Claude Codeとハッカソン、最初に知っておくべきこと
テキトー教師今回はClaude Codeとハッカソンの話をしましょう。これ、2025年末から2026年にかけてかなり話題になったテーマですよね。
室谷そうですね。きっかけは2025年9月のAnthropic × Forum Venturesのハッカソンで、Claude Codeだけで開発したプロジェクトが優勝したことです。
しかもその優勝者が設定集を全部GitHubに公開したんですよ・・・それが一気に広まった。
しかもその優勝者が設定集を全部GitHubに公開したんですよ・・・それが一気に広まった。
テキトー教師「everything-claude-code」ですね。コミュニティでも「これ読んだ?」って話がずっと出ていて。
GitHubのスター数が163kを超えてるんですよね。
GitHubのスター数が163kを超えてるんですよね。
室谷フォーク数も25,000を超えてます。日本語翻訳まで存在して、世界中の開発者が参照してるんですよね。
ただ、正直「ハッカソンで優勝した設定集」って言われても、何がどう凄いのかわかりにくい人も多いと思うので、今日は順を追って話しましょう。
ただ、正直「ハッカソンで優勝した設定集」って言われても、何がどう凄いのかわかりにくい人も多いと思うので、今日は順を追って話しましょう。
テキトー教師講座でも「ハッカソンって何ですか?」から入る受講生さんがいますからね(笑)。まず基本から整理しておきましょうか。
室谷ハッカソンというのは「ハック(開発)」と「マラソン」を合わせた造語で、短期間で集中的にプロダクトを作り上げるイベントです。1日から1週間くらいの期間で、チームや個人でアプリやサービスを開発して審査を受けるスタイルが多い。
Claude Codeの文脈で言うと、AIコーディングツールを使うのが前提になってきてますね。
Claude Codeの文脈で言うと、AIコーディングツールを使うのが前提になってきてますね。
テキトー教師「AIを使っていい?」じゃなくて「どのAIをどう使うか」が競争軸になってる。ここがここ1〜2年で劇的に変わったポイントだと思いますよ。
Anthropicハッカソン優勝者が生んだ「everything-claude-code」

室谷本題に入りましょう。「Forum Ventures × Anthropic Agentic AI Hackathon」という2025年9月のイベントで、Affaan Mustafa氏とDRodriguezFX氏のチームが優勝しました。
彼らが開発したのは「zenith.chat」というAIを活用したカスタマーディスカバリープラットフォームで、開発はほぼ完全にClaude Codeだけで行われた。
彼らが開発したのは「zenith.chat」というAIを活用したカスタマーディスカバリープラットフォームで、開発はほぼ完全にClaude Codeだけで行われた。
テキトー教師このハッカソン自体、「ゼロからイチへの会社構築を加速するエージェントAI」をテーマにしていて、Claude Codeを武器にどれだけ速く質の高いプロダクトを作れるかという場でしたよね。
室谷審査基準が「技術革新性」「コーディング規約の遵守」「AIの活用度」「UI/UX」の4つで、全部Claude Codeをどれだけうまく使えるかに直結してるんですよね。
テキトー教師優勝後に何が起きたかというと、Affaan氏が自分のX(旧Twitter)で「ハッカソン優勝後に10ヶ月使い続けて磨いたClaude Code設定集を公開します」という投稿をしたんです。それが90万ビュー以上、1万ブックマーク超えを達成した。
室谷数字がおかしいんですよw。1万ブックマークって、技術系のポストとしてはかなり異例です。
それだけみんながClaude Codeの「正しい使い方」に飢えてたんだということですよね・・・
それだけみんながClaude Codeの「正しい使い方」に飢えてたんだということですよね・・・
テキトー教師受講生さんにもよく言ってるんですが、Claude Codeはインストールした後の「どう育てるか」の部分がまだあまり知られていなかった。そこに優勝者の実戦設定集が出てきたので反響が大きかったわけです。
ハッカソンの審査基準を読み解く
室谷Forum Ventures × Anthropicのハッカソンが面白いのは、審査基準の設計自体がClaude Codeの正しい使い方を問うているところです。4つの審査軸を改めて整理するとこうなります。
| 審査基準 | 意味するもの |
|---|---|
| 技術革新性 | 既存技術の単純な組み合わせでなく、Claude Codeを使った新しいアプローチか |
| コーディング規約の遵守 | コードの品質・整合性・コメントの質 |
