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ChatGPT×投資プロンプト完全ガイド【2026年最新】:株価予想・銘柄分析・スクリーニングの実践テクニック

室谷東吾
監修者室谷東吾(@0x__tom

株式会社MYUUU 代表取締役 / 日本最大級AIコミュニティ「.AI」創設者(累計2,000名超)/ セプテーニ・ホールディングス(電通グループ)と資本業務提携 / 著書「お金を使わず、AIを働かせる『Dify』活用」(ぱる出版、3刷)/ Xフォロワー約2万人

テキトー教師
監修者テキトー教師(@tekitoo_T_cher

.AI 認定講師 / 教育×AIの専門家 / 累計300名以上にAI活用を指導 / 「テキトーに学ぶ」がモットーの実践派講師 / Xアカウント

ChatGPT×投資プロンプト完全ガイド【2026年最新】:株価予想・銘柄分析・スクリーニングの実践テクニック

ChatGPTで投資分析、プロンプト次第でここまでできる

室谷室谷
今回はChatGPTを使った投資分析の話をしましょう。.AI(ドットエーアイ)のコミュニティでも「ChatGPTで株の分析ってどこまでできるの?」って質問がめちゃくちゃ多いんですよね。
テキトー教師テキトー教師
講座でも投資プロンプトの回は毎回満席ですね。実際、受講生さんの半分以上が「資産運用にAIを使いたい」という目的で参加されています。
室谷室谷
背景にはChatGPTの進化がありますよね。以前はテキストベースの簡単なやり取りしかできなかったのが、今ではPDFの決算資料をアップロードして丸ごと分析させたり、画像認識で株価チャートを読み込ませたり、Deep Researchで最新の市場データを横断検索したりできるようになっています。
テキトー教師テキトー教師
ただ、最初に言っておきたいのが、ChatGPTは投資アドバイザーではないということです。金融商品取引法上の「投資助言・代理業」は登録制で、AIの回答はこれにあたりません。

あくまで分析の補助ツールとして使うのが正しいスタンスですね。
室谷室谷
そこ大事ですね。でも「補助ツール」としてのポテンシャルは凄まじいんですよ。

シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスのKim、Muhn、Nikolaevらの研究で面白いデータがあって、GPT-4に匿名化した財務諸表を分析させたら、将来の業績予測の正確性が60%だったんです。これ、人間のプロアナリストの53%を上回ってるんですよね。
テキトー教師テキトー教師
60%対53%ですか。しかも特に中小企業や赤字企業の分析で差が出たという話ですよね。

人間のアナリストが情報量の少ない銘柄で苦戦するのに対して、AIはパターン認識で過去データから推論を組み立てられるということですか。
室谷室谷
まさにそうです。さらに同じ研究チームが、GPT-4の予測に基づく投資戦略のシャープレシオ(リスク調整後リターンの指標)が他のモデルを上回ったとも報告しています。

ただ、これは「AIに丸投げすればOK」って話じゃなくて、プロンプトの設計が命なんですよね。今日はその具体的なプロンプトを一緒に見ていきましょう。

この記事を読むと、株価予想・銘柄スクリーニング・決算分析それぞれで使えるプロンプトの型がわかります。

ChatGPTを株式投資に活用する3つのアプローチ

ChatGPTを使った投資分析の3ステップワークフロー:情報収集、AI分析、投資判断(公式サイトより)

室谷室谷
ChatGPTの投資活用って大きく分けて3つあるんですよ。
  1. ファンダメンタル分析:決算資料の読み解き、財務指標の計算と解釈
  2. 銘柄スクリーニング:条件に合う投資候補の発掘
  3. リスク管理:ポートフォリオのリスク要因の洗い出し
テキトー教師テキトー教師
講座ではこの3つを段階的に教えていますね。いきなり全部やろうとすると混乱するので、まずファンダメンタル分析から入るのがおすすめです。
室谷室谷
MYUUUでも社内の投資判断の補助にChatGPTを使ってますけど、一番価値があるのは「大量の情報を構造的に整理してくれること」なんですよね。決算資料って何十ページもあるじゃないですか。

