「Expert Intelligence」とは?Googleが発表した新しいAI書籍活用の取り組み
「Expert Intelligence」の登場で何が変わるか
従来のNotebookLM
- ユーザーがアップロードした文書やPDFが対象
Expert Intelligence(新)
- 購入したGoogle Play Booksの電子書籍を直接追加可能
- 商用出版されている書籍そのものを取り込める
- 信頼できる高品質な情報をAI製品で活用
- 今後ほかのGoogle製品にも展開される予定
室谷代表取締役Googleがまた面白いもの出しましたね。「Expert Intelligence」って聞きました?
テキトー教師DotAI 認定講師聞きました聞きました。Googleが公式ブログで発表した、信頼できる書籍の知識をAI製品で活用できるようにする新イニシアチブですよね。
第一弾として、購入したGoogle Play Booksの電子書籍をGemini Notebookに直接追加できるようになった、と。
第一弾として、購入したGoogle Play Booksの電子書籍をGemini Notebookに直接追加できるようになった、と。
室谷代表取締役そうなんですよ。つまり、自分が所有している電子書籍をGemini Notebookに取り込んで、その本に基づいてAIと対話できるようになった。
これは結構大きな話だと思うんですけど。
これは結構大きな話だと思うんですけど。
テキトー教師DotAI 認定講師確かに。単に本をアップロードできるって話じゃないんですよ。
この「Expert Intelligence」は、著者や出版社、専門家の知見を、GoogleのAIプロダクト全体で活用するための横断的な取り組みなんです。今回のGemini Notebook対応はその第一歩で、今後ほかのGoogle製品にも展開される予定だとか。
この「Expert Intelligence」は、著者や出版社、専門家の知見を、GoogleのAIプロダクト全体で活用するための横断的な取り組みなんです。今回のGemini Notebook対応はその第一歩で、今後ほかのGoogle製品にも展開される予定だとか。
室谷代表取締役なるほど。Googleが「信頼できる高品質な情報」にこだわってる、ってのがポイントですよね。
以前NotebookLMで読書が変わる? AIと深く読む新しい方法でも似た話をしましたけど、あれはユーザーがアップロードした文書やPDFが対象でした。今回は商用出版されている書籍そのものが取り込める。
これは読書体験がかなり変わるんじゃないですかね。
以前NotebookLMで読書が変わる? AIと深く読む新しい方法でも似た話をしましたけど、あれはユーザーがアップロードした文書やPDFが対象でした。今回は商用出版されている書籍そのものが取り込める。
これは読書体験がかなり変わるんじゃないですかね。
購入したGoogle Play Booksの電子書籍をGemini Notebookに追加するには?
テキトー教師DotAI 認定講師では、具体的な使い方を見ていきましょう。まず、対応しているのはGoogle Play Booksで購入した電子書籍です。
その中から「選択された電子書籍」をGemini Notebookに追加できる、と。ただし、注意点が一つ。
その中から「選択された電子書籍」をGemini Notebookに追加できる、と。ただし、注意点が一つ。
室谷代表取締役あ、わかります。その本を実際に所有していることが条件になるんですよね?
テキトー教師DotAI 認定講師その通りです。Googleは著者や出版社と協力してコントロールを設定していて、書籍と対話するにはGoogle Play Booksでその本を購入している必要がある。
もしノートを共有した場合、他の共同作業者には自分の分を購入するように促される、と明記されています。
もしノートを共有した場合、他の共同作業者には自分の分を購入するように促される、と明記されています。
室谷代表取締役これは大事なポイントですね。DRMというか、著作権を尊重した形で実装してるんですよね。
じゃあ、どうやるんですか?Gemini Notebookの画面からPlay Booksを連携させる感じですかね。
じゃあ、どうやるんですか?Gemini Notebookの画面からPlay Booksを連携させる感じですかね。
テキトー教師DotAI 認定講師詳細なUIまでは公表されていませんが、発表資料では「購入済みの電子書籍を直接Gemini Notebookに追加できる」と説明されています。既存のGemini NotebookはファイルやPDFをアップロードして使うので、その流れでPlay Booksの本がソースとして選べるようになる、という認識でいいでしょう。
室谷代表取締役なるほど。私もMYUUUの事業で社内ドキュメントをGemini Notebookに突っ込んで使ってるんですけど、あの感覚で市販の書籍が扱えるようになるのは大きいですね。
本の内容をAIに質問&インフォグラフィック・音声概要・クイズを自動生成する新機能
本の内容をAIに質問&自動生成できる機能
質問
本の内容に基づいてAIが回答
インフォグラフィック
視覚的に本の内容を整理
音声概要
音声で通勤中などに復習
クイズ
理解度チェックで知識を定着
テキトー教師DotAI 認定講師で、単に質問に答えるだけじゃないのが今回のポイントです。本を追加すると、その本に基づいて回答を得られるのはもちろん、インフォグラフィックスや音声概要(Audio Overviews)、クイズなどを自動生成できるようになるんですよ。
