Claude CodeとAnthropicの関係、ちゃんと理解してますか?
室谷今回はClaude CodeとAnthropicについて、改めてちゃんと整理しましょうか。.AI(ドットエーアイ)コミュニティでもよく「Claude Codeって結局何者なの?」って聞かれるんですよね・・・
テキトー教師講座でも初回に必ず出てくる質問です。「Anthropicって何ですか?」「ClaudeとClaude Codeは違うんですか?」の2つが鉄板ですね。
室谷そうなんですよね。AIツールを使い始めた人が一番最初に混乱するポイントがここだと思います。
ClaudeはAnthropicが作ったAIモデルで、Claude CodeはそのClaudeを使ったコーディングエージェント。同じようで全然違う話なので、まずそこから整理していきましょう。
ClaudeはAnthropicが作ったAIモデルで、Claude CodeはそのClaudeを使ったコーディングエージェント。同じようで全然違う話なので、まずそこから整理していきましょう。
テキトー教師Anthropicがどういう会社かを知っておくと、Claude Codeの「設計思想」もすごく理解しやすくなるんですよね。なぜこのツールがこういう作りになってるのか、背景にある考え方が見えてくる。
室谷まさにそれで。海外の開発者コミュニティ見ると、「Anthropicの技術的な方向性を理解してる人ほどClaude Codeを使いこなせてる」っていう傾向があるんですよ。
ただ使うだけじゃなくて、作った会社の思想を知る。MYUUUでもそういう見方をして使ってます。
ただ使うだけじゃなくて、作った会社の思想を知る。MYUUUでもそういう見方をして使ってます。
Anthropicとは何か:Claude Codeを作った会社の正体
テキトー教師まず基本から確認しましょう。Anthropicはアメリカのサンフランシスコに拠点を置くAI安全性研究会社です。
2021年にDario AmodeiとDaniela Amodeiの兄妹を中心に、元OpenAIのチームが立ち上げました。
2021年にDario AmodeiとDaniela Amodeiの兄妹を中心に、元OpenAIのチームが立ち上げました。
室谷「元OpenAI」っていうのがポイントで・・・OpenAIでGPT-3の開発を主導していたメンバーが「AIをもっと安全に開発しなきゃいけない」という信念で出てきたんですよね。だからAnthropicの根っこには「AI安全性(AI Safety)」という思想がある。
テキトー教師その思想がプロダクトにもダイレクトに反映されているのがおもしろいんですよ。Claudeの「Constitutional AI(憲法的AI)」というアプローチとか、Claude Codeの権限管理の設計とか。
「なぜここに承認が必要なの?」という部分の答えが、Anthropicの思想を知ると腑に落ちます。
「なぜここに承認が必要なの?」という部分の答えが、Anthropicの思想を知ると腑に落ちます。
室谷評価額的には$380B(約57兆円)規模になってますね。GoogleやAmazonからも大規模な投資を受けていて、今や世界でトップ3に入るAI企業です。
OpenAI、Google DeepMind、Anthropicという位置づけ。
OpenAI、Google DeepMind、Anthropicという位置づけ。
テキトー教師でも規模感より、Anthropicが「何を大事にしているか」の方が使い手として把握しておきたいところですよね。ざっくり言うと3つの軸です。
- AI安全性の研究:AIが人間の価値観に沿って動くことへの研究投資
- 高性能なモデル開発:Claudeファミリー(Opus、Sonnet、Haiku)の継続的な進化
- 実用的なAIツールの提供:Claude Code、Claude Coworkなど開発・業務ツールへの展開
室谷3番目が「実用ツール」なんですよね。研究会社でありながら、実際に使えるプロダクトをちゃんと出してきている。
その最たるものがClaude Codeです。
その最たるものがClaude Codeです。
Claude Codeとは:Anthropicが定義する「アジェンティックコーディングツール」

室谷公式定義を確認すると、Anthropicは「Claude Code is an agentic coding tool」と説明しています。日本語にすると「自律的なコーディングツール」。
ここにある「agentic(エージェンティック)」という言葉がカギです。
ここにある「agentic(エージェンティック)」という言葉がカギです。
テキトー教師ここ、受講生さんに説明するとき一番時間をかけるポイントです。「エージェンティック」というのは、単に指示に答えるだけじゃなくて、自分でコードを読んで、ファイルを編集して、コマンドを実行して、複数ファイルにまたがって作業を進める、という「自律性」を持っているということ。
室谷従来のコード補完ツール(GitHub Copilotとか)との違いがここです。Copilotが「次の1行を提案する」ツールだとすると、Claude Codeは「プロジェクト全体を理解して、機能を丸ごと実装する」ツール。
スコープが全然違う。
スコープが全然違う。
テキトー教師公式ドキュメントには「コードベース全体を読んで、ファイルを編集し、コマンドを実行し、開発ツールと連携する」と書いてあります。ターミナル、IDE、デスクトップアプリ、ブラウザから使えるという複数の環境対応も特徴的ですよね。
室谷MYUUUで実際に使ってみて感じるのは、「前後の文脈を把握した上で作業する」という点が特に大きいんですよ。「このファイルを直して」じゃなくて「このプロジェクトのこの機能を実現して」という指示が通る。
そこがCursorとかとも違う使い心地です。
そこがCursorとかとも違う使い心地です。
テキトー教師「どの環境から使えるか」も整理しておきましょう。Anthropicは現在6つの環境を提供しています。
| 環境 | 説明 |
|---|---|
| ターミナル(CLI) | claudeコマンドで直接操作。最も高機能 |
| VS Code拡張機能 | インラインdiff、@メンション、プランレビュー |
| JetBrains(IntelliJ、PyCharm等) | JetBrainsマーケットプレイスからインストール |
| デスクトップアプリ | 複数セッション並列、スケジュールタスク |
| Web(claude.ai/code) | ブラウザから使える。ローカル環境不要 |
| GitHub Actions / GitLab CI | CI/CDパイプラインに組み込み |
室谷全部「同じClaude Codeエンジン」で動いてるのがおもしろいところで。CLAUDE.mdファイルや設定、MCPサーバーが全環境で共有されるんですよ。
ターミナルで設定したことがデスクトップアプリにも反映される。
ターミナルで設定したことがデスクトップアプリにも反映される。
テキトー教師「どこから使ってもつながってる」という設計は、モバイルでタスクを開始してデスクトップで続きをやる、みたいなワークフローを可能にするためですよね。実際、Claude CodeのRemote Control機能を使うと、スマホからCLIセッションを操作できます。