| AIの活用度 | API・プロンプトエンジニアリング・MCPサーバー・カスタムRAG等の活用 |
| UI/UX | ユーザー体験のシームレスさ・直感性 |
テキトー教師「コーディング規約の遵守」が審査項目に入ってるのがポイントですよね。ハッカソンって「とにかく動けばいい」になりがちなのに、ここが評価されてた。
優勝チームがTDDを徹底していた理由がわかります。
優勝チームがTDDを徹底していた理由がわかります。
室谷「AIの活用度」という項目も、「Claude Codeをただ使う」のではなく「MCPやRAGまで組み込んで最大限活用しているか」が見られてたということですよね。単にチャットしながらコードを書くだけでは勝てない設計になってた。
everything-claude-codeの全貌:設定集を解剖する

テキトー教師では「everything-claude-code」の中身を具体的に見ていきましょうか。GitHubリポジトリ()の構成は以下のようになっています。
| ディレクトリ | 役割 |
|---|---|
agents/ | プランナー・アーキテクト・コードレビュアー等の専門サブエージェント(13種) |
skills/ | TDDワークフロー・セキュリティレビュー・継続学習等のワークフロー定義(43種) |
commands/ | /plan、/tdd、/review等のスラッシュコマンド(31種) |
rules/ | コーディング規約・テスト基準等の常時適用ルール |
hooks/ | フォーマット自動実行・console.log警告等のトリガーベース自動化 |
mcp-configs/ | MCPサーバーの設定集 |
室谷このディレクトリ構成、実はClaude Codeの
.claude/フォルダと完全に同じ思想なんですよね。要するに「Claude Codeをどう構成するか」の模範解答がここにある。
テキトー教師そうなんですよ。「何かトラブルが起きたらCLAUDE.mdに書き足す」という運用をしてる人が多いんですが、それだと際限なく長くなって結局機能しなくなる。
役割ごとにファイルを分けることで、Claude Codeの動作が安定するんです。
役割ごとにファイルを分けることで、Claude Codeの動作が安定するんです。
室谷MYUUUのプロジェクトでも、CLAUDE.mdを1つのファイルで管理してた時期があって、500行を超えたあたりから明らかに挙動が不安定になった。skills/に分けた後は再現性が全然違って・・・この設定集が話題になったのも、同じ経験をした人が多かったからだと思います。
13のサブエージェントの設計
テキトー教師エージェントの部分から見ていきましょう。13種類のサブエージェントが定義されていて、それぞれ明確な役割があります。
planner.md:機能実装の計画立案architect.md:システム設計・アーキテクチャ決定tdd-guide.md:テスト駆動開発のガイドcode-reviewer.md:コード品質・セキュリティレビューsecurity-reviewer.md:OWASP Top 10対応の脆弱性分析build-error-resolver.md:ビルドエラー解決e2e-runner.md:Playwright E2Eテスト実行refactor-cleaner.md:デッドコード削除doc-updater.md:ドキュメント同期go-reviewer.md:Goコードレビューpython-reviewer.md:Pythonコードレビューdatabase-reviewer.md:データベース・Supabaseレビューgo-build-resolver.md:Goビルドエラー解決
室谷コードレビューとセキュリティレビューを別エージェントに分けてるのが面白いですよね。MYUUUのチームでも似たような構成を作りましたが、一体化させると両方中途半端になりがちで・・・
テキトー教師単一責任の原則を、サブエージェントの設計にそのまま適用してるわけですよね。AIエージェントは「万能型を1つ」よりも「専門型を複数」にした方が品質が出やすい。
このリポジトリはその実例として非常に説得力があります。
このリポジトリはその実例として非常に説得力があります。
TDD中心のスキル設計
室谷もう一つ重要なのがスキルの設計思想です。このリポジトリはTDD(テスト駆動開発)を中心に据えていて、「テストカバレッジ80%以上を必須とする」という方針で作られています。
テキトー教師AIがコードを書く場合、テストを後付けしないとそのまま未検証のコードが溜まっていくんですよね。ハッカソンだと特に「動けばいい」になりがちだけど、優勝者は逆にTDDを徹底してた。
室谷「とにかく速く動くものを作る」と「品質を保ちながら速く作る」で戦略が分かれますよね。この優勝チームは後者を選んで勝った。
