Claude Code(クロードコード)の開発元・Anthropicとはどんな会社?創業者・特徴・Claude Code誕生の裏側まで完全解説【2026年最新】
室谷Claude Codeを使い始めると、「これって結局どこが作ってるの?」「Anthropicってどんな会社なの?」って気になりますよね。実は、この会社の成り立ちを知ると、なぜClaude Codeがここまで設計思想が独特なのかが見えてきます。
テキトー教師そうなんですよ。.AI(ドットエーアイ)の講座でも「Claude Codeの開発元を教えてください」って質問、毎回出ますね。
ツールを使う側として、作った会社の背景を知っておくのは大事だと思います。
ツールを使う側として、作った会社の背景を知っておくのは大事だと思います。
室谷MYUUUでも全エンジニアがClaude Codeを日常使いしてるんですけど、この会社のことを深掘りすると「なぜこの設計になったのか」が腑に落ちるんですよね。今日はそこを徹底解説していきます。
テキトー教師前回はClaude Codeの使い方を取り上げましたが、今回はその開発元であるAnthropicという会社そのものと、Claude Codeが生まれた背景に迫っていきます。
Anthropic(アンソロピック)とは?会社の基本情報

室谷まず基本情報から整理しましょう。Anthropicは2021年1月にアメリカ・サンフランシスコで創業した、AIの安全性を研究・開発する公益法人です。
テキトー教師「公益法人」っていうのが特徴的ですよね。普通のスタートアップとは組織のあり方が違う。
室谷そこが本質なんですよ。Anthropicは株主の利益だけを追求するのではなく、「人類の長期的な利益のためにAIを責任ある方法で開発する」というミッションを掲げています。
これを裏付けるために「Long-Term Benefit Trust(長期利益トラスト)」という仕組みを持っていて、取締役会の一部を独立機関が選ぶ構造になっています。
これを裏付けるために「Long-Term Benefit Trust(長期利益トラスト)」という仕組みを持っていて、取締役会の一部を独立機関が選ぶ構造になっています。
テキトー教師コミュニティのメンバーさんからよく「OpenAIとどう違うの?」って聞かれるんですが、この組織構造の違いが一番わかりやすい答えになりますね。
室谷OpenAIは「Capped Profit(上限付き利益)」モデルからさらに変わってしまいましたが、AnthropicはPublic Benefit Corporation(PBC)として、社会的使命と事業の両立を法的に義務付けられています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | Anthropic PBC |
| 設立 | 2021年1月 |
| 本社 | アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ |
| 組織形態 | 公益法人(Public Benefit Corporation) |
| 従業員数 | 約2,500名(2026年) |
| 主な製品 | Claude、Claude Code、Claude Cowork |
| 評価額 | 約3,500億ドル(2025年末時点) |
テキトー教師評価額3,500億ドルって日本円で52兆円超えるくらいですよね。2021年創業でここまで来るのは異次元のスピードです。
室谷海外でも「これだけ短期間でここまで大きくなった会社はない」って言われてますよ・・・ただ規模より、この会社が面白いのは「なぜここまで成長できたのか」という部分なんですよね。
創業者は誰?OpenAI出身の7人が立ち上げた会社
テキトー教師Anthropicの創業メンバーを教えてください、という質問も多いです。
室谷創業者はダリオ・アモデイ(CEO)とダニエラ・アモデイ(社長)の兄妹を中心とした7名です。全員がOpenAIの元従業員という点が重要で、ダリオは当時OpenAIの研究担当副社長を務めていました。
テキトー教師GPT-2やGPT-3の開発に直接関わっていた人たちですね。
室谷そう、その人たちが「AIの開発の方向性が違う」と感じてAnthropicを立ち上げたんですよね。具体的には「安全性よりスピードを優先する文化に疑問を持った」という話が公式にも語られています。
テキトー教師単に競合を作りたかったわけじゃなくて、AI開発のあり方そのものへの問題意識から生まれた会社なんですね。
室谷だからこそ「Constitutional AI(憲法AI)」という独自のアプローチを採用して、AIが守るべき原則を明示的に設計している。2026年1月には「Claude's Constitution」を一般公開しましたが、この透明性もその思想から来ています。
| 主要創業者 | 役職 | 前職 |