Claude CodeのnpmインストールとAnthropicのAPIキー設定
室谷次にインストールと環境設定の話をしましょう。ここも「Claude CodeとAnthropicの関係」が具体的に見えるポイントです。
テキトー教師以前はnpmでインストールするのが主流でしたが、2026年時点での公式推奨はNative Installですね。
室谷そうなんですよ。
npmパッケージ経由の場合は依存関係の問題が起きやすかったり、アップデートが自動にならなかったりするので。
npm install -g @anthropic-ai/claude-codeという方法が以前は使われていたんですが、今はAnthropicが「Native Installを推奨」と明示しています。npmパッケージ経由の場合は依存関係の問題が起きやすかったり、アップデートが自動にならなかったりするので。
テキトー教師インストールコマンドは環境ごとに違います。まとめるとこうです。
# macOS / Linux / WSL(ネイティブ:推奨)
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
# Windows PowerShell(ネイティブ:推奨)
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
# Homebrew(macOS)
brew install --cask claude-code
# WinGet(Windows)
winget install Anthropic.ClaudeCode
室谷ネイティブインストールのメリットはバックグラウンドで自動更新してくれること。Homebrew経由だと
brew upgrade claude-codeを手動で実行しないと更新されないので、地味に面倒なんですよね。
テキトー教師インストール後の設定でよく聞かれるのが
ANTHROPIC_API_KEYの話です。Claude Codeを使うには2つのルートがあって、「Claudeサブスクリプション(Pro/Max)でログインする方法」と「AnthropicのAPIキーを直接設定する方法」があります。
室谷個人開発なら前者(サブスクリプション)が圧倒的にシンプルです。
それだけで使い始められる。
claudeコマンドを最初に起動するとブラウザが開いて、claude.aiのアカウントでログインするよう促される。それだけで使い始められる。
テキトー教師APIキーが必要になるのは主にCI/CDや自動化ワークフローを組むときですね。GitHub ActionsにClaude Codeを組み込む場合は、リポジトリのシークレットに
ANTHROPIC_API_KEYを設定して、それをClaude Codeに渡す形になります。
室谷APIキーはAnthropicのConsole()から発行できます。Console画面の「API Keys」から新しいキーを発行して、環境変数に設定するだけです。
# 環境変数として設定する場合
export ANTHROPIC_API_KEY="sk-ant-..."
# または .env ファイルに書く場合
ANTHROPIC_API_KEY=sk-ant-...
テキトー教師ANTHROPIC_BASE_URLという変数も話題になることがあります。これはAnthropicのAPIエンドポイントをデフォルトから変更するときに使うものです。企業のプロキシ経由でアクセスする場合や、Amazon BedrockやGoogle Cloud Vertex AI経由でClaude Codeを使う場合に設定します。
室谷Bedrock経由・Vertex AI経由というのは、エンタープライズ向けのデプロイメントですよね。Anthropic直接ではなく、AWSやGCPのインフラを経由することで、データガバナンスの要件を満たしながらClaude Codeを使える。
MYUUUのB2B向けの提案でもここは結構重要なポイントです。
MYUUUのB2B向けの提案でもここは結構重要なポイントです。
Anthropicの料金プラン:Claude Code込みのコスパはどれか

テキトー教師料金プランの話に移りましょう。「Claude Codeを使うのにいくらかかるか」は一番よく聞かれる質問です。
室谷現時点(2026年)での料金体系を確認すると、Claude CodeはProプラン以上に含まれています。Freeプランには含まれていない。
テキトー教師整理するとこうなります。
| プラン | 月額 | Claude Code | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 含まない | Claudeのチャット機能のみ |
| Pro | $17/月(年払い)/ $20/月(月払い) | 含む | 個人利用向け、使用量に上限あり |
| Max 5x | $100/月〜 | 含む | Proの5倍の使用量 |
| Max 20x | $200/月〜 | 含む | Proの20倍の使用量 |
| Team(Standard) | $20/シート(年払い)/ $25/月払い | 含む | 5人以上のチーム向け |
| Team(Premium) | $100/シート(年払い) | 含む | Standardの5倍の使用量 |
室谷個人でがっつり使うならProかMax 5xですね。MYUUUのエンジニアはほぼMax 5xで回してます。
1日普通に使ってるとProの制限に当たることがある。
1日普通に使ってるとProの制限に当たることがある。
テキトー教師受講生さんから「どれから始めればいいですか?」と聞かれたら、まずProをおすすめしてます。2〜3週間使ってみて、制限に頻繁に当たるようならMaxに切り替えるという判断で十分です。
いきなりMaxにして使いこなせない人も結構いますから。
いきなりMaxにして使いこなせない人も結構いますから。
室谷時給換算の話をするとわかりやすいんですよね。Proの$17(約2,600円/月)って、エンジニアが月に1時間コーディング時間を節約できれば余裕でペイする。
MYUUUの体感では1日1〜2時間は楽に削減できてるので、全然コスパに合ってます。
MYUUUの体感では1日1〜2時間は楽に削減できてるので、全然コスパに合ってます。
テキトー教師APIで使う場合は別料金です。
Anthropic Consoleから確認すると現時点でこうなっています。
claude code anthropic apiで調べると出てきますが、使用するモデルによって従量課金になります。Anthropic Consoleから確認すると現時点でこうなっています。
| モデル | 入力 | 出力 |
|---|---|---|
| Claude Opus 4.6 | $5 / MTok | $25 / MTok |
| Claude Sonnet 4.6 | $3 / MTok | $15 / MTok |
| Claude Haiku 4.5 | $1 / MTok | $5 / MTok |
