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Claude Codeの命令(コマンド)完全ガイド【2026年最新】:スラッシュコマンド・CLIフラグ・口調設定・CLAUDE.mdルールまで徹底解説

室谷東吾
監修者室谷東吾(@0x__tom

株式会社MYUUU 代表取締役 / 日本最大級AIコミュニティ「.AI」創設者(累計2,000名超)/ セプテーニ・ホールディングス(電通グループ)と資本業務提携 / 著書「お金を使わず、AIを働かせる『Dify』活用」(ぱる出版、3刷)/ Xフォロワー約2万人

テキトー教師
監修者テキトー教師(@tekitoo_T_cher

.AI 認定講師 / 教育×AIの専門家 / 累計300名以上にAI活用を指導 / 「テキトーに学ぶ」がモットーの実践派講師 / Xアカウント

Claude Codeの命令(コマンド)完全ガイド【2026年最新】:スラッシュコマンド・CLIフラグ・口調設定・CLAUDE.mdルールまで徹底解説

Claude Codeの命令(コマンド)完全ガイド【2026年最新】:スラッシュコマンド・CLIフラグ・口調設定・CLAUDE.mdルールまで徹底解説

室谷室谷
今回はClaude Codeの「命令」と「コマンド」を深掘りしましょう。これ、.AI(ドットエーアイ)のコミュニティでも「何をどう打てばいいかわからない」って声がずっと多いんですよね・・・
テキトー教師テキトー教師
ほんとそうです。講座でも「Claude Codeを起動したはいいけど、その後どうすればいいの?」ってなる受講生さんが多いんですよ。

コマンドの種類が多すぎて全体像が見えない、というのが最初のハードルになってますね。
室谷室谷
整理すると、Claude Codeの「命令」って大きく分けて3種類あるんですよね。CLIコマンド(起動時に使うやつ)、スラッシュコマンド(セッション中に使うやつ)、そしてCLAUDE.mdで設定するルールや口調の指示、この3つです。
テキトー教師テキトー教師
そのフレームワーク、めちゃくちゃわかりやすいですね。「入力する命令の種類によって、いつ・どこで使うかが違う」というのがポイントです。

ターミナルで claude を起動する前に渡す命令と、起動した後に対話の中で渡す命令は別物なので。
室谷室谷
そうなんですよ。MYUUUのチームでは最初にこの3つを整理してから渡してるんですが、それだけで全員がスムーズに使えるようになりましたね。

この記事でも同じ流れで説明していきます。

Claude Codeのコマンド体系:3種類の命令を理解する

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まず全体像から把握しましょう。Claude Codeに対して命令を渡す方法は、大きく3つに分類できます。
室谷室谷
①起動コマンドとCLIフラグ、②セッション中のスラッシュコマンド、③CLAUDE.mdやsettings.jsonでの設定、この3つですね。
種類タイミング
CLIコマンド・フラグclaude 起動時claude --model opus, claude -p "query"
スラッシュコマンドセッション中(インタラクティブ)/clear, /compact, /model
CLAUDE.md・設定永続的なルール・口調指定Always respond in Japanese, Always use TypeScript

Claude Codeの3層コマンドシステム(CLIフラグ・スラッシュコマンド・CLAUDE.mdの関係)

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この表を見せると「あ、全部がバラバラじゃなくて体系になってるんだ」ってなる受講生さんが多いです。特に3番目のCLAUDE.mdの命令は「毎回プロンプトに書かなくていい」という点で別格なんですよね。
室谷室谷
実は2026年3月に流出したClaude Codeのソースコードの分析で明らかになったんですが、CLAUDE.mdの内容は会話の毎ターンにシステムプロンプトとして再注入されるんですよ。ここが本質なんですよね・・・
テキトー教師テキトー教師
それ、めちゃくちゃ重要な情報ですね。「CLAUDE.mdは1回読まれて終わり」じゃなくて、「毎ターン必ず読まれる」。

だから口調の設定をCLAUDE.mdに書いておくと、どんなに長い会話でも絶対に忘れないわけですね。
室谷室谷
逆に言えばCLAUDE.mdが長いとトークン消費が増える・・・でもプロンプトキャッシュが効くので実コストは軽減されます。適切な粒度で書くのがコツですね。