ハッカソンの審査基準に「コーディング規約の遵守」が入ってたのも大きかったと思います・・・
ハッカソンの審査基準に「コーディング規約の遵守」が入ってたのも大きかったと思います・・・
テキトー教師コンテキストウィンドウ管理のTipsも参考になります。MCPを10個以上有効にするとコンテキストウィンドウが大幅に縮小する可能性があると明記されてる。
これ、MCPを入れすぎてパフォーマンスが落ちた経験のある人には刺さる話ですよ。
これ、MCPを入れすぎてパフォーマンスが落ちた経験のある人には刺さる話ですよ。
室谷MYUUUでも初期にMCPを入れすぎてコンテキストが詰まることが多かったんですよね。必要なものだけに絞るのが正解で、MCPは「少なく、深く」が基本だと最終的に落ち着きました。
Hooksで自動化を実現:優勝設定集のガードレール設計
テキトー教師everything-claude-codeのhooks設計も学べることが多いんですが、どんな自動化が入ってますか?
室谷代表的なのはこの辺りですね。コードを書いた後に自動でフォーマッターを実行するhookと、console.logが残っていたら警告を出すhookが基本セットとして入ってます。
テキトー教師console.logの警告、これ大事で(笑)。ハッカソンでレビューされたときに「console.log残ってる」ってなるのが一番恥ずかしいんですよね。
手動でやると絶対忘れる。
手動でやると絶対忘れる。
室谷Hooksの本質は「AIは忘れるけどHooksは忘れない」という話で、Claude Codeのセッションを跨いでも、Hooksだけは常に一定の品質を担保し続けてくれる。これが人間がレビューに集中できる設計につながるんですよね。
テキトー教師Hooksの設計で面白いのが、「コミット前に自動でテストを走らせる」パターンです。コードを書いてhookで整形して、commitしようとしたらhookが自動でテストを実行して、テストが通ったらコミットされる。
このフローが完全自動化されてる。
このフローが完全自動化されてる。
室谷ハッカソンで1日8〜10時間コーディングを続けるとなると、手動でテストを走らせる判断力が後半では完全に落ちてくる。Hooksで自動化されていれば、脳のリソースをプロダクトの機能開発に集中できる。
テキトー教師具体的なhookの実装イメージとして、以下のような設定が代表的です。
{
"hooks": {
"PostToolUse": [
{
"matcher": "Write|Edit",
"hooks": [
{
"type": "command",
"command": "npx prettier --write $CLAUDE_TOOL_INPUT_PATH"
}
]
}
]
}
}
室谷フォーマッターはファイルを書いた直後に実行する設計です。これがあると、コードレビューで指摘されるような細かい問題を自動で防げる。
Anthropic公式ハッカソン「Built with Opus」シリーズ

テキトー教師ここで視点を変えて、Anthropicが主催している公式ハッカソンシリーズの話をしましょう。
室谷「Built with Opus」シリーズですね。Cerebral Valleyと共同でAnthropicが主催していて、Claude Codeのバージョンアップに合わせて継続開催されています。
Built with Opus 4.6 ハッカソン(2026年2月)
テキトー教師直近では2026年2月10〜17日の「Built with Opus 4.6: a Claude Code virtual hackathon」がありましたね。Claude Codeの1周年を記念するイベントでもありました。
室谷このハッカソンの仕様が面白くて、参加者500人が選ばれて各自に$500分のClaude APIクレジットが配布される。それで1週間で何かを作って、優勝者には$100kのAPIクレジットが贈られるという形式です。
テキトー教師チームは最大2人、完全バーチャル開催で世界中から参加できる。最終的な上位プロジェクトはサンフランシスコで行われたClaude Code 1周年パーティーで発表されました。
室谷審査員にBoris Cherny(Claude Code主要開発者)、Thariq Shihipar(Claude Code PM)、Jason Bigmanといった名前が並んでる。これ、まさに「Claude Codeを作った人たちに評価される」ハッカソンなんですよね。
Built with Opus 4.7 ハッカソン(2026年4月)
テキトー教師次の回が「Built with Opus 4.7」で、2026年4月21〜26日に開催されました。形式は前回とほぼ同じです。