室谷個人開発やプロトタイプなら定額のサブスクリプション、CI/CDや社内ツールへの組み込みはAPI料金で計算する、という使い分けが基本ですね。チームで使うならTeamプランの方がAdmin機能やSSO(シングルサインオン)が付いてくるのでよりいいです。
Claude Codeのエージェントループ:Anthropicが設計した「考えて動く」仕組み

室谷ここからはもう少し技術的な話をしましょうか。「なぜClaude Codeがここまで使えるのか」を理解するには、Anthropicが設計した「エージェントループ」という仕組みを知っておく必要がある。
テキトー教師これ、受講生さんに説明するのが一番難しいポイントなんですよ。でも一回わかると「あ、だからこういう動きをするんだ」ってすごく納得できる。
室谷公式ドキュメントで「The agentic loop(エージェントループ)」と呼んでいる動作の仕組みがあります。Claude Codeがタスクを受け取ったとき、3つのフェーズを繰り返して進めていく。
3フェーズのエージェントループ
テキトー教師3つのフェーズは「コンテキスト収集 → アクション実行 → 結果検証」です。でもこれが単純な線形ではなくて、絡み合いながら進む。
室谷たとえば「failing testを直して」という指示を出したとします。Claude Codeが実際にやることを追うと・・・
- テストスイートを実行して何が失敗してるか確認
- エラー出力を読む
- 関連ファイルを検索する
- ファイルの中身を読んでコードを理解する
- ファイルを編集して問題を修正する
- もう一度テストを実行して検証する
テキトー教師この「ツールを使って情報を集めながら動く」というのが「エージェンティック」ということなんですよ。各ツールの実行結果が次のステップの判断に使われる。
ただ答えを出すんじゃなくて、実際に動きながら進める。
ただ答えを出すんじゃなくて、実際に動きながら進める。
室谷もう一つ重要なのが、このループはいつでも人間が介入できるということです。Escキーを押せば処理を止められるし、「ちょっと待って、方向が違う」と言えばClaude Codeが修正してくれる。
完全に任せるのではなく、「自律的だけど人間がコントロールできる」設計。これがAnthropicの安全性思想の反映ですね。
完全に任せるのではなく、「自律的だけど人間がコントロールできる」設計。これがAnthropicの安全性思想の反映ですね。
Claude Codeが使えるツールの全体像
テキトー教師エージェントループを支えているのが「ツール」です。Anthropicはビルトインツールを5カテゴリに分けています。
| カテゴリ | できること |
|---|---|
| ファイル操作 | ファイルを読む・編集・作成・リネーム |
| 検索 | ファイル検索・正規表現でのコンテンツ検索 |
| 実行 | シェルコマンド・テスト・Gitの実行 |
| Web | Web検索・ドキュメント取得・エラーメッセージ調査 |
| コードインテリジェンス | 型エラー確認・定義ジャンプ・参照検索(プラグイン必要) |
室谷この表を見ると「Claude Codeってほぼ何でもできるじゃないか」ってなるんですよね。ファイルを読んで編集して、コマンドを実行して、Webも調べられる。
エンジニアが手を動かしてやること全部に対応してる。
エンジニアが手を動かしてやること全部に対応してる。
テキトー教師さらにMCPサーバーを設定すれば外部サービスとの連携も追加できます。Jira、Google Drive、Slack、カスタムAPIなど。
ビルトインツールが「できること」の基盤で、MCPが「そこに何を追加するか」のレイヤーですね。
ビルトインツールが「できること」の基盤で、MCPが「そこに何を追加するか」のレイヤーですね。
Claude Codeの権限管理:Anthropicが「安全な自律性」を実現する方法
テキトー教師「自律的に動く」と言うと「暴走しない?」って心配する人がいます。ここがAnthropicの設計で一番考えられているポイントです。
室谷Claude Codeには「パーミッションモード」という概念があって、どのレベルの操作を自動実行するかを制御できます。
テキトー教師Shift+Tabでモードを切り替えられます。4つのモードがあります。
- Defaultモード:ファイル編集とシェルコマンドの前に必ず確認が入る
- Auto-accept editsモード:ファイル編集は自動承認、コマンドは確認あり
- Planモード:読み取り専用ツールのみ使用し、実行計画だけ立てる
- Autoモード:全操作を自動実行(バックグラウンドの安全性チェックあり)
室谷MYUUUでは基本的にDefault〜Auto-accept editsの間で使い分けてます。慣れてきたプロジェクトではAuto-accept editsにして、新しいコードベースを触るときはDefaultに戻す。
テキトー教師Planモードが実は使いやすいんですよ。「まず計画だけ見せて」と言えるので、「これでよさそう?」というレビューができてから実行できる。
受講生さんに最初はPlanモードから入ることをすすめています。
受講生さんに最初はPlanモードから入ることをすすめています。
室谷チェックポイント機能も重要で。Claude Codeはファイルを編集する前に必ずスナップショットを保存します。
何かおかしいことが起きたとき、Escを2回押すか「undo」と言えば直前の状態に戻せる。これはGitとは別の、Claude Code独自の安全機構です。
何かおかしいことが起きたとき、Escを2回押すか「undo」と言えば直前の状態に戻せる。これはGitとは別の、Claude Code独自の安全機構です。
テキトー教師セキュリティの観点で面白いのが、Anthropicのセキュリティエンジニアリングチームが「MCPサーバーを使うのとCLIを使うのでは、MCPサーバー経由の方がセキュリティが高い」と言っていること。CLIだと全データへのアクセス権を渡すことになるが、MCPサーバーなら「ここまでしか見せない」という制御ができる。
Claude CodeとAnthropicモデルの使い分け:Opus、Sonnet、Haikuの違い
室谷モデルの使い分けについても整理しておきましょう。Claude Codeの背後にあるのはAnthropicのClaudeモデルで、現在は3系統あります。
テキトー教師公式ドキュメントには「Sonnetがほとんどのコーディングタスクに適している、Opusは複雑なアーキテクチャの意思決定に強い推論力がある」と書いてあります。
室谷現時点のモデルを確認すると、Anthropicの最新ラインナップはこうなっています。
| モデル | 特性 | 主な用途 |
|---|---|---|
| Claude Opus 4.6 | 最も高い推論力、エージェント・コーディングに最強 | 複雑な設計判断、難しいバグ |
| Claude Sonnet 4.6 | 知性・コスト・速度のバランスが最適 | 日常的なコーディングタスク |
| Claude Haiku 4.5 | 最速、最もコスト効率が高い | シンプルな補完、素早い回答 |
テキトー教師Claude Codeのデフォルトモデルはどれを使っているんですか?