室谷代表取締役インフォグラフィックとクイズは新しいですよね。従来のGemini Notebookにも音声概要はありましたけど、書籍に対して使えるようになったのはかなり実用的。
たとえば、難解なビジネス書を読んだ後に、クイズで理解度チェックができるとか。
たとえば、難解なビジネス書を読んだ後に、クイズで理解度チェックができるとか。
テキトー教師DotAI 認定講師ええ。これは「本を読む」という行為を、AIがいろんな角度からサポートしてくれるイメージです。
インフォグラフィックで視覚的に整理したり、音声で通勤中に復習したり、クイズで知識を定着させたり。読者が本を繰り返し読んで、その教訓を自分の人生に応用したい、というニーズに応えた形ですね。
インフォグラフィックで視覚的に整理したり、音声で通勤中に復習したり、クイズで知識を定着させたり。読者が本を繰り返し読んで、その教訓を自分の人生に応用したい、というニーズに応えた形ですね。
室谷代表取締役Googleが著者や出版社にインタビューしたら、読者はお気に入りの本を何度も読み返して、そこから得た教訓を生活に活かしている、という気づきがあったとか。だから単なる要約じゃなくて、対話や生成機能を付けたんでしょうね。
複数の本と自分のメモを組み合わせて実務に生かす具体例
実務に生かす3つの具体例
マネージャーの例
『Radical Candor』を参照し、従業員へのフィードバックや難しい会話の進め方をGemini Notebookにブレインストーミングさせる。
女性の例
自分の日記をアップロードし、『The New Menopause』と組み合わせて、専門知識が自分の状況にどう当てはまるかを引用付きで理解する。
親の例
冷蔵庫の中のものを写真で撮り、『Food Rules』に基づいて家族向けの健康的な1週間の食事プランを作ってもらう。
テキトー教師DotAI 認定講師公式ブログには、具体的なユースケースが3つ紹介されています。まずはマネージャーの例。
Kim Scottの『Radical Candor: Be a Kick-Ass Boss Without Losing Your Humanity』を参照しつつ、従業員にフィードバックを渡す方法や難しい会話の進め方について、Gemini Notebookにブレインストーミングさせる、というもの。
Kim Scottの『Radical Candor: Be a Kick-Ass Boss Without Losing Your Humanity』を参照しつつ、従業員にフィードバックを渡す方法や難しい会話の進め方について、Gemini Notebookにブレインストーミングさせる、というもの。
室谷代表取締役ああ、これはわかります。マネージャー論の本って、読んだはいいけど実際の場面でどう使うか悩むじゃないですか。
でも、Gemini Notebookに「今度こんなフィードバックをしなきゃいけないんだけど」って投げれば、その本の内容に基づいて具体的な戦略を提案してくれるんですよね。
でも、Gemini Notebookに「今度こんなフィードバックをしなきゃいけないんだけど」って投げれば、その本の内容に基づいて具体的な戦略を提案してくれるんですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師次に、女性の例です。彼女は自分の日記をノートにアップロードして、『The New Menopause』と組み合わせる。
Dr. Mary Claire Haverの専門知識が自分の状況にどう当てはまるかを、本の該当箇所への直接引用付きで理解できる、と。
Dr. Mary Claire Haverの専門知識が自分の状況にどう当てはまるかを、本の該当箇所への直接引用付きで理解できる、と。
室谷代表取締役自分のプライベートな情報と本を組み合わせるのは、まさに「Expert Intelligence」の真骨頂ですよね。日記を安全にアップロードして、本の専門知識と照合してもらえる。
しかも引用が付くから、ただのAIの推測じゃなくて、著者の言葉に裏打ちされている。
しかも引用が付くから、ただのAIの推測じゃなくて、著者の言葉に裏打ちされている。
テキトー教師DotAI 認定講師最後は、親の例。冷蔵庫の中のものを写真で撮って、Michael Pollanの『Food Rules: An Eater's Manual』に基づいて、家族向けの健康的な一週間の食事プランを作ってもらう。
写真入力と書籍の知識を組み合わせるという、かなりリッチな使い方ですよね。
写真入力と書籍の知識を組み合わせるという、かなりリッチな使い方ですよね。
室谷代表取締役これはまた具体的なシーンが浮かびますね。でも、こういう実用例を見ると、単なる「本の要約ツール」じゃなくて、本を知識基盤にしたパーソナルアシスタントって感じがします。
テキトー教師DotAI 認定講師そう言えますね。しかも、複数の本を組み合わせることもできますから、たとえばリーダーシップ関連の本を何冊か入れて、自分独自のメモと一緒に「うちのチームに当てはめるとどうなる?」みたいな質問もできる。
これが次のセクションで話す「信頼できる情報」に繋がっていくわけです。
これが次のセクションで話す「信頼できる情報」に繋がっていくわけです。
なぜ“信頼できる情報”にこだわる?著者・出版社との協議から生まれた背景
室谷代表取締役今回の発表で重要なのは、Googleが著者や出版社と何カ月も協議してきたという点ですよね。背景ブリーフにもありましたが、AI業界では他社のプロダクトが既に長文要約やQ&Aを提供している中で、購入した書籍をそのままAIに取り込めるサービスはまだ多くない。
テキトー教師DotAI 認定講師ええ。Googleはここで「信頼できる、高品質な情報」という軸を打ち出しています。