あれを読み込ませて要約させるだけでも相当な時短になります。
テキトー教師テキトー教師
これはJPMorganが実際にやっていることと同じ発想ですよね。JPMorganはLLM Suiteという社内向けAIツールを開発して、Financial Timesの報道によると約50,000人の社員、全スタッフの約15%がリサーチ業務の効率化に使っているそうです。
室谷室谷
金融のプロが本格的に業務に組み込んでるわけですから、個人投資家が使わないのはもったいないですよね。しかもJPMorganは規制対応のために自社開発してますけど、個人投資家はChatGPTをそのまま使えるわけで。

じゃあ具体的なプロンプトを見ていきましょう。

株価予想プロンプトの基本形と実践例

室谷室谷
まずは一番需要がある株価予想のプロンプトですね。ただ、「〇〇の株価を予想して」だとまともな回答は返ってこないです。

ChatGPTは「予測はできません」って断るか、あたりさわりのない一般論を返してくるだけです。
テキトー教師テキトー教師
そうなんですよ。受講生さんも最初はそこでつまずきます。

ChatGPTに株価予想をさせるコツは、「予想して」ではなく「分析して」というアプローチに切り替えることです。役割設定と分析の切り口を具体的に指定すると、回答の質が劇的に変わります。
室谷室谷
実際に使えるプロンプトの基本形がこちらです。
あなたは20年以上の経験を持つ株式アナリストです。
以下の企業について多角的に分析してください。

企業名:[企業名]
証券コード:[証券コード]

分析してほしいポイント:
1. 直近3年間の売上・営業利益の推移と成長率
2. 同業他社との比較(PER・PBR・ROE)
3. 業界全体のトレンドと当該企業のポジション
4. 想定されるリスク要因(3つ以上)
5. 今後12ヶ月の見通し(強気・中立・弱気の3シナリオ)

※各ポイントについて、根拠となるデータや論拠を必ず示してください
テキトー教師テキトー教師
このプロンプトのポイントは3つありますね。まず「証券コード」まで入れている点。

企業名だけだと同名の別会社と混同するリスクがあります。次に「3シナリオ」を要求している点。

一つの結論に偏らない、バランスの取れた分析を引き出せます。最後に「根拠を示せ」という指示。

これを入れないと曖昧な一般論で返ってくるんですよ。
室谷室谷
その「根拠を示せ」がめちゃくちゃ大事です。この一文があるかないかで回答の深さが全然違いますね・・・プロンプトの小さな工夫が分析結果の質を左右するいい例です。

投資スタイルに合わせてプロンプトをカスタマイズする

テキトー教師テキトー教師
基本形ができたら、自分の投資スタイルに合わせてカスタマイズしていくのがおすすめです。講座のコミュニティのメンバーさんを見ていても、プロンプトを自分仕様に育てている人ほど、ChatGPTへの満足度が高い傾向があります。
室谷室谷
たとえばバリュー投資家なら割安指標を重視するようにこう追加します。
上記に加えて、以下のバリュー投資視点での分析もお願いします:
- 現在の株価が割安かどうか(DCF法での理論株価算出)
- 配当利回りと配当性向の推移(過去5年)
- 自社株買いの実施状況と今後の方針
- ネットキャッシュ比率(時価総額に対する手元資金の割合)
- PER・PBRの過去5年レンジでの現在位置
テキトー教師テキトー教師
グロース投資家なら全然違う観点になりますよね。
上記に加えて、以下のグロース投資視点での分析もお願いします:
- 売上成長率の推移と加速・減速の要因
- TAM(Total Addressable Market)の規模と成長予測
- 競合に対する技術的優位性(moat)の評価
- 顧客獲得コスト(CAC)と顧客生涯価値(LTV)の推定
- 営業レバレッジ:売上増加に対する利益の伸び率
室谷室谷
投資スタイルに合わせてプロンプトを育てていく。この感覚がChatGPTで投資分析をする上で一番大事な考え方かもしれないですね。

