ガイド2026年4月8日

ChatGPT Businessとは?料金・プラン・旧Teamからの変更点を完全解説

室谷東吾
監修者室谷東吾(@0x__tom

株式会社MYUUU 代表取締役 / 日本最大級AIコミュニティ「.AI」創設者(累計2,000名超)/ セプテーニ・ホールディングス(電通グループ)と資本業務提携 / 著書「お金を使わず、AIを働かせる『Dify』活用」(ぱる出版、3刷)/ Xフォロワー約2万人

テキトー教師
監修者テキトー教師(@tekitoo_T_cher

.AI 認定講師 / 教育×AIの専門家 / 累計300名以上にAI活用を指導 / 「テキトーに学ぶ」がモットーの実践派講師 / Xアカウント

ChatGPT Businessとは?料金・プラン・旧Teamからの変更点を完全解説

ChatGPT Businessとは?旧Teamプランから何が変わったのか

室谷室谷
今回はChatGPT Businessの話をしましょう。これ、.AI(ドットエーアイ)のコミュニティでも「Teamプランって今どうなってるの?」という声がちょっと多かったんですよね。
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そうなんですよ。講座でも「ChatGPT Team」で調べて古い記事を見てしまって、今の状況と違う・・・って混乱してる方が多くて。

実は2025年8月29日に「ChatGPT Team」が「ChatGPT Business」に改名されてるんですよね。
室谷室谷
そこ、まずしっかり押さえておかないといけないですよね。名称が変わっただけで、機能・料金・制限は変わってないという発表でした。

ただ2026年4月2日に料金改定と新しいシートタイプの追加があって、内容は結構変わってます。
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コミュニティのメンバーさんから「Businessって新しいプランが出たの?」って聞かれることがあるんですけど、そうじゃなくて名前が変わっただけ。ただし今年4月の改定で実質的に別物に近い進化をしてますよね。
室谷室谷
改名の背景としては、OpenAIが「Teamという名前では企業利用のイメージが伝わりにくかった」と言ってますね。「Business」の方が法人・企業向けプランとして分かりやすい。

実際、海外でもそう感じる声が多かったようで。
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あと旧Teamプランを使ってた企業は自動移行されていて、契約内容は変わらないので手続き不要という点も安心ですね。請求書の表記が「ChatGPT Business」になったくらいで、それ以外は継続して使えます。

ChatGPT Businessの概要

ChatGPT Businessは、スタートアップや成長中の企業のためのワークスペース型プランです。個人向けのPlus/Proとは異なり、チームで共有できる安全な環境と管理者機能が揃っています。

2026年4月の改定で、以下の2種類の「シート」を組み合わせて使えるようになりました。

シート種別アクセス権限課金方式最低人数
標準ChatGPTシートChatGPT + Codex固定月額2名
CodexシートCodexのみ従量課金なし
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このシート構造が2026年4月に新設されたんですよ。以前は全員が同じ契約形態だったんですが、開発者向けにCodexだけ使いたいケースに対応したんですね。

エンジニアと非エンジニアで料金を最適化できるようになった。
室谷室谷
MYUUUでも開発チームはAPIを使うことが多いんですが、Codexシートを持ちつつAPI経由でプログラム的に使うパターンが増えてきそうですね。ただAPIの課金はBusiness契約とは別なので、そこは混同しないように注意が必要です・・・

ChatGPT Business料金・価格の全体像

室谷室谷
じゃあ料金の話をしましょう。2026年4月2日の改定後の最新料金です。
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ここが一番聞かれるところですよね。月払いか年払いかでも変わりますし、整理しておきましょう。

2026年4月時点の標準ChatGPTシート料金(1ユーザーあたり):

請求方式月額
月次請求(月払い)$25 / ユーザー
年次請求(年払い)$20 / ユーザー
室谷室谷
注意したいのが、日本円換算するとドル円レートによって変動するということですよね。2026年4月時点のレートで換算すると、年払いで月2,900〜3,200円前後というイメージです。

ただ公式の円建て価格は公式サイトで確認するのが確実です。
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講座で受講生さんに「1人あたり月いくら?」と聞かれると、まず最低2人からという前提を伝えるようにしてます。月払いなら最低でも月$50からスタートですよね。
室谷室谷
「個人でChatGPT Businessに入れる?」という質問もよく見かけますが・・・2人以上から契約なので、完全にひとりで使うには向かないですね。個人なら素直にPlusかProを選ぶべきです。
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ただ個人事業主で外部パートナーと一緒に使いたいとか、そういうケースなら2人契約でBusiness選ぶメリットはあります。データ保護・SAML SSOなど企業ユースの機能が個人プランには含まれないので。