CLIコマンドとフラグ:claude 起動時の命令一覧

Claude Code CLIリファレンスのフラグ一覧(公式ドキュメントより)

室谷室谷
では各種類を順番に見ていきましょう。まず起動コマンドから。

公式ドキュメントに載っているCLIコマンドはこちらです。
コマンド説明
claude対話型セッションを開始claude
claude "query"初期プロンプトを指定して開始claude "このプロジェクトを説明して"
claude -p "query"SDKモードでクエリを実行後に終了claude -p "この関数を説明して"
cat file | claude -p "query"パイプでコンテンツを処理cat logs.txt | claude -p "説明して"
claude -c最近の会話を継続claude -c
claude -r "session" "query"指定セッションを再開claude -r "auth-refactor" "続きをやって"
claude update最新バージョンに更新claude update
claude auth loginAnthropicアカウントにログインclaude auth login
テキトー教師テキトー教師
この中でも -p フラグは特に重要ですよね。インタラクティブモードを起動せずにワンショットで結果を返す、いわゆる「SDKモード」なので、CI/CDやスクリプトと組み合わせて使えるのが便利です。
室谷室谷
MYUUUでもGitHub Actionsの中でClaude Codeに -p で命令を渡して、PRレビューを自動化してますよ。「パイプでログを渡して要約してもらう」とかも頻繁にやってます。
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受講生さんからよく質問が来るのが「-c と -r の違いは?」なんですが、-c今いるディレクトリで最近の会話を再開-rセッションIDや名前で特定の会話を再開という違いですね。複数のプロジェクトを並行している場合は -r を使って明示的に指定した方が安全です。

よく使うCLIフラグ

室谷室谷
CLIフラグも知っておきたいものがいくつかありますね。全部で50個以上あるんですが、実際によく使うのは限られてます。
フラグ説明使用例
--model使用モデルを指定claude --model claude-sonnet-4-6
--system-promptシステムプロンプトを置き換えclaude --system-prompt "You are a Python expert"
--append-system-promptシステムプロンプトに追記claude --append-system-prompt "Always use TypeScript"
--dangerously-skip-permissions権限確認をスキップ(注意)claude --dangerously-skip-permissions
--permission-mode権限モードを指定claude --permission-mode plan
--max-turnsエージェントターン数を制限claude -p --max-turns 5 "query"
--verbose詳細ログを表示claude --verbose
--debugデバッグモードclaude --debug "api,mcp"
テキトー教師テキトー教師
--system-prompt--append-system-prompt の使い分けも重要です。--system-prompt はデフォルトのシステムプロンプトを丸ごと置き換えるので、Claude Codeの組み込み機能を無効化することになります。

ほとんどの場合は --append-system-prompt で「追記」する方が安全ですね。
室谷室谷
そうなんですよ。公式ドキュメントでも「ほとんどのユースケースではappendフラグを使え」と明記されてます。

完全にコントロールしたい特殊な場面でのみ置き換えを使う、というのが正しい理解です。
テキトー教師テキトー教師
あとCLAUDE.mdにも --append-system-prompt 相当のことができるので、起動のたびにフラグを打たなくても済む、というのも覚えておくといいですね。

スラッシュコマンド:セッション中の命令一覧

Claude Codeのスラッシュコマンド一覧(公式ドキュメントより)

室谷室谷
次にスラッシュコマンドです。セッション中に / で始まるコマンドを打つと、様々な操作ができます。
テキトー教師テキトー教師
/ キーを打つと一覧がポップアップするので、最初は全部暗記しなくてもいいんですが、よく使うものは体に染み込ませておくと作業効率が全然違いますね。
室谷室谷
公式ドキュメントに載っているスラッシュコマンドの一覧は、こうなります。
コマンド目的
/clear会話履歴をクリアして新規セッションを開始
/compact会話を要約してコンテキストを節約
/model使用モデルを変更
/config設定インターフェースを開く
/memoryCLAUDE.mdメモリファイルを編集
/resume過去のセッションを再開
/initCLAUDE.mdを自動生成
/diff未コミットの変更を差分表示
/costトークン使用量を確認
/contextコンテキスト使用状況を表示
/planプランモードへ切り替え
/permissionsツールの許可設定を管理
/hooksフック設定を管理
/agentsサブエージェント設定を管理
/export会話をファイルにエクスポート
/helpヘルプを表示
/exitCLIを終了
テキトー教師テキトー教師
この中で特に押さえておきたいのが /compact ですね。コンテキストが大量に消費された状態で続きを書いてもらうのではなく、一度「ここまでのやり取りを要約して」とClaudeに処理させる。