一度作ったプロンプトはChatGPTのプロジェクト機能で保存しておくと、毎回入力する手間が省けます。

銘柄スクリーニングに使えるプロンプト

室谷室谷
次は銘柄スクリーニングですね。「どの株を買えばいいかわからない」って人にはこのアプローチが特に有効です。
テキトー教師テキトー教師
「ChatGPTで有望な銘柄を見つけられますか?」という質問は講座でも定番ですね。答えは「発見のきっかけは作れる。

ただし最終確認は自分で」です。
室谷室谷
テーマ型のスクリーニングと、定量条件でのスクリーニング、2つのアプローチがあります。まずテーマ型から。

DIMEの特集でYouTuberのぽんちよさんも紹介してましたが、「じゃない銘柄」を探すプロンプトが面白いんですよ。
あなたはベテランの株式ストラテジストです。

[業界やテーマ]に関連して恩恵を受ける銘柄のうち、
直接的な[メインセクター]以外のセクターに注目しています。

以下の条件で関連銘柄を5つ挙げてください:
- 企業名とティッカー(または証券コード)
- 関連セクター(例:熱管理、ユーティリティ、物流)
- なぜ[テーマ]と連動するのかのロジック(ここを詳しく)
- 時価総額と直近の業績トレンド
テキトー教師テキトー教師
たとえば「AI半導体」がテーマなら、NVIDIAやAMDみたいな直接的な銘柄じゃなくて、データセンター向けの電力インフラや冷却装置、ネットワーク機器を作っている銘柄を探してくれるわけですね。これは面白い。
室谷室谷
そうです。直接的な銘柄は誰でも思いつくけど、サプライチェーンの周辺にある「隠れた恩恵銘柄」を見つけるのにChatGPTはかなり使えます。

ぽんちよさんも「なぜ連動するのかのロジックを詳しく聞くのがコツ」と言ってましたね。投資判断の材料になるだけじゃなく、業界構造の理解にもつながります。

定量条件で銘柄をスクリーニングする

テキトー教師テキトー教師
テーマ型のアプローチは発想を広げるのに最適ですね。もう少し定量的に絞り込みたい場合はどうしますか?
室谷室谷
証券会社のスクリーニングツールに入れるような条件を、自然言語でChatGPTに投げます。こういうプロンプトですね。
以下の条件を全て満たす日本株の銘柄を10社挙げてください:
- PER 15倍以下
- PBR 1.5倍以下
- ROE 10%以上
- 配当利回り 3%以上
- 時価総額 500億円以上
- 直近3年連続増収

各銘柄について、以下を記載してください:
1. なぜこの条件を満たすのか(直近の業績データ付き)
2. 投資妙味がある理由(2-3行)
3. 注意すべきリスク(1行)
テキトー教師テキトー教師
ただし重要な注意点があります。ChatGPTが返す数値は学習データの時点のものなので、現在の実際の数値とは異なる場合があります。

特にPERやPBRのような変動の大きい指標は、株価が日々変わるのでズレが出やすいです。
室谷室谷
だからChatGPTで候補を10社に絞ったら、そこから先は証券会社のスクリーニングツールやで最新データを確認するのが鉄則です。ChatGPTはあくまで「発想の起点」として使うんですよ。

候補を見つける速度はChatGPTが圧倒的に速いので、その強みを活かしましょう。

STEP型のスクリーニングプロンプト

テキトー教師テキトー教師
もう一つ、実践的なアプローチを紹介してもいいですか。受講生さんに人気のある「3ステップ型」のプロンプトです。
室谷室谷
おお、それ面白そうですね。どういう流れですか?
テキトー教師テキトー教師
まずSTEP1で幅広く候補を出して、STEP2で深掘り分析して、STEP3でリスクチェックする。DIMEの特集でも似たアプローチが紹介されてましたね。