室谷Opus 4.7が最新の高性能モデルとして投入されたタイミングで開催されてるのが毎回のパターンで、新モデルの能力を引き出せるかがそのままハッカソンの競争軸になる。
テキトー教師こういう公式ハッカソンへの参加は、ポートフォリオとしても価値があります。「Anthropicのハッカソンに参加して選ばれた」という実績は、2026年の採用市場では確実にアドバンテージになりますよね。
室谷MYUUUのメンバーでも応募した人がいて、「申し込みが取り合いになってる」と言ってましたよ。500人枠に何千人も応募してくるので、まず選ばれること自体がすでに審査の第一関門になってる。
Claude Codeでハッカソンを勝ちに行く実践ガイド
テキトー教師じゃあ実際にClaude Codeでハッカソンに参加して結果を出すためには、何を準備しておけばいいか話しましょう。
室谷everything-claude-codeから学べることをベースに整理すると、まず「ハッカソン前の仕込み」が9割重要だと思ってます。当日始めてから環境構築してる人は、最初の2時間を捨ててるのと同じで・・・
テキトー教師全くその通りで。ハッカソンで成果を出してる人のほぼ全員が、本番前に開発環境を完成させてますよね。
ハッカソン前に準備すべき設定
テキトー教師事前に用意しておきたいものを整理するとこうなります。
- CLAUDE.md:プロジェクトのコンテキスト・コーディング規約・禁止事項を書いておく
- agents/:最低限、planner.md(計画立案)とcode-reviewer.md(レビュー)を用意
- skills/:tdd-workflow(TDDの進め方)とsecurity-review(セキュリティチェックリスト)
- hooks/:フォーマッター自動実行・console.log検出を設定
- rules/:言語ごとのコーディング規約ファイル(TypeScript/Pythonなど)
- MCPサーバー:GitHub・Supabase等の必要なもの3〜5個に絞る
室谷MCPを絞るのが特に重要で、ハッカソン中に新しいMCPを追加して設定でハマり始めるとそこから抜け出せなくなる。事前に動作確認済みのセットを作っておく。
テキトー教師everything-claude-codeのインストール方法もシンプルになってて、Claude Codeのプラグインマーケットプレイスから直接入れられます。
# マーケットプレイスを追加
/plugin marketplace add https://github.com/affaan-m/everything-claude-code
# プラグインをインストール
/plugin install everything-claude-code
室谷全部インストールすると多すぎるので、自分のスタック(TypeScript/React/Supabaseなど)に合ったものだけ選んで入れるのが現実的です。
ハッカソン当日の立ち回り方
テキトー教師当日の進め方も、優勝者の設定集から学べることがあります。まず最初にやることから話しましょうか。
室谷/planコマンドから始めることですね。プロダクトのアイデアとやりたいことを入力して、Claude Codeに計画を立てさせる。人間が30分悩むより、Claudeに計画を作らせて人間が修正する方が圧倒的に速い。
テキトー教師計画ができたら
/tddでTDDサイクルを回していく。「テストを先に書く → 実装する → テストが通る → 次の機能へ」という流れを、Claude Codeが自動的にガイドしてくれます。
室谷審査員が見るのって最終的に「動くプロダクトの品質」なんですよね。バグだらけで動くより、機能が少なくてもちゃんと動くものの方が評価される。
TDDはその品質保証の仕組みとして機能してる。
TDDはその品質保証の仕組みとして機能してる。
テキトー教師サブミット前に
/reviewと/security-reviewを走らせるのも必須ですよ。ハッカソンの審査基準に「技術革新性」と「セキュリティ」が入ってる場合は特に。
室谷「動いてる、テスト通ってる、セキュリティも問題ない」の3つが揃えば、あとはプレゼンの質次第です。Claude Codeがそのプレゼン資料も作れますからね・・・
日本のClaude Codeハッカソン事情
テキトー教師日本のハッカソン文脈でも、Claude Codeの存在感が上がってきてますよね。
室谷ConnpassやLuma Japan系のAIハッカソンでも、Claude Codeを使うことを前提にした企画が出てきてますよ。1年前と比べると空気が全然違う。
テキトー教師コミュニティのメンバーさんからよく聞くのが「日本のハッカソンでClaude Codeを使いたいけど、英語のドキュメントが多くて敷居が高い」という声です。
