Claude Codeの言語設定、実は奥が深い話
室谷今回は「Claude Codeの言語」というテーマで話しましょう。これ、一言で「言語」と言っても2種類あるんですよね。
「UIや応答の言語」と「プログラミング言語のサポート」で全然話が違う。
「UIや応答の言語」と「プログラミング言語のサポート」で全然話が違う。
テキトー教師そうなんですよ。コミュニティのメンバーさんから「Claude Codeって日本語で使えますか?」という質問と「Pythonは使えますか?」という質問が両方くるんですけど、どちらも「language」の話なのに答えが全然違う(笑)
室谷まず応答言語の話から整理しましょうか。Claude Code、デフォルトは英語なんですよ。
インストールしてすぐ使うと英語で返ってきてびっくりする人がいますよね・・・
インストールしてすぐ使うと英語で返ってきてびっくりする人がいますよね・・・
テキトー教師これ初日に必ず誰かが「英語で来たんですけど」って言うんですよ(笑)。でも設定1行で全部日本語になるので、そこまで深刻な問題ではないですね。
室谷settings.jsonの
languageキーに"japanese"を書くだけですからね。これ最近追加された設定で、音声入力の言語まで連動して変わるのが地味に便利なんですよ。
テキトー教師「言語設定してください」って言うと全部一括で変わる、そのシンプルさが好きです。複数の設定ファイルをいじらなくていいので。
Claude Codeの応答言語を日本語に設定する方法

室谷具体的なやり方を整理しましょう。settings.jsonをいじるわけですが、設定ファイルの場所が2箇所あるのが少しわかりにくいんですよね。
テキトー教師「グローバル設定」と「プロジェクト設定」の2種類ですね。グローバルは
プロジェクト設定は
~/.claude/settings.jsonで、これを変えると全プロジェクトに適用される。プロジェクト設定は
.claude/settings.jsonでそのプロジェクトだけ。
室谷日本語にするなら普通はグローバルで設定した方がいいですよね。毎回プロジェクトごとに書くのは面倒ですから。
グローバル設定(全プロジェクトに適用):
# ファイルを開く(存在しない場合は新規作成)
nano ~/.claude/settings.json
{
"language": "japanese"
}
テキトー教師これだけで次のセッションから日本語で返ってきます。既存のsettings.jsonがある人は
languageのキーを追記するだけですね。
室谷ちなみに他の言語も指定できます。スペイン語なら
グローバルチームで使う場合にメンバーごとに言語を変えるという使い方もありますね。
"spanish"、フランス語なら"french"。グローバルチームで使う場合にメンバーごとに言語を変えるという使い方もありますね。
テキトー教師この設定、に「Configure Claude's preferred response language (e.g., "japanese", "spanish", "french"). Claude will respond in this language by default. Also sets the voice dictation language.」と明記されています。音声入力の言語も同時に変わるのがポイント。
室谷CLIコマンドで設定する方法もあります。
/configコマンドを使う方法ですね。
テキトー教師インタラクティブメニューが出て選べるので、ファイルを直接編集したくない人にはこちらの方が安心感があります。
# Claude Codeのセッション内で実行
/config
室谷/configを実行するとメニューが出て、言語設定も含めた各種設定を対話形式で変えられます。ターミナルが苦手な人でもこれで操作できますね。
テキトー教師VS Codeの拡張機能版でも同じ設定が使えるのが統一されていて助かりますよね。どの環境で使っても同じ設定が効く。
CLAUDE.mdで言語を指定する方法
室谷もう1つの方法として、CLAUDE.mdに指示を書く方法があります。こちらはより細かく制御できます。
テキトー教師settings.jsonの
language設定との違いを整理すると、settings.jsonは「デフォルト言語」を設定するイメージで、CLAUDE.mdに書く場合は「このプロジェクトではこういう応答スタイルにする」という指示として機能します。
室谷プロジェクトのCLAUDE.mdに「日本語で回答してください」と書く方法ですね。英語のコードベースに日本語の指示書を混在させる場合などに使いやすい。
プロジェクトのCLAUDE.mdの例:
# Project Instructions
## 応答言語
- 全ての回答は日本語で行ってください
- コードのコメントは英語でOK
- コミットメッセージは英語で書いてください
テキトー教師この書き方が実用的なんですよね。「コードは英語、説明は日本語」という混在指定ができる。