1回の会話の中で段階的に絞り込んでいくイメージです。
室谷室谷
つまり、最初のプロンプトで10社出して、「この中で最も成長性が高い3社を深掘りして」、さらに「その3社のリスク要因を重大度(高・中・低)で評価して」と畳み掛けていくわけですね。
テキトー教師テキトー教師
その通りです。1つのチャットの中で会話を重ねることで、ChatGPTが前の回答を踏まえた上で深い分析を返してくれるんですよ。

これはChatGPTの会話型UIの強みを活かした使い方ですね。

決算分析・ファンダメンタル分析のプロンプト

テキトー教師テキトー教師
個人的に、ChatGPTの投資活用で一番実用的なのが決算分析だと思います。決算短信って読み慣れてないと何が書いてあるかわからないですし、読み慣れていても1社ずつ読むのは時間がかかります。
室谷室谷
それ、めちゃくちゃわかります。MYUUUでも決算シーズンは大変ですよ。

決算短信や有価証券報告書のPDFをそのままChatGPTにアップロードして分析させるのが一番パワフルですね。
添付した決算資料を分析してください。
以下の観点で整理をお願いします:

1. 売上・営業利益・純利益の前年同期比
2. セグメント別の業績(好調/不調の要因分析)
3. 経営陣のガイダンス(来期予想)のポイント
4. キャッシュフローの状況(営業CF・投資CF・財務CF)
5. バランスシートの健全性(自己資本比率・有利子負債)
6. 特筆すべきリスクや成長機会

最後に、この決算内容をポジティブ/ネガティブ/ニュートラルで評価し、
その理由を3行でまとめてください
テキトー教師テキトー教師
これ、手作業でやると1社あたり30分から1時間かかる作業ですよね。ChatGPTなら数分で概要を把握できます。

講座では「まず20社をChatGPTで粗く分析して、面白そうな5社を手作業で深掘りする」というアプローチを教えていますが、これで時間効率が劇的に変わります。
室谷室谷
しかも複数社を連続で分析できるのがいいんですよ。「先ほど分析したA社と、今回のB社の決算を比較して、投資先としてどちらが優位か、3つの観点から理由付きで教えて」ってプロンプトを追加すれば、競合比較まで一気にやってくれます。
テキトー教師テキトー教師
ちなみにシカゴ大学の別の研究では、ChatGPTに決算資料を要約させると、原文よりも短い文章なのに、投資判断に必要な情報量はむしろ増えるという結果が出ています。ノイズを除去して本質だけ抽出してくれるということですね。
室谷室谷
それはつまり「何十ページの決算資料の中から、投資家が注目すべきポイントをAIが選んでくれる」ってことですよね。これは個人投資家にとってすごく価値が大きい。

投資信託やETFの比較分析

テキトー教師テキトー教師
個別株だけでなく、投資信託やETFの分析にもChatGPTは使えますよね。NISAの枠で何を買うか悩んでいる人は本当に多いです。
室谷室谷
特にインデックスファンドは種類が多すぎて選ぶのが大変なので、ChatGPTに条件を伝えて絞り込むのは合理的ですね。
以下の条件でおすすめのインデックスファンドを比較してください:
- 投資対象:全世界株式
- 信託報酬:0.2%以下
- 純資産総額:1,000億円以上

各ファンドについて以下を比較してください:
- 信託報酬(実質コスト含む)
- トラッキングエラー
- 純資産総額の推移
- 分配金の扱い(再投資型か否か)
- 対象指数(MSCI ACWI / FTSE Global All Cap 等)

初心者が1本だけ選ぶならどれがおすすめかも教えてください
テキトー教師テキトー教師
受講生さんからも「NISAの積立で何を買えばいいかわからない」って相談が多いので、このプロンプトは重宝しますね。ChatGPTに聞いた後、各運用会社の公式サイトで最新の目論見書を確認するという流れがベストです。