Codexシートの料金

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Codexシートの方は従量課金なので、使った分だけ払う仕組みです。「料金がどうなってるか分からない」という声が多くて・・・
室谷室谷
これはCodexのRate Cardを公式で確認するのが一番確実ですね。使用するトークン数に応じた課金になります。

固定費がかからない分、使わない月はゼロ円になる一方、ヘビーに使うと思った以上に積み上がることもあります。
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MFAやSAML SSOはChatGPTシートでしか使えないので、管理者機能が必要なユーザーは標準シートにしておく必要がある点も注意が必要ですね。

ChatGPT Businessプランの主要機能・できること

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次は機能面ですね。PlusやProと比べて何がプラスされるのか、ここが一番の関心どころだと思います。
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整理すると、Businessプランの特徴は大きく3つに分類できます。「セキュリティ・プライバシー」「チーム管理機能」「モデルアクセス」ですね。

セキュリティ・データ保護

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まずデータ保護の話から。Businessプランでは「ビジネスデータはデフォルトで学習に使われない」というのが大きいですね。

個人のPlusやProとは明確に違うポイントです。
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これ、企業が「ChatGPTに社内の機密情報を入れていいのか」という議論になるときの一番重要な答えになるんですよね。Businessプランを使えば、入力した内容がOpenAIのモデル学習に使われないという保証があります。
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加えてSOC 2 Type 2対応、GDPR・CCPA準拠、CSA STARへの対応と、コンプライアンス要件がある企業でも使いやすい仕様になってます。ISO認証はEnterpriseプランが対象ですが、BusinessでもGDPR対応は担保されています。
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セキュリティ面で具体的にというと、通信時はTLS暗号化、保存時はAES-256暗号化という業界標準が適用されています。これは公式のTrust Portalでも確認できます。

Businessプランのセキュリティ主要機能:

  • データの学習への未使用(デフォルト設定)
  • 通信・保存時の暗号化
  • SAML SSO対応(Single Sign-On)
  • MFA(多要素認証)対応
  • SOC 2 Type 2準拠
  • GDPR・CCPA対応
  • ドメイン検証
  • 基本的なユーザー分析
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SAML SSOは特に大企業や中堅企業にとって重要で、「会社の認証システムとシームレスに連携できる」というのが導入の大きな理由になりますよね。ITチームも喜ぶポイントです。

チーム管理機能

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管理機能の面も見ておきましょう。個人プランには存在しないAdmin Console(管理コンソール)がBusinessプランには搭載されてます。
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管理者がメンバーを招待・削除したり、シートタイプを変更したりできる。あとワークスペース全体のクレジット残高や使用量も把握できます。

「誰がどれだけ使ったか」が一覧で見られるのは経営的にも重要ですよね。
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MYUUUでも何かツールを入れるときに「どのメンバーが使ってるか把握できないと困る」という話が必ずでてくるんですよ。Businessプランはその点を管理コンソールで解決してくれます。

管理機能の一覧:

  • Admin Console(管理コンソール)
  • メンバーの一括招待・管理
  • ロール設定(管理者・メンバー)
  • シートタイプの変更
  • ドメイン検証
  • 使用量の可視化
  • 支出管理・クレジット購入
  • 監査ログ(Audit Log)
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監査ログは2026年4月の改定で追加されたものですね。「誰がいつどんな操作をしたか」の記録が残せるようになった。

コンプライアンス上、これを求める企業は多い。

モデルアクセス・コンテキスト

室谷室谷
モデル面では、GPT-5.4へのアクセス(GPT-5.4 Thinkingは柔軟なアクセス形式)、GPT-5.3 Instant無制限、GPT-5.4 Proへのアクセス(柔軟)と、最新モデルが使える仕様です。
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Plusとの違いはGPT-5.4の利用量が「拡大」ではなく「無制限」になる点と、GPT-5.4 ProやGPT-5.4 Thinkingが使えること(ただし柔軟・クレジットベース)ですよね。コンテキストウィンドウはGPT Instantで54K(約40ページ相当)。
室谷室谷
個人用途のProプランと比べると、Proの方が128Kコンテキストで広い分、料金は月$200と高い。BusinessはチームユースにフォーカスしてProより低価格で管理機能を提供している、という位置づけです。

