ChatGPT GPTsとは?自分専用AIを作れるカスタム機能を完全解説【2026年最新】
室谷今回はGPTsの話をしましょう。ChatGPTをちゃんと使い込んでいる人なら知っているはずなんですが、意外と「名前は聞いたことあるけどよくわからない」という人が多いんですよね・・・
テキトー教師ですね。コミュニティのメンバーさんからも「GPTsって何をするものですか?」って定期的に聞かれます。
ChatGPTそのものは使えているのに、GPTsまで活用している人は少ない印象です。
ChatGPTそのものは使えているのに、GPTsまで活用している人は少ない印象です。
室谷GPTsを一言で言うと、「自分専用にカスタマイズしたChatGPT」ですね。特定の目的や用途に特化したAIを、コードなしで誰でも作れる機能です。
テキトー教師講座でよく使う例えが「プロンプトとナレッジを事前に詰め込んだChatGPT」というやつです。毎回同じ指示を打ち込む手間が省けますし、自分のドキュメントを読み込ませておくこともできます。
室谷OpenAIが2023年11月に発表した機能なんですが、当時はめちゃくちゃ盛り上がりましたよね。「誰でもAIアプリが作れる時代が来た」みたいな雰囲気で・・・
テキトー教師あのときの熱量は今でも覚えています。企業の方から「これで社内ツールが作れますか?」という問い合わせが一気に増えました。
この記事ではGPTsの基本的な仕組みから、GPT Storeの使い方、自作GPTの作り方、プラン別の利用条件まで、GPTsに関する全てを解説します。
GPTsとは:ChatGPTのカスタムバージョンを作る機能

室谷まず基本的な話から整理すると、GPTsというのはChatGPTの「カスタムバージョン」を作る仕組みです。通常のChatGPTは汎用的なAIですが、GPTsを使うと特定の目的に特化したAIが作れます。
テキトー教師具体的に言うと、GPTsには大きく3つの要素があります。「命令(Instructions)」「知識(Knowledge)」「機能(Capabilities)」の3つです。
室谷命令は「このGPTは〇〇の専門家として振る舞え」とか「回答は必ず箇条書きにせよ」みたいな指示ですね。毎回プロンプトに書く必要がなくなります。
テキトー教師ナレッジは自分のドキュメントをアップロードして、GPTがそれを参照できるようにする機能です。社内の規定書や製品マニュアルを読み込ませておけば、それに基づいた回答が得られます。
1つのGPTにファイルは最大20個、各512MBまで添付できます。
1つのGPTにファイルは最大20個、各512MBまで添付できます。
室谷機能面では、ウェブ検索、画像生成、コード実行(データ分析)、Canvasなどが選択できます。「このGPTはウェブ検索を使わせる」「画像生成だけ有効にする」みたいな設定ができますね。
テキトー教師さらに「アクション(Actions)」という機能で、外部APIとつなぐこともできます。例えば在庫管理システムと連携させたGPTを作るとか、予約システムに直接書き込むGPTとか。
ここまで来るとかなりエージェント的な動きになります。
ここまで来るとかなりエージェント的な動きになります。
室谷ただアクションはある程度技術的な知識が必要になってくるので、最初はInstructionsとKnowledgeだけでも十分実用的なGPTが作れますよ。
GPT Storeとは:コミュニティが作ったGPTを探す場所
テキトー教師GPTsには「作る」側だけじゃなく「使う」側の話もあります。OpenAIが運営するGPT Storeでは、他のユーザーやコミュニティが作ったGPTを探して使えます。
室谷にアクセスすると、カテゴリ別に整理されたGPT一覧が見えますよ。ライティング、プロダクティビティ、リサーチ、教育、ライフスタイル、プログラミングなどの分野ごとにまとまっています。
テキトー教師2026年4月時点で人気が高いGPTを見ると、「Scholar GPT」という論文検索GPTや、「Consensus」という学術文献に基づいて回答するGPT、「AI Humanizer」といったものがトレンドに入っています。
室谷「Video AI by invideo」みたいなSora 2を使った動画生成GPTもありますよね。公式の機能と外部サービスを組み合わせた高度なGPTが増えてきた印象です。
テキトー教師OpenAI公式が作ったGPTもあります。「DALL·E」「Data Analyst」「Creative Writing Coach」「Monday」などがそうです。
Mondayは実験的なパーソナリティを持つGPTで、かなりユニークな動きをします(笑)
Mondayは実験的なパーソナリティを持つGPTで、かなりユニークな動きをします(笑)
室谷GPT Storeに公開されたGPTは検索で見つかりますし、シェアリンクで直接共有することもできます。自分が作ったGPTを公開すれば、他の人が使えるようになります。
ChatGPT GPTsの使い方:Explore GPTsから始める