室谷セッション中に
「この作業はOpusで」「速度優先でHaikuで」という使い分けが可能です。
/modelコマンドで切り替えられます。デフォルトはSonnetが使われることが多いですが、--modelフラグでセッション開始時に指定もできます。「この作業はOpusで」「速度優先でHaikuで」という使い分けが可能です。
テキトー教師実際の感覚として、Opusはアーキテクチャを提案したり「このコードの問題は何か」という抽象的な質問に強いですよね。Sonnetは具体的な実装や修正が速くて精度も十分。
日常業務ならSonnetで十分だと感じています。
日常業務ならSonnetで十分だと感じています。
Anthropicのセキュリティ方針とClaude Codeのプライバシー
室谷「Claude Codeにコードを送ると情報漏洩しない?」という質問はMYUUUでもよく来ます。ここはAnthropicの公式方針を確認しておきましょう。
テキトー教師Anthropicのデータプライバシー方針を確認すると、ProやMaxのサブスクリプションでは「デフォルトでモデルのトレーニングにコンテンツを使用しない」という設定になっていますね。
室谷APIを使う場合は、デフォルトでモデルのトレーニングには使われません。Teamプランも「No model training on your content by default」と明記されています。
テキトー教師エンタープライズ向けにはさらに厳格な設定が可能で、HIPAA対応、カスタムデータ保持ポリシー、監査ログ、SCIM(ID管理)、IPホワイトリストなどが用意されています。医療や金融など規制産業での利用も想定した設計です。
室谷Bedrock経由やVertex AI経由でClaude Codeを使う選択肢があるのも、このエンタープライズニーズへの対応ですよね。AWSやGCPのインフラを使えば、データを自社のクラウド環境内に保つことができる。
テキトー教師「コードを外部に送るのが嫌」という企業向けには、こういった選択肢があるというのは覚えておくといいですね。完全にオンプレミスで動かすことはClaude Codeでは難しいですが、AWSやGCP経由であれば自社リージョン内で完結させることは可能です。
Claude Codeのスケジューリング機能:Anthropicのクラウドで動かすタスク
テキトー教師Claude Codeの機能でまだあまり知られていないのが「スケジュールタスク」ですね。これ、Anthropicのクラウドインフラ上で動くので自分のPCが落ちていても動き続けます。
室谷これ、かなりエグいんですよ・・・。毎朝のPRレビュー、夜間のCI失敗分析、週次の依存関係チェック、PRマージ後のドキュメント同期といった「定期的に繰り返す作業」を自動化できる。
テキトー教師3種類のスケジューリング方法があります。
- クラウドスケジュールタスク:Anthropicのインフラで実行。PCが起動していなくてもOK。WebやデスクトップアプリのGUI、またはCLIの
/scheduleコマンドで設定 - デスクトップスケジュールタスク:自分のマシンで実行。ローカルファイルやツールへのアクセスが必要な場合
- /loop:CLIセッション内で繰り返し実行。クイックなポーリングに使う
室谷Anthropicがこの機能を「Cloud scheduled tasks」として提供しているのが面白くて。マネージドインフラ上でClaude Codeが動くということは、24/7で自律的に作業するエージェントを作れる、ということです。
前述のKAIROSモードの方向性と合わせて考えると、Anthropicが目指している「常駐エージェント」への一歩がここにある。
前述のKAIROSモードの方向性と合わせて考えると、Anthropicが目指している「常駐エージェント」への一歩がここにある。
テキトー教師「GitHub ActionsにClaude Codeを組み込む」という話もよく出ますが、これはCI/CDへの統合ですね。PRレビューをClaude Codeに担当させる、Issue triageを自動化する、みたいなユースケースが公式ドキュメントにも紹介されています。
室谷AnthropicのSlack連携も実用的です。SlackのチャンネルでClaude Codeをメンションしてバグレポートを送ると、プルリクエストが返ってくる。
「エンジニアにSlackでバグ報告したらコードが上がってくる」というSFみたいな話が現実に動いてます。
「エンジニアにSlackでバグ報告したらコードが上がってくる」というSFみたいな話が現実に動いてます。
Anthropicのエコシステム:Claude CodeをさらにパワーアップするSDKとAPI
テキトー教師Anthropicが提供しているSDK類の整理もしておきましょう。Claude Codeを使うだけでなく、「Claude Codeをベースにカスタムエージェントを作る」というユースケースもあります。
室谷Agent SDKというのがあります。Anthropicが「fully custom workflowsを作りたい人向け」として提供しているもので、Claude Codeのツールと機能をベースに、自分でオーケストレーション、ツールアクセス、パーミッションを制御できる。
テキトー教師いくつかの言語向けにSDKが提供されています。「anthropic ai claude code sdk」で検索すると出てきますが、公式ドキュメントではPython SDK、TypeScript/JavaScript SDK、Java SDKが紹介されています。
# Python SDK
pip install anthropic
# TypeScript/JavaScript SDK(npm経由)
npm install @anthropic-ai/sdk
# 旧来のClaude Codeパッケージ(現在は非推奨)
# npm install -g @anthropic-ai/claude-code
室谷「anthropic ai claude code cli js」という検索もよく見るんですが、これはJavaScript/TypeScriptでCLIツールを作る際にAnthropicのSDKを使う、というユースケースを指してますよね。APIを直接叩くより、SDKを使った方が認証・リトライ・レート制限の処理が楽になる。
テキトー教師MYUUUでは社内ツールの開発でAnthropicのSDKを使っていますか?