ChatGPT Businessプランの比較:Plus・Pro・Enterpriseとの違い

ChatGPTプラン比較表(Plus/Pro/Business/Enterprise)の図解(公式情報をもとに作成)

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ここが一番検索される質問ですよね。「結局どれを選べばいいのか」という。

整理しましょう。
室谷室谷
個人とチームで切り分けると明確になります。Plus・ProはあくまでもIndividual(個人)向け。

BusinessはTeam(2人以上の組織)向けです。Enterpriseは大規模な企業向けでセールス商談が必要、という構図ですね。

各プランの比較:

PlusProBusinessEnterprise
対象個人個人2人以上大企業
料金$20/月$200/月$20〜25/ユーザー/月要問合せ
GPT-5.4アクセス拡大無制限無制限無制限
GPT-5.4 Proなしあり柔軟柔軟
コンテキスト窓54K128K54K128K
管理コンソールなしなしありあり
SAML SSOなしなしありあり
データ非学習なしなしありあり
SOC 2 Type 2なしなしありあり
ISO 27001なしなしなしあり
SCIMなしなしなしあり
データ保管地選択なしなしなしあり
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この表を見ると、「個人でも会社のデータを扱うならBusiness」という判断になりますよね。個人アカウントのPlusだとデータが学習に使われる可能性がある。
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海外企業でも「従業員が個人のChatGPT Plusアカウントで仕事をするのはNG」というポリシーを作る企業が増えています。コンプライアンス上、会社としてBusinessプランを契約するのが標準的な運用になってきてますね。
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一方でEnterpriseとの違いは何かというと、Enterpriseはより大規模な組織向けで「SCIM」(ユーザー自動プロビジョニング)、「EKM」(企業鍵管理)、より詳細なロールベースアクセス制御、データ保管地選択(日本・EU・米国等10地域)といった機能が追加されます。
室谷室谷
あとEnterpriseはコンテキストウィンドウが128Kになる点も大きいですね。長いドキュメント処理や大規模なコードレビューを頻繁にやるならEnterpriseを検討する価値があります。

ただしセールス商談必須なので中小企業にはハードルが高い。

ChatGPT BusinessとPersonal(Plus)、どっちを選ぶべきか

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最もよく聞かれるのが「PlusとBusinessどっちにすればいい?」ですね。判断基準をはっきりさせておきましょう。

Businessを選ぶべきケース:

  • 2人以上のチームで共同利用する
  • 会社のデータや機密情報をChatGPTに入力する
  • IT部門からSSO対応を求められている
  • 請求書発行(Invoice)やGDPRコンプライアンスが必要
  • ユーザー管理・利用状況の可視化が必要
  • 不正利用防止の管理機能が必要

Plusを選ぶべきケース:

  • 個人で使う(副業含む)
  • 機密性の高いデータを入力しない
  • シンプルにGPT-5.4を使いたい
  • まずお試しで使い始めたい
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結論から言うと、法人でChatGPTを業務利用するなら迷わずBusinessですね。PlusのままだとIT部門から「データ保護ポリシー違反では?」と指摘されるリスクがある。
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個人事業主だと微妙な場合もありますが・・・クライアントの情報を扱うなら最低限Businessで入るのが誠実だと思います。「個人のPlusで使ってた」というのは後から問題になることがある。

ChatGPT Businessの申し込み方法・始め方

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では実際に申し込む方法を見ていきましょう。Self-serveなので、セールスに連絡しなくても自分で完結できます。
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ここが旧Teamプランからの改善点でもあって、スタートアップや小規模チームがすぐに始められる設計になってますよね。

申し込み手順:

  1. chatgpt.comにアクセスし、「Pricing(料金)」をクリック
  2. BusinessプランのところをクリックしてBusinessに進む(「無料で試す」から始められます)
  3. メールアドレスでサインアップ、またはGoogleアカウントでログイン
  4. ワークスペース名を設定
  5. メンバーをメールアドレスで招待(最低2人必要)
  6. 支払い方法を設定(クレジットカード)
  7. 請求方法(月払い/年払い)を選択
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無料トライアルも提供されているので、まず試してから決める、というのがやりやすくなりましたね。
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招待メールの送り方ですが、管理者コンソールからメンバーのメールアドレスを入力してSendするだけ。受け取った側は招待メールのリンクをクリックしてワークスペースに参加します。
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SAML SSOを設定する場合は、事前に自社のIdP(Identity Provider)の設定が必要ですが、OpenAIのヘルプセンターにSSOの設定手順が詳しく出ているので参照してください()。