テキトー教師実際にGPTsを使ってみましょう。まずGPT Storeにアクセスするのが最初のステップです。
ChatGPTのサイドバーにある「Explore GPTs」をクリックするか、 にアクセスしてください。
ChatGPTのサイドバーにある「Explore GPTs」をクリックするか、 にアクセスしてください。
室谷ここで気をつけてほしいのが、GPTの「使う」部分は無料プランでも一定数はできますが、「作る」部分はPlusプラン以上が必要という点ですね。
テキトー教師公式ドキュメントでも「Building and editing GPTs is limited to the web experience(GPTの作成・編集はウェブ版のみ)」と書いてあります。スマホアプリからはGPTを使うことはできますが、作ることはできません。
室谷カスタムGPTを作れるのはPlusプラン以上です。プラン別の利用条件を整理するとこうなります。
| プラン | GPTの利用(使う) | GPTの作成(作る) |
|---|---|---|
| Free | 限定的 | 不可 |
| Go | 限定的 | 不可 |
| Plus | 可(カスタムGPT含む) | 可 |
| Pro | 可(拡張) | 可(拡張枠) |
| Business | 可(ワークスペース限定GPT含む) | 可 |
| Enterprise | 可(ワークスペース限定GPT含む) | 可 |
テキトー教師PlusプランはChatGPTの月額$20のプランですね。このプランから自分でGPTが作れるようになります。
Businessプランだと「custom workspace GPTs(ワークスペース内限定GPT)」が使えます。社内のメンバーだけが使えるGPTを作れるのは、企業にとってかなり便利な機能ですよね。
Businessプランだと「custom workspace GPTs(ワークスペース内限定GPT)」が使えます。社内のメンバーだけが使えるGPTを作れるのは、企業にとってかなり便利な機能ですよね。
カスタムGPTの作り方:ノーコードで自分専用AIを作る
室谷GPTsの作り方は、OpenAIが意図的にシンプルにしているんですよね。「コーディングが不要で誰でも作れる」というのがコンセプトです。
テキトー教師実際の手順はこうです。
- https://chatgpt.com/gpts にアクセス
- 「Create」ボタンを選択してGPT Builderを開く
- 「会話形式で作る」か「直接設定する」を選ぶ
- 名前・説明・命令文・ナレッジ・機能を設定
- 「Create」で保存・公開
室谷「会話形式で作る(Conversational builder)」が面白いんですよ。「英語の文章を添削してくれるGPTを作りたい」と話しかけると、ChatGPTが対話しながらGPTの設定を組み立ててくれます。
テキトー教師技術的な知識がなくても、自分がどんなGPTを作りたいかを言葉で説明するだけで完成します。コミュニティのメンバーさんに教えていて「思ったより簡単だった」という声が多いポイントです。
室谷一方の「直接設定(Configuration view)」は、各フィールドを自分で直接埋めていく方法ですね。Instructionsに細かい指示を書きたい場合や、ナレッジファイルを細かく管理したい場合はこちらが便利です。
テキトー教師設定の中でも「Instructions(命令)」が一番重要です。公式ドキュメントに良いヒントが書いてあって、「多段階のワークフローなら明示的なステップ構造を使う(When X → do Y)」とか「禁止リストより肯定的・具体的な指示を優先する」とか。
室谷Instructionsをしっかり書けるかどうかで、GPTの精度が大きく変わります。最初は短くてもいいので、明確な目的と動作ルールを書くのが大事です。
テキトー教師あとはバージョン管理もできるようになっています。以前のバージョンに戻せるVersion Historyという機能があって、設定を誤って壊してしまっても復元できます。
これ、地味に便利です。
これ、地味に便利です。
Instructionsの書き方:精度を高める3つのポイント
室谷せっかくなのでInstructionsの書き方をもう少し深掘りしましょう。GPTsを作ってみたけど「思ったような回答が出ない」という人のほとんどが、Instructionsの書き方に課題があります。
テキトー教師効果的なInstructionsの3要素はこうです。
- 目的の明確化: 「このGPTは〇〇のために存在する」という宣言文を最初に書く
- 動作ルールの具体化: 「必ず〜する」「〜の場合は〜する」という条件分岐を書く
- 例示の追加: 良い回答の例と悪い回答の例を入れると精度が上がる
室谷MYUUUで実際に作ったGPTでも、最初は短いInstructionsで作って、使いながら少しずつ追記していく方法が一番うまくいきましたね。最初から完璧を目指さないのがコツです。