室谷使ってますよ。Slackボットにかませたり、社内の承認ワークフローに組み込んだり。
Claude CodeのAgent SDKを使えば、Claude Codeのツールセット(ファイル操作、コマンド実行等)をそのまま流用しながら独自のエージェントを作れるので、イチから道具を揃えなくていいのが楽です。
Claude CodeのAgent SDKを使えば、Claude Codeのツールセット(ファイル操作、コマンド実行等)をそのまま流用しながら独自のエージェントを作れるので、イチから道具を揃えなくていいのが楽です。
Anthropicが社内で見つけたClaude Code活用の意外な知見
室谷Anthropicレポートの中で、「意外なチームがClaude Codeを活用してる」という点が面白くて・・・
テキトー教師法務チームが活用しているのは特に驚きました。法律文書の分析とか規制コンプライアンスのチェックとか、コーディングとは無縁に見える業務でClaude Codeを使っているんですよね。
室谷「Codeってついてるからコード書くためのツール」という先入観があるじゃないですか。でも実態は「コマンドラインから何でもできるエージェント」なんですよ。
ドキュメントを分析して、データを変換して、ファイルを整理して・・・というタスクはコーディング以外でも山ほどある。
ドキュメントを分析して、データを変換して、ファイルを整理して・・・というタスクはコーディング以外でも山ほどある。
テキトー教師プロダクトデザインチームがClaude Codeを使ってプロトタイプを素早く作ったり、データサイエンスチームが機械学習の概念をClaude Codeに説明してもらいながら実装したり。「エンジニアじゃなくても使える」という事例が10チームの中に複数ある。
室谷個人的に一番刺さったのが、「機械学習の背景がないメンバーが、1時間かかっていた調査を10〜20分に短縮できた」という話です。専門知識のキャッチアップにかかっている時間を、Claude Codeがどれだけ圧縮できるか。
これ、組織の生産性革命ですよね。
これ、組織の生産性革命ですよね。
テキトー教師教育者の立場から言うと、「教えることよりも、教えながら一緒に考えてくれる存在」というのがClaude Codeの本質だと思っています。「わからないことをClaude Codeに聞いて、回答を見ながら理解する」という学習の仕方が、特に非エンジニアには刺さる。
室谷Anthropicがこのレポートをまとめた意図も、「コード以外の使い方をもっと広めたい」というのがあると思うんですよね。評価額$380Bの会社のマーケティングを非エンジニア1人がClaude Codeでやってるという話は、「自分にも使えるかも」と思わせるのに十分なメッセージです。
最新アップデート:Claude CodeのchangelogとAnthropicの開発ロードマップ
テキトー教師Anthropicはchangelogをどれくらいの頻度で更新していますか?
室谷結構な頻度ですよ。「anthropic claude code changelog」で公式ドキュメントの更新履歴を確認できますが、週に1〜2回はアップデートが入っている印象です。
テキトー教師最近のアップデートで印象的だったものは?
室谷/initコマンドがインタビュー形式に進化したのは面白かったですよ・・・以前は「コードベースをスキャンしてCLAUDE.mdを自動生成」だったのが、「このプロジェクトは何?」「テストはどう走らせる?」って聞いてくる形式に変わった。CLAUDE.mdの中身が格段に精度高くなった。
テキトー教師Computer Use(コンピュータ操作)機能がClaude Codeに統合されたのも大きいですよね。ブラウザ操作、ファイル管理、開発ツールの実行まで含めて、スマホからDispatchでタスクを指示してデスクトップで自律実行できるようになった。
室谷Anthropicの開発ロードマップを公式に追うには、が一番確実です。あとはAnthropicのX(@AnthropicAI)やエンジニアのポストもチェックしておくといい。
テキトー教師「anthropic claude code 2.0」とか「anthropic claude code courses」という検索も増えているんですよね。バージョン体系としては内部的にはバージョン管理されていますが、メジャーバージョンとして「2.0」とか「3.0」のような形で外部公表はされていないですね。
室谷「courses」の話でいうと、Anthropic Academyに「Claude Code in Action」というコースがあります。公式が提供している学習コンテンツで、実践的な使い方を体系的に学べます。
Anthropicと他AIベンダーの比較:Claude Codeを選ぶ理由
テキトー教師受講生さんから「CursorとClaude Codeどっちがいいですか?」という質問を受けることが多いです。AnthropicのClaude Codeと、他社のツールをどう位置づけるかという話ですよね。
室谷これ、正直「どっちが上か」という比較じゃないと思っているんですよね。Cursorはエディタなので、IDE体験を優先するならCursor、CLI中心の開発フローならClaude Code、という使い分けが自然です。
テキトー教師でも「Anthropicが作ったClaude Codeを使う理由」はちゃんとあって。公式ドキュメントの質と量がダントツです。
同じClaude(Sonnet/Opus)を使いながら、Anthropicが直接提供するツールとサードパーティが提供するツールでは、サポートや最新機能へのアクセスが違う。
同じClaude(Sonnet/Opus)を使いながら、Anthropicが直接提供するツールとサードパーティが提供するツールでは、サポートや最新機能へのアクセスが違う。
室谷特に最新モデルへのアクセスが一番早いのはAnthropicのツールです。Claude Opus 4.6やSonnet 4.6がリリースされると、すぐClaude Codeで使えるようになる。
サードパーティのツールはAPI経由で後追いになることが多い。
サードパーティのツールはAPI経由で後追いになることが多い。
テキトー教師エンタープライズ向けの機能という面でも、SCIM、監査ログ、HIPAA対応、カスタムデータ保持などはAnthropicのエンタープライズプランで直接サポートされています。
室谷anthropic claude code cursorという検索がよく見られるのも、「Cursorと比較したい」「両方使えるか」という関心の表れですよね。Cursorの拡張機能としてClaude Codeを使う、という組み合わせも実際にありますし。VS Code拡張機能があるように、JetBrains拡張機能もある。それぞれのIDEと組み合わせて使えます。
APIと直接連携:Anthropic API for Claude Code
テキトー教師「anthropic api for claude code」という検索について整理しましょう。Claude CodeをAPIで使う場合のパターンは主に3つあります。
室谷1つ目が「直接AnthropicのAPIを使ってClaude Codeを呼び出す」パターン。サブスクリプションではなくAPI従量課金でClaude Codeのコードを実行させる方法です。
GitHub ActionsのCI/CDに組み込む場合などはこれになります。