ChatGPTが出した信託報酬が正しいかどうかは、必ず裏取りしてください。

投資プロンプトの設計で差がつく5つのコツ

室谷室谷
ここまで用途別のプロンプトを紹介してきましたけど、どのプロンプトにも共通する「設計のコツ」があるんですよね。
テキトー教師テキトー教師
講座でも「プロンプトエンジニアリングの基本を押さえているかどうかで、ChatGPTの投資活用の成果が全然違う」と教えていますね。具体的に5つありますか?
室谷室谷
はい。1つ目は「役割設定を具体的にする」。

「株式アナリスト」だけじゃなく「20年以上の経験」「日本株専門」など詳細を加えると回答の質が上がります。
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2つ目は「出力形式を指定する」ですね。「テーブル形式で」「箇条書きで」「3行で」など、形式を指定しないと冗長な回答になりがちです。

投資分析は比較が重要なので、テーブル形式が便利なことが多いですね。
室谷室谷
3つ目は「根拠を要求する」。さっきも言いましたが「根拠となるデータや論拠を示して」の一文で回答の深さが変わります。

4つ目は「複数シナリオを求める」。強気・弱気・中立の3パターンを出させることで、一方的な見方に陥るのを防げます。
テキトー教師テキトー教師
5つ目は「チャットの継続性を活かす」ですよね。1回のプロンプトで完結させるんじゃなくて、「もう少し深掘りして」「反論してみて」と会話を重ねることで、分析の質が上がっていきます。

ChatGPTのプロジェクト機能を使えば、自分の投資方針や注目セクターを事前に登録しておけるので、毎回説明する手間も省けます。
室谷室谷
このプロジェクト機能の活用、実はかなり重要なんですよ。「自分はバリュー投資家で、配当利回り3%以上の銘柄を中心に運用している」みたいな前提条件をプロジェクトの指示に入れておけば、毎回の分析にその視点が反映されますからね。

ChatGPTで投資分析をする際の注意点

室谷室谷
ここからが一番大事な話です。ChatGPTを投資に使う際の注意点ですね。

知らずにやってしまうと損失につながるリスクがあります。
テキトー教師テキトー教師
講座でも最初に必ず伝えるのが「ChatGPTの回答を鵜呑みにしない」ということです。これは絶対に守ってほしいルールですね。
室谷室谷
具体的に4つの「やってはいけないこと」を整理しましょう。
テキトー教師テキトー教師
1つ目は、ChatGPTが出した数値をそのまま信じることです。株価、PER、配当利回りなどの数値は、学習データの時点のものなので現在とズレている可能性が高いです。

必ず証券会社の公式データやIR情報で最新値を確認してください。
室谷室谷
2つ目は、ChatGPTの回答だけで売買を決めること。ChatGPTは「もっともらしい分析」を生成するのが得意ですが、それが正しいとは限りません。

存在しない銘柄コードや、実際と異なる財務データを自信満々に返すことがあるんですよ・・・ハルシネーション(もっともらしい嘘)は投資の文脈では致命的です。
テキトー教師テキトー教師
3つ目は、投資助言として扱うことですね。繰り返しになりますが、ChatGPTの回答は金融商品取引法上の「投資助言」には該当しません。

AIの分析を根拠に投資判断をして損失が出ても、法的な保護は一切受けられません。
室谷室谷
4つ目は、学習データの鮮度を考慮しないことです。ChatGPTのモデルには学習データのカットオフ時点があるので、直近の決算発表、金利の急変動、地政学リスクの変化などは反映されていない場合があります。

Deep Researchモードを使えば最新のWeb情報も検索してくれますが、それでも「この情報はいつ時点のものか?」を常に意識するクセをつけてください。
テキトー教師テキトー教師
まとめると、ChatGPTは「めちゃくちゃ優秀なリサーチアシスタント」として使うのが正解です。情報収集と分析の時間を大幅に短縮してくれるけど、最終判断は必ず自分で行う。

この姿勢が投資で長く生き残るコツだと思います。

株の自動売買にChatGPTは使える?