|---|---|---|
| ダリオ・アモデイ | CEO | OpenAI 研究担当副社長 |
| ダニエラ・アモデイ | 社長 | OpenAI VP of Operations |
| ジャリッド・カプラン | 最高科学責任者(CSO) | OpenAI 研究員 |
| クリス・オラー | 共同創業者・解釈可能性研究 | OpenAI 研究員 |
| ジャック・クラーク | 共同創業者・公益担当責任者 | OpenAI Policy Director |
テキトー教師これを見ると、AIの技術・運用・安全性・ポリシーの専門家がそろっているのがわかりますね。バランスがいい布陣です。
Anthropicの資金調達と評価額の推移
室谷評価額の話をしましたが、資金調達の規模もすごいんですよ。Amazonが累計80億ドル出資していて、Googleも20億ドル。
2025年9月に完了したシリーズFでは130億ドルを調達して、評価額が1,830億ドルに達しました。
2025年9月に完了したシリーズFでは130億ドルを調達して、評価額が1,830億ドルに達しました。
テキトー教師シリーズFで130億ドルって、もう上場企業の時価総額と変わらないですよね(笑)
室谷しかも2025年末にはCoatueとGICが主導する100億ドルのラウンドで評価額が3,500億ドルまで上がっています・・・これ日本の上場企業と比較したら、トップ10に入るくらいの規模感です。
テキトー教師日本の.AIコミュニティで毎週Claude Codeの話題が出るのも、この規模感を考えると当然ですね。単なるコーディングツールじゃなくて、世界最大級の企業の主力製品を使っているわけですから。
室谷MYUUUの観点で言うと、これだけの資金が入っているということは「中長期的なサポートが期待できる」ということでもあります。スタートアップが作ったツールを使うリスクと比べると、信頼性の観点では全然違います。
| 調達ラウンド | 金額 | 評価額(調達後) |
|---|---|---|
| シリーズE(2025年3月) | 35億ドル | 615億ドル |
| シリーズF(2025年9月) | 130億ドル | 1,830億ドル |
| 2025年末ラウンド | 100億ドル | 3,500億ドル |
| Amazon 累計出資 | 80億ドル | - |
| Google 累計出資 | 20億ドル | - |
| NVIDIA + Microsoft予定 | 最大150億ドル | - |

Claude Codeはどうやって生まれた?誕生の裏側
室谷ここからが本題というか、一番面白い話ですよ。Claude Codeの誕生秘話、知ってますか?
テキトー教師「Macで音楽を変えるツールが始まり」って聞いたことがあります。
室谷AppleScriptですね。2024年9月にAnthropicに入社したエンジニア、ボリス・チェルニーが「Claudeをターミナルに繋いだら何ができるか」をハックし始めたんです。
最初のプロトタイプはファイルシステムにもアクセスできない、本当に基礎的なものでした。「AppleScriptで今聴いている音楽を表示してもらう」くらいの用途だったんですよ。
最初のプロトタイプはファイルシステムにもアクセスできない、本当に基礎的なものでした。「AppleScriptで今聴いている音楽を表示してもらう」くらいの用途だったんですよ。
テキトー教師それが1年も経たないうちに年間経常収益10億ドルを超えるプロダクトになるとは・・・
室谷転機はボリスがClaudeにファイルシステムへのアクセスとbashコマンドの実行を許可した瞬間だったそうです。Claude自身がコードベースを探索し始めて、あるファイルを読んで、そのインポートを辿って次のファイルを読んで・・・という動きを見て「これはとんでもないものができる」と確信したと語っています。
テキトー教師「プロダクト・オーバーハング」という概念ですよね。モデルはすでにその能力を持っているのに、それを活かすプロダクトがなかった状態。
室谷まさに。その後2024年11月に社内向けにリリースして、初日にエンジニアの20%が使い始め、5日後には50%に達した。
社内での反応が急速すぎて、ダリオ・アモデイ(CEO)に「強制的に使わせてるのか」って疑われたくらいですw
社内での反応が急速すぎて、ダリオ・アモデイ(CEO)に「強制的に使わせてるのか」って疑われたくらいですw
テキトー教師最初は「外部公開するかどうか迷った」という話も面白いですよね。
室谷社内で「競争優位になるなら外に出すべきじゃない、秘密のソースとして使い続けよう」という議論があったんです。でも最終的に「Anthropicはモデルの安全性を研究する会社。
多くの人が使うツールを作ることでその研究が進む。だからリリースするべき」という判断になりました。
多くの人が使うツールを作ることでその研究が進む。だからリリースするべき」という判断になりました。