GitHub ActionsのCI/CDに組み込む場合などはこれになります。
# GitHub Actions での ANTHROPIC_API_KEY 設定例
# .github/workflows/claude-review.yml
name: Claude Code Review
on: [pull_request]
jobs:
review:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v4
- name: Claude Code Review
env:
ANTHROPIC_API_KEY: ${{ secrets.ANTHROPIC_API_KEY }}
run: |
claude -p "Review the changes in this PR for security issues and code quality"
テキトー教師2つ目が「AnthropicのSDKを使ってClaude APIを呼び出す」パターン。Claude Codeそのものを使うのではなく、Claudeモデルを直接APIで呼び出してアプリケーションを作る方法です。
chatbotや文書処理ツールを作る場合ですね。
chatbotや文書処理ツールを作る場合ですね。
室谷3つ目が「Claude CodeのAgent SDKを使ってカスタムエージェントを作る」パターン。これが一番高度で、Claude Codeのツールセットをベースに独自のエージェントを構築できる。
自社専用のコーディングアシスタントを作りたい場合に使います。
自社専用のコーディングアシスタントを作りたい場合に使います。
テキトー教師「anthropic api key for claude code integration」という検索は主に1つ目のパターンを指しているんですよね。CI/CDや自動化に組み込むためにAPIキーが必要、という状況。
Anthropic ConsoleでClaude Codeの使用状況を管理する
室谷エンタープライズ利用で重要なのが、Anthropic Console()での管理機能です。ここでAPIの使用量の確認、APIキーの発行と管理、チームのアクセス管理などができます。
テキトー教師Teamプランのadmin機能はConsoleだけでなく、Claude.aiのadminコンソールからも管理できますよね。
室谷そうですね。「Usage analytics」「SSO設定」「メンバー管理」などはadminコンソールから操作できます。
組織全体のClaude Codeの使用量を把握して、コスト管理をするのに使います。
組織全体のClaude Codeの使用量を把握して、コスト管理をするのに使います。
テキトー教師EnterpriseプランではServer-managed settingsという仕組みがあって、ITチームがClaude Codeの設定をClaude.aiのadminコンソールから組織全員に一括配布できます。「全社員のClaude Codeで特定の設定を強制する」みたいなことが可能になる。
室谷MYUUUではまだそこまでエンタープライズ機能を使い切っていないですが・・・チームが大きくなってきたら「全員のCLAUDE.mdベースを統一したい」という需要は出てきますよね。
Anthropic × Claude Code:最初の一歩のチェックリスト
テキトー教師「今日からClaude Codeを使い始める」という方向けに、最初にやるべきことをまとめておきましょう。
室谷これ、.AI(ドットエーアイ)コミュニティでも毎週聞かれる質問なので、チェックリスト形式でまとめておきます。
テキトー教師必要なものは2つだけです。「Claudeのサブスクリプション(Proプラン以上)」と「インストールのためのターミナル」。
APIキーは最初は不要です。
APIキーは最初は不要です。
ステップ1:Claudeのプランを選ぶ
個人利用 → Pro($17/月、年払い)から始める。使用量が足りなくなったらMaxへ。
チーム利用 → Teamプラン($20/シート、年払い)。SSO、管理機能、中央請求が使える。
ステップ2:Claude Codeをインストールする
# macOS / Linux(推奨)
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
ステップ3:プロジェクトで初期化する
cd your-project
claude
# → ブラウザが開いてClaude.aiでのログインを促す
# → ログインが完了するとClaude Codeが使えるようになる
ステップ4:CLAUDE.mdを作る
/init
# → プロジェクトのCLAUDE.mdを自動生成(インタビュー形式で設定)
ステップ5:最初のタスクを試す
# コードレビューを依頼する例
claude "このプロジェクトのコードを見て、改善できるポイントを教えて"
# テストを書いてもらう例
claude "auth.tsのユニットテストを書いて実行して"
室谷この5ステップを踏めば、30分以内に実際のプロジェクトでClaude Codeを使い始められます。最初はDefaultモードで動かして、どんな操作が確認なしで通るかを体感してから、Auto-accept editsに切り替えていくとスムーズですよ。
テキトー教師CLAUDE.mdを最初に丁寧に作ることをおすすめしていますが、完璧を目指さなくていいんですよ。最初は「このプロジェクトで使ってる言語と主要ライブラリ」だけ書けば十分。
使いながら加えていけばいい。
使いながら加えていけばいい。
Anthropic自身がClaude Codeをどう使っているか
テキトー教師「作った会社がどう使ってるか」を知っておくのは、使い方の幅を広げるうえで参考になりますよね。Anthropicが「How Anthropic teams use Claude Code」というレポートを公開していて、社内10チームの事例が詳しく載っています。
室谷このレポート、読んだ人はわかると思うんですけど、「Anthropicの内部でも全員がエンジニアじゃない」というのが衝撃的で・・・グロースマーケティングの非エンジニアが1人でClaude Codeを使って広告運用を自動化してるんですよ。
テキトー教師教育者の立場から言うと、「エンジニアじゃなくても使える」という事例がアナウンスメントではなく社内実績として出てきたのが大きいですよね。Austin Lauという方が、Google Adsのパフォーマンスデータを分析してコピーを自動生成するワークフローを作った。
広告コピー作成が30分から30秒になったという話です。
広告コピー作成が30分から30秒になったという話です。
室谷Anthropicレポートから面白い事例をいくつか挙げると・・・データインフラチームが、ファイナンスチームの非エンジニアメンバーに「プレーンテキストで手順を書いたらClaude Codeが全部実行してくれる」ワークフローを教えたって話があります。「query this dashboard, get information, run these queries, produce Excel output」みたいな指示文を書くだけでOKという。
テキトー教師セキュリティエンジニアリングチームの事例も興味深いです。インフラ変更の承認に時間がかかっていた問題を、TerraformプランをClaude Codeに読み込ませて「これ何する?問題ある?」と聞かせることで解決した。
