Claude Codeが遅い・止まる、これってみんなが経験してること?
室谷今日はClaude Codeの「遅い問題」を話しましょう。これ、.AI(ドットエーアイ)コミュニティでも相当よく話題になるんですよね。
「急に応答が遅くなった」「止まって動かない」みたいな。
「急に応答が遅くなった」「止まって動かない」みたいな。
テキトー教師講座でも必ず一度は出ますよ。受講生さんが「昨日まで普通に使えてたのに今日は応答が遅い」って困った顔で言ってくるパターン、本当に多いです。
室谷あれ、初めて経験すると「自分の使い方が悪いのか」「PCが壊れたのか」って焦りますよね。でも実際は原因がかなりはっきりしてるんですよ。
テキトー教師そうなんですよね。遅くなるパターンがいくつかあって、それぞれ対処法も違うんです。
今日はその全部を整理していきましょう。
今日はその全部を整理していきましょう。
室谷まず前提として、Claude Codeが遅くなる原因って大きく3つに分類できますよね。「コンテキストウィンドウが膨らんでる」「サーバー側の問題」「環境(WSLやWindows)固有の問題」。
テキトー教師この3つを見極めるだけで、対処法がかなり絞れます。焦ってあれこれ試す前に、まずどのパターンか判断するのが先ですね。
Claude Codeが遅くなる3つの原因
原因①:コンテキストウィンドウの肥大化
室谷一番多いのがこれですよね。使い続けるうちにどんどん遅くなる、というパターン。
テキトー教師コンテキストウィンドウって要は「Claudeが今のセッションで覚えている全部の情報」なんですよ。あなたのプロンプト、Claudeの回答、読んだファイル、実行したコマンドの出力、全部そこに入ってる。
室谷で、これが膨らむにつれて処理が重くなる。Anthropicのドキュメントにも「コンテキストが埋まるにつれてパフォーマンスが低下する」って明記されてるんですよね。
「LLMはコンテキストが膨らむにつれて以前の指示を忘れやすくなる」とも書いてある。
「LLMはコンテキストが膨らむにつれて以前の指示を忘れやすくなる」とも書いてある。
テキトー教師受講生さんにわかりやすく説明するときは「Claudeの作業机に書類が積み上がっていくイメージ」って言ってます。最初は空っぽで動きが軽いけど、使い続けると机が書類だらけになって探すのが大変になる。
室谷MYUUUのエンジニアでも、大きなリファクタリング作業で数時間使い続けると確実に遅くなるんですよね。途中で「あれ、さっき話したこと覚えてる?」ってなる。
テキトー教師そのまま使い続けると最終的に応答が遅くなるだけじゃなく、Claude Code 止まるという状態にもなりますね。完全にフリーズして何分待っても動かないやつ。
室谷あれ、GitHubのissueにも大量に上がってますよ・・・「5〜20分フリーズする」みたいなの。コンテキストが限界に近づいたときに起きやすいパターンです。
原因②:サーバー側の一時的な問題
テキトー教師2つ目はAnthropicのサーバー側の問題です。これは自分では対処できない。
室谷でも見極めが大事なんですよね。コンテキストが原因なのかサーバーなのかがわかれば、無駄に待ち続けなくて済む。
テキトー教師確認方法は2つ。まず でサービスステータスを確認する。
あとはXで「claude code 遅い」「claude code slow」で検索してみる。同じ時間帯に大量の投稿があれば、ほぼサーバー側の問題です。
あとはXで「claude code 遅い」「claude code slow」で検索してみる。同じ時間帯に大量の投稿があれば、ほぼサーバー側の問題です。
室谷コミュニティやXでみんなが同時に「遅い!」って言い始めると、もうそれはサーバーだから待つしかないですよね(笑)。
原因③:WSL・Windows環境固有の問題
テキトー教師3つ目が環境固有の問題で、特にWindowsでWSL(Windows Subsystem for Linux)を使ってる人に多い。
室谷これはWSL2のファイルシステムのアーキテクチャ的な問題なんですよね。WindowsのファイルをWSLから操作すると、ファイルシステムが
/mnt/c/を経由することになって速度が落ちる。
テキトー教師Anthropicの公式ドキュメントにも「WSLでのディスクリードのパフォーマンスペナルティ」について記載があって、プロジェクトが