メンバーの追加・管理方法

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メンバー管理のよくある質問として「後から人数を変えられるか」というものがありますが・・・はい、変えられます。人数変更はいつでも管理コンソールから可能です。
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追加はAdmin Consoleの「Members」から招待。削除はそのメンバーをRemoveするだけです。

人数を変えると翌月の請求額が変わります。
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シートタイプの変更(標準シートからCodexシートへ等)も管理コンソールから行えます。2026年4月からCodexシートが追加されたので、開発チームのエンジニアはCodexシートにして、非エンジニアは標準シートに、という使い分けができるようになりましたね。

解約方法と注意点

室谷室谷
解約の話もしておきましょう。ChatGPT Businessはいつでも解約できます。
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月払いなら次の請求日までに解約すれば、次月から課金されません。年払いの場合は残り期間分の返金はなく、契約期間の終了まで利用できる形です。
室谷室谷
解約後はワークスペースが閉じられ、メンバー全員のアクセスが失われます。重要なチャット履歴やデータはエクスポートしてから解約する方が安心ですね。
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解約は管理者アカウントのBilling設定から行えます。「Cancel Plan」を選択して確認するだけです。

ChatGPT Businessのセキュリティ・データ保護の詳細

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セキュリティの話をもう少し掘り下げておきたいんですよね。「ChatGPTに機密情報を入れてもいいのか」という議論は今でも多い。
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このツイートが示すように、有料プランでは広告なし継続で、データが広告目的に使われることもない。Businessプランでは学習データにも使われないので、企業としての安心感は高いですね。
室谷室谷
OpenAIが公式に明言している重要な点をまとめると、Businessプランでは「ワークスペースのデータはデフォルトでモデルの学習に使われない」「データはTLS(通信)・AES-256(保管)で暗号化」「SOC 2 Type 2認定済み」です。
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あと意外と知られてないのが「監査ログ(Audit Log)」ですよね。管理者が「誰がいつどんな操作をしたか」を確認できる。

これ、コンプライアンス上のエビデンスを求められる業種には必須の機能です。
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金融や医療だとデータ取り扱いの証跡が必要になるケースが多くて・・・監査ログがあれば「この日にこのメンバーがこの操作をした」という証拠として使えます。

データ保護ポリシーの実態

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よく議論になるのが「本当に学習に使われていないのか?」という点ですよね。これ、オプトアウト設定に依存するのではなく、Businessプランではデフォルトで非学習が保証されている点が個人プランと大きく違います。
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Plusだとデフォルトでは学習に使われる可能性があって、設定でオプトアウトする必要がある。Businessはその逆で、デフォルトが非学習。

企業としてはこの違いが大きい。
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ただし完全にゼロリスクかと言うと、OpenAIのToSにサービス改善の目的で一定のデータ処理がある旨は書かれていますので、最高機密は入れないという判断は変わらないですよね。企業のリスク許容度によって判断が分かれる部分です。
室谷室谷
本当に機密度の高いデータを扱うなら、Enterpriseプランで「Zero Data Retention」オプションを契約するか、オンプレやプライベートクラウドのLLMを使うという選択肢も考えておくべきです。

ChatGPT BusinessのIPO制限・利用制限について

室谷室谷
利用制限の話もよく聞かれますよね。「Businessにすれば無制限に使えるの?」という質問が多い。
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「無制限*」とあってもアスタリスクが付いてて、「不正利用防止のための安全対策が適用されます」と書いてあるんですよね。これがどういう意味かということが気になる方も多いです。
室谷室谷
実態としては、通常業務で普通に使う分には制限に当たることはほぼないです。ただ異常に大量のリクエストを自動化で送り続けるようなケースは制限対象になります。
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具体的なIP制限の話で言うと、ChatGPT BusinessにはIP制限機能(特定のIPアドレスからのみアクセスを許可する)は含まれていません。これはEnterpriseプランの機能ですね。
室谷室谷
APIとの使い分けが重要で、プログラム的に大量にChatGPTを呼び出したいならChatGPT BusinessではなくOpenAI APIを使う、という基本は変わりません。

Codexの利用制限

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2026年4月からCodexの利用制限も変わりましたね。標準ChatGPTシートでも一定のCodexアクセスが含まれるようになりましたが、詳細はCodex Rate Cardで確認が必要です。
室谷室谷
Codexを本格的に使いたいエンジニアチームは、Codexシート(従量課金)を追加するのが最適解ですね。固定費なしで使った分だけ払う設計なので、月によって使用量が変動するチームに合ってます。
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よく聞かれる「deep researchの回数制限」については、Businessプランでも「Expanded(拡大)」というレベルで、Plusと同等の制限内容です。Proプランの「Maximum(最大)」には及びません。