通常10〜15分かかっていたコードスキャンが5分になったと。
通常10〜15分かかっていたコードスキャンが5分になったと。
室谷もう1つ好きな事例が、新しいデータサイエンティストのオンボーディングです。チームに新メンバーが入ったとき、膨大なコードベースの理解に今までは先輩エンジニアのSlack回答を待っていたのを、Claude Codeに聞けば数秒で回答が返ってくるようになった。
「Slackの返信待ちから解放された」というのはMYUUUでも完全に同じ体験ですよね。
「Slackの返信待ちから解放された」というのはMYUUUでも完全に同じ体験ですよね。
テキトー教師Anthropicレポートの中でも特に印象的なTipsがあって、「Let Claude talk first(Claudeに先に話させる)」という方法論が紹介されています。特定のコードスニペットを求めるのではなく、「どう進める?」と聞いて、Claudeの考えを聞いてから作業させると、より網羅的な解決策が出てくるという話。
室谷それ、実際にやると全然違うんですよ。「この関数直して」より「このバグどう思う?」から始めた方が、関連する問題を一緒に発見してくれることが多い。
Anthropicの内部チームも同じことを言ってるのは心強いですよね。
Anthropicの内部チームも同じことを言ってるのは心強いですよね。
AnthropicのClaude Codeソースコード流出事件と見えてきた設計思想
室谷ここからは少しマニアックな話をしましょう。2026年初頭にClaude Codeのソースコードが意図せず公開された件です。
「セキュリティ的にやばい」って声が多かったんですが、本当に面白いのはコードの中身なんですよね・・・
「セキュリティ的にやばい」って声が多かったんですが、本当に面白いのはコードの中身なんですよね・・・
テキトー教師内容を整理すると、npmパッケージのソースマップ設定ミスで1,900ファイル・51万行以上のコードが一時的に公開された状態になりました。Anthropicは「リリースパッケージングの問題で人的エラー」と声明を出しています。
室谷問題はそこじゃなくて、公開されたコードの中に「KAIROSモード」という未リリース機能の設計が含まれていたことです。Claude Codeがバックグラウンドで24/7常駐するデーモンモードで、
「AIが眠っている間も処理を続ける」という設計思想が見えてきた。
/dreamコマンドというものがあった。「AIが眠っている間も処理を続ける」という設計思想が見えてきた。
テキトー教師これ、Anthropicが「常にオン」なAIコーディングエージェントを目指している方向性が示唆されていますよね。今のClaude Codeは「コマンドを打ったら動く」という対話型ですが、将来的には「バックグラウンドで自律的に動く」という方向に進化するかもしれない。
室谷Anthropicの設計思想として面白いのが「エージェントの自律性」と「人間の制御」のバランスをどこに置くか、という点です。今のClaude Codeの権限管理システム(危険な操作には確認を求める)も、この思想の反映ですよね。
完全な自律性ではなく、「人間が確認できる自律性」を目指してる。
完全な自律性ではなく、「人間が確認できる自律性」を目指してる。
テキトー教師このソースコード流出事件は、皮肉にも「Anthropicがどこを目指しているか」を外部の人間が理解するきっかけになりましたよね。セキュリティ的にはまずかったけど(笑)、ユーザーとしての理解は深まった。
Anthropicが公式に推奨するClaude Codeのベストプラクティス
室谷Anthropicは「Best practices for agentic coding」として公式ドキュメントをまとめています。ここには「どうすればClaude Codeをうまく使えるか」のノウハウが凝縮されています。
テキトー教師公式のベストプラクティスを見ると、大きく4つの柱があります。
CLAUDE.mdファイルで文脈を与える
テキトー教師第1の柱が「CLAUDE.mdファイルの活用」です。プロジェクトルートに
ここにコーディング規約、アーキテクチャの方針、優先するライブラリ、レビューチェックリストを書いておく。
CLAUDE.mdというMarkdownファイルを置くと、Claude Codeが毎回のセッション開始時に自動で読み込みます。ここにコーディング規約、アーキテクチャの方針、優先するライブラリ、レビューチェックリストを書いておく。
室谷MYUUUでも全プロジェクトにCLAUDE.mdを入れてます。最初に5分かけてCLAUDE.mdを書くだけで、その後の指示が格段に短くなる。
「このプロジェクトではTypeScriptを使う、テストはVitestで書く、関数名はcamelCase」みたいなことを毎回言わなくて済むようになる。
「このプロジェクトではTypeScriptを使う、テストはVitestで書く、関数名はcamelCase」みたいなことを毎回言わなくて済むようになる。
テキトー教師Anthropicの内部チームも「CLAUDE.mdをどれだけ詳しく書くか」でClaude Codeのパフォーマンスが大きく変わると言っています。「The better you document your workflows, tools, and expectations in Claude.md files, the better Claude Code performs」という一文がレポートにありますね。
自己検証ループを作る
室谷第2の柱が「自己検証ループ(self-sufficient loops)」です。Claude Codeがビルド、テスト、Lintを自動で実行して自分で結果を確認できる環境を作る。
テキトー教師これ、講座で実際にやってみると感動する人が多いんですよ。「テストを書いてから実装して」と指示すると、Claude Codeが自分でテストを実行して、失敗したら修正して、また実行して・・・を繰り返してくれる。
人間が介在しなくていい。
人間が介在しなくていい。
室谷Anthropicのプロダクト開発チームが言っているのが「Create self-sufficient loops(自立したループを作れ)」という表現です。Claude Codeが自分の作業を自分で検証できる環境が整っていると、人間が確認しなくても動き続けられる。
テキトー教師そのためには、ちゃんとしたテスト環境を先に整えることが重要ですね。テストがない状態でClaude Codeに任せると、動いてるように見えて実は壊れてる、というケースが出てくる。
タスクを非同期と同期で使い分ける
室谷第3の柱が「タスクの分類」です。どの作業をClaude Codeに任せきりにできるか、どの作業は自分でモニタリングしながらやる必要があるか、を見極める。
テキトー教師Anthropicのプロダクトチームがこれを「Develop task classification intuition(タスク分類の直感を育てる)」と表現してるのが印象的です。直感、なんですよね。
教えられるものじゃなくて、使い込んで身につく。
教えられるものじゃなくて、使い込んで身につく。
室谷経験則で言うと、「プロジェクトの周辺にある機能(プロトタイプ、テスト、ドキュメント)」は非同期で任せやすい。「コアのビジネスロジックに触る変更」は同期で監視しながら進めた方がいい。