/mnt/c/(Windowsファイルシステム)ではなく/home/(Linuxファイルシステム)にあると速度が全然違います。
室谷あと、WSLのネットワーク設定の問題でAnthropicのAPIへの接続が不安定になることもある。claude code wsl 遅いで検索してもよく出てくるパターンですね。
対処法①:コンテキストをリセットして速度を回復させる

室谷原因がわかったら対処法です。一番多い「コンテキスト肥大化」の対処から始めましょう。
テキトー教師一番手っ取り早いのが
/compactコマンドですね。これを実行するとClaude Codeが会話履歴を構造化されたサマリーに圧縮して、コンテキストを大幅に削減します。
室谷/compactは本当によく使います。長い作業の途中でパフォーマンスが落ちてきたと感じたら、その都度打つのが習慣になってますね。
テキトー教師あと
最適化の提案まで表示されるのが親切ですね。
/contextコマンドでその時点のコンテキスト使用量をカテゴリ別に確認できます。「今どれくらい重くなってるか」が数字でわかる。最適化の提案まで表示されるのが親切ですね。
室谷もう一つのアプローチが、Claude Codeを完全に再起動してセッションをリセットすること。
/compactよりも徹底的にリセットできますね。
テキトー教師タスク単位でセッションを区切る習慣も大事ですよね。「この機能の実装が終わったら一回セッションを閉じる」みたいな。
講座でも「セッション管理はリソース管理」って教えてます。
講座でも「セッション管理はリソース管理」って教えてます。
コンテキスト管理の対処法をまとめるとこうなります。
| 対処法 | コマンド/操作 | 効果 |
|---|---|---|
| コンテキスト圧縮 | /compact | 会話履歴をサマリーに圧縮、コンテキスト削減 |
| コンテキスト確認 | /context | カテゴリ別の使用量と最適化提案を表示 |
| セッション再起動 | ターミナルを閉じて再起動 | 完全リセット |
| 新しいセッション開始 | claude で新規起動 | タスク単位で区切り直す |
テキトー教師/compactは作業中にさっと打てるのがいい。再起動より手間がかからないので、違和感を感じたらまずこれですね。
室谷Anthropicのベストプラクティスにも「コンテキストを積極的に管理する」って明記されていて、「コンテキストウィンドウは最も重要なリソース」とも書いてあります。そのくらい重要なんですよね。
室谷がXで投稿した、コンテキスト管理の仕組みについての解説も参考になります。
テキトー教師この投稿、「3層の記憶圧縮パイプライン」の話がすごく参考になりますよね。MicroCompactが毎ターン実行されてることを知らずに使ってる人、多い気がします。
室谷そうなんですよ。Claude Codeは自動でも多少の圧縮はやってるんですが、それだけじゃ追いつかないほど膨らむこともある。
だから意識的に
だから意識的に
/compactするのが大事なんですよね。対処法②:~/.claude.jsonのクリーンアップ
室谷ちょっとマニアックな話になりますが、
~/.claude.jsonファイルの肥大化が原因の場合もあるんですよ。
テキトー教師これ、知らない人が多いですよね。プロジェクトごとのメタデータがそのファイルに蓄積されていくんです。
室谷海外のエンジニアがこれで「projectAのClaudeが半時間かかるタスクが5分で終わった」って報告してて・・・原因が
~/.claude.jsonに1MBのデータが溜まってたって。
テキトー教師対処法は、バックアップを作ってから問題のプロジェクトのデータを削除することですね。ただこれはJSONを直接編集するので、慎重にやる必要があります。
手順はこうなります。
- バックアップを作成する:
cp ~/.claude.json ~/.claude.json.backup - ファイルの中身を確認する(どのプロジェクトのデータがどれくらいあるか確認)
- 問題のプロジェクトのデータを削除する
- 変更後に動作確認する
室谷これは少しハードルが高いですよね。Claude Codeに「
