2026年7月29日

OpenAIがCodex Security CLIをリリース、OSSでセキュリティスキャン

室谷室谷代表取締役
OpenAIがまた静かに面白いもの出しましたね。Hacker Newsで見つかっちゃったって話ですけど(笑)。

セキュリティスキャンのCLI、『Codex Security CLI』です。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
そうなんですよ。公式Xでも『Hacker Newsに見つかる前にシェアしたかった』って書いてました。

それだけ注目度が高いってことでしょう。

OpenAIが静かにリリースした「Codex Security CLI」とは?

室谷室谷代表取締役
まずは何が発表されたかですね。OpenAIが突如リリースしたのは、コードリポジトリのセキュリティスキャンをコマンドラインから実行できるオープンソースのCLIです。

npmパッケージとして公開されてます。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
名前で『Codex』が付いてますけど、これは単にコード生成のモデルってわけじゃないんですね。むしろセキュリティスキャンに特化したツール。

OpenAIが言うには、リポジトリのスキャン、結果の追跡、修正の検証、CI/CDへの統合ができるとのこと。
室谷室谷代表取締役
まだ初期リリースで、コミュニティからのフィードバックを積極的に求めている立場ですね。npmのページを見ると、バージョン0.1.1で、セマンティックバージョニングに従ってて、1.0.0未満なのでAPIが変わる可能性もあると明記されてます。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
まさにプロダクトの初期段階って感じです。ただ、OpenAIのブランド力と、Codexのコード解析の実績を考えると、結構注目されるでしょうね。

インストール方法と基本コマンド

室谷室谷代表取締役
で、インストールはどうやるんですか?
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
シンプルです。npmでインストールします。
bash
npm install @openai/codex-security

もしくはnpxで直接実行もできます。

bash
npx @openai/codex-security@latest --help
室谷室谷代表取締役
動作環境としては、Node.js 22以上、Python 3.10以上が必要ですね。Python 3.10の場合はtomliパッケージもインストールしておく必要があると。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
そうですね。それと認証方法がいくつか用意されてて、ChatGPTのアカウントでログインする方法、デバイス認証、APIキーを環境変数に設定する方法があります。
bash
# ChatGPTログイン
npx codex-security login
npx codex-security scan .

# CI用にAPIキーを設定
printenv OPENAI_API_KEY | npx codex-security login --with-api-key
室谷室谷代表取締役
なるほど。CI/CDだとAPIキーを使うパターンが標準的ですね。

WindowsのPowerShellでの設定例も載ってました。

対応機能:リポジトリスキャン、結果追跡、修正検証、CI/CD統合

室谷室谷代表取締役
で、肝心の機能はどういうものか。公式の発表とnpmのドキュメントから整理すると、以下の4つが柱になります。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
はい、順番に見ていきましょう。
  • リポジトリスキャン: 指定したリポジトリやパスに対して静的解析を実行。結果にはソースの抜粋や脆弱性の詳細、再現手順が含まれる。
  • 結果追跡: スキャン実行ごとに結果を出力ディレクトリに保存し、経過を追跡できる。
  • 修正検証: コードを修正した後に再スキャンして、脆弱性が確かになくなったか確認できる。
  • CI/CD統合: コマンド一発でCIパイプラインに組み込める。認証もAPIキーで簡単に設定可能。
室谷室谷代表取締役
特にCI/CD統合は、このツールの売りの一つですね。"npx codex-security scan ."の一行をCIに追加するだけで、プルリクエストごとにスキャンできる。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
あとはTypeScriptのSDKも提供されていて、プログラムからも呼び出せるようになってます。既存のワークフローに組み込みやすい設計ですね。

従来のセキュリティスキャンツールとの違いは?