単にウェブ上のあいまいな情報ではなく、著名な著者や専門家、出版物の知見をAIが参照する。そのために、著者・出版社と協力して本を取り込む仕組みを構築したわけです。
単にウェブ上のあいまいな情報ではなく、著名な著者や専門家、出版物の知見をAIが参照する。そのために、著者・出版社と協力して本を取り込む仕組みを構築したわけです。
室谷代表取締役技術的には、電子書籍をGemini Notebookに読み込めてしまえば、あとは既存のRAGみたいな仕組みで動くはずです。でも、権利処理やコントロールがすごく大変だったんだろうなと。
たとえば、ノートを共有する場合は他の人が自分のコピーを購入する必要がある、という設計は、なかなか思いつかないですよ。
たとえば、ノートを共有する場合は他の人が自分のコピーを購入する必要がある、という設計は、なかなか思いつかないですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師これは出版社との信頼関係を築く上で大事なポイントです。Googleは15人以上のベストセラー著者と連携して、著者の補足資料や追加ソースを含む「Featured Notebooks」も用意しました。
Steven PinkerやMichael Pollan、Jennifer Wallaceといった名前が挙がっています。ただ、これはあくまで一部で、参加しているのは主要出版社の書籍が中心です。
Steven PinkerやMichael Pollan、Jennifer Wallaceといった名前が挙がっています。ただ、これはあくまで一部で、参加しているのは主要出版社の書籍が中心です。
室谷代表取締役しかもローンチ時点で10万冊以上ですからね。BloomsburyやPenguin Random House、Macmillan Publishers、O'Reilly Mediaあたりが名を連ねている。
これはかなり大きなラインナップですよ。
これはかなり大きなラインナップですよ。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。でも、私が注目したいのは「著者・出版社から信頼されるAI」という方向性です。
AIが本の内容を勝手に学習している、という懸念に対して、Googleは「あなたが購入した本だけを、その本に基づいて扱う」という明確な線引きをした。これは教育的な観点からも良いモデルだと思います。
AIが本の内容を勝手に学習している、という懸念に対して、Googleは「あなたが購入した本だけを、その本に基づいて扱う」という明確な線引きをした。これは教育的な観点からも良いモデルだと思います。
今後の展開とよくある質問:他Google製品への応用や気になる疑問を解説
室谷代表取締役では最後に、今後の展開とよくある疑問を整理しましょう。公式発表では「Expert IntelligenceはクロスGoogleイニシアチブで、他の製品もまもなく参加する」と言われています。
具体的にどの製品に展開されるかは、現時点では明らかにされていません。
具体的にどの製品に展開されるかは、現時点では明らかにされていません。
テキトー教師DotAI 認定講師ただ、Gemini Notebookが第一弾である以上、次はGoogleの別のAI製品が出てくるでしょうね。たとえば、Google検索やGeminiアプリとの統合なんかが考えられますが、あくまで推測です。
公式発表では「今後、さらに多くのGoogle製品に展開される予定」とだけ書かれています。
公式発表では「今後、さらに多くのGoogle製品に展開される予定」とだけ書かれています。
室谷代表取締役あと、よくある質問として、対応していない本はどうなるんだ、とか、購入していない本を試す方法はあるのか、といった疑問がありますが、そのあたりも現時点では明らかにされていません。今後のアップデートを待ちたいところですね。
テキトー教師DotAI 認定講師それと、気になるのは利用の際の料金です。Gemini Notebook自体は無料プランがありますが、Advancedプランに限定される機能なのかどうか。
これも公式発表では触れられていなかったので、私からは言及できません。ただ、本を追加するには購入が必要、という点ははっきりしています。
これも公式発表では触れられていなかったので、私からは言及できません。ただ、本を追加するには購入が必要、という点ははっきりしています。
室谷代表取締役なるほど。今回はとにかく「購入した本を、その本の著者と出版社が認めた形でAIに取り込める」という大きな前進が見えた発表でした。
私たち、.AI(ドットエーアイ)の読者にも、読書の仕方を変える可能性があるので、今後の動向を追いかけていきたいです。
私たち、.AI(ドットエーアイ)の読者にも、読書の仕方を変える可能性があるので、今後の動向を追いかけていきたいです。
テキトー教師DotAI 認定講師そうですね。それと、この件に関連して、AIの長期的な記憶や会話の自然さに興味がある方は、ChatGPT長期記憶のすべて:進化、使い方、注意点をプロが解説やChatGPTの音声がかわいい?GPT-Liveでさらに自然な会話体験も参考になるかもしれません。
室谷代表取締役うん、AIとの付き合い方という文脈で、こういう機能がどう変わっていくのか。特に「Expert Intelligence」は、情報の信頼性を重視する人にとっては朗報ですよね。
テキトー教師DotAI 認定講師ええ。今回の記事では、ソースにある事実だけを解説しましたが、今後のGoogleの発表次第で、この仕組みがどこまで広がるか楽しみです。
それでは、また次のニュースで。
それでは、また次のニュースで。
室谷代表取締役ありがとうございました。
