utm_source=chatgpt.comって何?URLに付く謎のパラメータの正体


室谷最近、自分のサイトのURLに「?utm_source=chatgpt.com」っていう文字列が付いてるのを見かけた人、増えてますよね。.AI(ドットエーアイ)コミュニティでも「これ何ですか?」っていう質問がよく出るようになりました。
テキトー教師講座でも同じ質問がほぼ毎回出ますね。最初は「ウイルスですか?」って心配する方もいて(笑)。
結論から言うと、これはChatGPTがリンクに自動で付けるトラッキング用のパラメータです。危険なものではまったくないですよ。
結論から言うと、これはChatGPTがリンクに自動で付けるトラッキング用のパラメータです。危険なものではまったくないですよ。
室谷そうなんです。ChatGPTが検索機能を使って外部サイトを参照したとき、そのリンクに「utm_source=chatgpt.com」を自動で付与するんですよね。
OpenAIの公式ヘルプセンターでも「ChatGPT automatically includes the UTM parameter utm_source=chatgpt.com in referral URLs」と明記されています。
OpenAIの公式ヘルプセンターでも「ChatGPT automatically includes the UTM parameter utm_source=chatgpt.com in referral URLs」と明記されています。
テキトー教師つまり、誰かがChatGPTに質問して、その回答の中にあなたのサイトのリンクが含まれていて、そのリンクをクリックした・・・という流れで付くパラメータですね。
室谷そういうことです。サイトの内容が書き換えられたわけでも、不正アクセスでもない。
ChatGPT経由の訪問者ですよ、というラベルのようなものです。
ChatGPT経由の訪問者ですよ、というラベルのようなものです。
UTMパラメータの基本をサクッと理解する
テキトー教師そもそもUTMパラメータ自体をご存知ない方も多いので、基本を整理しますね。UTMというのは「Urchin Tracking Module」の略で、URLの末尾に付けてアクセス元を追跡するための仕組みです。
室谷Googleアナリティクスの前身のUrchinから来てるんですよね。マーケティング業界では昔から使われてる定番の手法です。
テキトー教師UTMパラメータには5つの種類があります。
| パラメータ | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| utm_source | 流入元のサービス名 | chatgpt.com, google, newsletter |
| utm_medium | 流入の手段・メディア | referral, cpc, email |
| utm_campaign | キャンペーン名 | spring_sale, product_launch |
| utm_term | 検索キーワード(任意) | ai_tools |
| utm_content | コンテンツの識別(任意) | banner_top, link_footer |
室谷「utm_source=chatgpt.com」は、流入元がChatGPTだという意味です。これがURLに付いていることで、サイト運営者はGA4(Googleアナリティクス4)で「ChatGPTからの流入」を正確にカウントできるようになるんですよね。
テキトー教師コミュニティのメンバーさんにも「自分のサイトにChatGPTからどれだけ来てるか知りたい」っていう方が多いんですけど、まさにそのための仕組みですね。
なぜChatGPTはUTMパラメータを付けるのか
室谷ここが本質的に面白いところで・・・OpenAIがわざわざUTMパラメータを付けてるのには理由があります。ChatGPTの検索機能(ChatGPT Search/Atlas)は、ウェブサイトのコンテンツを参照して回答を生成しますよね。
テキトー教師つまりサイト運営者からすると「自分のコンテンツが使われてるのに、トラフィックの追跡ができない」となると困るわけですね。
室谷その通りです。OpenAIの公式ヘルプによると、OAI-SearchBotのクロールを許可しているパブリッシャーは、GA4等のアナリティクスツールでChatGPTからの参照トラフィックを追跡できるようになっています。
UTMパラメータはそのための透明性の確保なんですよね。
UTMパラメータはそのための透明性の確保なんですよね。
テキトー教師パブリッシャーとの関係構築という意味でも大事な施策ですよね。「あなたのサイトからちゃんとトラフィックを返してますよ」という証拠になるわけですから。
ChatGPTがUTMを付けるケース・付けないケース
室谷ただ、全てのリンクにUTMが付くわけじゃないんですよ。これはSeer Interactiveの詳しい分析記事でも解説されていますが、ChatGPTには付与のロジックがあります。
テキトー教師そこ、詳しく聞きたいですね。どういう基準で付くんですか?