コンテキスト管理の観点から非常に重要なコマンドです。
室谷室谷
MYUUUでは長いセッションになってきたら積極的に /compact を使うようにルールを作ってますね。あとよくあるのが「作業の途中でターミナルを閉じてしまった」というケース。

この場合は /resume で再開できるので安心してください。
テキトー教師テキトー教師
受講生さんに「セッションが途切れたら最初からやり直し?」って聞かれることが多いんですが、-c フラグや /resume でちゃんと継続できます。ここ、意外と知られてないですね。

スラッシュコマンドのよく使うパターン

室谷室谷
実際の作業でよく使うパターンとしては、こんな感じですかね。
# 新しいタスクを始めるとき
/clear

# コンテキストが溜まってきたとき
/compact 認証周りの実装に集中して要約して

# 使用コストを確認したいとき
/cost

# モデルを切り替えてより深く考えてほしいとき
/model claude-opus-4-7

# 何か変更する前に計画させたいとき
/plan
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/compact に「集中して要約してほしいテーマ」を引数として渡せるのが地味に便利ですよね。「現在の実装の課題に集中した要約」とか「セキュリティ観点でのまとめ」とか、コンテキストの引き継ぎ方をコントロールできます。
室谷室谷
/plan はかなり重要なコマンドで、実行前に計画を立てさせることで「勝手に変更されすぎる」という問題を防げます。特に大規模な変更をお願いする前には必ず使うようにしてますね・・・

CLAUDE.mdで命令する:口調と行動ルールを永続化する

Claude CodeのCLAUDE.md設定ガイド(公式ドキュメントより)

室谷室谷
さて、一番面白いセクションに入りましょう。CLAUDE.mdで「命令」を永続化する話です。

これ、使い始めた人が最初に驚くやつですね・・・
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「プロンプトを毎回書かなくていい」という感覚を一度覚えると、もう戻れないですよね。講座でこれを教えた瞬間に「え、最初からこれやればよかった」って声が必ず上がります。
室谷室谷
CLAUDE.mdで設定できるのは大きく分けて2種類。①Claudeの口調・返答スタイルを指定するルールと、②プロジェクトのコーディングルール・作業手順です。
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前者は「こういう口調で返してほしい」「日本語で答えてほしい」「返答は簡潔に」みたいな指示ですよね。後者はコードの書き方やファイル構成の決まりごと。

この2つをCLAUDE.mdに書いておくだけで、セッションをまたいでも一貫した動きをしてくれます。

口調・スタイルをCLAUDE.mdで設定する

室谷室谷
口調の設定から見ていきましょう。CLAUDE.mdにはシンプルに「こうしてほしい」という指示を書くだけでOKです。
# CLAUDE.md の例(口調・スタイル設定)

## 返答スタイル
- 日本語で回答すること
- 返答は簡潔にまとめること。長くなる場合は箇条書きを使う
- コードの説明は必ずコードブロックを使うこと
- 不明点があれば、実装を始める前に必ず確認する
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「不明点があれば確認する」という指示は特に重要ですよね。これがないと、あいまいな指示でどんどん実装を進めてしまって、後から全部やり直しになることがある。

受講生さんからこのパターンの失敗談をよく聞きます。
室谷室谷
海外の実践者コミュニティでも「Ask first, code later」という原則が広まってますよ。CLAUDE.mdに書いておくことで、何度も同じことを言わなくて済む。
テキトー教師テキトー教師
「英語のコードコメントが出てくる」という悩みも、CLAUDE.mdに「コードコメントは日本語で書くこと」と1行追加するだけで解決しますよね。これ、知らずに毎回プロンプトに書いてる人がいます。
室谷室谷
あとよくあるのが「Claudeが丁寧すぎる文体で答えすぎて読みにくい」というケース。CLAUDE.mdに「返答は簡潔に。