室谷everything-claude-codeには日本語翻訳があって、agents/commands/skills/rules全てが翻訳されてるんですよ。170人以上のコントリビューターが関わってて、12の言語エコシステムに対応してる。
テキトー教師日本語設定で動かすことを前提にした構成になってるので、日本のハッカソン参加者にとっても入りやすくなってますね。
室谷.AI(ドットエーアイ)のコミュニティでも、Claude Codeを使ったプロダクト開発のハンズオンをやってますが、参加者の中から「ハッカソンに挑戦したい」という声が増えてきてる。方法論が整ってきたので、あとはやるだけという感じですよね。
日本のハッカソンで見かけるClaude Codeの活用パターン
テキトー教師実際に日本のハッカソンでよく見るClaude Codeの使われ方を整理すると、こんな感じです。
| パターン | 内容 | 向いているチーム |
|---|---|---|
| ペアプログラミング型 | 1人が指示を出し、Claude Codeがコードを書く | エンジニア1〜2人のチーム |
| 並列開発型 | フロント・バック・テストを並列でClaude Codeに依頼 | エンジニア+デザイナーの混合チーム |
| プロトタイプ特化型 | MVPを素早く作ってユーザーテストに時間を割く | 非エンジニアが多いチーム |
| エージェント全任型 | everything-claude-code的な構成でほぼ全工程を委任 | Claude Codeに慣れた上級者 |
テキトー教師「エージェント全任型」は慣れていないと逆に時間を取られるので注意が必要です。最初のハッカソンなら「ペアプログラミング型」から始めて、Claude Codeの動き方を把握してから並列・全任型に移るのが安全ですよ。
室谷本当にそうで、ツールを使いこなすには慣れが必要なんですよね。Claude Codeが急に「確認しますか?」と止まるタイミングをどう捌くかも、慣れてないと焦る。
ハッカソン前に小さいプロジェクトで1〜2回使っておくのが一番の準備です。
ハッカソン前に小さいプロジェクトで1〜2回使っておくのが一番の準備です。
everything-claude-codeから学ぶエージェント設計の思想
室谷少し抽象的な話をしましょう。everything-claude-codeが面白いのは、「Claude Codeの設定集」以上のことを示してるんですよね。
テキトー教師「エージェントハーネスのパフォーマンス最適化システム」ってリポジトリの説明にありますよね。設定集というより、AIエージェントをどう設計するかの思想書に近い。
室谷これ、海外のAI研究者の間でも注目されていて・・・清華大学とハルビン工大が「AIがAI自身の指揮系統を設計・実行する」という研究を公開したことがあって、その文脈でこのリポジトリが参照されてたことがある。現在はまだ人間が設定を書いてAIが実行する形ですが、次の段階ではAIが自分のハーネスを動的に改善していく可能性が示唆されている。
テキトー教師「今は人間がskillsを書く、rulesを書く、hooksを書く。でも将来はAIがそれを自分で設計する」という話は、教育の観点からも重要で。
今から適切なエージェント設計の思想を身につけておかないと、AIが自律設計するようになったときについていけなくなる。
今から適切なエージェント設計の思想を身につけておかないと、AIが自律設計するようになったときについていけなくなる。
室谷everything-claude-codeの設計原則を読むと、それが見えてくるんですよ。「専門エージェントへの委任」「検証ループ」「継続的学習」という3つの柱は、今後のAIシステム設計にも普遍的に適用できる。
継続学習(Continuous Learning)システム
テキトー教師everything-claude-codeには「Continuous Learning」というスキルがあって、セッションからパターンを自動抽出して再利用可能なスキルに変換する機能があります。
室谷これが面白くて、「Claude Codeが上手くいったパターン」を自動的にスキルファイルに変換して次回以降に再利用する。手動でCLAUDE.mdに学びを書いていくんじゃなくて、AIが自分の学習を記録するイメージです。
テキトー教師v2では「信頼度スコアリング」まで付いていて、どのパターンが実際に効果的だったかを評価しながら蓄積していく。単なるメモ機能じゃなくて、判断付きの学習システムになってますよね。
室谷これ、まさに「AIを育てる」という考え方の実装例なんですよ。ハッカソンという短期決戦のツールとして語られがちですが、長期的にClaude Codeを育てていくためのフレームワークとして見た方が本質に近い。