室谷室谷
これもよく聞かれる質問ですね。結論から言うと、ChatGPT単体では株の自動売買はできないです。
テキトー教師テキトー教師
ChatGPTは売買の「戦略立案」や「ルール設計」には使えますが、実際に証券口座に接続して自動で注文を出す機能は現時点ではありません。
室谷室谷
ただ、海外ではChatGPTが銀行口座と連携する機能のテストが始まっているという情報があります。UIに「Where should we begin with your finances?」と表示されて、口座を追加するボタンがあるスクリーンショットが出回ってました。

将来的にはChatGPT上で金融取引が完結する世界が来るかもしれません。
テキトー教師テキトー教師
今の時点で自動売買に興味があるなら、ChatGPTに売買ロジックのPythonコードを書いてもらって、それを証券会社のAPIと組み合わせるアプローチになりますね。ただしこれにはプログラミングの知識が必要です。
室谷室谷
ChatGPTにコードを書かせること自体はできます。「RSIが30以下になったら買い注文、70以上になったら売り注文を出すPythonスクリプトを書いて。

証券会社のAPIはSBI証券のkabuステーションAPIを使って」みたいなプロンプトで雛形を作ってもらえます。ただ、自動売買はリスクも大きいので、必ずペーパートレード(仮想売買)で十分テストしてから実運用に移してください。

株価チャート分析のプロンプト

室谷室谷
テクニカル分析派の人向けに、株価チャートの画像分析プロンプトも紹介しておきましょう。ChatGPTの画像認識機能でチャートを読み込ませると、かなり詳細な分析をしてくれます。
テキトー教師テキトー教師
これは受講生さんからのリクエストがすごく多い機能ですね。具体的にはどうやって使いますか?
室谷室谷
まず証券アプリやで見たい銘柄の日足チャート(できれば3ヶ月〜1年分)をスクリーンショットで撮ります。それをChatGPTにアップロードして、こういうプロンプトを投げます。
添付した株価チャートを分析してください。

以下の観点でテクニカル分析をお願いします:
1. 現在のトレンド(上昇/下降/横ばい)とその根拠
2. サポートライン(支持線)とレジスタンスライン(抵抗線)の位置
3. 出来高の推移と株価との相関
4. ローソク足のパターンから読み取れるシグナル
5. 移動平均線のクロス状況(表示されている場合)
6. 今後の注目すべき価格帯

テクニカル分析に基づいた短期(1-2週間)の見通しも教えてください
テキトー教師テキトー教師
ChatGPTが画像の中からトレンドラインを読み取って分析してくれるんですね。ただ、画像の解像度によって精度が変わってきますよね?
室谷室谷
そうですね。チャートはなるべく大きく、鮮明に撮ったほうがいいです。

あと、移動平均線やボリンジャーバンドなどのインジケーターが表示されている状態でスクショを撮ると、ChatGPTがそれも含めて分析してくれるので精度が上がります。MYUUUでは週次でチーム内に気になる銘柄のチャート分析をChatGPTで共有していますが、議論の叩き台として非常に重宝していますよ。
テキトー教師テキトー教師
ただ、テクニカル分析はあくまで過去のパターンからの推測ですからね。ChatGPTのチャート分析も「こういうパターンが出ている」という認識は正確でも、「だから上がる」という予測は外れることもあります。