テキトー教師公益法人としての使命と事業判断が一致した瞬間ですね。
Claude Codeの技術スタックと設計思想

室谷Claude Codeの中身の話もしましょう。TypeScript + React + Inkという組み合わせで、ビルドツールはBunを使っています。
テキトー教師ターミナルアプリなのにReactを使うんですね。
室谷Inkというライブラリの特徴で、ターミナルのUIをReactで書ける。なぜTypeScriptやReactを選んだかというと、「on distribution(モデルがよく知っているスタック)」を意識しているんですよね。
Claudeが一番得意な技術を使うことで、Claude Code自体がClaude Codeでコードを書けるようになる。
Claudeが一番得意な技術を使うことで、Claude Code自体がClaude Codeでコードを書けるようになる。
テキトー教師「90%のコードがClaude Code自身によって書かれた」という話、講座でシェアすると毎回驚かれます。
室谷ちなみに2025年12月にはAnthropicがBun社を買収しています。Claude Codeのビルドツールとして使っていたBunを自社に取り込んだ形ですね。
テキトー教師ビルドツールまで買収するくらい、Claude Codeに本気で投資しているのがわかります。
室谷あと面白いエピソードとして、2026年3月にClaude Codeのソースコードが流出したことがありました。npmパッケージのソースマップ設定ミスで1,900ファイル・51万行超が見れる状態になってしまった。
テキトー教師「セキュリティ問題だ」という声が上がりましたよね。
室谷でも本当に面白いのはコードの中身の方で。流出したコードからKAIROSモード(AIがバックグラウンドでアイドル時にメモリを整理するデーモンモード)やUndercover Modeなどの未リリース設計が見えてきました。
Anthropicの開発の深さが垣間見えた一件でした。
Anthropicの開発の深さが垣間見えた一件でした。
AnthropicとClaude Codeの現在の製品ラインナップ
テキトー教師Claude Codeという名前の由来も気になるという人がいるんですが、ボリス・チェルニーはもともとエンジニア向けのツールをイメージしていたと話しています。でも今は営業チームもデータサイエンティストも使っていますよね。
室谷「Codeってついてるけどコードが書けなくても使える」というギャップが生まれてしまったんですよね。そこでAnthropicが2026年初頭に出したのが「Claude Cowork」で、これがいわゆる「コードを書かない人向けのClaude Code」という位置づけです。
テキトー教師ターミナルを使わずにファイル管理やソフトウェア操作をAIに任せられるエージェントですね。
室谷Anthropicの製品ラインとしては今、大きく3つあります。
| 製品 | 対象 | 主な用途 |
|---|---|---|
| Claude | 一般ユーザー・ビジネスユーザー | チャット、文章生成、分析 |
| Claude Code | 開発者・技術者 | コーディング、ファイル操作、CI/CD連携 |
| Claude Cowork | 非エンジニア含む全ユーザー | GUIベースのエージェント操作 |
テキトー教師モデル名でいうと、Opus・Sonnet・Haikuの3ラインがあって、Claude Codeでは用途に応じて使い分けられます。
室谷Opus 4.5が出てから特にClaude Codeの評価が急上昇したんですよね。WIRED JAPANの記事でも「このモデルが転換点だった」という開発者の声が出ていて・・・MYUUUでも体感値が違いました。
テキトー教師「書くコードの100%がClaude Codeで生成されるようになった」というボリスの証言が、実際のユーザーの体験と一致しているんですよね。講座でも「昨日まで5%だったのに今日90%になった」という声が出るくらい、モデルの質が閾値を越えた感覚がありました。
Anthropicがビジネスで選ばれる理由:安全性と透明性
室谷Claude Codeを法人で採用する際に「なぜAnthropicなのか」という話になるんですが、ここには安全性と透明性という2つの柱があると思っています。
テキトー教師「Constitutional AI(憲法AI)」のアプローチですね。
室谷具体的には、Claudeが守るべき原則を「Claude's Constitution」として文書化して公開しています。単に「有害なことはしない」というブラックボックスではなく、「なぜそういう判断をするのか」が明示されている。
企業が導入判断をするときに、この透明性は大きな差別化になります。
企業が導入判断をするときに、この透明性は大きな差別化になります。