FAQ:Claude Codeとハッカソンについてよくある質問
Q. Claude Codeを使ったハッカソンは初心者でも参加できますか?
テキトー教師参加できます。ただし、Claude Codeの基本的な使い方(コマンド実行・CLAUDE.mdの書き方・MCPの概念)は事前に押さえておくことをおすすめします。
室谷Built with Opus 4.7のような公式ハッカソンは「seasoned engineer(ベテランエンジニア)」から「newly a builder(新しくモノを作り始めた人)」まで対象に入ってますよ。完成度より「アイデアと実行力」が評価される傾向があるので、経験値よりも何を作ったかの方が重要です。
Q. everything-claude-codeはそのまま使えますか?
テキトー教師そのまま全部入れても動きますが、環境によって調整が必要なものがあります。Claude Codeプラグインとして入れるのが最もシンプルです。
室谷自分のプロジェクトのスタック(使用言語・フレームワーク)に合わせてカスタマイズするのが現実的ですね。TypeScript/Reactなら
/plugin install everything-claude-codeした後にtypescript rulesを追加コピーする、といった使い方が多いです。Q. ハッカソンに参加するにはどのClaudeプランが必要ですか?
テキトー教師Claude CodeはProプラン(月$20)でも参加できます。ただし、1週間フルに開発を続けると使用量制限に当たる可能性があります。
室谷Built with Opus 4.6/4.7のような公式ハッカソンは参加者に$500のAPIクレジットが配布されるので、APIキーで動かすことになります。個人でやる練習用なら、Proプランで十分ですよ。
Q. ハッカソン優勝のために重要なことは何ですか?
テキトー教師everything-claude-codeの事例から言えるのは「品質と速度の両立」ですね。TDDを徹底して、審査基準を全部意識した設計にする。
室谷「自分たちにしかできないもの」を作ることも重要です。自分たちのユニークな視点で作ったものが評価されやすい。
「Claudeを使えばできます」じゃなくて「自分たちだからこそ気づいたこの問題を解決した」という軸がある作品が強いですよね・・・
「Claudeを使えばできます」じゃなくて「自分たちだからこそ気づいたこの問題を解決した」という軸がある作品が強いですよね・・・
まとめ:Claude Codeとハッカソンが教えてくれること
テキトー教師まとめましょう。今回の話を振り返ると、Claude Codeとハッカソンの関係には2つの層があります。
室谷1つ目は「ハッカソンというフォーマットがClaude Codeの使い方を進化させた」という話。Forum Ventures × Anthropicのハッカソンで優勝した設定集が世界中の開発者に参照されて、Claude Codeを使う水準が一気に上がった。
テキトー教師2つ目は「Anthropicが公式ハッカソンを通じてClaude Codeの可能性を広げている」という話。Built with Opusシリーズは新モデルが出るたびに開催されていて、そこで生まれたプロダクトや設定がまたコミュニティに還元される。
室谷「everything-claude-code」は単なる設定集じゃなくて、「Claude Codeを最大限活用するとはどういうことか」を示したドキュメントなんですよ。163kスター・25kフォークという数字は、それだけ多くの人がその答えを求めてたということ。
テキトー教師.AI(ドットエーアイ)のコミュニティでもClaude Codeを使ったプロダクト開発を継続的にやっていますが、ハッカソンというフォーマットは学びの密度がめちゃくちゃ高い。1週間で半年分くらいの実践経験が積める。
室谷次のBuilt with Opusハッカソンが告知されたら、ぜひ挑戦してみてください。選ばれた500人に入れるかどうかから始まりますが、その応募文を書く段階でClaude Codeへの理解が深まりますから・・・
テキトー教師応募文もClaude Codeに手伝ってもらえますよね(笑)。そこから既にハッカソンは始まってますよ。