冗長な説明は省略する」と書いておくと、かなり改善されます。

コーディングルールをCLAUDE.mdで設定する

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次はコーディングルールの設定ですが、これが開発チームでClaude Codeを使う場合の核になります。
室谷室谷
MYUUUではCLAUDE.mdに以下のようなルールを入れてます。
# CLAUDE.md の例(プロジェクトルール)

## 技術スタック
- TypeScript(strict モード必須)
- Next.js 15 + App Router
- Supabase(PostgreSQL)

## コーディング規約
- コンポーネントはApp Routerのファイル規約に従うこと
- 型定義は必ず明示すること(any は禁止)
- テストを書かずにコードを完成させないこと

## 作業フロー
- 変更を加える前に必ず現状のコードを理解してから実装すること
- 大きな変更は小さなステップに分けて実装すること
- DBの変更はマイグレーションファイルを必ず作成すること
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この「DBの変更はマイグレーションファイルを必ず作成すること」みたいなルールが特に重要ですよね。プロジェクト固有の危険な操作を明示的に禁止しておくと、Claudeが勝手にDB構造を変えるという事故を防げます。
室谷室谷
そうなんですよ。一度このレベルでCLAUDE.mdを整備すると、チームメンバーが交代してもClaudeの動きが一定になるので、標準化ツールとして機能するんですよね。
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「新人がClaude Codeを使い始めてもプロジェクトのルールに沿ったコードが出てくる」という使い方もできますよね。CLAUDE.mdがオンボーディングドキュメントとしても機能する。

CLAUDE.mdの配置場所と優先順位

室谷室谷
CLAUDE.mdはどこに置くかによって、適用スコープが変わります。これも整理しておきましょう。
配置場所スコープ用途例
/Library/Application Support/ClaudeCode/CLAUDE.md(macOS)組織全体会社の全プロジェクト共通ルール
~/.claude/CLAUDE.mdユーザー全体個人の返答スタイル・口調設定
./CLAUDE.md または ./.claude/CLAUDE.mdプロジェクトチームで共有するコーディング規約
./CLAUDE.local.mdプロジェクト(個人)個人のローカル設定(gitignore推奨)
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口調設定は ~/.claude/CLAUDE.md に書くのがおすすめですね。「日本語で返答してほしい」「簡潔に答えてほしい」というのはプロジェクトに関係なく全部のプロジェクトで有効にしたいので。
室谷室谷
プロジェクト固有の設定は ./CLAUDE.md に書いてgitで共有する。チームへの周知もCLAUDE.mdをコミットするだけで完了する。

これが一番スマートな使い方ですね。
テキトー教師テキトー教師
CLAUDE.local.md は個人の「サンドボックスURL」や「テスト用のAPIキー」を書いておく場所として便利ですよね。gitignoreに入れておけば機密情報を誤コミットするリスクがない。

@importでCLAUDE.mdをモジュール化する

室谷室谷
CLAUDE.mdが大きくなってきたら、@ファイルパス 構文でファイルを分割インポートできます。
# CLAUDE.md(メインファイル)

プロジェクトの概要は @README.md を参照してください。

# 技術ガイドライン
@.claude/rules/typescript.md

# API設計規約
@docs/api-guidelines.md
テキトー教師テキトー教師
これで「READMEに書いてあることをCLAUDE.mdにも書く」という二重管理を防げるんですよね。READMEを更新すれば自動的にClaude Codeにも反映される。
室谷室谷
ただしインポートの深さは最大5層までという制限があります。それ以上入れ子にしてもロードされないので注意ですね。

カスタムコマンド(スキル)を作る

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ここからは少し発展的な話です。スラッシュコマンドは自分でも作れるんですが、それがClaude Codeの「スキル」という仕組みです。
室谷室谷
カスタムコマンドを作ると「毎回同じ作業を命令するのが面倒」という問題が解決されます。PR作成のフローとか、テスト実行してフィードバックするフローとかを /my-pr-review 一発で起動できるようになります。
テキトー教師テキトー教師
作り方はシンプルで、.claude/skills/ ディレクトリにマークダウンファイルを置くだけです。
# .claude/skills/pr-review.md

---
description: プルリクエストをレビューしてフィードバックを提供する
---

以下の手順でPRをレビューしてください:

1. `git diff main` で変更内容を確認する
2. 以下の観点でレビューする:
   - バグや論理エラーがないか
   - TypeScriptの型が正しく使われているか
   - テストが十分にあるか
3. 改善点を箇条書きでまとめる
4. 深刻な問題があれば最初に指摘する
室谷室谷
このファイルを置いておくと、セッション中に /pr-review と打つだけでこの手順を実行してくれます。チームで共有のスキルファイルを作っておくと、全員が同じ品質のPRレビューを受けられるようになりますね。
テキトー教師テキトー教師
受講生さんによっては「毎朝やること」を1つのスキルにまとめている人もいますよ。「Gitの状況確認 → 今日のタスクリスト作成 → 優先順位の提案」という流れを /morning-check 1コマンドで実行できるようにする感じですね。
室谷室谷
これはMYUUUでもやってる。エージェントのワークフローをスキルにしておけば、手順書を更新するのと同じ感覚でAIへの命令を更新できる。

人間の指示と同じ粒度で管理できるのが面白いですよね・・・

カスタムスキルのトリガー:明示的呼び出しと自動起動

テキトー教師テキトー教師
スキルには「自分でコマンドを打って起動する」場合と、「Claudeが文脈を読んで自動的に起動する」2つのパターンがあります。
室谷室谷
公式ドキュメントによると、スキルのマークダウンファイルに description を書いておくと、Claude Codeがそのスキルが適切な場面で自動的に使ってくれるんですよ。
---
description: TypeScriptのコードを書くときに使う規約集
---
テキトー教師テキトー教師
「これ、いつ使うのかClaudeが学習してくれる」ということですよね。「TypeScriptのファイルを開いたとき」「コードを書く指示が来たとき」に自動でスキルが読み込まれる、みたいな動きをしてくれます。
室谷室谷
Cursor的な文脈ですよね。ルールが「ファイルの種類に合わせて自動で変わる」という動き。

Claude Codeの .claude/rules/ ディレクトリでパス指定のルール設定ができるのと同じ発想です。

Bash命令とパイプ:CLIツールとの連携

テキトー教師テキトー教師
少し別の角度から。Claude Codeへの「命令」として、Bashコマンドをパイプで渡すパターンも非常に重要です。
室谷室谷
これはエンジニアというよりも「Claude Codeをスクリプトの一部として使う」という場面ですね。CI/CDやバッチ処理との統合で本領発揮します。
# ログファイルを渡して分析させる
cat error.log | claude -p "このエラーログの原因を特定して、修正方法を提案してください"

# git diffをClaudeに渡してコミットメッセージを生成させる
git diff --staged | claude -p "このdiffに基づいて、Conventionalコミット形式のコミットメッセージを生成してください"

# ファイルの内容をClaudeに渡してドキュメントを生成させる
cat src/api/handler.ts | claude -p "このコードのAPIドキュメントをMarkdown形式で生成してください"
テキトー教師テキトー教師
パイプ経由での命令はシンプルですが強力ですよね。「標準入力で受け取ったテキストをClaudeに処理させる」というパターンは、既存のシェルスクリプトに自然な形でAIを組み込めるので。
室谷室谷
git diff --staged をパイプでClaude Codeに渡してコミットメッセージを自動生成、これはMYUUUのチームでも使ってます。コミットメッセージの品質が一気に上がりましたね。
テキトー教師テキトー教師
最近は「PR作成時に自動でClaudeがテストとレビューをする」という自動化もよく見かけますね。GitHub ActionsでClaude Codeを -p モードで呼び出して、結果をPRコメントに追加する、みたいな構成です。
室谷室谷
そうなんですよね。海外のエンジニアコミュニティだと「Claude Codeをバイナリとして埋め込む」という表現もされてます。

インタラクティブに使うだけじゃなくて、ツールチェーンの一部として組み込む、という発想です。
テキトー教師テキトー教師
室谷さんがシェアしてたCLAUDE.mdの毎ターン再注入の話、あれが今回の記事のキーポイントですよね。「どこに命令を書くか」によって効果の持続性が全然違う。
室谷室谷
一時的な指示は「その場でプロンプトに書く」。セッション中ずっと有効にしたいなら「セッション開始時にシステムプロンプトフラグで渡す」。