~/.claude.jsonの○○プロジェクトのデータを削除して」って頼む方法もあります。
テキトー教師AIに頼むのが一番安全ですよね。自分でJSONを触るより、Claudeに正確に見てもらった方がミスが少ない。
実際に試してみる価値はあります。
実際に試してみる価値はあります。
対処法③:WSL環境での速度改善

室谷WSLで遅い場合の対処法も整理しておきましょう。これ、Windows使いにとっては結構重要な話。
テキトー教師まず一番効果が高いのが、プロジェクトをLinuxファイルシステムに移動することです。
/mnt/c/にあるプロジェクトを~/(Linuxのホームディレクトリ)に移すだけで速度が体感できるくらい変わります。
室谷あと、Anthropicのドキュメントに「ripgrepのシステム版をインストールしてUSE_BUILTIN_RIPGREP=0を設定する」という対処法も載ってます。検索とファイル探索の速度が改善されます。
インストール方法はこうです。
# Ubuntu/Debian (WSL2)
sudo apt install ripgrep
# その後、環境変数を設定
export USE_BUILTIN_RIPGREP=0
テキトー教師WSL2のネットワーク問題については、WindowsファイアウォールやWSL2のNATモードが影響していることがあります。これはAnthropicのドキュメントでも言及されてますね。
室谷根本的な解決策としては、ネイティブWindowsでClaude Codeを使う選択肢もありますよ。Claude Code Desktopアプリならコマンドラインなしで使えますし、WSLを介さないのでファイルシステムの問題がそもそも起きない。
テキトー教師用途によって使い分けるのが現実的ですよね。開発ツールとしてターミナルで使いたい場合はWSL2でLinuxファイルシステムへ移動、気軽に使いたい場合はDesktopアプリ、という感じ。
対処法④:起動・レスポンスが遅いときのチェックリスト
テキトー教師claude code 起動 遅いとclaude code レスポンス遅いは、少し状況が違うんですよね。
室谷起動が遅い場合は、MCPサーバーの接続待ちが原因のことが多いです。複数のMCPサーバーを設定してると、起動時に全部への接続を試みて時間がかかる。
テキトー教師あと、プロキシ環境とかVPN環境だと接続に余分な時間がかかることもありますね。
室谷症状別にまとめるとこういう感じです。
- 起動が遅い
- MCPサーバーの接続設定を確認(不要なMCPを無効化)
- ネットワーク接続を確認(プロキシ・VPN)
/doctorコマンドで診断する
- レスポンスが遅い(claude code 応答 遅い状態)
/contextでコンテキスト使用量を確認する- コンテキストが多い →
/compactを実行 - https://status.anthropic.com でサーバー状態を確認
- WSLを使用中 → プロジェクトをLinuxファイルシステム(
~/)へ移動
- 完全に止まる・フリーズする
Ctrl+Cでキャンセルを試みる- それでも動かなければターミナルを閉じて再起動
- セッション再開は
claude -r(resume)で可能
テキトー教師/doctorは知らない人も多いんですが、インストール状態やネットワーク接続をチェックしてくれる便利なコマンドです。
室谷Ctrl+Cでキャンセルできなくなったとき、慌てて強制終了するより少し待つのも手なんですよ。フリーズしてても5〜10分後に自然に動き出すことがある。GitHubのissueにも「Eventually it unfreezes itself」って書いてありましたし。
テキトー教師ただ20分以上動かない場合は諦めて再起動した方がいいですよね。時間がもったいないですし。
Claude Codeが遅くなるのを「防ぐ」習慣
室谷対処法を覚えるのも大事ですが、そもそも遅くならないための習慣も話しておきましょう。
テキトー教師一番大事なのが「タスクが変わったらセッションをリセットする」習慣ですね。「バグ修正→新機能追加→リファクタリング」みたいに続けてやると、全然関係ない情報がコンテキストに混在してパフォーマンスが落ちる。
