premium on AWS | $0.30/時間 | AWS環境内でデータ管理したい企業 |
| Enterprise on AWS | 年$150,000〜 | 大企業のガバナンス・SLA要件 |
室谷迷ったらまずSandboxで試して、自前のAPIキーを設定して動かしてみる。その後、チームで使うならProfessional、大きなチームや本格運用ならTeam、という順番で考えるのがシンプルだと思います。
テキトー教師「最初からお金をかけないと始められない」ということは全然なくて、Sandboxで十分学べます。ただ「これ仕事で使えるかも」と思ったら、早めにProfessionalへの移行を検討してみてください。
月$59の費用対効果は、本番運用してみるとわかってきます。
月$59の費用対効果は、本番運用してみるとわかってきます。
室谷Difyはオープンソースで世界中のユーザーに使われていて、プラットフォームとしての信頼性は高いです。料金プランも比較的わかりやすい構造なので、この記事を参考にして自分のユースケースに合ったプランを選んでみてください。
参考情報
- Dify公式料金ページ:https://dify.ai/pricing
- Dify公式GitHubリポジトリ:https://github.com/langgenius/dify
- Dify Cloud Pricing詳細解説(Archit Jain):https://www.architjn.com/blog/dify-cloud-pricing-plans-free-tier-when-to-self-host