永続的に毎回使いたいなら「CLAUDE.mdに書く」。この3層構造が大事です。

キーボードショートカット:インタラクティブモードの命令

テキトー教師テキトー教師
コマンドとはちょっと違いますが、Claude Codeには知っておくべきキーボードショートカットもたくさんあります。
室谷室谷
これ、知ってると知らないとで作業効率が全然違うんですよ。特に Shift+Tab は絶対覚えておきたい。
テキトー教師テキトー教師
Shift+Tab で権限モードが切り替わるやつですよね。Default → acceptEdits → plan → bypassPermissions の順に切り替わる。
室谷室谷
「確認なしで全部やってほしい」というときは bypassPermissions モードにする、「コードを変更せずに計画だけ立ててほしい」というときは plan モードにする、という使い分けですね。

よく使うショートカットをまとめると、こうなります。

ショートカット動作
Shift+Tab権限モードを切り替え(Default/acceptEdits/plan/bypass)
Ctrl+C現在の入力や生成をキャンセル
Ctrl+Lプロンプト入力をクリア(会話履歴は残る)
Ctrl+Rコマンド履歴を逆検索
Ctrl+Oトランスクリプトビューアーを開く
Esc + Esc会話を以前のポイントに巻き戻す
Ctrl+BBashコマンドをバックグラウンド実行に変更
Option+P(macOS)モデルを切り替え(プロンプトをクリアせずに)
Option+T(macOS)拡張思考モード(extended thinking)のON/OFF
テキトー教師テキトー教師
Esc + Esc の「巻き戻し」は地味に便利ですよね。「あの変更、やっぱりやめたい」というときに使えます。

Gitのチェックポイント機能と連携してるので、コードも会話も戻せる。
室谷室谷
Option+T で extended thinking をトグルできるのも知っておきたいですね。「ちょっと複雑な問題を深く考えてほしい」というときに、その場でオンにできる。
テキトー教師テキトー教師
macOSでこれらのOptionキーショートカットを使うには、ターミナルの設定で「Option を Meta キーとして使う」をONにする必要があります。iTerm2なら Settings → Profiles → Keys → General で設定できますね。
室谷室谷
これ知らなくてOptionショートカットが効かなかった人、コミュニティでも結構いました。確かにデフォルトだとONになってないんですよね・・・

ビムモードとテキスト編集ショートカット

テキトー教師テキトー教師
プロンプトの入力中にもテキスト編集のショートカットが使えます。Emacsスタイルのキーバインドが基本です。
室谷室谷
コマンドラインに慣れてる人は自然に使うやつですが、Claude Code入門者に改めて伝えると「あ、それ全部使えたんですか」って驚かれます。
ショートカット動作
Ctrl+Aカーソルを行頭に移動
Ctrl+Eカーソルを行末に移動
Ctrl+Kカーソルから行末まで削除
Ctrl+Uカーソルから行頭まで削除
Ctrl+W直前の単語を削除
Alt+B1単語前に移動
Alt+F1単語後ろに移動
Shift+Enter改行して複数行入力
テキトー教師テキトー教師
複数行のプロンプトを書くときは Shift+Enter で改行できます。長い指示や、複数のコードスニペットを含む場合に便利ですね。

iTerm2やGhostyなどのターミナルでは設定なしで使えます。VS CodeやCursorのターミナルでは /terminal-setup を実行してキーバインドを設定する必要があります。
室谷室谷
長いプロンプトを書くときは Ctrl+GCtrl+X Ctrl+E でデフォルトのテキストエディタが開きます。Vimやnanoで長文のプロンプトを書いてから貼り付けるのと同じ感覚で使えますよ。

命令の英語・日本語の扱い方

テキトー教師テキトー教師
Claude Codeへの命令は日本語でも英語でもどちらでも動きますが、少し違いがあります。
室谷室谷
これ、コミュニティでもよく議論になるんですが、結論としては「実行させたいのが英語のコードやコマンドなら英語で指示した方が精度が高い場合がある」というのがMYUUUでの体感ですね。
テキトー教師テキトー教師
ただ「日本語で返答してほしい」という設定をCLAUDE.mdに入れておけば、英語で指示しても日本語で返答してくれます。指示の言語と返答の言語は独立して設定できます。
室谷室谷
CLAUDE.mdに設定しておける口調のパターンをいくつか挙げると・・・
# 返答スタイルの設定例