室谷MYUUUでは「大きなタスクは1時間を目安にセッションをリセット」みたいなルールを作ってるんですよね。これだけでかなり安定しました。
テキトー教師あと、コマンドの出力が大量に返ってくるような操作は注意が必要です。
git logを全部出力させたり、大きなファイルを丸ごと読み込んだりすると、それだけでコンテキストが一気に消費される。
室谷だから「リファクタリング中にすべてのファイルを読んで」みたいな大雑把な指示より、「src/auth/login.tsを読んで」みたいに具体的に絞った指示の方が速度が安定しやすいんですよね。
テキトー教師サブエージェント機能を使うのも有効ですよね。メインのコンテキストを汚さずに調査や一部の作業を委任できるので。
Anthropicのドキュメントでも「調査にはサブエージェントを使う」って推奨してます。
Anthropicのドキュメントでも「調査にはサブエージェントを使う」って推奨してます。
室谷大規模なリファクタリングだと、メインセッションのコンテキストが膨らむ前にサブエージェントに分けて作業させるのが正解ですよね。
Claude Codeを遅くしないための習慣をまとめます。
- タスク単位でセッションを区切る(長くても1〜2時間を目安に)
- 大量の出力が出るコマンドは範囲を絞って実行する
- 調査・探索タスクはサブエージェントに委任する
- 定期的に
/contextでコンテキスト使用量を確認する - WSL使用時はプロジェクトを
~/配下(Linuxファイルシステム)に置く - 月に一度、
~/.claude.jsonのサイズを確認する
テキトー教師このリストを最初から実践してる人はほとんどいないんですよ。でも遅くなって困ってから知る、というのが現実ですよね。
室谷逆に言うと、これを知ってるだけで他の人より快適にClaude Codeを使い続けられます。コンテキスト管理って地味ですけど、これが一番の差になるんですよね。
まとめ:Claude Codeが遅いときの対処は「原因の見極め」から
テキトー教師今日の話を整理すると、Claude Codeが遅い・止まるときは「コンテキスト問題」「サーバー問題」「WSL/環境問題」の3つに分かれます。
室谷まずどれか判断して、コンテキストなら
/compact、サーバーならstatus.anthropic.com確認、WSLならLinuxファイルシステムへ移動、という流れですね。
テキトー教師何より重要なのが「遅くなる前に予防する」こと。セッション管理を習慣にするだけで、ストレスが全然違います。
室谷Claude Codeを使い込んでいくと、コンテキスト管理が一番のボトルネックになってくるんですよね。ここを意識するだけで生産性が全然変わります。
テキトー教師今回の内容を試してみて、それでも解決しない場合はAnthropicの公式トラブルシューティングページ(
よくある質問(FAQ)
Q. Claude Codeが突然フリーズした。どうすれば?
室谷まずは
20分以上動かない場合はターミナルを閉じて再起動が正解です。再起動後、
Ctrl+Cでキャンセルを試みてください。それでも動かなければ少し待ちます(5分以内なら回復することもある)。20分以上動かない場合はターミナルを閉じて再起動が正解です。再起動後、
claude -rでセッション一覧から前のセッションを再開できます。Q. WSLで使ってるけど、ネイティブWindowsより遅い気がする。対処法は?
テキトー教師プロジェクトのフォルダが
/mnt/c/にある場合は~/(Linuxのホームディレクトリ)に移動するだけで改善することが多いです。それでも遅い場合は、Claude Code Desktopアプリを使うとWSLを介さないので根本的に解消されます。Q. /compactを実行したら会話の文脈が消えそうで不安。大丈夫?
室谷/compactはサマリーを作って圧縮するので、完全に消えるわけじゃないんですよ。ただ詳細な文脈は失われます。重要な文脈は事前にメモしておくか、CLAUDE.mdに書いておくと安心です。
Q. Claude Codeの応答が遅い日と速い日でバラツキがある。
テキトー教師Anthropicのサーバー負荷の影響もあります。特に海外の昼間(日本時間の深夜〜早朝)は混んで遅くなりがちです。
あとはコンテキスト量の差も影響しますね。
あとはコンテキスト量の差も影響しますね。