室谷室谷代表取締役
これまでにもCodeQLやSnyk、Semgrepみたいなセキュリティスキャンツールはありましたよね。Codex Security CLIはどう差別化するんでしょう?
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
まず一番大きな違いは、OpenAIが開発しているという点です。AIによるコードの文脈理解を活用して、従来のシグネチャベースでは見つけにくい論理的な脆弱性も検出できる可能性があります。

ただし、今回のリリースで実際にどの程度AIが使われているかは、公式情報からは明らかになっていません。
室谷室谷代表取締役
なるほど。それと、オープンソースであること、かつnpmで手軽に導入できるのも強みですね。

CodeQLはGitHub Actionsとの統合が前提ですが、これはCLI単体で動くので、GitLabやJenkinsなど他のCIにも簡単に組み込める。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
そうなんです。コスト面でも、商用SASTツールと違って無料で使えるのはスタートアップや個人開発者にとっては大きい。

もちろん、機能面ではまだ初期バージョンなので、SonarQubeやCheckmarxのような成熟したツールと比べると出来ることの幅は限られるかもしれません。
室谷室谷代表取締役
でも、OpenAIがこの分野に本格参入してきたという意味で、今後の進化が楽しみですね。

現時点の注意点と今後の展望

室谷室谷代表取締役
ただし、まだ初期リリースなので注意点もあります。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
そうですね。まずバージョン0.1.1で、1.0.0になるまではAPIが互換性なく変わる可能性があります。

つまり、本番環境で使い始めるのはまだ少しリスクがあるかも。
室谷室谷代表取締役
あと、公式ドキュメントにも書いてありますが、スキャン結果のディレクトリはリポジトリの外に保存して、アクセスを制限するように注意書きがあります。脆弱性の詳細が含まれるので、公開リポジトリに誤ってコミットしないようにということですね。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
それと、Node.js 22以上、Python 3.10以上と、比較的新しいランタイムが必要な点も、プロジェクトによっては導入障壁になるかもしれません。
室谷室谷代表取締役
今後の展望としては、OpenAIがフィードバックを募集しているので、コミュニティの要望によって機能が拡張されていくでしょう。例えば、より多くの言語対応(今は公式には明記されていない)、CI/CD向けのより深い統合、スキャン速度の改善などが考えられます。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
何より、Codexという名前が付いているので、将来的にはAIによる自動修正提案なども期待したいところですね。

よくある質問(FAQ)

室谷室谷代表取締役
このツールについて、よくある質問をいくつかQ&A形式でまとめてみました。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
はい、公式情報に基づいて答えます。

Q: Codex Security CLIはどのようにインストールしますか? A: npmを使ってnpm install @openai/codex-securityでインストールします。またはnpxで直接実行も可能です。Node.js 22以上、Python 3.10以上が必要です。

Q: 認証方法にはどんなものがありますか? A: ChatGPTのブラウザログイン、デバイス認証、またはAPIキーを使う方法があります。CI/CDではAPIキーを環境変数に設定するのが推奨です。

Q: スキャンできるのはどのようなコードですか? A: リポジトリ全体、特定のパス、コミット済みの差分、ワーキングツリーなどが対象です。対応言語については現時点では明らかにされていませんが、一般的な静的解析が可能です。

Q: CI/CDに統合するにはどうすればいいですか? A: CIの設定ファイルにnpx codex-security scan .というコマンドを追加し、APIキーを環境変数として設定するだけです。

Q: このツールは無料ですか? A: オープンソースで無料です。ただし、APIキーを使用する場合、OpenAIのAPI利用料金が発生する可能性があります。

Q: 既存のセキュリティツール(CodeQL、Snykなど)と何が違いますか? A: OpenAI製であること、AIによるコード理解が期待できること、npmで手軽にインストールできること、CI/CDへの統合が簡単であることが違いです。ただし、現在はまだ初期バージョンで機能は限定的です。

室谷室谷代表取締役
詳しくは、Codex入門:OpenAIのAIコーディングエージェントを徹底解説CodexとGitの連携をマスターでも関連情報を解説していますので、あわせてご覧ください。
テキトー教師テキトー教師.AI認定講師
最新の情報はOpenAIの公式リポジトリ(GitHub)やnpmページをチェックするのが確実です。初期リリースだからこそ、ぜひ試してフィードバックを送ってみてください。

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