## 基本スタイル
- 返答は日本語でお願いします
- 技術的な説明は簡潔に。コードで示せる場合はコードを優先してください
- コードのコメントは日本語で書いてください

## 確認ルール
- 実装を開始する前に、必ず「こういう理解でよいですか?」と確認してください
- データベースやファイルシステムへの変更は、実行前に必ず内容を表示して確認を取ってください

## 報告形式
- 作業が完了したら、何をどのように変更したかを箇条書きでまとめてください
- エラーが発生した場合は、エラーの原因と対処方法を明確に記述してください
テキトー教師テキトー教師
「データベースへの変更は確認を取る」という設定は特にチームでの利用時に重要ですよね。誰かが間違ったマイグレーションを走らせてデータが消えた、みたいな事故を防ぐための設定です。
室谷室谷
実際そういう事故が起きてからCLAUDE.mdを整備するケースが多いんですよね(笑)。「Claudeが勝手にやりすぎた」という失敗談からCLAUDE.mdが改善されていくパターン。
テキトー教師テキトー教師
失敗から学ぶのは大事ですが、先に学べるならその方がいい(笑)。CLAUDE.mdのテンプレートを共有しているGitHubリポジトリがいくつかあるので、参考にするといいですよ。

FAQ:命令に関するよくある疑問

室谷室谷
最後に、よくある質問をまとめておきましょう。
テキトー教師テキトー教師
「CLAUDE.mdに書いたのに無視される」という相談がたまにあります。これはほとんどの場合、CLAUDE.mdが大きくなりすぎてコンテキストを食いすぎているか、指示が曖昧すぎるかのどちらかですね。
室谷室谷
公式ドキュメントでは「1ファイルあたり200行以下を目安に」と明記されてます。超えてきたら .claude/rules/ ディレクトリでファイルを分割するのがベストプラクティスです。
テキトー教師テキトー教師
あと「コマンドを打ったらエラーになる」という質問も多いんですが、スラッシュコマンドはバージョンによって使えるものが違います。/help でその環境で使えるコマンドを確認するのが確実です。
室谷室谷
claude --help はコマンドラインフラグを確認できますが、スラッシュコマンドの一覧は出ないんですよね。セッション中に / を打つとインタラクティブに確認できます。
テキトー教師テキトー教師
「カスタムスキルを作ったのに / で出てこない」という問題もよくあります。この場合は .claude/skills/ ディレクトリの配置が正しいか、ファイル名がマークダウン形式になっているかを確認してください。
室谷室谷
あとは /reload-plugins コマンドで再読み込みもできます。ファイルを変更したときに再起動せずに反映させたいときに使えますね。

出典

まとめ:Claude Codeへの命令を使いこなすポイント

テキトー教師テキトー教師
この記事を通じて、Claude Codeの命令体系を3つの層で理解できました。整理するとこうなります。
室谷室谷
①起動時のCLIフラグで「セッション全体の動作を制御」、②スラッシュコマンドで「セッション中の操作を制御」、③CLAUDE.mdで「永続的なルール・口調を設定」。この3層を組み合わせるのが正しい使い方ですね。
テキトー教師テキトー教師
講座でよく言うんですが、「Claude Codeへの命令は積み重ねて育てるもの」だと思ってます。最初からパーフェクトなCLAUDE.mdを作ろうとしなくていい。

使いながら「これはいつも言ってるな」というものをCLAUDE.mdに移していく、という作業の繰り返しです。
室谷室谷
そうなんですよ。MYUUUのCLAUDE.mdも最初は10行くらいだったのが、今では100行を超えてますからね。

「Claude Codeと一緒に育てていく」という感覚が大事です。
テキトー教師テキトー教師
カスタムスキルも同じで、「毎回同じ作業をお願いしてるな」と気づいたらスキルを作る。繰り返しやっていくと、自分専用のClaude Codeの使い方が出来上がってくるのが面白いところですよね。
室谷室谷
.AI(ドットエーアイ)では、メンバーが使っているCLAUDE.mdやカスタムスキルを共有し合っています。他の人の設定を参考にすることで、自分では気づかなかった使い方を発見できますよ。

ぜひコミュニティに参加してみてください。
#Claude Code#コマンド#CLI#スラッシュコマンド#CLAUDE.md
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