settings.jsonの
settings.jsonの
language設定だけだと全部日本語になりすぎる場合があって、コメントとか変数名まで日本語にされると困る人もいます(笑)
室谷MYUUUでも実際のプロジェクトでCLAUDE.mdにこういう指示を書いてます。コードは英語のままにしつつ、Claudeとのやり取りは日本語で、という使い分けですね。
テキトー教師グローバル設定の
~/.claude/CLAUDE.mdを使えば全プロジェクト共通の言語指示にもできます。個人の設定として「常に日本語で」を書いておく場所として使いやすい。Claude Codeが対応しているプログラミング言語
室谷ここからはもう1つの「言語」の話、プログラミング言語のサポートについてです。結論から言うと、Claude Codeは「言語を選ばない」んですよね。
テキトー教師「Pythonしか使えないですか?」って聞かれることがあるんですけど、そんなことはなくて。原理的にはテキストとして扱えるものは何でも対応しています。
室谷ただ実際に「得意・不得意」はあります。Claudeのトレーニングデータに多く含まれていた言語ほど精度が高い傾向がある。
テキトー教師整理するとこうなりますね。
| プログラミング言語 | サポート精度 | 主な用途 |
|---|---|---|
| JavaScript / TypeScript | 非常に高い | フロントエンド、React、Next.js |
| Python | 非常に高い | バックエンド、データ分析、機械学習 |
| Java / Kotlin | 高い | エンタープライズ、Android |
| Go | 高い | マイクロサービス、CLIツール |
| Rust | 高い | システムプログラミング、WebAssembly |
| C / C++ | 高い | システム開発、パフォーマンス最適化 |
| C# | 高い | .NETアプリ、Windowsアプリ |
| Swift | 中〜高 | iOS / macOS開発 |
| PHP | 中〜高 | Web開発、WordPress |
| Ruby | 中〜高 | Ruby on Rails、スクリプト |
テキトー教師このテーブルを見て受講生さんによく言うのは「得意言語で使ってみた方が最初は体験が良い」という話。いきなり難しい言語で試して「全然使えない」と思われると損なので。
室谷実際にMYUUUで一番使われているのはTypeScriptとPythonですね。この2つは本当に精度が高くて、ほぼそのまま使えるコードが出てくることが多い・・・
テキトー教師「何の言語で書くか」よりも「どういうコードを書きたいか」を明確に伝える方が重要ですよね。曖昧な指示で精度の高い言語を使うより、具体的な指示で精度が中程度の言語を使う方がいいコードが出てくる場合もある。
室谷これ本質なんですよ。言語の精度の差よりも、指示の明確さの方がアウトプットの質に大きく影響します。
LSPとプログラミング言語のインテリジェント補完
室谷Claude CodeはLSP(Language Server Protocol)とも連携できます。これが地味にすごくて・・・
テキトー教師LSPって聞くと「難しそう」と感じる人も多いんですけど、要は「各プログラミング言語の賢い補助ツールとClaude Codeをつなぐ仕組み」です。
室谷VS Code拡張機能版のClaude Codeだと、エディタのLSPが提供する型情報や定義情報をClaude Codeが参照できる。TypeScriptだとその型が何なのかをちゃんと理解した上でコードを書いてくれます。
テキトー教師講座でVS Codeの拡張機能版を使ってもらうようにしているのも、このLSP連携があるからです。ターミナルのCLI版だとエディタのコンテキストがないので、どうしても精度が落ちる場面があります。
室谷特にTypeScriptやJavaみたいに型情報が重要な言語は、VS Code + Claude Code拡張機能の組み合わせで使った方が明らかに精度が上がりますよね。
テキトー教師Pythonも最近はpyrightなどの型チェッカーが使われているので、
pyproject.tomlで型設定をちゃんとしているプロジェクトだと恩恵が大きいです。言語設定のスコープと優先順位

室谷settings.jsonには「グローバル設定」と「プロジェクト設定」の2種類があると説明しましたが、優先順位を整理しておきましょう。
テキトー教師シンプルで「より具体的な設定が優先される」という原則ですね。プロジェクトのsettings.jsonに
"language": "english"と書けば、グローバルで"japanese"にしてあっても、そのプロジェクトでは英語になります。# 優先順位(高い順)
# 1. プロジェクト設定: .claude/settings.json
# 2. ユーザー設定: ~/.claude/settings.json
# 3. デフォルト: 英語
室谷つまり「グローバルは日本語にしておいて、英語を使いたいプロジェクトだけプロジェクト設定で上書き」という使い方もできますね。