テキトー教師Publicのシェア用GPTとして公開する場合は、会話スターター(Conversation Starters)もしっかり設定しておくといいです。「最初に何を聞けばいいか」が分かると、初めて使う人がスムーズに動けますから。
https://chatgpt.com/gpts と https://chatgpt.com/gpts/mine の使い分け
室谷URLの話もしておきましょう。GPTsに関連するURLがいくつかあって、最初は混乱する人も多いんですよね。
| URL | 内容 |
|---|---|
| https://chatgpt.com/gpts | GPT Storeのトップ。他のユーザーが作ったGPTを探す |
| https://chatgpt.com/gpts/mine | 自分が作ったGPTの一覧 |
| https://chatgpt.com/create | 新しいGPTを作る画面 |
テキトー教師は自分のGPT管理画面です。作ったGPTの編集や削除、共有設定の変更ができます。
既存のGPTを編集したい場合は、ここから対象のGPTを選んで「Edit GPT」を押します。
既存のGPTを編集したい場合は、ここから対象のGPTを選んで「Edit GPT」を押します。
室谷GPT Storeのメインページと自分のGPT一覧、この2つを使い分けられるようになると、GPTs管理がかなりスムーズになりますよ。
GPTsのプライバシーと安全性
テキトー教師GPTsを使うときに気になる方も多いのが、プライバシーの問題ですね。「GPTを作った人に自分の会話が見えているのでは?」という質問をよく受けます。
室谷これは明確に「見えない」です。公式の発表でも「Your chats with GPTs are not shared with builders(GPTとのチャットはビルダーには共有されない)」と明記されています。
テキトー教師ただし、GPTがサードパーティのAPIを呼び出すアクション機能を持っている場合は別です。そのAPIを通じてデータが外部に送られる可能性があります。
アクションを使うGPTを使う際は、「データをそのAPIに送っていいか」の確認が入ります。
アクションを使うGPTを使う際は、「データをそのAPIに送っていいか」の確認が入ります。
室谷セキュリティ面では、OpenAI側でGPTが利用規約に違反していないか確認する仕組みがあります。詐欺的なコンテンツ、ヘイトスピーチ、成人向けコンテンツを含むGPTの公開は禁止されています。
問題のあるGPTを見つけた場合は、GPTの共有ページにある報告機能からOpenAIに通知できます。
問題のあるGPTを見つけた場合は、GPTの共有ページにある報告機能からOpenAIに通知できます。
GPTsとDifyの違い:どちらを使えばいい?
室谷よく聞かれるのが「GPTsとDifyって何が違うの?」という話ですね。MYUUUでもこの2つを使っているので、実際の違いを話せます。
テキトー教師これは明確に「用途が違う」です。GPTsはChatGPTの機能を使いながら、OpenAIのエコシステム内でカスタマイズするものです。
対してDifyは完全にオープンな環境で、どのLLMも使えるし、自社サーバーにも置けます。
対してDifyは完全にオープンな環境で、どのLLMも使えるし、自社サーバーにも置けます。
室谷GPTsのメリットは「手軽さ」ですね。ChatGPTのUIがそのまま使えるので、使い手のユーザーが学習コストなく使えます。
個人が自分用に作る、あるいは社内の非エンジニア向けに作るなら、GPTsが圧倒的に簡単です。
個人が自分用に作る、あるいは社内の非エンジニア向けに作るなら、GPTsが圧倒的に簡単です。
テキトー教師Difyは「複雑なワークフロー」や「複数のAPIをつなぐ」「自社システムと深く連携する」といったケースで強みが出ます。コミュニティのメンバーさんだと、最初GPTsで作って、要件が複雑になったらDifyに移行するパターンが多いですね。
室谷あと大事な違いが「モデルの縛り」です。GPTsはOpenAIのモデルしか使えませんが、DifyはClaude、Gemini、Llamaなども選べます。
MYUUUではコーディング系のタスクにはClaudeを使いたいケースもあるので、そういう場合はDify経由になりますね。
MYUUUではコーディング系のタスクにはClaudeを使いたいケースもあるので、そういう場合はDify経由になりますね。
テキトー教師GPTsとDifyの使い分けを整理するとこうなります。
| 比較項目 | GPTs | Dify |
|---|---|---|
| 作りやすさ | 非常に簡単(ノーコード) | 中程度(ノーコードだが学習が必要) |
| 使えるモデル | OpenAIのみ | Claude・Gemini・Llamaなど幅広い |
| 連携の柔軟性 | 限定的(Actions経由) | 高い(API・DB・自社システム) |
| コスト | Plusプランから(月$20) | 無料枠あり、本格利用は有料 |