ただ通常業務で使う分には十分な回数は確保されています。
室谷室谷
画像生成もPlusと同じ「Expanded」レベルです。毎日大量に画像生成するなら、そこはProかAPIを使う方が合ってます。

法人・企業での活用事例

室谷室谷
実際にBusiness(旧Team)プランを企業でどう使うか、事例的な話をしましょう。MYUUUでも複数メンバーで使ってますが、共有プロジェクトが地味に便利なんですよね。
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講座でコミュニティのメンバーさんに聞くと、いくつか典型的なユースケースがあります。整理するとこんな感じですね。

法人でのChatGPT Business主要ユースケース:

  1. コンテンツ制作チーム: 共有プロジェクトでプロンプトテンプレートを統一し、チームで一貫した品質のコンテンツを量産
  2. カスタマーサポートチーム: FAQや商品情報をCompany Knowledgeに登録し、回答の一貫性を担保
  3. 営業チーム: 提案書・メールのドラフト作成、競合調査にdeep researchを活用
  4. 開発チーム: コードレビュー・ドキュメント生成・テストコード作成にCodexを活用
  5. 管理部門: 議事録作成、データ分析(Record Mode)、コンプライアンス確認
室谷室谷
特にCompany Knowledge(会社ナレッジ)機能がなかなか良くて、社内の製品情報、FAQ、業界用語等をChatGPTに学習させられます。カスタムGPTとの組み合わせで、チーム専用のAIアシスタントを作れるイメージですね。
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SlackやGoogle Drive、GitHubとの連携(60以上のApp統合)も大きくて・・・普段使うツールのデータをChatGPTに引き込んで作業できるのは効率が全然違います。講座でも「Slack連携で過去の議論を要約させてる」という声をよく聞きます。
室谷室谷
海外の調査データを見るとこんな状況になってましてね・・・
室谷室谷
2026年2月時点でAnthropicの法人向け支出シェアがOpenAIを逆転したというデータも出てきています。ただChatGPTの使いやすさやエコシステムの広さは依然として強いので、Businessプランのアップデートで機能強化が続いている。

どちらを選ぶかはチームの用途次第ですね。
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これ結局「ChatGPTとClaude、どっちを法人契約すべきか」というテーマにもなってくるんですが・・・それは別の記事で掘り下げましょう(笑)。今日はChatGPT Businessの話なので。

ChatGPT BusinessのSSO設定方法

室谷室谷
SAML SSOの設定も、管理者からよく聞かれるポイントなので触れておきましょう。
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SSOを設定するには管理者コンソールにアクセスできる必要があります。前提として「ドメイン検証」が完了していること。
室谷室谷
設定の大まかな流れはこうです。

SAML SSO設定の手順概要:

  1. 管理者コンソールで「SSO設定」にアクセス
  2. IdP(Identity Provider)側でChatGPT用のSAMLアプリを作成
  3. IdPからSPメタデータ(Entity ID・ACS URL)を取得
  4. OpenAI管理コンソールにIdPのメタデータをアップロード
  5. テストログインで動作確認
  6. 全メンバーへのSSO強制を有効化(任意)

詳細な手順はOpenAI公式のヘルプドキュメント(https://help.openai.com/en/articles/9534785-configuring-sso)を参照してください。

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対応しているIdPはOkta、Azure AD(Entra ID)、Google Workspaceなど主要なものが揃っています。CyberArkなどのサードパーティIdPも対応しています。
室谷室谷
SSOを入れると「パスワード管理が不要になる」「退職者のアクセスをIdP側で一括遮断できる」というメリットが大きい。特に従業員数が多くなってくると、一人ひとりのChatGPTアカウントを管理するよりSSOの方がずっと楽ですね。

ChatGPT BusinessプランのFAQ

室谷室谷
よくある質問をまとめておきましょう。これが一番実用的かもしれないですね。
テキトー教師テキトー教師
講座でもコミュニティのメンバーさんからよく聞かれる質問パターンがいくつかあるので、そこを押さえておきます。

Q. ChatGPT BusinessとChatGPT Teamは同じ?

室谷室谷
はい、同じです。2025年8月29日にChatGPT Teamが正式にChatGPT Businessに改名されました。

機能・料金・データポリシーは名称変更時には変わっていませんでした。ただ2026年4月2日に料金改定と新機能追加があり、今のBusinessプランは旧Teamより機能が充実しています。