この区別がはっきりしてきたら、Claude Codeの使い方が一段上がる感じがします。
この区別がはっきりしてきたら、Claude Codeの使い方が一段上がる感じがします。
MCPサーバーで外部ツールと連携する
テキトー教師第4の柱がMCP(Model Context Protocol)の活用です。AnthropicがオープンスタンダードとしてMCPを策定したことで、Claude Codeが外部ツールと連携できるようになりました。
室谷MCPを使うと、Jiraのチケット、Google Driveのドキュメント、SlackのメッセージなどをそのままClaude Codeのコンテキストとして与えられます。「このJiraチケットの要件でコード書いて」が文字通りできるようになる。
テキトー教師セキュリティ的な観点から、AnthropicのデータインフラチームはBigQuery CLIよりMCPサーバー経由を推奨しています。CLIだと全データへのアクセス権を与えることになるが、MCPサーバー経由だとアクセスをログ記録して制御できる、という理由です。
Anthropic公式のClaude Code関連コンテンツ・学習リソース
テキトー教師最後に学習リソースの話をしましょう。Anthropicが公式に提供しているClaude Code関連の情報源を整理しておきます。
室谷「anthropic academy claude code」で検索すると出てくるんですが、Anthropicはアカデミーというコンテンツも作っています。「Claude Code in Action」というコースもあって、実際の使い方を体系的に学べます。
テキトー教師公式ドキュメントはが一番充実しています。「Core concepts」「Common workflows」「Best practices」のセクションは特に読んでおく価値があります。
室谷Anthropicのブログ()もおすすめです。新機能のリリースノートやエンジニアリングの解説が出ます。
「Claude Code changelog」を定期的にチェックすると、新機能を見逃さずに済みます。
「Claude Code changelog」を定期的にチェックすると、新機能を見逃さずに済みます。
テキトー教師YouTubeにもAnthropicの公式動画があります。実際の操作をキャプチャした「Claude Code demo」系の動画は、テキストだけではわからない使い方のコツが掴めます。
受講生さんにもよく紹介しています。
受講生さんにもよく紹介しています。
室谷あとコミュニティとしては、というSubredditもあります。実際のユーザーの知見や困りごとが集まってる場所で、公式ドキュメントには載ってない実践的な情報が結構あります。
| リソース | URL | 特徴 |
|---|---|---|
| 公式ドキュメント | docs.anthropic.com | 最も詳細、インストールから応用まで |
| Anthropic公式ブログ | anthropic.com/blog | 新機能・研究の一次情報 |
| Anthropic Console | console.anthropic.com | APIキー発行・使用量確認 |
| Claude Code製品ページ | claude.ai/code | 料金・プラン・デモ |
| Anthropicの使い方レポート | How Anthropic teams use Claude Code | 社内活用事例PDF |
よくある質問
テキトー教師Q. Anthropic APIとClaude Codeのサブスクリプション、どちらを使うべきですか?
室谷A. 個人開発や日常業務ならサブスクリプション(Pro/Max)の方がシンプルです。月額固定なので料金の予測がしやすい。
APIが必要なのは、CI/CDへの組み込み、社内ツールとの連携、複数人でのAPI共有、といったケースです。
APIが必要なのは、CI/CDへの組み込み、社内ツールとの連携、複数人でのAPI共有、といったケースです。
テキトー教師Q. Claude CodeはAnthropicのAPIキーなしで使えますか?
室谷A. はい、Claudeのサブスクリプション(Pro以上)があれば、APIキーなしでブラウザのclaud.aiアカウントでログインして使えます。APIキーが必要になるのは、自動化や他のツールとの連携が必要な場合です。
テキトー教師Q. AnthropicのClaude Codeは日本語で使えますか?
テキトー教師A. 日本語で指示を出すこともできますし、日本語コードのコメントや変数名も理解してくれます。Anthropicは日本語対応の品質改善にも取り組んでいて、「commitしてください」「テストを追加して」のような日本語の指示が通ります。
室谷ただ、CLAUDE.mdは英語で書いた方が精度が高い印象があります。私の感覚では、複雑な要件ほど英語で書く方がClaude Codeの理解精度が上がる。
もちろん日本語でも問題なく使えますが。
もちろん日本語でも問題なく使えますが。
テキトー教師Q. Claude CodeのAnthropicソースコードはGitHubで公開されていますか?
室谷A. 現時点でClaude Code本体はオープンソースではありません。ただし、前述のnpmパッケージのソースマップミスで一時的にコードが公開される事態がありました。
Agent SDKなど一部のコンポーネントはGitHubに公開されているものもあります()。
Agent SDKなど一部のコンポーネントはGitHubに公開されているものもあります()。
まとめ:Anthropicを知るとClaude Codeが10倍使いやすくなる
室谷今回はAnthropicとClaude Codeの関係を中心に深掘りしてきました。Anthropicが「AI安全性」を核にした会社であること、Claude Codeがその思想を反映した「人間がコントロールできる自律エージェント」であること、この2点を把握しておくと、ツールの動きが腑に落ちるんですよね。
テキトー教師講座でAnthropicの背景を教えてから使い方を教えると、理解速度が全然違います。「なぜこの権限確認があるの?」「なぜMCPはこういう仕組みなの?」という疑問に対して、「Anthropicの設計思想がそこにある」という説明ができる。
室谷ベストプラクティスの4つ(CLAUDE.md、自己検証ループ、タスク分類、MCP活用)は、Anthropicが自社内で実践してることをそのまままとめたものです。作った会社の使い方を真似るのが一番の近道ですよ・・・w
テキトー教師料金面でも整理できましたね。個人利用はPro($17〜/月)から始めて、使用量を確認してからMax($100/月〜)に移行するという判断フローが現実的です。
チームで使うならTeamプランで管理機能も付いてくる。
チームで使うならTeamプランで管理機能も付いてくる。
室谷今後もAnthropicはClaude Codeの機能を拡充させていくはずなので、公式ドキュメントとchangelogは定期的にチェックしておくといいと思います。KAIROSモードみたいな「常駐エージェント」の方向性が本格化すると、使い方も大きく変わってくるので。
テキトー教師次回はもっと実践的な部分、CLAUDE.mdの具体的な書き方やMCPサーバーの設定について深掘りしていきましょう。