| 設置場所 | OpenAIのサーバーのみ | クラウド・セルフホスト可能 |
室谷「まずAIカスタマイズに挑戦したい」ならGPTs、「本格的にビジネス用途で使う」ならDifyという判断になることが多いですね。
GPTsを活用した実践例:ビジネスでの使い方
室谷ビジネスでの実践例も紹介しておきましょう。MYUUUでもGPTsをいくつか使っていますが、「特定の業務に特化したアシスタント」として機能しています。
テキトー教師効果的なGPTsの活用パターンをまとめると、こういうものが多いです。
- 業種・役割専門GPT: 「不動産営業のためのヒアリングGPT」「マーケターのためのコピーライティングGPT」のように、特定の職種・業種に特化させる
- 社内マニュアルGPT: 就業規則や製品マニュアルをナレッジとして読み込ませ、「社内規定を検索できるGPT」にする
- キャラクター付きGPT: ブランドのトーンに合わせた口調や人格を設定し、顧客対応の一次窓口にする
- 翻訳・ローカライズGPT: 自社特有の専門用語の対訳表をナレッジに入れて、ブレのない翻訳GPTを作る
室谷OpenAIの発表当初からEnterpriseの事例として挙げられていたのが、Amgen(製薬)、Bain(コンサル)、Square(フィンテック)などです。マーケティング素材の作成、カスタマーサポートの補助、新人エンジニアのオンボーディングなどに使われていました。
テキトー教師社内GPTのポイントは「使う人がChatGPTを詳しく知らなくてもいい」という設計にすることです。会話スターター(conversation starters)で「最初に何を聞けばいいか」をガイドしてあげると、技術に詳しくない社員でもスムーズに使えます。
室谷ここが本質なんですよね。GPTsは「AIを作る技術」というより「AIが使いやすいインターフェースを設計する技術」です。
エンジニアじゃなくてもできるし、むしろ現場を知っている人が作った方がいいものができます。
エンジニアじゃなくてもできるし、むしろ現場を知っている人が作った方がいいものができます。
よくある質問(FAQ)
テキトー教師最後によく聞かれる質問をまとめておきましょう。
室谷まず「GPTsは無料で使えますか?」ですが、GPT Storeを見て公開されているGPTを使う分には無料プランでも一定数は使えます。ただし自分でGPTを作りたい場合はPlusプラン以上が必要です。
テキトー教師「GPTsとChatGPT、何が違うの?」については、ChatGPTが汎用AIで、GPTsがChatGPT上で動くカスタムアプリだという関係性ですね。GPTsはChatGPTの機能を使って特化させたバージョンです。
室谷「スマホアプリからGPTsは作れますか?」は、作れません。GPTの作成・編集はウェブ版のChatGPTのみです。
スマホアプリはGPTsを「使う」ことはできます。
スマホアプリはGPTsを「使う」ことはできます。
テキトー教師「GPTsと(ChatGPTの)エージェントモードの違いは?」これもよく聞かれますね。エージェントモードはChatGPT標準の機能で、自律的にウェブ操作やファイル操作をするものです。
GPTsは「特定の目的・人格に特化した入口」という位置づけで、GPTs自体にもアクション機能でエージェント的な動作を持たせることができます。
GPTsは「特定の目的・人格に特化した入口」という位置づけで、GPTs自体にもアクション機能でエージェント的な動作を持たせることができます。
室谷「GPTsを企業内だけで使うには?」は、ChatGPT BusinessやEnterpriseプランを使うと「ワークスペース内限定のGPT」が作れます。外部には公開されず、チームメンバーだけが使えるGPTです。
社内ツールを作りたい企業にはこのプランが向いています。
社内ツールを作りたい企業にはこのプランが向いています。
まとめ
室谷GPTsをまとめると、「ChatGPTを自分の用途に特化させる仕組み」ですね。コードなしで作れて、社内ドキュメントも読み込めて、外部APIとも連携できる。
テキトー教師ハードルは思っているより低いです。まず でGPT Storeを探索してみて、「こういうGPTが自分でも作れるんだ」というイメージを持つところから始めるといいと思います。
室谷Plusプランがあれば今日から作れますし、まずは自分が日常的に使っているプロンプトをInstructionsに詰め込んだGPTを1つ作るのが最初のステップとしておすすめです。
テキトー教師使い込んでいくと、Difyや他のノーコードツールとの使い分けも自然と見えてきます。「このくらいの要件ならGPTsで十分」「これはDifyの方がいい」という判断ができるようになると、AI活用のレベルが一段上がる感覚があります。
室谷・・・GPTsって意外と奥が深いんですよね。「自分専用AIを設計する」という視点を持つと、プロンプトエンジニアリングの延長線上に確実にあります。
ぜひ試してみてください。
ぜひ試してみてください。