Q. 1人でもChatGPT Businessに入れる?

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標準ChatGPTシートは最低2名からです。ただし新設されたCodexシートは最低人数の制限がないので、エンジニア1名からCodexシートで利用を始めることは可能です。

ChatGPT機能を使いたいなら最低2名が必要です。

Q. 個人事業主はBusiness、Plus、どっちを選ぶべき?

室谷室谷
クライアントの機密情報を扱うかどうかが判断軸ですね。機密データを入れるならBusiness一択。

個人の作業にしか使わないならPlusかProで十分です。

Q. 年払いと月払い、どちらがおすすめ?

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年払いの方が1ユーザーあたり$5/月安くなります($20 vs $25)。チーム規模が安定していて、1年以上確実に使うなら年払いがお得ですね。

ただし中途解約時の返金はないので、まず月払いで試してから年払いに切り替える方法もあります。

Q. 無料トライアルはある?

室谷室谷
公式サイトには「無料で試す(Try for free)」というボタンがあります。ただし詳細な条件は変更されることがあるので、現在の公式サイトで確認してください。

Q. 請求書払いはできる?

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Businessプランはクレジットカード払いが基本です。請求書払い(Invoice)・PO(発注書)対応が必要な場合はEnterpriseプランまたはセールスへの問い合わせが必要です。

Q. APIとの違いは?

室谷室谷
ChatGPT BusinessはUI(ブラウザ/アプリ)上で使うためのプランです。プログラムからAPIで呼び出したい場合は、OpenAI APIを別途契約する必要があります。

Business契約にはAPI利用は含まれていません。

Q. 日本円での請求はできる?

テキトー教師テキトー教師
日本のユーザーは日本円建てで請求されることがあります。ただし最新の情報は公式サイトの料金ページで確認するのが確実です。

円建て料金の場合はドル/円換算とは別の価格設定になっていることがあります。

Q. 旧Teamプランから移行は必要?

室谷室谷
不要です。すでに旧Teamプランを使っていたワークスペースは自動的にChatGPT Businessとして継続されています。

請求書の表記が変わるだけで、操作や設定に変更はありません。

まとめ:ChatGPT Businessを選ぶべき企業・チームとは

室谷室谷
まとめましょう。ChatGPT Businessは、チームで安全にChatGPTを使うための法人・スタートアップ向けプランです。

個人のPlusやProとは明確に異なる管理機能とセキュリティが特徴です。
テキトー教師テキトー教師
ポイントを整理すると、Businessプランを選ぶべき判断軸はこんな感じです。

ChatGPT Businessが向いているチーム:

  • 2人以上でChatGPTを使っている(または使う予定がある)
  • 業務上の機密情報をChatGPTに入力する可能性がある
  • SSOや管理コンソールによるユーザー管理が必要
  • GDPR・CCPA対応が必要
  • 監査ログが必要
  • チームでGPTやプロジェクトを共有したい
  • Slackや Google Drive等のツールとChatGPTを連携させたい
室谷室谷
2026年4月の料金改定で標準シートが$25/月(年払い$20/月)になりましたが、これはPlusと同じ年払い価格でチーム管理機能とセキュリティが加わると考えれば、法人にとっては非常に合理的な選択肢だと思います。
テキトー教師テキトー教師
Codexシートの新設も大きなポイントで、開発チームと非開発チームで最適なシートタイプを選べるようになった。「エンジニアはCodexシートで従量課金、それ以外は標準シートで固定費」という使い分けができます。
室谷室谷
「旧Teamと何が変わったの?」という疑問で訪れた方へ向けて言うと、名称変更(Teamが2025年8月にBusinessに改名)プラス2026年4月の機能強化(Codexシート追加・料金変更・監査ログ追加)が主な変更点です。既存ユーザーの方は気づかないうちに更新されている部分も多いので、一度管理コンソールを確認してみることをおすすめします。
テキトー教師テキトー教師
これからChatGPTを法人で導入するなら、まず2人から始められるBusinessプランをトライアルで試してみて、使い勝手を確認してから継続するかEnterpriseにアップグレードするか判断する、というのが実用的なアプローチですね。
室谷室谷
前回は個人向けChatGPTプランの話をしましたが、今回でチーム・法人向けの全容が見えてきたと思います。何かご質問があれば.AI(ドットエーアイ)コミュニティでお気軽にどうぞ。

出典

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