室谷大きく分けると、ChatGPTがリンクを返すパターンは2つあります。引用(citation)と検索結果(search result)ですね。
| パターン | UTMの付与 | 説明 |
|---|---|---|
| 引用(citation) | 付く傾向が強い | 回答の根拠として参照元を示すリンク |
| 検索結果(search result) | 付かない傾向 | 「このサイトのURLを教えて」等の直接的なリクエスト |
テキトー教師なるほど。ChatGPTが自発的に「この情報のソースはここです」と引用するときにはUTMが付くけど、ユーザーが「このサイトのURL教えて」と聞いたときには付かないと。
室谷あとは、医療・法律・金融などのセンシティブなトピックの場合や、ログインページなどのアカウント固有のURLの場合も、プライバシーへの配慮でUTMが省略されることがあるようです。
テキトー教師そこまで細かいロジックが組まれてるんですね。
GA4でChatGPTからの流入を確認する方法
室谷さて、実際にGA4でChatGPTからのトラフィックを確認する方法を見ていきましょう。特別な設定は必要ないです。
UTMパラメータはGA4がデフォルトで認識してくれます。
UTMパラメータはGA4がデフォルトで認識してくれます。
テキトー教師これ、講座でやると「え、こんな簡単に見れるんですか」って驚かれますね。手順を整理します。
- GA4にログインする
- 左メニューの「レポート」を選択
- 「集客」>「トラフィック獲得」を開く
- 「セッションのデフォルトチャネルグループ」を「セッションの参照元/メディア」に切り替える
- 「chatgpt.com」という参照元が表示される
室谷MYUUUのサイトでもこの方法でチェックしてますが、2025年後半あたりからchatgpt.comの流入が目に見えて増えてきてます・・・
テキトー教師ちなみに、より詳しく分析したい場合は「探索」レポートでセグメントを作ると便利ですよ。utm_sourceがchatgpt.comのセッションだけをフィルタして、どのページに来ているか、滞在時間はどうか、コンバージョンしているかを見られます。
室谷ChatGPT経由のユーザーって、すでにAIの回答で情報を得た上でクリックしてるので、コンバージョン率が高い傾向があるんですよね。これはサイト運営者にとってかなり重要なデータです。
ChatGPT以外のAIサービスのUTMパラメータも知っておこう
室谷ChatGPTだけじゃなく、他のAIサービスもそれぞれのやり方でトラフィック情報を付けてきてます。これ、まとめておくと便利ですよね。
テキトー教師講座でもこの比較表は好評ですね。
| AIサービス | パラメータ形式 | 備考 |
|---|---|---|
| ChatGPT | ?utm_source=chatgpt.com | OpenAIが自動付与 |
| Bing Copilot | ?ocid=bingcopilot / ?form=chatgpt | Microsoftの識別パラメータ |
| Gemini | ?utm_source=gemini.google.com | Google形式のUTM |
| Perplexity | ?source=perplexity / ?ref=perplexity | 独自のパラメータ形式 |
| Claude | パラメータなしが多い | 2026年時点では未付与の場合が多い |
室谷特にPerplexityからの流入はサイトによってはかなり多いですよ。MYUUUでもPerplexity経由のセッションが増えてて・・・AI検索全体をトラッキングする時代に入ってます。
テキトー教師GA4の「セッションの参照元/メディア」で、chatgpt.com以外にもgemini.google.comやperplexityが出てきてないか、一度チェックしてみるといいですね。
室谷ちなみに、パラメータが付かないAI経由のトラフィックはGA4では「Direct」に分類されることが多いです。これがいわゆる「ダークトラフィック」と呼ばれるもので、実際のAI流入はGA4の数値よりも多い可能性があります。
URLからutm_source=chatgpt.comを消したいとき
テキトー教師「URLを人に共有するとき、utm_source=chatgpt.comが付いたままだと恥ずかしい」っていう声も聞きますね(笑)。
室谷あるあるですよね(笑)。「ChatGPTで調べたのバレるじゃん」っていう。
結論から言うと、URLの「?」以降を消すだけでOKです。ページの表示には影響しません。
結論から言うと、URLの「?」以降を消すだけでOKです。ページの表示には影響しません。
テキトー教師具体的にはこうですね。
- 変更前:
https://example.com/article?utm_source=chatgpt.com - 変更後:
https://example.com/article
室谷UTMパラメータはあくまでアクセス解析用のタグなので、消してもページの内容は同じです。ただし、サイト運営者側からするとトラッキングデータが失われるので、特に理由がなければそのままクリックしてもらった方がありがたいですけどね。
テキトー教師ブラウザの拡張機能でUTMパラメータを自動的に除去するものもありますけど、一般的な用途であればそこまでしなくても大丈夫ですよ。
サイト運営者が今やるべきこと:AI検索時代のSEO対策