ファンダメンタル分析と組み合わせて総合的に判断するのが重要です。

ポートフォリオ全体の分析プロンプト

テキトー教師テキトー教師
個別銘柄の分析だけでなく、ポートフォリオ全体をChatGPTに分析させるのも有効ですよね。
室谷室谷
これは意外と知られていない使い方なんですけど、かなり実用的なんですよ。自分の保有銘柄リストをChatGPTに渡して、全体のバランスをチェックしてもらうイメージです。
以下が私の現在のポートフォリオです:

| 銘柄 | 比率 |
|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式 | 40% |
| トヨタ自動車(7203) | 15% |
| ソニーグループ(6758) | 15% |
| 三菱UFJ銀行(8306) | 10% |
| 日本国債ファンド | 20% |

以下の観点で分析してください:
1. セクター別の偏り(分散が十分かどうか)
2. 地域別の分散度合い
3. リスク水準の評価(景気後退時の想定ダメージ)
4. 改善提案(リバランスの方向性)
5. 現在の市場環境を踏まえた留意点
テキトー教師テキトー教師
これは面白いですね。自分では気づかない偏りをChatGPTが指摘してくれるわけですか。

たとえば「日本株の比率が高すぎて地域分散ができていない」とか。
室谷室谷
そうです。特に投資初心者は知らず知らずのうちにセクターが偏りがちなので、ChatGPTに「偏ってないか?」と定期的にチェックしてもらうのは有効なアプローチですよ。

四半期に1回くらいやるのがちょうどいい頻度ですね。

よくある質問(FAQ)

ChatGPTの投資相談は無料でできる?

テキトー教師テキトー教師
ChatGPTの無料プランでも投資関連の質問や簡単な分析は可能です。ただし、PDFの決算資料をアップロードして分析させたり、Deep Research機能を使った詳細なリサーチを行うには有料プラン(Plus以上)が必要ですね。

本格的にChatGPTで投資分析を行うなら、有料プランのほうが圧倒的に実用的です。

ChatGPTで株価チャートの分析はできる?

室谷室谷
画像認識機能を使えば、株価チャートのスクリーンショットをアップロードして分析させることは可能です。トレンドライン、サポートライン、レジスタンスラインの判定、ローソク足のパターン分析もやってくれます。

ただし、リアルタイムのチャートデータにアクセスしているわけではないので、あくまで画像ベースの分析になります。Deep Researchモードを使えば、最新のニュースや市場データと組み合わせた分析も可能です。

ChatGPTに「この株を買うべきか」と聞いていい?

室谷室谷
聞くこと自体は問題ないですが、ChatGPTの回答をそのまま投資判断にしないでください。ChatGPTは「分析」はできますが「助言」はしません。

「買うべきか」ではなく「この銘柄のリスクと機会を分析して」と聞く方が、実用的で深い回答が返ってきますよ。

ChatGPTの学習データはいつまでの情報?

テキトー教師テキトー教師
ChatGPTの学習データのカットオフは定期的に更新されていますが、常に最新とは限りません。投資に関する情報は鮮度が命なので、ChatGPTの回答にある数値や事実は、必ず証券会社や企業のIRページで最新データと照合してください。

Deep Researchモードを使えばWeb検索で最新情報を取得できますが、それでも一次ソースの確認は必須です。

まとめ

室谷室谷
今回はChatGPTを投資に活用するプロンプトを一通り紹介しました。株価予想、銘柄スクリーニング、決算分析、それぞれで使えるプロンプトの型を押さえておくと、投資リサーチの効率が大幅に上がります。
テキトー教師テキトー教師
大事なのは3つですね。1つ目は「プロンプトを自分の投資スタイルに合わせてカスタマイズすること」。

2つ目は「ChatGPTが出した数値は必ず公式ソースで裏取りすること」。3つ目は「最終的な売買判断は自分で行うこと」。

この3つを守れば、ChatGPTは最高のリサーチパートナーになります。
室谷室谷
.AIのコミュニティでも投資×AIのプロンプト共有は盛り上がっていますし、シカゴ大学の研究が示すように、AIを活用した投資分析の精度は今後さらに上がっていくでしょう。プロンプトの引き出しを増やしておくことが、これからの投資家にとって新しい武器になりますね。

出典

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