テキトー教師逆もOKです。グローバルは設定しないで、日本語対応したいプロジェクトにだけプロジェクト設定を置く使い方もある。
どちらが自分の運用に合うかで決めていい。
どちらが自分の運用に合うかで決めていい。
室谷公式ドキュメントのには設定のスコープ(scope)の説明もあります。プロジェクト設定はチームで共有するリポジトリに含めて全員に適用する、ユーザー設定は個人の好みで変える、という使い分けが基本ですね。
多言語プロジェクトでの使い方
室谷海外チームと一緒に開発している場合、英語と日本語が混在するプロジェクトになることがあります。こういう場合の設定をどうするかという話をしましょう。
テキトー教師コミュニティのメンバーさんから実際に相談を受けたことがあって。「チームのコードは全部英語でコメントも英語だけど、自分は日本語で指示を出したい」というケース。
室谷答えとしては「自分のグローバル設定を日本語にすればOK」ですね。Claudeへの指示は日本語で出して、コードのコメントや出力は英語でというのは自然に分けられます。
テキトー教師CLAUDE.mdにこう書けばより明確になります:
# Language Settings
- Respond to me in Japanese
- Write all code comments in English
- Write commit messages in English
- Write variable names and function names in English
室谷この設定が一番現場的だと思います。「日本語で対話、英語でコード」というのは実務で一番多いパターンですよね。
テキトー教師面白いのが、Claudeはこういう「2言語混在」の指示をちゃんと守ってくれます。「日本語で説明して、でもコードは英語で」というのがきちんと機能する。
室谷これ地味に大事な点で、AIが日本語で指示を受け取って英語のコードを吐き出すのは、Claudeが翻訳的な変換をしながら動いているわけですよね。そのクオリティが高いのが強みだと思います。
よくある質問と設定のトラブルシューティング
室谷language設定まわりで「設定したのに英語で返ってくる」という問題が起きることがあります。
テキトー教師これ、よくある原因が「settings.jsonの書き方のミス」ですね。JSONなのでカンマの付け忘れや
{}の対応ミスでサイレントに設定が読み込まれないことがある。// NG: カンマ忘れ
{
"language": "japanese"
"model": "claude-sonnet-4-6"
}
// OK: カンマあり
{
"language": "japanese",
"model": "claude-sonnet-4-6"
}
室谷もう一つのよくある問題が「新しいセッションを開始しないと設定が反映されない」ということ。既存のセッションを再起動しないと変わらないことがある・・・
テキトー教師あとは「どのsettings.jsonを編集したか」の混乱ですね。グローバルの
~/.claude/settings.jsonを編集したつもりがプロジェクトの.claude/settings.jsonを編集していた、またはその逆。
室谷設定の優先順位は「プロジェクト設定 > ユーザー設定 > デフォルト」なので、プロジェクト設定で別の言語が指定されているとグローバル設定が上書きされます。
現在の設定を確認するには:
# グローバル設定を確認
cat ~/.claude/settings.json
# プロジェクト設定を確認
cat .claude/settings.json
テキトー教師/configコマンドを使うと現在どんな設定になっているかインタラクティブに確認できるので、トラブルシューティングのときはこれを使うのが一番早いです。まとめ
室谷今回は「Claude Codeの言語」について、応答言語の設定とプログラミング言語サポートの両面から解説しました。
テキトー教師応答言語については、settings.jsonの
language設定かCLAUDE.mdへの記述で日本語化できます。グローバル設定かプロジェクト設定かを状況に応じて使い分けるのが実践的です。
室谷プログラミング言語については、基本的に何でも使えますが、JavaScript/TypeScriptとPythonが特に精度が高い。VS Code拡張機能版でLSP連携を使うと、型情報を活用したより正確なコード生成ができます。
テキトー教師日本語で指示しながら英語のコードを書かせる「2言語混在」の使い方も、CLAUDE.mdに明記すればきちんと機能します。これ、実務でそのまま使えるパターンだと思います。
室谷.AI(ドットエーアイ)のコミュニティでも「英語で返ってきた」という初歩的な混乱から「どの言語が一番得意なの?」という深い質問まで色々出てきます。今回の内容を参考に、自分の環境に合った設定を試してみてください。