室谷ここからはサイト運営者向けの話ですね。utm_source=chatgpt.comが付いた流入が見えるということは、あなたのサイトがChatGPTに参照されているということです。
これは良いサインなんですよね。
これは良いサインなんですよね。
テキトー教師でも、逆に「chatgpt.comからの流入がゼロ」だったらどうすればいいんですか? という質問も多いですね。
robots.txtでOAI-SearchBotを許可する
室谷まず基本として、robots.txtでOAI-SearchBotをブロックしていないか確認することですね。これがブロックされているとChatGPTがあなたのサイトを検索結果に含められません。
テキトー教師確認方法としては、自分のサイトの
/robots.txtを開いて、以下のような記述がないかチェックします。# これがあるとChatGPTの検索ボットをブロックしている
User-agent: OAI-SearchBot
Disallow: /
室谷もしブロックしているなら、OAI-SearchBotのDisallowを削除するか、Allowに変更します。ちなみに、GPTBotとOAI-SearchBotは別物です。
GPTBotはAIの学習用クローラー、OAI-SearchBotはChatGPT Searchの検索結果用クローラーですね。
GPTBotはAIの学習用クローラー、OAI-SearchBotはChatGPT Searchの検索結果用クローラーですね。
テキトー教師「AIに学習されたくないけど、検索結果には出たい」という場合は、GPTBotだけブロックしてOAI-SearchBotは許可する、という設定も可能ですよ。
GEO(Generative Engine Optimization)を意識する
室谷従来のSEOがGoogleの検索結果で上位を取ることだとすると、GEO(Generative Engine Optimization)はAIの生成結果で引用されることを目指す施策ですね。
テキトー教師これ、まだ体系化されていない領域ではありますが、いくつかの傾向は見えてきてますよね。
室谷ChatGPTに引用されやすいコンテンツの特徴をまとめると・・・
- 専門性が高く、信頼できるデータや統計を含む
- 構造化されている(見出し、リスト、テーブルが整理されている)
- FAQセクションがあり、自然な質問に答えている
- 著者情報が明確で、権威性のシグナルがある
- 定期的に更新されている
テキトー教師コミュニティのメンバーさんの中にも、構造化データ(schema.org)をしっかり実装したら引用される頻度が上がったっていう報告があります。
室谷あと、スキーママークアップの「FAQPage」や「HowTo」は特に効果的ですね。AIがコンテンツの構造を理解しやすくなるので。
よくある質問(FAQ)
utm_source=chatgpt.comはウイルスですか?
室谷いいえ、ウイルスではありません。ChatGPTがリンクに自動で付けるアクセス解析用のパラメータです。
URLの「?」以降はサイトのコンテンツには影響しません。
URLの「?」以降はサイトのコンテンツには影響しません。
utm_source=chatgpt.comを消しても大丈夫ですか?
テキトー教師大丈夫です。URLの「?utm_source=chatgpt.com」以降を削除しても、同じページが表示されます。
ただ、サイト運営者のアクセス解析データには反映されなくなりますね。
ただ、サイト運営者のアクセス解析データには反映されなくなりますね。
自分のサイトがChatGPTに引用されているか確認する方法は?
室谷GA4の「集客」>「トラフィック獲得」>「セッションの参照元/メディア」でchatgpt.comからの流入があるか確認できます。流入がある場合、あなたのサイトはChatGPTの回答で引用されています。
ChatGPTからの流入を増やすにはどうすればいいですか?
テキトー教師まずrobots.txtでOAI-SearchBotを許可すること。次に、専門性の高い構造化されたコンテンツを作ること。
FAQ形式やHowTo形式は特にAIに引用されやすい傾向があります。
FAQ形式やHowTo形式は特にAIに引用されやすい傾向があります。
Googleアナリティクスの設定は必要ですか?
室谷GA4のデフォルト設定でUTMパラメータは自動認識されるので、特別な追加設定は不要です。GA4自体をまだ導入していない場合は、先にGA4の設定が必要になります。
まとめ
室谷今回はutm_source=chatgpt.comの意味と、GA4での確認方法、サイト運営者がやるべきことについて話してきました。
テキトー教師ポイントを整理すると、utm_source=chatgpt.comはChatGPTが自動付与するトラッキングパラメータで、危険なものではないということですね。
室谷サイト運営者にとっては、GA4で「集客」>「トラフィック獲得」から簡単にChatGPTからの流入を確認できますし、これからはGEO対策としてAI検索への最適化も意識していくべきですね。
テキトー教師AI検索経由のトラフィックはまだ全体の数%という方が多いと思いますが、確実に伸びている領域です。今のうちから計測の仕組みを整えておくことをおすすめしますよ。
室谷その通りです。前回の記事ではChatGPTの基本的な使い方を紹介しましたが、今回のようなウェブマーケティングとAIの接点の話はこれからますます重要になってきます・・・