テキトー教師コミュニティのメンバーさんでも「会社のコードをAIに渡して大丈夫か」という不安を持つ方が多いんですが、Anthropicのエンタープライズプランではデータがモデルの学習に使われないことが明示されています。
室谷あとは「Responsible Scaling Policy(RSP)」という仕組みも持っていて、モデルの能力が一定の水準を超えたらリリースを止めるという自主規制をしています。これを公益法人として法的に義務付けているのが他社との大きな違いですね。
テキトー教師「安全性ってAIを弱くすることじゃないか」って思う人もいるんですが、実際はその逆で。安全性の研究が深いからこそ、Claude Codeが「エンジニアの生産性を上げながらセキュアに使える」という評価を得ているわけですよね。
室谷そこが本質なんですよ。Anthropicで、グロースマーケティング担当が1人でペイドサーチ・ソーシャル広告・SEO全部をClaude Codeで回してた話があって。
それが可能なのは、Claude Codeを安全に業務に組み込める信頼性があるからでもあります。
それが可能なのは、Claude Codeを安全に業務に組み込める信頼性があるからでもあります。
よくある質問(FAQ)
テキトー教師最後に、よく受ける質問をまとめておきましょう。
室谷Claude Codeを使い始めた人が必ず「これって誰が作ったの」「日本に法人あるの」っていう疑問を持つんですよね。
テキトー教師あと「OpenAIとどっちが良いの」という質問も外せないですね。
室谷整理するとこうなります。
Claude Codeを作った会社はどこ?
テキトー教師Anthropic(アンソロピック)が開発・提供しています。正式名称はAnthropic PBC。
2021年にOpenAIの元研究者たちが創業したアメリカの公益法人です。本社はサンフランシスコです。
2021年にOpenAIの元研究者たちが創業したアメリカの公益法人です。本社はサンフランシスコです。
AnthropicはOpenAIと同じ会社ですか?
室谷別の会社です。AnthropicはOpenAIの元従業員が「AIの安全性に対する考え方の違い」を理由に独立して創業した会社です。
競合関係にありますが、組織の理念や構造は異なります。AnthropicはPublic Benefit Corporationとして社会的使命を法的に組み込んでいる点が特徴的です。
競合関係にありますが、組織の理念や構造は異なります。AnthropicはPublic Benefit Corporationとして社会的使命を法的に組み込んでいる点が特徴的です。
Anthropicは日本法人がありますか?
テキトー教師2026年4月時点では、Anthropicの公式な日本法人の設立は確認されていません。ただし、日本市場への対応は積極的で、日本語での公式ドキュメント整備や、マネーフォワードのようなClaude Code先進活用事例が公式に取り上げられています。
Claude CodeとChatGPTはどちらを使うべき?
室谷目的によって使い分けです。コーディング・ファイル操作・ターミナル作業のエージェントが必要なら Claude Code。
チャット・文章生成・画像生成も含めた汎用AIとして使うなら ChatGPT。この2つは競合するというより、用途が違います。
チャット・文章生成・画像生成も含めた汎用AIとして使うなら ChatGPT。この2つは競合するというより、用途が違います。
Claude CodeのURLはどこ?
テキトー教師公式サイトは または からアクセスできます。ターミナルへのインストールは公式ドキュメントの手順で簡単に行えます()。
まとめ:Claude Codeの開発元Anthropicについて
室谷今日取り上げた内容を振り返ると、AnthropicはOpenAI出身者7名が「AI安全性への問題意識」から2021年に設立した公益法人で、創業から5年で評価額3,500億ドルという異次元の成長を遂げています。
テキトー教師Claude Codeはその中でも「プロダクト・オーバーハング」を発見した一人のエンジニア(ボリス・チェルニー)の実験から始まって、今や開発者が最も選ぶAIコーディングエージェントになりましたね。
室谷会社の特徴である「安全性と透明性の重視」が、Claude Codeをエンタープライズで選ばれる理由にもなっています。単にコードが書けるツールではなく、Anthropicという会社の思想がプロダクト設計に反映されているんですよね。
テキトー教師.AIのコミュニティでもClaude Codeをフル活用している人が増えていますが、この背景を知った上で使うと、ツールの選択理由がより明確になると思います。
室谷Claude Codeの具体的な使い方・インストール方法・料金については、本サイトの関連記事も参考にしてみてください。
